ジョーカーとは
ハリウッド映画の魅力は、
ただお金を山のようにかけただけではない、
時にとてつもないスケールで、
奇跡のような映画と巡りあえる事だ。
その魅力に久しぶりに出会えたのが、
2019年10月4日に日本で公開されたジョーカーだ。
Joaquin Phoenix演じるジョーカーが凄まじい。
まさにその演技に、人生の全てをかけているような、
それがスクリーンからひしひしと感じる。
そんな奇跡的な映画を体験できるのが、
スケールの大きいハリウッド映画ならではだ。
Christopher Nolan監督の「The Dark Knight」で
ジョーカーを演じたHeath Ledgerも、
とんでもなく洗練された演技による存在感があった。
しかし、この撮影後、Heath Ledgerは
この世を去ってしまった。
だから、もうこんなリアルなジョーカーの表現は
不可能ではないかと思えた。
だからジョーカーを主役とした物語で、その誕生を描くなんて、
Heath LedgerやChristopher Nolan以外には難しいと思ったし、
ダークナイトほどリアルで面白いものになんて
なるわけがないと思っていた。
しかし、今回のジョーカーは、
その予想を遥かに越えていた。
内容には触れないが、恐ろしいほどに
ジョーカーへの感情移入ができてしまう。
なぜジョーカーが生まれたのか?
その答えがその映像の中にリアルに描かれていた。
ジョーカーを演じた後の
Joaquin Phoenixの私生活は大丈夫なのか?
そんな不安にまでさせられるほど、恐ろしくリアルな映画だった。
今回は、そんな映画のジョーカーに関することを紹介したい。