ゴールデンウィークに観たいおすすめ映画2023ベスト5

更新：2024年3月4日(月) メニューバー追加

1～4月にかけていくつか映画を観た。

その内「GWも公開していて、映画館で観て後悔しないおすすめ！」という作品をお伝えしたい。

たまり！見てくれ俺の映画レポートだ！

あ？なんのために作ったんだよ

もちろん名作をお前と観るためだ！共に感動を分かち合おう！

……え、やだよ

2023年のGW中も公開中の映画だけに限ると、視聴した映画は下記の通り（視聴順）

★を付けているのがおすすめ映画だ。15本中5本。既に公開終了した映画も含めると20本中5本……。つまり4本に1本は大当たり！ということになる。

意外と早く公開終了してしまったのもあるんだ

結局レポート続けるのかよ。…まあいいよ聞くよ

THE FIRST SLAM DUNK
昨年からロングラン中！超名作バスケットボール漫画の劇場版アニメ

これはオレも観たよ。気付いたら最後泣いててさ、名作だよな

そうか！GW中に一緒に2回めを観に行こう

やだよ。お前とは

BLUE GIANT
力強いジャズに胸震える、原作漫画まで堪能してほしいアニメ映画

2023年2月17日（金）に公開されてから、こちらも大ヒットロングラン中。高校を卒業したばかりの青年・宮本大が世界一のジャズプレーヤーを目指し、テナーサックス1本を持って上京する物語。
この作品はとにかく音楽が目と耳と肌から流れ込んでくる。上質で高密度の音の奔流に飲まれている感覚に陥る。これを味わうには劇場の大画面と高性能スピーカーがいい。ぜひとも劇場で味わってほしいし、劇場だからこその体験として味わう価値がある。

ただ、物語としては圧倒的に原作漫画が良いので、劇場版を観たあとでも前でもいいから原作漫画も読むことをおすすめしたい。
セリフ、表情、テンポ、ストーリーに画面演出……。どこをとっても心に響き、繰り返し読んでもしょっちゅう泣かされている。
→映画版BLUE GIANTの記事はこちら。
→原作漫画の記事はこちら。

誰かと分かち合いたくなる音だった。今日一緒に行こう！

すげー観たいけど、お前とはやだよ

RRR
インド映画の大傑作！ハッピーと巨大な元気をもらえるパワーの塊

まさかの2022年10月21日から半年以上経っても劇場をほぼ満員にしつづけるモンスター級のロングラン作品。一度観ると二度、三度……と繰り返し観たくなる中毒性と、誰かを同じ沼にはめたくなる感染力の高さがその要因かと思われる。
元々インド映画は「ムトゥ 踊るマハラジャ」や「バーフバリ 王の凱旋」に代表されるようにテンションが高く謎のエネルギーに包まれたものが多いが、RRRは大どんでん返しがありながらも分かりやすいストーリーに、シリアス・コメディがバランスよく盛り込まれ、そこに怒涛のアクションと音楽、強すぎる演出、そして分厚い友情がデコレーションされている。
観終わった頃にはビームとラーマのテーマが脳内で自動リピートされているだろう。

ただし、戦闘や狩りのシーンはけっこうバイオレンスなので、血や暴力シーンが苦手な人は要注意だ。

宇宙みたいな友情だったぞ！一緒に行って友情を深めよう！！

深めたくないが、誰かと分かち合いたくなる映画なのは分かるな

よし！明日一緒に行こう！

ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り
清々しく面白い大満足アクションファンタジー！

2023年3月31日（日）に公開されたファンタジー映画。世界で最初に発売されたTRPG（テーブルトークロールプレイングゲーム）と言われるゲームを原作としている。なんと発売は1974年。約50年もの歴史を持ち、その後生まれた数々のファンタジーに大きな影響を与え続けている名作だ。
日本語版のパンフレットが作られておらず、そろそろ上映劇場も少なくなってきてしまったという若干地味な展開を見せている本作だが、正直観ないともったいない！もっとロングランしてほしい！脚本も俳優さんたちの演技もとても良いし「これぞ冒険！これぞファンタジー！」という要素満載でとにかくワクワクするしハラハラする。おまけにスカッとして、観終わったあとに「ああ楽しかった！」と心から思える。「やっぱり映画はハッピーエンドに限るよね！」という人には心からおすすめしたい。

