Type Aの基本ルール
Type Aは、『3Dテトリス』の中核をなすゲームモードだ。ゲームオーバーになるまで無限にプレイを続け、できるだけ高いスコアを叩き出す。従来のテトリスにおける「マラソンモード」に相当する、最もスタンダードな遊び方である。
このモードでハイスコアを達成するには、単にレイヤーを消すだけでは不十分だ。「どの層で消すか」「同時に何層消すか」「連鎖を続けられるか」——これらの要素がスコアを大きく左右する。
Type Aとは、3Dテトリスのメインモードで、ゲームオーバーまで無限にプレイしてハイスコアを競うエンドレス形式のゲームモードです。
モードの概要
プレイヤーは空のフィールド(井戸)からスタートし、次々と降ってくるブロックを配置していく。レイヤー(5×5=25マスの層)を完全に埋めると消去となり、ゲームオーバーになるまでプレイを続行する。最終的なスコアで実力を競うのが、このモードの醍醐味だ。
ゲームオーバーの条件は、ペナルティシステムに従う。層を失い続け、最後の1層も失った時点で終了となる。
難易度選択
ゲーム開始時に、3つの難易度から選択できる。
| 難易度 | 落下速度 | 出現ブロック | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Easy | 遅い | シンプルな形状中心 | 操作練習に最適。じっくり考える余裕がある |
| Medium | 普通 | やや複雑な形状も出現 | 基本をマスターした人向け |
| Hard | 速い | 複雑な形状、分離ブロック多数 | 上級者向け。ハイスコア狙いの本番 |
注目すべきは、難易度によって落下速度だけでなく、出現するブロックの種類自体が変わる点である。Easyではシンプルで扱いやすいブロックが多く、Hardでは複雑で嵌め込みにくいブロックが増加する。
BGMと背景の選択
Type Aでは、ゲーム開始時にBGMを3曲から選択できる(無音も選択可能)。背景グラフィックも複数用意されており、星空などの動きのある背景も選べる。好みの環境を整えてプレイに臨もう。
スコアリングシステム詳細
Type Aで高得点を狙うには、スコアリングシステムの理解が不可欠だ。このゲームのスコアは、単純に「消したレイヤーの数」では決まらない。
消去する層の位置で得点が最大10倍違います。第5層(最上層)で消すと10,000点、第1層(最下層)で消すとわずか1,000点。同じ1層を消すにしても、どこで消すかでスコアが劇的に変わります。
基本点:どの層で消したかが重要
レイヤーを消去すると基本点が得られる。ここで重要なのは、消した層の位置によって得点が大きく異なる点だ。
この表を見れば一目瞭然だが、第5層(最上層)の得点は破格である。第1層の10倍、第4層と比べても2.5倍もの差がある。
つまり、同じ1層を消すにしても、「どの高さで消すか」によって得点が劇的に変わる。ハイスコアを狙うなら、できるだけ上層での消去を意識すべきだ。
同時消しボーナス:複数層を一度に消す
一度に複数のレイヤーを同時に消すと、倍率ボーナスがかかる。
| 同時消し層数 | 倍率 |
|---|---|
| 1層(通常) | ×1(ボーナスなし) |
| 2層同時 | ×2 |
| 3層同時 | ×3 |
例えば、第5層と第4層を同時に消した場合を計算してみよう。
- 基本点:10,000 + 4,000 = 14,000点
- 同時消しボーナス:×2
- 合計:28,000点
2層を別々に消した場合は14,000点だが、同時に消せば28,000点になる。まさに倍の得点だ。
連鎖ボーナス(チェイン):連続で消す
レイヤーを消した直後のブロックでも続けてレイヤーを消すと、「連鎖(チェイン)」が発生し、追加の倍率ボーナスを獲得できる。
| 連鎖数 | 倍率 |
|---|---|
| 1回目(通常) | ×1(ボーナスなし) |
| 2連鎖 | ×2 |
| 3連鎖 | ×4 |
| 4連鎖 | ×8 |
