太陽のタマゴとは
国産の超高級マンゴーとして最も有名なのは、宮崎県産の「太陽のタマゴ」です。最大サイズの5L玉は1玉約5,000円。初物で最も立派な太陽のタマゴには、なんと1玉20万円の値が付いたこともあります。
ハイクオリティなお中元としても大人気な、まさに高級ブランドといえるフルーツです。
ひ…1玉ごせんえん……
にんじんちゃん
みんなで割り勘すれば1玉くらいはゼイタクしてもいいかしら……
太陽のタマゴの品種
アーウィン種のアップルマンゴー
太陽のタマゴの品種はアーウィン種のアップルマンゴーです。赤くて楕円形をしたマンゴーで、日本の気候に合わせて改良されてきました。
- 原産地:アメリカ・フロリダ州
- 形状:卵型(楕円形)
- 皮の色:熟すと濃い赤色
- 果肉:濃厚な甘みと芳醇な香り
- 種子:比較的小さい
- 収穫時期:日本では主に4月〜8月
アーウィン種は日本のハウス栽培に適していることから、宮崎県を中心に広く栽培されています。強い甘みと濃厚な風味が特徴で、太陽のタマゴはその中でも厳選された最高品質のものだけが名乗れるブランドとなっています。
マンゴーのランク
厳格な査定基準
4月以降~夏の間に採れる宮崎県産マンゴーたちは、厳しい査定の元にランク分けされます。「太陽のタマゴ」の名を名乗って良いのは、上位2等級に選ばれたエリートマンゴーのみなのです。
マンゴーの等級
| 等級 | 説明 |
|---|---|
| ↓「太陽のタマゴ」を名乗れるマンゴー | |
| AA | 2L以上の大きさで、糖度15度以上。傷がなく、鮮やかな赤色で形の良いもの。 |
| A | 2L以上の大きさで、糖度15度以上。傷がないが、色の鮮やかさがAAよりやや劣るもの。 |
| ↓「完熟マンゴー」化粧箱に並べて入れられる | |
| A | L以上の大きさで糖度13度以上。傷がなく、実の2分の1以上が赤いもの。 |
| B | L以上の大きさで糖度13度以上。傷がなく、実の3分の1以上が赤いもの。 |
| C | L以上の大きさで糖度13度以上。傷がなく、表面の赤色面積が小さいもの。 |
| ↓「マンゴー」プラスチックパックなどで売られる | |
| それ以下 | 糖度が低かったり小さかったり、または表面に傷があるなどのワケありマンゴー。しかし小さいだけで充分に甘いものや、浅い傷しかなくて実には問題ないものも多い。 |
お中元やギフト向けマンゴー
お中元になったり、デパートで贈答品用に売られるのは、完熟マンゴーC品以上のマンゴーで、桐の箱や、ちょっといい硬い紙箱に入っています。
そしてスーパーマーケットで透明パックで売られるのは、限られたエリートマンゴーの下に連なるたくさんのマンゴーたち。彼らも出荷され、商品として並ぶ時点で、美味しいフルーツに変わりありません。
すごいピラミッドだわ……
にんじんちゃん
太陽のマンゴーはその頂点に君臨してるのね……
心ゆくまでたっぷり食べたい場合は、パック入りのお得なマンゴーを買うのも良さそうです。
マンゴーのサイズ(1玉当たり)
650g以上
510g~649g
450~509g
350g~449g
310g~349g
240g~309g
120g~239g
119g以下
マンゴーの加工品
ちなみに小さかったり傷アリのマンゴーたちは、生のフルーツとして売られる以外にも、果実リキュールやジュース、お菓子に加工されたりもします。マンゴーは無駄なく、それぞれの品質に合った形で消費者に届けられています。
- マンゴージュース・スムージー
- ドライマンゴー
- マンゴープリン・ゼリー
- マンゴーアイス・シャーベット
- マンゴーリキュール
- マンゴーチャツネ(インド料理の調味料)
- マンゴープリザーブド(砂糖漬け)
太陽のタマゴの価値
市場相場
太陽のタマゴは、その希少性と品質の高さから高額な価格がつけられています。特に初物や最上級品は特別な価値を持ちます。
| サイズ | 一般的な価格帯 (時期や販売場所により異なる) |
備考 |
|---|---|---|
| 5L | 5,000円~8,000円 | 最も大きいサイズ |
| 4L | 4,000円~6,000円 | 贈答用として人気 |
| 3L | 3,000円~5,000円 | ギフト向け標準サイズ |
| 2L | 2,500円~4,000円 | 太陽のタマゴの最小サイズ |
セリ市の初物
宮崎県のマンゴー初セリでは、最高級の太陽のタマゴに高額な値がつけられることがあります。過去には1玉で20万円を超える金額で落札された例もあります。これは通常の商品価格というよりも、ブランド価値や話題性を含めた特別な価格です。
宮崎県産のマンゴー
全国での地位
宮崎県は国内マンゴー生産量の約6割を占める、日本最大のマンゴー産地です。太陽のタマゴブランドを中心とした高品質のマンゴー生産により、高級フルーツとしての地位を確立しています。
採れたて宮崎生マンゴーは4月~8月の旬の時期限定ですが、健康食品は一年中買えるものも多いので、今すぐマンゴー味が欲しい!というときは、宮崎県産食品のオンラインショップを覗いてみると良いでしょう。
マンゴー生産への取り組み
宮崎県では1986年にマンゴーの試験栽培を開始し、1992年から本格的な生産が始まりました。当初は年間4トン程度だった生産量が、現在では1,500トン以上にまで増加しています。
宮崎県では「完熟マンゴー促成栽培マニュアル」を作成し、高品質マンゴー生産のための技術を確立。温度管理や受粉、摘果などの栽培技術の向上により、安定した品質のマンゴーを生産しています。
- 徹底した温度管理による高糖度
- 一つ一つ手作業で丁寧に栽培
- 完熟してから収穫する「樹上完熟」
- 収穫から出荷までの品質管理の徹底
- 厳格な等級制度による品質保証
まだまだ国産マンゴーの人気は健在ね。
にんじんちゃん
マンゴーと地方創生
地域ブランドとしての発展
宮崎県産マンゴー、特に太陽のタマゴは単なる農産物を超えた地域ブランドとして確立しています。高級フルーツとしての知名度により、宮崎県のイメージアップや観光振興にも貢献しています。
ふるさと納税での人気
宮崎県の多くの自治体では、ふるさと納税の返礼品として太陽のタマゴや完熟マンゴーを提供しています。これらは毎年、返礼品の中でも特に人気の高いアイテムとなっており、予約が開始されるとすぐに申し込みが殺到するほどです。
マンゴー観光
宮崎県では「マンゴー狩り」や「マンゴー園見学」などの体験型観光も人気を集めています。自分で収穫したマンゴーをその場で食べられる体験は、観光客にとって貴重な思い出になります。