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ガラスの仮面50巻に載る？単行本で削られた雑誌掲載エピソード

更新：2024年8月29日(木)初版作成by イラレブック

この記事でわかること

・ガラスの仮面でボツになった展開はどれ？

・50巻で速水真澄はどうなる？

この記事を読めば「ガラスの仮面」でコミックス化の際に削られてしまった内容を知り、50巻の展開を予測することができます

ガラスの仮面50巻
単行本未収録エピソード
未収録エピソード1
未収録エピソード2
未収録エピソード3
未収録エピソード4
未収録エピソード5
未収録エピソード6
未収録エピソード7
未収録エピソード8
そして50巻へ…
ホームレス真澄
まとめ
作品基本情報
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ガラスの仮面50巻について2024年5月に新情報が出たが、その後進捗がない

「別冊花とゆめ」カラーページ — 「別冊花とゆめ」2008年9月号でガラスの仮面が移籍連載された際のカラーページ

新情報が出たのは024年5月2日（木）発売の雑誌「月刊MOE 2024年6月号」での美内すずえ先生のインタビュー記事だ。だが、インタビューでは「ラストまで描き切ります」とおっしゃってくださったものの、漫画自体の実体は未だ現れぬまま……。

そこで今回は「雑誌連載時には存在したけれど最新49巻までに掲載されていないエピソード」を一覧にしてみた。

ナスビさん

「月刊MOE」での新情報については下の記事を参照してちょうだい

【ガラスの仮面最新刊50巻の発売日2024】完結するの？

ガラスの仮面43巻～49巻までで、単行本からカットされた大きめのエピソードは全部で8つ

細かい描写が変わったところは山ほどあるが、大きめのエピソードがまるっと削られたり、完全に別エピソードに変更されたりした箇所もけっこうあるのだ。
それらの中には、もしかしたら次に出る50巻以降で復活するエピソードもあるかもしれない。

掲載誌	ひとこと
別冊花とゆめ2008年11月号	お粗末なライバルとして嘲笑されるマヤ
別冊花とゆめ2009年10月号	速水さんを相手に阿古夜を演じる
別冊花とゆめ2011年9月号	姫川母娘と小野寺＆赤目慶のディナータイム
別冊花とゆめ2011年11月号	紫織の治療に本格的に取り掛かる真澄
別冊花とゆめ2012年4月号	真澄との婚約破棄が惜しくなる紫織
別冊花とゆめ2012年4月号	真澄の恋路を破壊する宣言
別冊花とゆめ2012年7月号	マヤと麗の生活を心配するさやかたち
別冊花とゆめ2012年7月号	ホテルの部屋で大火事を起こす亜弓

なお、これはあくまでも私の手元に残っている雑誌分での情報なので、この12年超の間に紛失してしまった分があった場合、その部分の情報は漏れていることをご了承いただきたい。

「別冊花とゆめ2008年11月号」
お粗末なライバルとして嘲笑されるマヤ

紅天女の心を掴むため、公園の自然に触れて稽古を続けるマヤだったが、虫を避けようとして転んだ姿を週刊誌に撮られ「お粗末なライバル」として中傷する記事を載せられてしまった。
その記事を読んだやじ馬たちが公園に集まり、マヤを遠巻きに眺めて嘲笑うという悪行にはしったのだ。なお雑誌の名前は「週刊キャッチ」である。

「別冊花とゆめ2009年10月号」
速水さんを相手に阿古夜を演じる

「魂のかたわれ」についてを聞きに月影先生の元を訪れたマヤは、そこで偶然にも速水真澄に出会う。2人の間に漂う謎の緊張感を感じ取った月影先生は、速水を一真だと思って阿古夜を演じてみるようマヤに指示を出す。
しかし、速水に阿古夜のセリフを言ったら自分の気持ちがバレてしまう…！それを恐れたマヤは、泣きながら月影先生の家を飛び出すのだった。

「別冊花とゆめ2011年9月号」
姫川母娘と小野寺＆赤目慶のディナータイム

亜弓の視力が弱まっていることを打ち明けられた小野寺と赤目慶が、暗闇の中での芝居を見せられたあと、一緒にディナーへ行くシーンだ。単行本48巻からカットされたシーンである。
ディナーの席で、周りの誰にも亜弓の目のことを悟られない様子に小野寺は驚愕しつつも「この危険な賭けに乗るしかない…！」と決意する。

