【行くべき!】連載50周年記念『王家の紋章』原画展・現地レポート

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の入口
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の入口

王家の紋章原画展

王家の紋章は2026年9月で連載50周年を迎えた

有楽町マルイ入口に展示された「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の案内展示
有楽町マルイ入口に展示された「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の案内展示

王家の紋章は1976年9月発売の「月刊プリンセス」1976年10月号から連載している少女漫画だ。2026年9月でちょうど連載開始50年を迎える。そして、今も現役でちゃんと連載している。すごい。

そんな王家の紋章が連載50周年を記念して開催するのが「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」だ。さっそく現地で堪能してきたので、「行くべき?」「所要時間どれくらい?」「注意点は?」「グッズ在庫は?」「見どころは?」などの観点でレポートしていく。

ナスさんの顔イラスト
ナスさん

まずは会場と日程を書いておくわね

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原画展の日程

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の日程はこちら

場所 開催期間
有楽町マルイ(東京) 2026年8月28日(金)~9月13日(日)
なんばマルイ(大阪) 2026年10月9日(金)~10月25日(日)
博多マルイ(福岡) 2027年1月16日(土)~1月31日(日)

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」公式サイトより

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ナスさん

私は東京会場に8/30(日)に行ってきたわ

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行くべき?

迷っているなら行くべき!肉眼で見る生原画の迫力と感動はもう凄すぎてすごい

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の展示品の数々 「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の展示品の数々
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の展示品の数々

正直、私は「原画展」というものを侮っていた。「見た事ある絵が飾られてるだけでしょ」という気持ちがどこかにあった。……が! そんな浅はかな考えは、現地で細川智栄子あんど芙~みん先生の生原画を拝見した途端に吹き飛び、ひたすらに圧倒されてしまった。

「わわ…!はわ……!細か…美……緻密…はわ、わわ…」
脳内はずっとこんな感じだった。服のひだや装飾から、最後尾のモブにいたるまで、とにかく手を抜かれている部分が一ヶ所もなく、ひたすら丁寧に、1本1本の線、ベタ、ホワイト、全てに情熱が宿っているのを感じた。画集では得られない情報と栄養が、確かにそこにあった。1枚目を拝見した途端に価値観が覆るミラクルを経験できたのだ。ありがとうございます、原画展。

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ナスさん

生原画でしか味わえない感動、人生で一度は体験するべきよ

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所要時間は?

少なくとも2時間はみておきたい。最後にとんでもない罠がある

私が行った日曜日の夕方には、新幹線で遠方から訪れている方もいた。遠征だと飛行機や新幹線、長距離バスなどの予約時間があるだろう。
これから遠征しようと考えている方は「『王家の紋章』原画展」のために、最低でも2時間は取っておくことをおすすめする。混雑が予想される初日や土日のお昼前に行く方は、行列も考慮して倍の4時間。それ以外の日程でも、動画も全編じっくり見たいという場合は3時間は必要だ。

まとめると下記の感じ。

最低所要時間 2時間
すべてじっくり観るなら 3時間
初日や土日の15時頃まで 4時間

「そんなにかかる!?」と思うかもしれないが、これには3つの理由がある。それは「圧倒的原画の魅力」、「挟まる小行列」、そして「マルイの罠」だ。
なお「マルイの罠」にかからなければ所要時間は半減される。

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ナスさん

「マルイの罠」これが本当に罠だったのよ……

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注意点

「王家の紋章原画展」はグッズ購入の制約が厳しく、さらに執拗な「エポスカード勧誘」がある

エポスカードのパンフレット画像
エポスカードのパンフレット画像

王族必見の「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」。美麗で圧巻の原画の数々を拝見したあとは、やはりグッズが欲しくなる。しかし、ここで相当な時間を取られる罠がいくつか存在するのだ。

制約1 ショップのみの利用は不可。必ず原画展への有料入場が必要
制約2 再入場不可。一度ショップを出たら、再び入場料を払う必要がある
制約3 会計は1度のみ。退場していなくとも、買い逃したら2度目の会計はできない
最大の罠 エポスカード未所持の場合、執拗かつちょっと悪質な勧誘が長い

ショップのみの入場ができないのは分かるが、「やっぱりアレも…」と思ったときに、お会計すら1度しか許されないのはけっこうキツイ。買い過ぎにも買い逃しにも後悔しないよう、自然とグッズを選ぶ時間が長くなる。
そして「心が決まっていざお会計!」となったタイミングでエポスカード会員でない場合、「この場でエポスカードを作らないと王家の紋章グッズ抽選(ガラポン)に参加できませんよ」、「エポスカードを作れば本日のお会計から2000円オフですよ」、「エポスカードを作れば王家の紋章オリジナルクリアカードセットを差し上げますよ」と畳みかけてくる。

