はじめに
Clear It!は、Type Aとは異なる楽しさを持つゲームモードである。Type Aが「空のフィールドからハイスコアを目指すエンドレスモード」だったのに対し、Clear It!は「あらかじめ配置されたブロック(障害物)を処理しながらステージをクリアしていくモード」だ。
与えられた状況にどう対応するか——パズル的な思考が求められる、挑戦しがいのあるモードといえる。本ページでは、Clear It!の基本ルールから、障害物処理の戦術、ステージ別の攻略ポイントまで詳しく解説していく。
Clear It!は障害物を処理しながら5層消去でクリアを目指すステージ制モードだ。Type Aとは異なり、スコアよりクリアを優先する点が特徴である。攻略の鍵は、ステージ開始前に井戸の状態を観察し「どの順番で層を消すか」を計画すること。障害物は邪魔ではなく「すでに埋まっている味方」と捉えることで効率が上がる。
Clear It!の基本ルール
モードの概要
Clear It!は、ステージクリア型のゲームモードである。各ステージ開始時に、井戸の中にはあらかじめブロックが配置されている。これが障害物だ。プレイヤーは降ってくるブロックを使い、レイヤーを消していく。5層消去で1ステージクリアとなり、次のステージへ進む。ステージが進むほど障害物は増え、難易度も上がっていく。ゲームオーバーになるまで、どこまでステージを進められるかに挑戦するモードである。
Type Aとの違い
Clear It!とType Aは、同じ「3Dテトリスモード」でありながら、ゲーム性が大きく異なる。
| 項目 | Type A | Clear It! |
|---|---|---|
| 開始時のフィールド | 空 | 障害物ブロックあり |
| ゲームの目的 | ハイスコアを目指す | ステージをクリアする |
| 進行方式 | エンドレス | ステージ制(5層消去でクリア) |
| 戦略の焦点 | 上層消去で高得点 | 障害物処理と効率的消去 |
| 難易度の変化 | 時間経過で落下速度上昇 | ステージごとに障害物増加 |
Type Aでは「いかに効率よく高得点を稼ぐか」が問われる。一方Clear It!では「いかに効率よく障害物を処理してステージをクリアするか」が勝負の分かれ目となる。
ステージクリアの条件
1ステージにつき、5層のレイヤーを消去すればクリアだ。どの層で消してもカウントは同じである。第1層で消しても第5層で消しても、同じ1層消去としてカウントされる。つまりClear It!では「とにかく5回消せばクリア」というシンプルな目標が設定されている。
もちろんスコアも記録されるので、高得点を狙いながらクリアすることも可能だ。ただし、まずはクリアを優先し、高得点狙いは余裕があるときにしよう。
難易度選択
Type Aと同様に、3つの難易度から選択できる。
障害物の複雑さ:シンプル
障害物の複雑さ:やや複雑
障害物の複雑さ:非常に複雑
Clear It!の難易度は、Type Aとは少し意味が異なる。落下速度だけでなく、障害物として配置されるブロックの量や形状も変わってくるからだ。Hardでは、最初から井戸がかなり埋まった状態でスタートすることもある。プレイできる空間が限られた厳しい状況での判断力が求められる。
ステージ進行と障害物
ステージが進むとどうなるか
Clear It!では、ステージが進むにつれて難易度が上がっていく。
ステージ1〜3(序盤)
障害物の量は少なめである。配置もシンプルで対処しやすく、基本操作の練習に適している。
ステージ4〜6(中盤)
障害物が増え始める。配置がやや複雑になり、計画性が求められるようになる。
ステージ7以降(終盤)
障害物が多く、プレイ空間が狭い。複雑な形状の障害物が出現し、素早い判断と正確な操作が必須となる。
障害物の特徴
障害物として配置されるブロックには、いくつかの特徴がある。