連鎖が続くほど、倍率は飛躍的に上昇していく。4連鎖まで続ければ8倍だ。
スコア計算の具体例
いくつかの具体例で、スコア計算を確認しよう。
基本点:3,000点 / 同時消しボーナス:なし / 連鎖ボーナス:なし
合計:3,000点
基本点:10,000 + 4,000 = 14,000点 / 同時消しボーナス:×2
合計:28,000点
1回目:10,000点 / 2回目:4,000 × 2(連鎖ボーナス)= 8,000点
合計:18,000点
スコアリングの結論
ハイスコアを狙うためのポイントは3つある。
- 上層で消す:第5層(最上層)は10,000点で、第1層の10倍の得点
- 同時消しを狙う:2層同時で×2倍、3層同時で×3倍のボーナス
- 連鎖を続ける:2連鎖で×2、3連鎖で×4、4連鎖で×8の倍率
基本戦略
ハイスコアを狙う前に、まずは安定してプレイするための基本戦略を身につけよう。
下層から埋める原則
最も基本的な原則は、「下層から順に埋めていく」ことだ。
井戸の最下層(第1層)から丁寧に埋めていくことを心がけてほしい。重力によってブロックは下へ落ちるため、下層に穴があると上の層だけ完成しても意味がない。
例えば、第3層が完成しそうでも、第1層や第2層に穴があれば、その穴の上にブロックが落ちてしまう。結果として、穴の上に不安定なブロックが積み上がり、状況が悪化する。
まずは土台をしっかり作ること。これが基本である。
穴を作らない
レイヤーを消すには、25マスすべてを埋める必要がある。1マスでも穴があれば消えない。
だからこそ、「穴を作らない」ことが重要だ。
ブロックを配置する際は、常に「このブロックを置いたら穴ができないか?」と確認してほしい。特に複雑な形状のブロックは、うっかり穴を作りやすいので注意が必要となる。
もし穴ができてしまったら、できるだけ早く埋めることを考えよう。穴の上にブロックが積み重なると、埋めるのがどんどん難しくなっていく。
レーダーを常に確認する
基本戦略において、レーダーの活用は欠かせない。
ブロックを落下させる前に、必ずレーダーで以下の点を確認すべきだ。
- 各層の空き状況:どの層にどれだけ空きがあるか
- ブロックの影:今のままブロックを落とすとどこに着地するか
- 穴の有無:見落としている穴がないか
「レーダーを見てから落とす」を習慣化するだけで、ミスは大幅に減る。
ブロックの向きを素早く判断する
3Dブロックは回転方向が複数あり、最適な向きを見つけるのに時間がかかることがある。
落下の合間に視点を切り替えて、ブロックの形状と隙間の形を確認しよう。Lボタン+左スティックで視点を自由に動かせる。
ただし、難易度が上がると落下速度が速くなり、視点確認に使える時間が短くなる。最終的には、レーダーの影を見て素早く判断できるようになることを目指すべきだ。
ハイスコア戦略
基本戦略を身につけたら、次はハイスコアを狙うための戦略を学ぼう。
上層消去戦略
スコアリングシステムで説明した通り、高い層で消すほど高得点となる。特に第5層(最上層)は10,000点と破格だ。
ハイスコアを狙うなら、意図的にブロックを高く積み上げ、第4〜5層でレイヤーを完成させることを狙う。
上層消去戦略の手順
下層を安定させる
まず下層(第1〜2層)を安定した土台として整える
第3層まで埋める
第3層もある程度埋めておく
空間を残す
第4〜5層に空間を残し、ここでの消去を狙う
完成直前状態を作る
「あと数マスで完成」という状態を作る
一気に消去
適切なブロックが来たら、上層で一気に消去
上層消去のリスク
ただし、上層消去戦略にはリスクが伴う。
ブロックを高く積み上げるということは、上限に近い位置でプレイするということだ。少しのミスで上限を超え、ペナルティ(最下層の消滅)を受ける危険がある。
このゲームにはホールド機能がない。「第5層を完成させるのに必要なブロック」を待っていても、来る保証はどこにもない。不要なブロックが連続して来れば、せっかくのセットアップが崩壊し、最悪の場合はゲームオーバーにつながる。
