王家の紋章50周年カウントダウン記念パーティー体験レポート
王家の紋章50周年
王家の紋章は2026年9月で連載50周年を迎える
王家の紋章は1976年9月発売の「月刊プリンセス」1976年10月号から連載している少女漫画だ。2026年9月で連載50周年を迎える。それを記念して2025年11月18日(火)に都内の帝国ホテルにて「王家の紋章50周年カウントダウン記念パーティー」が催された。
応募抽選式の読者参加型パーティーで、私もプリンセス本誌で情報を知ってすかさず応募したところ当選したため、会場の様子をレポートとしてお届けしていく。
申し込み期間は2025年9/18〜9/30。開催2か月前だったわ
当選者は何人?
一般読者(王族)に用意された席は100席
上の図は実際に会場で配られた席次表だ。金色の王冠マークが付いているA~Jまでが一般読者(王族)用の抽選席で、無印のK~Sまでが関係者席だった。円形のテーブル席で椅子は各テーブル10席ずつ。この中に抽選外の特別招待枠がない限りは100名が当選したことになる。
なおL卓には細川智栄子あんど芙~みん両先生やプリンセス編集長などが座っていて、K卓にはエジプト大使館の方々および秋田書店の取締役の方々が座っていた。
M卓以降の後方の席は広報関連やグッズ制作に関わる企業、マスコミ関係者など協力会社の方々が座っていたようだ。
座席は全席指定で、会場入り口で席番号が手渡される形式だったの
会場はどこ?
帝国ホテル東京の「光の間」
事前情報によるファンの殺到を防ぐためか「都内某所」とだけ告知されていた会場だが、場所は東京都千代田区にある老舗ホテル「帝国ホテル東京」の、「光の間」という大ホールだった。
会場の左右の壁際にビュッフェの料理が並び、奥にあるステージには金屏風。ステージ横には数秒ごとに切り替わる王家の紋章のカラーイラストが流れ続けていた。
王家にふさわしいゴージャス空間だったわ
何をしたの?
細川智栄子あんど芙~みん先生との記念撮影や関係者による祝辞など
パーティーの所要時間は2時間。基本は同じテーブルの王族の皆様たちとの歓談がメインだったが、開始時と終了時に関係者による祝辞や先生方のご挨拶があった。そしてパーティー中のメインイベントは両先生との記念撮影。タイムスケジュール的には下記だ。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 18:00頃 | 秋田書店代表取締役社長によるご挨拶 |
| 18:10頃 | 秋田書店常務取締役による乾杯のご挨拶 |
| 18:10〜18:30 | 各テーブルで歓談・食事 |
| 18:30〜 | テーブル毎に両先生と記念撮影&握手 |
| 〜19:30 | 各テーブルで歓談・食事 |
| 19:30頃 | 王家の紋章メモリアル動画上映 |
| 19:40頃 | エジプト大使による祝辞と祝いの品贈呈 |
| 19:45頃 | 細川智栄子あんど芙~みん先生ご挨拶 |
| 19:50頃 | 秋田書店編集長による閉式のご挨拶 |
| 19:55頃 | 王家の紋章原画展開催の速報 |
| 20:00〜 | 両先生によるお見送り |
記憶を頼りに書いているので順序に誤りがあるかもしれないが、流れ的には大体こんな感じだ。最初と最後に舞台上で関係各社のご挨拶があり、その他は歓談&お食事の時間。テーブル毎に5分ほどの所要時間で両先生との記念撮影&握手を行えるという内容だった。
応募の形式上、ほぼ全員が単独参加で初対面同士ではあったが、「全ての参加者が熱い王族!」という絶対の信頼条件で結ばれていたため、皆すぐに打ち解け合って王家の紋章への想いや情報交換に華を咲かせていた。
先生方の入場時には、若々しさと晴やかなオーラに感嘆の声が上がったわ
会場の雰囲気は?