「別冊花とゆめ2011年11月号」
紫織の治療に本格的に取り掛かる真澄

単行本48巻で黒沼監督が桜小路くんが事故にあった日のことを尋ねるシーンがある。単行本ではこの時まだ紫織は病んでいないが、雑誌掲載時のストーリーでは既に紫織が精神を病んでから随分経っている設定だったのだ。
そしてこのタイミングで速水さんは紫織の荒治療に乗り出し、紫織は正気を取り戻すのである。

「別冊花とゆめ2012年4月号」
真澄との婚約破棄が惜しくなる紫織

単行本49巻でシアターXでの記者会見が行われた直後にあったシーンだ。
正気を取り戻した紫織が体力を取り戻すまで、鷹宮邸へ毎日通い続ける速水さん。既に鷹宮家には婚約破棄を承諾してもらっている。
だが紫織も紫織の祖父も「やはり真澄のことが惜しい！」という気持ちに諦めがつかず食い下がろうとする。

「別冊花とゆめ2012年4月号」
真澄の恋路を破壊する宣言

単行本49巻でついにマヤの気持ちを知った水城秘書！しかし「真澄と紫織の結婚＝鷹宮グループ乗っ取り」の野望を諦めきれない速水会長（真澄の義父）は、水城からの「もし真澄様に、他に心惹かれるお相手がいたらどうされますか」という問いに対して「ぶっ壊すまでだどんなことをしてもな…！」と答えるのだ。
雑誌掲載時の速水会長はコミックスよりさらに極悪に描かれている。単行本化での改変によって大分マイルドになり、義理の息子である真澄に対して愛情をにじませるようになった。

「別冊花とゆめ2012年7月号」
マヤと麗の生活を心配するさやかたち

紅天女の試演が間近に迫ったマヤは稽古場に泊まり込むことにした。久々に静かな夜を過ごせることを喜ぶ麗と、普段の麗の生活に同情する劇団つきかげの面々の1エピソード。
ここでは麗がスマホ、さやかがガラケーを使っている。ちなみに49巻まででは速水さんはスマホ、秘書の水城さんはガラケーだ。ちょうど過渡期くらいの時代設定なのかもしれない。

「別冊花とゆめ2012年7月号」
ホテルの部屋で大火事を起こす亜弓

単行本49巻で亜弓とハミルがシアターXの廃墟で出会い、亜弓が雨から気付きを得るシーンがあるが、その数日後にホテルをろうそくでいっぱいにした亜弓がホテルの部屋を大炎上させてしまう。
部屋の構造からしてかなりグレードの高いスイートルームだと思われるが、ほぼ全焼させてしまった。

きゅうりさん

速水さんが紫織さんの本格治療を開始するエピソードは復活しそうね

ナスビさん

うろ覚えだけど、速水さんがマヤとの約束を果たすために伊豆へ経つエピもあったような…

「ガラスの仮面50巻の一部を大公開！！」として別冊付録になっていた小冊子

2016年5月26日発売の「別冊花とゆめ」の付録「別冊☆別冊花とゆめ」の表紙と1コマ

【ガラスの仮面50巻】2022-2023徹底解析!の記事でも紹介したが、2016年5月26日発売の「別冊花とゆめ」の付録だった「別冊☆別冊花とゆめ」に、ガラスの仮面50巻の冒頭が18ページ分掲載されていた。
しかし最新の情報によれば、現在美内先生はデジタル作画を勉強中とのことなので、この18ページ分の原稿も全てボツになってデジタルで描き直されることになるかもしれない。
付録の冊子はもう8年以上過去のものなので、今からデジタルで作画をする場合、どうしても画調が変わってしまうと思われるからだ。完璧主義の先生がそんなギャップを単行本に許すとは思えない。

それを予期してか、この冊子には注意書きとして「※推敲中のため、実際のコミックス時には変わる可能性がございます。」と記載されている。たぶん変わるのだろう。

きゅうりさん

これは、十中八九変わるわね

ナスビさん

どう考えても変わるわね

速水真澄はホームレス状態だが、どうやらプリンスホテル東京に泊っている模様

コミックス49巻のラスト間際に自宅を飛び出し「速水真澄公式ツイッター」でも自らを「ホームレス」と呼んでいた速水さんは、「別冊☆別冊花とゆめ」に載っている内容によると、どうやらプリンスホテル東京のエグゼクティブスイートルームに泊っているようだ。
そんなお高めの部屋に連泊するのなら早くマンションを借りてしまった方が良い気もするが、掃除や食事の支度を自分でする暇がなさそうなのでホテルが良いのだろう。