穴がある
障害物は井戸を完全に埋めているわけではない。あちこちに穴(空きマス)があり、その穴を埋めることでレイヤーを完成させていく。
凸凹している
障害物は均一に積まれているわけではなく、凸凹した形状になっている。この凸凹が、ブロック配置を難しくする要因だ。
ステージごとにパターンがある
同じステージを何度もプレイすると、初期配置のパターンに慣れてくる。経験を積むことで、対応が早くなっていく。
障害物は「敵」でもあり「味方」でもある
障害物というと邪魔なものに思えるが、見方を変えれば「すでに埋まっている」というメリットでもある。
たとえば、ある層が障害物のおかげで20マス埋まっていれば、あと5マス埋めるだけで消去できる。障害物をうまく活用すれば、少ないブロックで効率よくレイヤーを消すことも可能なのだ。
「障害物を処理する」という発想から「障害物を活用する」という発想に切り替えると、Clear It!の攻略が見えてくる。
基本戦略
開始前の観察が重要
Clear It!で最も重要なのは、ステージ開始前の観察である。
各ステージが始まると、ブロックが降ってくる前に数秒間の猶予がある。この時間を使って、井戸の中の障害物配置をじっくり確認しよう。
Lボタンで視点を切り替え、井戸全体を見回す。レーダーで各層の空き状況を確認する。どの層が完成に近いかを把握する。どの順番で層を消していくかプランを立てる。必要なブロックの形をイメージする。
この観察と計画が、ステージクリアの成否を分ける。「とりあえず始めてから考える」のではなく「プランを立ててから始める」ことを心がけよう。
処理の優先順位
障害物を処理する際には、優先順位を意識することが大切だ。
最下層から処理する
Type Aと同様に、下層から処理していくのが基本となる。下の層に穴があると、その穴の上にブロックが積み重なり、状況が悪化する。まず第1層の空きを埋めることを考え、次に第2層、第3層……と順番に処理していこう。
穴が少ない層を優先する
複数の層に穴がある場合は、穴の数が少ない層から処理する。たとえば、第2層の穴が3マス、第3層の穴が8マスなら、第2層を先に完成させた方が効率的だ。少ないブロックで1層消去のカウントを稼げる。
同時消しが狙えるなら狙う
複数の層の穴が縦に並んでいる場合は、同時消しが狙える。スコア面でも効率面でもお得なので、可能なら狙おう。ただし、同時消しに固執しすぎてステージクリアが遅れるのは本末転倒である。無理そうなら諦めて、確実に1層ずつ消していくべきだ。
平坦な土台を再構築する
障害物処理の最終目標は「平坦で積みやすい土台を再構築すること」である。
ステージ開始時の凸凹した状態から、お邪魔ブロックを処理して、Type Aのような平坦な状態を作り出す。一度そこまで持っていければ、あとはType Aと同様の戦略でプレイできる。
具体的には以下の流れとなる。まず障害物の穴を埋めてレイヤーを消す。消えた後に残った凸凹を整える。平坦な状態になったら通常のプレイに移行し、残りの層を消してステージクリアを目指そう。
障害物処理の戦術
効率的な「ゴミ掃除」
障害物処理は、いわば「ゴミ掃除」である。散らかった部屋を片付けるように、障害物と穴を整理していく。
空いているスペースに「とりあえず置く」のは避ける
降ってきたブロックを、ただ空いている場所に置くのはNGだ。それでは新たな凸凹を作るだけで、状況は改善しない。「このブロックで、どの層の穴を埋められるか」を考えよう。既存の障害物と組み合わせてレイヤーを完成させるための「最適なピース」として使うのである。
形を合わせる
降ってきたブロックの形と、穴の形を比較しよう。ぴったり合う場所があれば、そこに配置する。T型のブロックが来たら、T型にはまる穴を探す。I型(棒)が来たら、縦に空いた穴を探す。形のマッチングを意識することで、効率的な配置ができる。
「待ち」の戦術