リスク管理の考え方
上層消去戦略は「ハイリスク・ハイリターン」である。成功すれば大量得点、失敗すればゲームオーバーの危機を招く。
この戦略を成功させるには、リスク管理が不可欠だ。
- レイヤー回復の余裕があるときに攻める:5層すべてある状態なら、多少のペナルティは受けられる。3層以下になったら守りを優先
- 完璧を求めすぎない:「第5層で消したい」と待ちすぎて、状況が悪化することがある。「第4層でも十分」と妥協する判断も重要
- セットアップを長く維持しない:「あと1マスで完成」の状態を長く保つほど、崩壊のリスクが高まる。2〜3個ブロックを待って来なければ、セットアップを崩す判断も必要
- 「待ちすぎてゲームオーバー」を避ける:高得点を逃すより、ゲームオーバーになる方がはるかに損。迷ったら安全策を取る
現実的なアプローチ
理想的には、常に第5層で同時消しと連鎖を決めたいところだ。しかし、ホールド機能がない以上、運の要素は避けられない。
現実的なアプローチとしては、以下のような考え方がおすすめである。
- 基本は第3〜4層での消去を狙う
- 状況が良ければ第5層を狙う
- 状況が悪ければ下層でも消して安定させる
- 常に「次善の策」を考えておく
「最高得点」を毎回狙うのではなく、「安定して高得点」を積み重ねる方が、結果的にハイスコアにつながる。
複数層同時消しの狙い方
同時消しボーナスは、ハイスコアを狙う上で非常に重要だ。ここでは、複数層を同時に消すテクニックを解説する。
同時消しの基本原理
複数のレイヤーが「同時に」完成すると、それらは一度に消去され、同時消しボーナスが適用される。
例えば、第5層と第4層が両方とも「あと1マス」の状態で、その2マスが縦に並んでいるとする。ここに縦2マスのブロック(I型の一部など)を落とせば、両方の層が同時に完成し、2層同時消しとなる。
分離ブロックの活用
同時消しを狙うのに特に有効なのが、分離ブロックだ。
分離ブロックは複数のパーツから構成されており、片方のパーツが着地しても、残りのパーツは落下を続ける。この特性を活かすと、離れた位置にあるマスを同時に埋めることが可能となる。
- 第5層に1マスの空きを作る
- 第3層にも1マスの空きを作る(縦に位置がずれていてもOK)
- 上下に分かれた分離ブロックが来る
- 上パーツで第5層の空きを埋め、下パーツは落下を続ける
- 下パーツが第3層の空きを埋める
- 両方の層が同時に完成!2層同時消し!
分離ブロックは扱いが難しいが、使いこなせれば強力な武器になる。
セットアップの作り方
同時消しを狙うには、複数の層を「あと少しで完成」という状態にしておく必要がある。これをセットアップと呼ぶ。
セットアップの基本手順
最下層を安定させる
まず最下層をしっかり埋めて安定させる(完成させてもよい)
中層を準備
第2〜3層を「あと2〜3マス」程度の状態にする
上層を準備
第4〜5層も「あと2〜3マス」程度の状態にする
空きを揃える
各層の空きが縦に並ぶよう調整する
一気に消去
適切なブロックが来たら一気に消去
理想的には、縦に空きが並んでいると、I型ブロックや分離ブロックで同時消しが狙いやすくなる。
セットアップの注意点
セットアップを維持している間は、常に崩壊のリスクがある。
- 空きを縦に揃える:バラバラの位置に空きがあると、同時に埋めるのが難しくなる。なるべく縦のラインに空きが並ぶよう配置しよう
- 待ちすぎない:「このブロックが来れば完璧」と待ち続けると、その間に他のブロックが邪魔になり、セットアップが崩れることがある。ある程度で見切りをつけることも大切だ
- 崩壊しても慌てない:セットアップが崩れても、すぐにゲームオーバーになるわけではない。落ち着いて立て直し、次のチャンスを狙おう
連鎖(チェイン)の狙い方
連鎖ボーナスは、連続でレイヤーを消すことで得られる。ここでは、連鎖を狙うコツを解説する。
連鎖の発生条件
連鎖は、レイヤーを消去した直後のブロックでも続けてレイヤーを消去することで発生する。
