更新: 7巻追加
最新刊まで漫画全巻あらすじ一覧
巻数 | 概要 |
---|---|
![]() | これ1冊でタイトル回収! |
![]() | たまきち登場! |
![]() | 気になる引きで終わった2巻のつづき! |
![]() | 待望の野球回を全編収録! |
![]() | SATA少年の登場で新展開へ |
![]() | 語られる島崎の過去 |
「平和の国の島崎へ」最新刊6巻が2024年7月23日(火)に発売された

最新刊である6巻からは島崎の回想片が始まる。島崎がどうやってLELを脱走し、コロニーまでたどり着いたかが語られるのだ。

6巻は全編シリアスです!

緊迫感漂ってんな!
今回は6巻発売を記念して、1巻~6巻それぞれの魅力と見どころを紹介していく。「この話って何巻だっけ?」と知りたい時にも役に立つだろう。
他にもキャラ相関図や登場人物一覧、wiki用語集もあるので、チェックしておいてほしい。
どの巻も最強の島崎エピソード満載!巻を重ねる度に強さが際立っていく

「平和の国の島崎へ」漫画1巻あらすじ


1巻には第1話~第8話が収録されている
記念すべき1巻目。主人公・島崎真悟(しまざき しんご)の辛い過去の一幕から始まり、主要人物たちとの出会いや関係性がこの1冊に分かりやすく簡潔にまとまっている。それに島崎の最強っぷりもこの1冊で堪能できる。暖かな家庭で無邪気に育った日本の少年が過激派組織LELに拉致され、知らない国で人を殺す道具にされることの過酷さ。その過程で植え付けられたトラウマ。それすらも克服して平和に生きようとする葛藤……。それらを時折混じるコミカルな描写がテンポよく読ませてくれる。

戦場に戻る事になる経緯も気になるが、そこから再び平和の国に戻れるかも大いに気になるところだ。

1巻で一気に世界観に引き込まれます

巻頭カラーでドキッとすんだよな
「平和の国の島崎へ」漫画2巻あらすじ


2巻は第9話~第18話まで
2巻ではついに、この作品のマスコット的存在である犬のたまきちが登場!初登場は第15話だ。以降はたまきちのかわいさを存分に味わうことができる。さらには島崎の特異スキルや過去のエピソードも新たに明かされ、物語がますます深掘られていく。過激派テロリスト(LEL)って日本にも普通に潜伏してるんだな…など、日常を疑いたくなる描写も多く、そのリアルな描写につい引き込まれてしまうだろう。

「自分もそういうところあるかも…」とか、「身近にこういう人いるけど、自分には何もできないしな…」とか、思わず自分の身に置き換えて考えさせられてしまうのだ。

たまきちは登場からかわいいです

犬ってたしかに殺気に敏感そうだよな
「平和の国の島崎へ」漫画3巻あらすじ


3巻は第19話~第28話まで
2巻のラストはとっても気になるところで終わっていた。3巻は巻頭から早速そのつづきを読める。過去回なども挟むことなくスッとつながるので、2巻から続いていた事件の顛末を見届けよう。2巻から活躍中のたまきちをとりまく犬社会も、3巻からどんどん広がりを見せていく。島崎の良きパートナーとなった平和の象徴たまきちが、飼い主の島崎と共に自分の世界を広げていく様子は心をほっこりさせてくれる。

3巻では着ぐるみショーで奮闘する島崎の雄姿も印象深いシーンの1つである。

オレも殺陣とかかっこよくキメてみてーぜ

活気溢れる商店街の描写もいいですよね
「平和の国の島崎へ」漫画4巻あらすじ


4巻は第29話~第38話まで
3巻も2巻と同様に、とてもとっても気になるところで終わっていた。4巻は巻頭から早速そのつづきを読める。このもったいぶらないテンポの良さが本作の魅力でもある。おまけにこのつづきというのが、期待を裏切らないどころか期待以上に最強の島崎を見せてくれるのだ。1巻から面白かったが最新刊が一番面白い。ついに収録された待望の野球回と併せて、島崎の魅力がこれでもかと詰まって炸裂している。

野球のあとは2巻に登場したぬるま湯青年の後輩が登場。何となく学費を遊びで溶かし、借金を作って大学からも足が遠のき、気付けば反社のカモとして犯罪の片棒を担がされていた後輩は、日の当たる場所へ帰ることができるのだろうか。

島崎もオレと同じくエースになんのか!

野球部員としては見逃せない回ですね!
「平和の国の島崎へ」漫画5巻あらすじ


5巻は第39話~第48話まで
5巻で初登場するのは、今後の島崎に大きな影響を及ぼすことになる少年・SATA(サタ)だ。どうやら島崎の古巣である「LEL」の下部組織で育成されている、年少グループの一員らしい。家庭環境に恵まれず、箸の握り方はおろか社会との関わり方も学んで来れなかった少年の様子に、島崎は幼いころの自分の姿を重ねて目が離せなくなっていく。

徐々に深まる商店街の人々との絆と、それに比例して暴かれていく島崎の過去……。まるで静かなる崩壊の足音を聞いているかのような読後感だ。


島崎さん、このまま商店街で幸せにはなれないんでしょうか…

つないだ絆、ちぎれないでほしいぜ
「平和の国の島崎へ」漫画6巻あらすじ

6巻には第49話~第58話が収録されている

語られる島崎の過去
SATAに心を開いてもらうため、島崎は自分自身についてを考え始めた。すべてはSATAに自分を隠さず語るためだ。なぜLELから逃げたいと思ったか、どうやって逃走し、何をして過ごしてきたか……。この巻では島崎の過去が次々に明らかになる。
そして暴れすぎた島崎と、それを諌めにきた緒方へ近づく闇についても語られていく。

しばらくは島崎の過去、そして緒方の受難が中心になっていくのだ。島崎が真の「平和」にたどり着く日は来るのだろうか。


過去の島崎は眼光が鋭いな

誰も信じてない顔ですね
最新刊「平和の国の島崎へ」漫画7巻あらすじ

最新刊である7巻には第59話~第68話が収録されている

島崎の過去・中編と孤立する緒方
コロニーへ向けての長距離移動の途中で、島崎は幾人かの心温かい人たちに出会い、人としての心を少しずつ取り戻していく。前巻から続いている過去編はこの巻で「コロニー到着1週間前」まで迫ってくる。なお過去編だけがずっと語られている訳ではなく、現在の日常の合間に回想が挟まるかたちになっているため、島崎が戦場へ戻る日へのカウントダウンはその間も進行している。

一方、コロニーに保護されて更生中の少年SATAは、かつての仲間に裏切られた傷はまだ深いものの、コロニーのメンバーたちから与えらえる優しさで徐々に癒されつつあった。


緒方さん、心配です

コロニーは波瀾の日々だな
「平和の国の島崎へ」は、本当に身近にありそうな描写で裏社会を読みやすく描く最強漫画


この漫画を読んでいると、日常の怖ろしさにハッとすることがありますよね

オレたちも気を付けねえとって思うよな
そんな恐怖を説教くさい描き方ではなく、最強主人公のクールな活躍と、どこかコミカルな登場人物たちのゆるい毎日の中で垣間見せてくれるので、気付けば一気読みして読み返してしまうのだ。

知れば知るほど島崎を好きになってくるぜ

どのエピソードも先が気になりますよ
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