ドラゴンはもちろん、宝箱モンスターのミミック、邪悪な魔法使い、オウルベアに触手の生えた黒豹などなど……。「あのモンスターの原型はここから…！」という発見もあるので、ファンタジー好きには必見だ。そして今までファンタジーに興味がなかった人でも剣と魔法にハマってしまうような魅力ある人生や友情、恋模様、家族愛も展開する。それに派手でありながらも過剰に残虐な表現はなく、全年齢安心して楽しめる。本当に娯楽映画として必要なものを全て兼ね備えた作品である。

映画に求める全てが詰まった王道ファンタジーだ！

単純におもしろいって本当にすごいな

ドラゴンもだが、主人公パーティが愉快でかっこいいんだ！明後日行こう！

関連記事

「バルダーズゲート3 キャラメイク」

┗種族別にパーツ画像を詳しく見たい場合はこちら→(エルフ ティーフリング ドロウ 人間 ギスヤンキ )

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
夢のように鮮やかな3DCGと最高の演技力に支えられて具現化したマリオワールド

2023年4月28日（金）に公開されたばかりの新作アニメ映画。マリオだけでなく、ドンキーコングやヨッシーなど、任天堂の人気キャラクターが多数出演している。
先に公開された北米では3週連続1位、日本でも初日～土日にかけて満員の劇場がいくつも出るなど大好評な滑り出しだ。

実際、すべてが高クオリティで完成度が非常に高い。「あの8ビットゲーム機でドット絵で動いていたマリオが、わずか40年でここまでリアルな生命に…」と感動を覚えた。技術の進化は恐ろしい。
そして全てにおいて徹底管理されたクオリティがすごい。こんなに全員が自然で、なんの違和感も与えない姿と声を持ったアニメ作品はなかなかない。だからこそ物語に没頭し心の底から楽しむことができた。冒頭のロゴ演出からエンディングまでサービス精神満載で、まるでテーマパークに行ったかのような気持ちにさせてくれるため「映画館に来て良かった！」と思えるだろう。

これは既に一緒に観たな！最高の時間だった！

お前と一緒だったのは不本意だが、期待以上の出来だったよ

あのあと一緒にオデッセイもプレイしたしな。今夜も遊ぼう！

……1時間だけだぞ

2023年のGWにおすすめの映画は下記の5作品！

「ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り」はもうすぐ公開が終わってしまいそうなのでGW中に観に行ってほしい。
他にもGW中に公開開始される作品も多数あるので、1度は劇場に足を運ぶのも良いのではないだろうか。

なお、「109シネマズプレミアム新宿 109シネマズプレミアム新宿 1年半後」の記事で劇場のポップコーン美味しいランキングも公開中なのでそちらもご覧いただきたい。これは新宿周辺のランキングだが、同じ系列の映画館なら全国で同じ味が食べられる筈だ。（ただしバルト9のバターオイルはGW中品切れすることもあるので注意！)

今年のGWは一緒に映画三昧だな！！

休日までお前と一緒はイヤだっての！……はあ

「ノック」と「FALL」は誰かと観るのに、「黒鉄の魚影」は原作を受け入れている人におすすめ

「ノック 終末の訪問者」と「FALL」は結末の予測が終盤までつかないドキドキが面白いが、ツッコミどころも多いので誰かと一緒に観てから考察や感想を話し合うのにとても向いている。忌憚なく意見を言い合える相手を誘って、視聴後にお茶やお酒を飲める時間も確保して行こう。どちらも公開中の劇場が少なくなっているので早めの視聴をおすすめしたい。

「名探偵コナン 黒鉄の魚影」は、コナン×灰原哀（コ哀）のカップリングが好きならとてもおすすめなのだが、結局は原作の新一×蘭が前提であることは揺るがないので、それを受け入れている人だけに推奨したい。そうでないと映画館を出たあとに「良かった…けど、どうしようもない切なさで胸が痛い。。」ということになる。「哀」という字が胸に突き刺さる。