つまり、「消す→消す→消す」と連続でレイヤーを消し続けることで、連鎖ボーナスがどんどん上がっていく。
連鎖を狙いやすい状況
連鎖が発生しやすいのは、以下のような状況だ。
- 状況1:複数の層が「あと1〜2マス」の状態
複数の層がほぼ完成している状態なら、連続で消去できる可能性が高まる - 状況2:使いやすいブロックが連続で来ている
I型やO型など、扱いやすいブロックが続いているときは、連鎖のチャンスだ - 状況3:フィールドが整理されている
穴が少なく、均一に埋まっている状態なら、どのブロックでも消去に繋げやすくなる
連鎖の現実的な狙い方
正直なところ、連鎖を「狙って」起こすのは難しい。次に来るブロックをコントロールできないからだ。
しかし、連鎖が「発生しやすい状況」を作ることはできる。
- 常に複数の層を「あと少し」の状態にしておく:1つの層だけでなく、2〜3層を「あと数マス」の状態に。どのブロックが来ても、どこかの層で消せる状態が理想
- 毎回消すことを意識する:「このブロックでは消せない」と諦めず、消せる配置を探す。消せる回数が増えれば、自然と連鎖も増える
- フィールドを整理しておく:穴を作らず、均一に埋める。整理されたフィールドなら、様々なブロックで消去を狙える
連鎖より安定を優先すべき場面
連鎖を狙いたいからといって、無理をするのは禁物だ。
- フィールドが高く積み上がっているとき
- プレイ可能な層数が減っているとき
- 複雑なブロックが続いているとき
こういった状況では、連鎖を諦めて安定を優先しよう。連鎖ボーナスを逃すより、ゲームオーバーになる方がはるかに損である。
難易度別攻略
Easy攻略
Easyは、操作練習と基本の習得に最適な難易度だ。
操作練習に最適。じっくり考える余裕がある。
基本をマスターした人向け。上層消去を意識し始めよう。
上級者向け。ハイスコア狙いの本番。
Easy攻略のポイント
- まずは操作に慣れることを最優先
- レーダーを見る習慣をつける
- 穴を作らない丁寧なプレイを心がける
- スコアは気にせず、長くプレイできるようになることを目指す
30,000点を安定して出せるようになったら、Mediumに挑戦してよいだろう。
Medium攻略のポイント
- レーダー主体のプレイスタイルに移行する
- 視点切り替えは必要最小限に
- 上層消去を少しずつ狙い始める
- 同時消しの感覚を掴む
50,000点を安定して出せるようになったら、Hardに挑戦してよいだろう。
Hard攻略のポイント
- レーダー主体のプレイを徹底
- 視点は固定し(SELECTボタンで自動回転オフ)、3D画面は補助に
- 迷ったら安全な位置に置く決断力を持つ
- 完璧を求めず、「許容範囲」の配置を素早く選ぶ
- NEXTブロックを常に確認し、落下中から次の配置を考える
100,000点を超えたら一人前だ。200,000点を超えると、隠しモード解放の条件を満たせる。
200,000点への道
Hardで200,000点を達成すると、隠し難易度「Special」「Extra」を解放するためのシークレットコマンドが表示される(詳細は「隠し要素・シークレット」ページを参照)。
200,000点は非常に高いハードルだ。海外コミュニティでも「ほとんどのプレイヤーにとってはかなり難しい」と言われている。
- 安定と攻めのバランスを極める:序盤は積極的に上層消去を狙う。中盤以降は状況に応じて判断。終盤(層数が減ったら)は守り重視
- 同時消しを可能な限り狙う:2層同時消しで得点が2倍になる。セットアップの精度を上げる
- 連鎖を意識する:常に複数層を「あと少し」の状態に。消せるときは確実に消す
- ミスを減らす:穴を作らない。無理な配置をしない。迷ったら安全策
- 練習を重ねる:パターンを体に染み込ませる。様々なブロックへの対応力を上げる。何度もプレイして経験を積む
200,000点は一朝一夕では達成できない。しかし、練習を重ねれば必ず到達できる目標だ。