ナスさんの顔イラスト
ナスさん

エポスカードは丸井グループが発行するクレジットカードなの

しかしクレジットカードを新規作成するのは、心理的ハードルも時間的拘束も決して軽くない。しかも「仕方ないから作るか…」と折れると、同様の仲間たちが複数人いて手続き待ちの待機所に案内されてしまう。ここで30分~1時間のタイムロスを余儀なくされるのだ。おまけに作成時の説明も後出しジャンケン的な要素が多く、なんとなく卑怯なのだ。その場で契約させる系イベントのあるあるである。
なんだかせっかくの原画の感動が「推しへの情熱に付け入られてカモにされたか…?しかもこの待ち時間よ……」と、灰色のフィルターで曇っていく感覚に陥ってしまった。
2000円引きはまあ嬉しいが、原画の感動はプライスレスなので、別にクレカが要らない人や時間を無駄にしたくない方は、迷わずきっぱり「作らないです急いでます」と断ることを強く推奨する。

ついでに言うと、エポスカード入会特典の抽選会でA賞が当たる確率は、最終日付近まで0%の確率が高い。だって初日でA賞が出てしまったら、最終日までに新規カード会員を増やせる確率が著しく下がってしまうからだ。A賞の玉が入るのは最終日間際だろう。B賞も恐らく数百分の1の確率かと思われる。私が見ている範囲では、私も含めて全員が白玉(参加賞)オンリーだった。

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ナスさん

つい長く語っちゃったわ。気を取り直して見どころを紹介するわね

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見どころは?

全6章に分けて展示された原画の数々と、アイシスのエジプト神占い

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の会場風景 「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の会場風景
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の会場風景

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」のメイン展示物は下記の4点だ。

展示物1 全6章で構成された数々の美麗原画
展示物2 経年劣化した原画の修復動画
展示物3 会場限定のボイスコミック動画
展示物4 アイシスのエジプト神占い

基本は全6章構成の原画を順番に見ていき、その合間にある動画2本と占いマシーン1台を楽しむという流れになる。アイシスのエジプト神占いの所要時間は1人につき2分くらい。1台しかないので列に並んで待とう。

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」に置かれた、アイシスのエジプト神占い 「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」に置かれた、アイシスのエジプト神占い
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」に置かれた、アイシスのエジプト神占い
ナスさんの顔イラスト
ナスさん

生年月日、性別、血液型を入力すると、あなたのエジプト神を教えてくれるわ

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の原画アップ画像 「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の原画アップ画像
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の原画アップ画像

絶対に見逃せないのは丁寧に修復されたカラー原画の数々だ。経年劣化によって茶色い斑点状のシミが出てしまっているが、それを可能な限り修復した状態で展示してある。瞳のホワイト、装飾の描き込み、後れ毛の繊細な美しさなどを、至近距離でじっくりたっぷり堪能していただきたい。

ナスさんの顔イラスト
ナスさん

肉眼で鑑賞したあと、撮影の手が止まらなかったわ

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完売グッズはある?

東京会場3日目は「王族白T」と「クリアブックマーカーセット」のキャロルとメンフィスが売り切れ

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の販売グッズの数々
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の販売グッズの数々

私が行ったのは東京会場(有楽町マルイ)の3日目16時頃。このタイミングで「王族」の白Tシャツ(税込4,180円)は全サイズ完売、「クリアブックマーカーセット キャロル」と「クリアブックマーカーセット メンフィス」(各税込660円)が完売していて、黒Tシャツと「王族が乗っています。マグネット」(税込1,540円)も数日で完売しそうな雰囲気だった。
各会場で再入荷があるかと思うが、どうしても欲しいグッズがある方は初日に行った方がよさそうだ。

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おまけ

出会えてよかったウナスの「ええっ」アクリルカード

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」のウナスのアクリルカード
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」のウナスのアクリルカード

深刻なウナスと添えられたルカ。手にもって眺めるだけで、じわじわと幸福感がこみ上げる。

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よくある質問

Q1:行くべき?

A1:行くべき!
ほんの少しでも迷う気持ちがあるなら、多少無理をしてでも行くべきだ。生原画を見られる機会はめったにない。本当に圧倒されて拝みたくなるので、その眼でぜひ確かめていただきたい。

Q2:おすすめグッズは?

A2:王薬(お薬)手帳カバー

「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の王薬手帳カバー 「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の王薬手帳カバー
「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の王薬手帳カバー

おすすめグッズは色々あるが、意外と便利かつ今回限定なのが「王薬(お薬)手帳カバー」だ。「連載50周年記念『王家の紋章』原画展」の印字、「王薬(おうくすり)」、「薬効けーっ」などの細かなセリフの工夫が素敵で、しかもお手持ちのスマホのサイズによってはスマホカバーにもなり得てしまう。
ポケットティッシュとハンカチ、ピルケースなどを入れておくのにも良いサイズだ。バッグに忍ばせたい。

Q3:エポスカード作るべき?

A3:あまりおすすめしない
(4,000円以上の?)グッズを買うと絶対に避けて通れないエポスカード勧誘。これに乗ると30分以上拘束される。混雑時には1時間以上かかる場合もあるだろう。それに「借り入れ設定0円でもいい」と言っておきながら最終的に「今10万円以上の設定にしてくれないと…」などのゴネが入ったり、本人たちは決してオタクでも王族でもないので、ちょっと的外れな「これ欲しいでしょ?」的な誘いをしてきて、けっこう精神的に疲弊する。
それに耐えて得られるのは「1ヶ月後の引き落とし時に会計から2,000円割引になる」というものだ。2,000円を取るか、時間と穢されない思い出を取るか。先に決めておいたほうが良いだろう。

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