時には、意図的に小さな穴を残しておき、後から来る特定のブロックで埋める「待ち」の戦術も有効だ。たとえば、O型(2×2の四角)が来れば埋まる穴を残しておく。次にO型が来たら、その穴にぴったりはめて消去する。ただし「待ち」は長すぎると危険である。待っている間にブロックが積み上がり、状況が悪化することがある。2〜3個待って来なければ、別の方法を考えよう。
障害物を「活用」する発想
前述の通り、障害物は「すでに埋まっている」という利点がある。この発想で攻略すると、Clear It!が楽になる。
無理に埋めない判断
障害物の中には、非常に埋めにくい穴があることもある。
たとえば、他のブロックに囲まれた1マスだけの穴。こういう穴は、埋めようとすると周囲にはみ出してしまい、新たな問題を生むことがある。
無理に埋めようとせず「この穴は後回しにして、他を先に処理しよう」という判断も重要だ。全体の状況を見て、優先順位をつけることが大切である。
ステージ別攻略ポイント
序盤ステージ(ステージ1〜3)
障害物の量が少なく、対処しやすい。配置もシンプルで、穴の位置がわかりやすい。基本操作を練習するのに最適なステージである。
攻略のポイント:焦らず丁寧にプレイする。レーダーの使い方に慣れる。開始前の観察時間を活用する習慣をつける。下層から順に処理する基本を身につける。
目標:操作に慣れ、Clear It!の流れを掴むこと。ここでスムーズにクリアできないなら、Type AのEasyでさらに練習することをおすすめする。
中盤ステージ(ステージ4〜6)
障害物が増加し、計画性が求められる。配置がやや複雑になり、穴の形も複雑で埋めにくい場所が出てくる。
攻略のポイント:開始前の観察時間を有効活用する。「どの順番で層を完成させるか」を明確にしてから開始。無理に一度に消そうとせず、確実に1層ずつ処理。穴が少ない層を優先して処理。
注意点:中盤から「行き当たりばったり」のプレイでは詰まることが増える。必ず計画を立ててからプレイを始めよう。
終盤ステージ(ステージ7以降)
障害物が多く、プレイ空間がかなり制限される。複雑な形状の障害物が増え、落下速度も上がり、判断時間が短い。
攻略のポイント:視点切り替えを頻繁に行い、死角を作らない。レーダーを駆使して正確に状況を把握。「完璧な配置」より「とりあえず消す」判断が必要な場面も。焦らず、でも素早く判断する。
心構え:終盤ステージは難しくて当然である。何度もプレイして、パターンを覚えていこう。クリアできなくても落ち込まず、経験を積むことが上達への道だ。
ハイスコア狙いのClear It!
Clear It!でもハイスコアは記録される。ステージクリアだけでなく、高得点も狙いたい方向けに解説する。
スコア効率の考え方
Clear It!のスコアシステムは、Type Aと同じである。高い層で消すほど高得点、同時消しで倍率ボーナス、連鎖で追加ボーナスが得られる。
ただしClear It!では「ステージクリア」が最優先目標だ。高得点を狙いすぎてゲームオーバーになっては意味がない。
効率的なスコア稼ぎ
Clear It!でスコアを稼ぐコツは「クリアしながら、可能な範囲で高得点を狙う」ことである。
障害物処理の過程で同時消しを狙う
複数の層の穴が縦に並んでいる場合は、同時消しが狙える。障害物をうまく利用して、2層同時消しを決めよう。
5層消去の最後で高得点を狙う
5層消去でステージクリアなので、最初の4層は安全に消し、最後の1層で上層消去を狙う——という戦略がある。4層消した後、残り1層を消せばクリアという安心感の中で、第5層での消去を狙える。失敗しても、まだステージはクリアしていないのでリスクは限定的だ。
連鎖のチャンスを逃さない
複数の層がほぼ完成している状態なら、連続で消せるかもしれない。消せるときは確実に消して、連鎖ボーナスを稼ごう。
200,000点とClear It!