パーティー会場のいたるところで王家トークが弾み、さながら王族オフ会の雰囲気
会場では1つの円卓に10人の王族が座って顔合わせをしたのだが、全員がコアな王族であることが前提という集団だったため、ミュージカルやラムセス大王展、過去グッズや漫画最新話など、とにかく王家尽くしな話題で盛り上がり、その合間に豪華料理の数々をせっせと取ってきては舌鼓を打つ…という夢空間ができあがっていた。
しかもわずか数メートルの場所に、常に細川智栄子あんど芙~みん先生がいらっしゃるという状況で、もはやここが母なるナイルのほとりかな?という至福の空気に包まれていた。
食事はどんな感じ?
帝国ホテルのビュッフェは目の前で職人さんがお寿司を握ってくれたり天ぷらを揚げてくれたりと豪華絢爛
ビュッフェには和洋様々な料理が取り揃えられており、特にその場で握っていただけるお寿司と、目の前で揚げていただける天ぷら、それにローストビーフが人気だった。
他にもオシャレなテリーヌやカクテルサラダ、サーモンマリネやグラタンなど品数も豊富で、デザートも新鮮かつ多様なフルーツの他、パイにプティングにケーキなどなど何度でもおかわりしたくなるラインナップが揃っていた。
もはや参加費2万円は安すぎでは!?と口々に言っていたものよ
おみやげは何?
王家の紋章50周年カウントダウン記念グッズ5点セットがお土産
帰り際に「王家の紋章」と金で箔押しされた素敵な紙バッグのお土産をいただいた。中身は下記の5点セット。
50周年カウントダウン記念マグカップ(陶器製)
50周年カウントダウン記念コースター(陶器+コルク製)
50周年カウントダウン卓上カレンダー2026
50周年カウントダウン記念ステッカー
50周年カウントダウン記念ポストカード
ロゴ入り紙バッグも含めると6点のお土産をいただいたことになる。
◆おまけ
あとはこの首からかける参加者証も記念品の1つになったわ
速報はあった?
会場では「王家の紋章原画展開催決定!」の告知が最速上映された
既にSNSでも告知が解禁されているが、2026年に東京・大阪・福岡で開催が決定した「王家の紋章原画展」の速報が会場内の大スクリーンでいち早く発表され、ホール内は感激のどよめきで沸いた。
目次へ戻る展示品はあった?
王家の紋章50周年カウントダウン記念パーティ会場入り口にはフォトスポットや花輪の展示が
会場入り口には、下記の展示物とフォトスポットがあった。
- お祝いの花輪スタンド
- ほぼ等身大のメンフィス&イズミルのパネル
- フォトスポット用セリフスティック
- 王家の紋章コミックス全巻展示
- 先生へのメッセージ投稿ポスト
来場者はメンフィス&イズミルの間に立って記念撮影が行えた。
撮影時は横のテーブルに置いてある様々なセリフスティックを自由に持つことができた。各キャラ名の叫びの他、「馬引けーーー!!」や「50周年カウントダウン」の札も用意されていた。
実際に撮影するとこんな感じ。さすが王子とファラオ、現代風な装いもお似合いだ。
写真の私の立ち位置に、私ではなくキャロルが21世紀のドレスを着て並んだら、きっとさぞかし美しかろう……など、そっと妄想した。
贈られたフラワースタンドも統一性があって、会場エントランスを華やかに彩っていた。
コミックス全巻とメンフィスのイラストボードはこちら。コミックステーブルの左端には❤の形のメッセージカードと、投稿ポストが置かれている。
目次へ戻るまとめ
王家の紋章50周年カウントダウン記念パーティは、細川智栄子あんど芙~みん先生+王族100名+関係者88名の合計190名が集った豪華パーティー
王家の紋章50周年カウントダウン記念パーティは、帝国ホテル東京の光の間に10人掛けのテーブル19席がセッティングされたディナーパーティーだった。
そのうち10卓100人分が一般応募者、その他9卓のうち2席が細川智栄子あんど芙~みん先生、残りの88席に出版関係者やエジプト大使館関係者、マスコミ各社などの招待客が座るという席次だ。
全世界の王族の人数に比べたら100人という数はわずかな一握りではあるものの、先生方お2人にとっては目の前の100人は大人数……。だというのに、細川智栄子先生も芙~みん先生も、王族全員と固くて長い握手をしてくださり、1人1人の声に笑顔で耳を傾けてくださった。
話される内容も全てが夢と浪漫とワクワクに溢れて輝いていたわ
今後もぜひサイン会や50周年本番パーティー、55周年、60周年などなど、いつまでも何度でも催していただきたい、そんなふうに願いたくなる素晴らしいパーティーだった。
目次へ戻るおまけの画像集
会場内の画像やgif動画をいくつか掲載しておく
よくある質問
Q1: 王家の紋章50周年記念パーティーはいつどこで開催されたの?