ナスビさん

高級ホテル住まい、憧れるわよね。さすが速水さんだわ

ガラスの仮面のコミックス未掲載エピソードは少なくとも8つ以上ある

「別冊花とゆめ」2011年11月号掲載の「ガラスの仮面」で速水真澄が鷹宮紫織を外へ連れ出すシーン

ガラスの仮面のつづきが世に出なくなってはや8年以上……。闇へと消えた雑誌掲載時のみの幻エピソードも8つ以上……。
それらがいずれ日の目を見るのか、それともそのまま闇へ埋もれたままとなるかはもはや誰にも分からない。ファンはただただ50巻が発売されるのを待つばかりである。

紅天女の試演×2と、マヤと真澄の伊豆での逢瀬。それに紫織さんの立ち直りエピソード……。描かれるべき内容はまだまだ盛りだくさんで、50巻では到底終わりそうにないガラスの仮面。僅かな希望にすがりつつ、そっと待ちたい。

ナスビさん

ここまで待ってきたんだもの。生ある限りは待ち続けましょ

きゅうりさん

そうね。待つことだけができる道よね

漫画全巻あらすじリンク一覧

「ガラスの仮面」の基本情報まとめ

タイトル	ガラスの仮面
ジャンル	演劇大河ロマン
カテゴリー	少女漫画
原作	美内すずえ
出版社	白泉社
連載開始日	1975年12月5日（金）
初掲載媒体	花とゆめ1976年新年第1号
連載期間	休載中（最終掲載誌：別冊花とゆめ2016年7月号）
巻数	49巻 (2024年6月現在の最新刊)
公式サイト	ガラスの仮面
公式X（旧twitter）	ガラスの仮面公式X

【ガラスの仮面】最新刊のストーリーは？紅天女どうなってる！？

「ガラスの仮面」に関するイラレブックの記事

イラレブックは「イラレ」で作ったサイトです。

「イラレ」とはイラストレーターの略で、正式には「Adobe Illustrator」というアプリケーションソフトのことです。イラレの最大の特徴は、解像度を実質無限大にまで拡大できるベクターベースのグラフィックを柔軟に扱える点で、軽くて見やすいサイトを作るのにとても役立ちます。本サイトの画像やデザインは全て、このイラレで作っています。
著者：イラレブック/1977年生まれ、大阪府出身。2019年8月から自作のAdobe Illustrator製の画像で野菜から最新ゲームまで様々な情報の発信を開始。野菜や果物から映画やゲームまで、さまざまなトピックをカバーしています。

ガラスの仮面50巻について2024年5月に新情報が出たが、その後進捗がない

ガラスの仮面43巻～49巻までで、単行本からカットされた大きめのエピソードは全部で8つ

「別冊花とゆめ2008年11月号」お粗末なライバルとして嘲笑されるマヤ

「別冊花とゆめ2009年10月号」速水さんを相手に阿古夜を演じる

「別冊花とゆめ2011年9月号」姫川母娘と小野寺＆赤目慶のディナータイム

「別冊花とゆめ2011年11月号」紫織の治療に本格的に取り掛かる真澄

「別冊花とゆめ2012年4月号」真澄との婚約破棄が惜しくなる紫織

「別冊花とゆめ2012年4月号」真澄の恋路を破壊する宣言

「別冊花とゆめ2012年7月号」マヤと麗の生活を心配するさやかたち

「別冊花とゆめ2012年7月号」ホテルの部屋で大火事を起こす亜弓

「ガラスの仮面50巻の一部を大公開！！」として別冊付録になっていた小冊子

速水真澄はホームレス状態だが、どうやらプリンスホテル東京に泊っている模様

ガラスの仮面のコミックス未掲載エピソードは少なくとも8つ以上ある

漫画全巻あらすじリンク一覧

「ガラスの仮面」の基本情報まとめ

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「別冊花とゆめ2008年11月号」
お粗末なライバルとして嘲笑されるマヤ

「別冊花とゆめ2009年10月号」
速水さんを相手に阿古夜を演じる

「別冊花とゆめ2011年9月号」
姫川母娘と小野寺＆赤目慶のディナータイム

「別冊花とゆめ2011年11月号」
紫織の治療に本格的に取り掛かる真澄

「別冊花とゆめ2012年4月号」
真澄との婚約破棄が惜しくなる紫織

「別冊花とゆめ2012年4月号」
真澄の恋路を破壊する宣言

「別冊花とゆめ2012年7月号」
マヤと麗の生活を心配するさやかたち

「別冊花とゆめ2012年7月号」
ホテルの部屋で大火事を起こす亜弓