実はClear It!でも200,000点以上を達成すると、隠しモード解放のためのシークレットコマンドが表示される(Type Aとは別のコマンド)。
Type Aでのハイスコア狙いに行き詰まったら、Clear It!で挑戦してみるのも一つの方法だ。障害物をうまく活用すれば、効率よくスコアを稼げる場面もある。
Clear It!特有のテクニック
「掘り」の技術
Clear It!では、障害物に埋もれた空間にブロックを配置していく作業が発生する。これを「掘り」と呼ぶ。
下層に穴があるが、その上に障害物がある場合。穴に到達するために、まず上の障害物を処理する必要がある。
掘りのコツ:無理に穴に直接アプローチしようとしない。まずは上層を処理し、自然と穴が見えるようにする。時には「遠回り」が最短ルートとなることもある。
障害物の「読み」
同じステージを何度もプレイすると、初期配置のパターンが見えてくる。
「ステージ5は、第2層の右奥に穴が多い」「ステージ7は、第4層がほぼ埋まっていて楽」——こういった「読み」ができるようになると、開始前の計画が立てやすくなる。
読みを養うには、とにかく繰り返しプレイすることだ。失敗しても「この配置はこうすればよかった」と振り返ることで、次回に活かせる。
リスク管理
Clear It!では「クリアすること」が最優先である。
高得点を狙って無理をした結果、ゲームオーバーになっては本末転倒だ。特に終盤ステージでは「確実にクリアする」ことを優先しよう。
層数に余裕があるときだけ攻める。3層以下になったら守り重視。「このブロックで確実に消せる」場面を逃さない。迷ったら安全策を選ぶ。
ステージをクリアすれば、次のステージで新たにスコアを稼ぐチャンスがある。しかしゲームオーバーになれば、そこで終わりだ。長くプレイし続けることが、結果的に高得点につながる。
よくある質問(FAQ)
Type Aとの戦略の違いは?
大きく3つの違いがある。目的の違い:Type Aはハイスコアを目指し、Clear It!はステージクリアを目指す。初期状態の違い:Type Aは空のフィールドからスタートするが、Clear It!は障害物ブロックが配置された状態でスタートする。戦略の焦点:Type Aでは上層で消して高得点を稼ぐことが重要だ。Clear It!では障害物を効率よく処理して確実に消すことが重要となる。Clear It!では「いかに効率よく障害物を処理するか」が問われる。高得点狙いは二の次で、まずはステージをクリアすることを優先しよう。障害物を「邪魔なもの」ではなく「すでに埋まっている味方」と捉えると、攻略の視点が変わる。
ステージが進むほど難しいのはなぜ?
ステージが進むと、以下の要因で難易度が上がる。初期配置ブロックの増加:プレイできる空間が狭くなり、自由に配置できる場所が減る。配置の複雑化:処理しにくい形状の障害物が増え、穴の位置が複雑になり埋めにくくなる。落下速度の上昇:判断時間が短くなり、ミスが起こりやすくなる。対策としては、開始時の観察時間を最大限活用し「どの順番で消すか」を事前に計画することが重要だ。また、同じステージを繰り返しプレイして、障害物のパターンを覚えることも有効である。「このステージは、まず第2層を狙って、次に第4層を……」といった定石を作ると、対応が早くなる。
Clear It!で200,000点を達成するコツは?
Clear It!でも200,000点以上を達成すると、隠しモード解放のためのシークレットコマンド「SELECT, B, SELECT, B」が表示される。スコアを稼ぐコツは「クリアしながら、可能な範囲で高得点を狙う」こと。障害物処理の過程で同時消しを狙い、5層消去の最後で上層消去を狙う戦略が有効だ。ただし、高得点を狙いすぎてゲームオーバーになっては意味がないので、まずはクリアを優先しよう。