更新: by イラレブック
メガドライブ全盛期は、ファミコン・PCエンジン・メガドライブの三大ハードが激突していた時代。中でもメガドライブは海外人気が高く、見た目も海外向けでやや大人向け&刺激的なビジュアルのゲームが多かったのが特徴。 そんな900本以上ある(まだスイッチには未対応の)メガドラソフトから、今遊んでも面白い奇抜なゲームTOP5を厳選してみた!
「ファミコンにマリオ、PCエンジンに加トちゃんケンちゃん、じゃあメガドラは?」 答えはやっぱりこれ、世にも奇妙なダンスアクションゲーム「マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー」! ステージ上でアクションすると、マイケルが華麗なムーンウォークやダンスで敵も世界もまとめて魅了する不思議体験。唯一無二の派手さがあって、他ハードじゃ真似不可能なメガドラ印名作だ。
ルールはほぼテトリスだが、落ちてくるブロックが3D空間で積み上がっていく「ブロックアウト」。 上から見下ろす視点で「どこまで埋まったかな…?」と頭をフル回転させるのが肝。じっくり考えながら床面を埋める感覚は唯一無二で、パズル好きならハマること間違いなし。テトリスに慣れきった脳を心地よく混乱させてくれる。
アメリカの人気コミック「ディックトレイシー」を題材にしたアクションシューティング。左右の横スクロールで殴り合いもあれば、後ろの背景へ向けてマシンガンを連射して遠方の敵を倒すパートもある斬新設計。 ガラス窓や看板もまとめて破壊できるので爽快感抜群。「痛快に撃ちまくりたい!」という欲求にガッツリ応えてくれる一本だ。
兵士を生産して基地を占領し、お金を稼いでどんどん強いユニットを作る…という“リアルタイム”で進行するシミュレーション要素を、メガドラのアクション操作と融合させた伝説的な名作。 人型・飛行機型に変形する自機を操作して、仲間ユニットを運んだり敵を直接攻撃したりと自由度が高い。画面分割2人対戦では白熱必至、今プレイしてもめちゃくちゃ面白い。
海外限定リリースだった『キャノンホッダー』は、ローリングサンダー3やロボコップvsターミネーターなど“日本未発売メガドラ作品”の中でも特に遊びたい逸品。 小さい兵士を最大6名編成し、自由にフィールドを歩いて24ミッションを攻略する。前半は簡単で遊びやすく、後半になるほどジープや戦車、ヘリが容赦なく襲いかかる手強さが燃える。個人的には“メガドラ最高峰”と呼びたい神ゲー。
「スイッチに追加してほしいメガドラソフトTOP5」、いかがでしたか? メガドラというと変わったゲームや海外テイストが強い作品が多く、そこが逆に唯一無二の魅力。日本未発売の名作や奇抜さ全開のゲームは、その個性がうまくハマると別格の面白さを味わわせてくれます。 ぜひ、このリストが新たな発見のきっかけになれば幸いです。
メガドライブは、セガが1988年に日本で発売した16ビットの家庭用ゲーム機。 当時のキャッチコピーは「時代が求めた16ビット」で、グラフィックやサウンド、スピード感などに優れた作品を多数リリース。 メガCDやスーパー32Xといった拡張ハードも発売され、日本のみならず北米や欧州でも人気を博した(北米名はGENESIS)。
メガドラ作品の魅力は、挑戦的・ややダークで海外向けの雰囲気を持つタイトルが多いところ。もちろん王道系もあるが、濃い世界観やハイテンションなアクションが豊富だ。 代表作としては青いハリネズミ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が活躍する高速アクション「ソニックシリーズ」や、「ぷよぷよ」などが有名。
メガドライブは拡張ハードが多数存在。CD-ROMを使った「メガCD」では、美麗音源や動画再生に対応し、「ナイトトラップ」や「ルナ」シリーズなど独自路線の作品が楽しめる。 さらに32ビット処理の「スーパー32X」を追加すると、「バーチャレーシングデラックス」や「バーチャファイター」といったハイスペックなゲームにも挑戦可能だった。
現在は「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入すると、メガドライブの名作をスイッチ上でも楽しめる時代に。 その他のスイッチオンライン対応ソフト一覧は こちらの記事を参照!