TVアニメ「葬送のフリーレン」第二期は2026年1月16日(金)の夜23時からスタートした。第一期がエピソード28までだったので、第二期はエピソード29話からだ。
今回は1月23日(金)に放送されたエピソード30「南の勇者」のネタバレなしのあらすじと原作漫画との違いを紹介していく。
EP29のあらすじはこちら
フリーレン一行は旅の途中で立ち寄った北側諸国のファーベル村で、勇者様の像を磨いてほしいという依頼を引き受けた。勇者の像ということは、いつもどおりヒンメルの像……かと思いきや、それは「南の勇者」の銅像だった。彼の存在を知らないシュタルクとフェルンに、フリーレンは人類最強である南の勇者の過去を語って聞かせるのだった。
メインで登場するのはたった1話でありながら、あまりにも強く凛々しい南の勇者が、登場と同時に莫大な人気を得るエピソードだ。
そして後半では、貴族の家宝を取り戻すため、剣の魔族と対峙するバトルシーンが描かれる。
原作漫画での南の勇者はフリーレンの背後から近付き、フリーレンの30cmほど後ろで話しかけていたのだが、アニメではフリーレンの斜め前から話しかけ、3mほどの距離を保って会話をしている。2人の距離が遠いのだ。
また、漫画にはなかった「へえ、それはすごいね(棒読み)」などのフリーレンの塩セリフが追加され、そっけなさが増している。
完全アニメオリジナルの描写として、フリーレンが南の勇者に「君は七崩賢を知っているね?」と問われ、フリーレンが「とある七崩賢」と対峙するカットが挿入されている。これは第二期後半での重大なフラグの1つになるため、記憶に留めておくと良いだろう。
本当に短い、さりげない挿入なので、覚えていない方は配信を見返してみていただきたい。
原作でもアニメでも、南の勇者はフリーレンに、ヒンメル宛ての伝言を頼むのだが、原作漫画ではこの伝言が遂行されたかどうかは明らかにされていない。しかし、アニメでは勇者パーティーの旅の途中でフリーレンがヒンメルに話しかけ、南の勇者の言葉を伝える描写が追加されている。
世界を救う2人の勇者が、確かにバトンの受け渡しを果たす、そんな感動の名シーンに仕上がっているので何度でも見返したい。
南の勇者の銅像があるファーベル村で、シュタルクが村の子供たちの南の勇者ごっこに付き合って、全知のシュラハト役を引き受けているシーンがあるが、これもアニメオリジナルだ。
剣の魔族と戦うエピソードでは、戦闘前にフリーレンと剣の魔族が会話をする際のセリフが増やされたり、戦闘中にシュタルクがフェルンを庇うシーンが足されたり、戦闘後にフリーレンが最後の答え合わせをしてくれる場面が作られたりと、より多くの人がが分かりやすいよう解説セリフや状況描写が大幅に付けたされている。
原作漫画では宝剣を取り戻したあとの描写はあっさりしているが、アニメでは「なぜ伯爵家は、魔族に襲われる危険を冒してまで宝剣を守り続けるのか」についての説明が長めに追加されている。
魔族の危険性や貴族としての義務についてが分かる、世界観の補足的エピソードだ。