アナと雪の女王とは

Frozen

まだこの世界を楽しみたい。
この魅力的(みりょくてき)な存在(そんざい)が
活躍(かつやく)する様(さま)を見たい。

そう感じている作品の続編は嬉(うれ)しい。
というわけで、ついに2019年11月22日に、
アナと雪の女王2が日本で公開された。

(イラレブックで取り上げた、アナと雪の女王2に
興味がある方はページ下の関連リンクから
アナと雪の女王2の回をご覧頂きたい。↓)

なので今日は一作目、
アナと雪の女王を取り上げてみた。

Frozen

アナと雪の女王について

公開日
2014年3月14日

仲良し姉妹(しまい)の雪遊(ゆきあそ)びから始まる本作。

姉のエルサ。
妹のアナ。

苦しみも不幸(ふこう)も、
何も知らない小さな姉妹が、
幸福感(こうふくかん)いっぱいの顔で
一緒に雪だるまをつくる。

なんだか胸が熱くなり、
開始後1分で泣いた。

アナと雪の女王図解

ところで姉のエルサである。

まだ眠い早朝、
妹に起こされ雪遊びに付き合う。

はしゃぐ妹を
もっと喜ばせたくて、
次々に魔法(まほう)を展開(てんかい)する。

両親(りょうしん)の言いつけに従(したが)って、
本当は寂しくても引きこもる。

本当は傍(そば)にいて欲しい両親を、
悲しい顔で送り出す。

誰も傷(きず)つけたくない。
誰にも傷つけられたくない。
そんな思いで国を出る。

そして妹のアナ。

自分の目が覚めてしまったから、
早く遊びたくて姉を叩き(たたき)起こす。

自分が姉と遊びたいから、
どんなに断(ことわ)られても遊びに誘(さそ)う。

姉に反対(はんたい)されても、
結婚したい願望(がんぼう)を主張し続ける。

自分はこうしたい。
常にそういう理由(りゆう)で動いている。

筆者の目にはそう映った。

他者の気持ちを軸に動く姉エルサ、
自分の気持ちを軸に動く妹アナ。

ここまで正反対だと、
お互いが全く分かり合えず
会うたびイライラする！

…なんてことも
現実(げんじつ)では少なくないと思うが、

エルサとアナはとても仲良しだ。
誰になんと言われても、
お互いに相手が好き。
それだけは一貫(いっかん)している。

そこが揺(ゆ)らがないので、
幸せな気持ちで観(み)られるのだ。

そして興奮冷めやらぬまま、
劇場のショップで
パンフレットを購入(こうにゅう)してきた。

これがまたとても良かったので、
素敵ポイントをご紹介したい。

アナと雪の女王2だ。

というわけで朝イチで観てきた。
結論(けつろん)から言うと最高(さいこう)だった。

アナと雪の女王2 レビュー

前作の根底(こんてい)にあった姉妹(しまい)の絆(きずな)。

それがより強固(きょうこ)になって、
安定して物語を支えている感じがした。

そして今作は、
より壮大(そうだい)な冒険物語だ。

先行して配信されていた
エルサが歌うテーマソングの通り、
姉妹は未知の旅へと旅立つのだ。

アナと雪の女王図解

しかも物語の序盤(じょばん)からすぐに。
なんともテンポの良い展開(てんかい)だ。

ハラハラするシーン、
美しさに息を飲むシーン、
仲間の絆(きずな)に涙するシーン、
思わず微笑みが湧(わ)くシーンなど
最初から最後まで飽きさせない。

とにかく感動が目白押(めじろお)しだった。

さらに映像もすごい。
美しい雪の描写(びょうしゃ)はもちろん、
今回は水にも注目だ。

まるでエルサの心の雪解(ゆきど)けを表すように
様々なかたちで表現されるたくさんの水。

雪と水と姉妹の冒険は、
劇場(げきじょう)の大スクリーンで観る事を
強くお勧めする。

ついでに言うと、
恐らく中央より後ろの席の方が楽しめる。

全画面に広がるダイナミックな描写(びょうしゃ)が多いので、
少し離れて全体を見られた方が、
その情景を余すことなく堪能(たんのう)できるからだ。