A1: 2025年11月18日(火)帝国ホテル東京
2025年11月18日(火)に東京都千代田区の帝国ホテル東京「光の間」で開催された。事前告知では「都内某所」とされており、招待者にだけメールで場所が通知されていた。
Q2: 帝国ホテルってどんなとこ?
A2: 戦前から存在する日本の最高級ホテル
帝国ホテルは1890年(明治23年)創業の歴史あるホテルで、ホテルオークラ、ニューオータニと共に日本の洋式ホテルの御三家と呼ばれている最高峰の高級ホテルだ。中でも戦前から存在するのは帝国ホテルだけ、というまさに日本のホテル・オブ・ホテルである。
Q3: パーティーの参加者は何人いたの?
A3: 一般の王族当選者100名、関係者90名
細川智栄子あんど芙~みん先生+ 一般読者(王族)100名+関係者88名の合計190名が参加した。一般読者は事前応募の抽選で選ばれ、関係者にはエジプト大使館関係者や出版関係者などが含まれていた。
Q4: みんなの服装はどんなだった?
A4: スーツ、着物、きれいめカジュアルなど
今後同様の催しがあった際、着ていくものに迷った際の参考までに当日の王族の方々の服装についてご説明すると、平均的には「きれいめ寄りの普段着・ややフォーマル」という感じが多かったように感じた。
具体的にはお子様がいらっしゃる方は謝恩会や入学・卒業式に参加する際の服装を思い浮かべると近いし、オフィス出勤の方は「ちょっとかしこまった来訪があるときの通勤服」といった感じだ。
披露宴出席より少しカジュアル目なワンピース~美しいお着物までと多様だったが、お祝いの席を華やかに、または作品の品を尊重したいという想いで装えばすべて問題ない。
Q5: パーティーでのイベントは?
A5: 先生によるご挨拶&握手OK記念撮影
細川智栄子あんど芙~みん先生との記念撮影と握手、エジプト大使による祝辞と贈り物交換、王家の紋章原画展開催の速報発表、メモリアル動画上映などが、開会・閉会のご挨拶および食事と歓談の合間に行われた。
Q6: 参加費はいくらでしたか?
A6: 2万円+交通費
参加費(チケット代)は2万円で、帝国ホテルの豪華ビュッフェ料理と記念グッズ5点セット、先生方との記念撮影などが含まれていた。先生方との至近距離での交流、豪華な食事に会場、そして特別なお土産……。
多くの参加者がお値段以上の価値を実感していた。あとは会場までの交通費や宿泊費が自費でかかった。
Q7: お土産って何がもらえたの?
A7: 王家50周年カウントダウン記念グッズ5点
50周年カウントダウン記念マグカップ、コースター、卓上カレンダー2026、ステッカー、ポストカードの5点セットと、王家の紋章ロゴ入り紙バッグがお土産として参加者全員に配られた。
Q8: 最新情報はあった?
A8: 原画展開催の最速告知があった
2026年に東京・大阪・福岡で「王家の紋章原画展」が開催されることが会場で最速発表された。ただし詳細な日程や会場は現在未公表だ。