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インサイド・ヘッドの登場人物は?キャラ一覧

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インサイド・ヘッドはひどい?イライラする?あらすじ&レビュー
インサイド・ヘッドはひどい?イライラする?あらすじ&レビューの画像
この記事でわかること

・「インサイド・ヘッド」ってどんな映画?

・「インサイド・ヘッド」はどこで観れる?

この記事を読めば「インサイド・ヘッド」がどんな作品で、どこで視聴できるかが2分で分かります

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インサイド・ヘッド目次
  1. インサイド・ヘッドとは
  2. 作品概要
  3. あらすじ
  4. 主な登場キャラ
  5. ストーリーへの感想
  6. 世界観の感想
  7. まとめ
  8. 作品詳細
  9. おすすめ記事
  10. 関連記事一覧


インサイド・ヘッドとは

「インサイド・ヘッド」は2015年6月に公開されたディズニー映画

「インサイド・ヘッド」のタイトルロゴ
映画「インサイド・ヘッド」のタイトルロゴ入りビジュアル
アメリカでは2015年6月19日(金)に、日本では2015年7月18日(土)に公開された。
ピクサー・アニメーション・スタジオで制作されたディズニーの3Dアニメ映画で、夏休みのファミリー層を狙った作品だ。


作品概要

ライリーという女の子の、疑似化された脳内感情を主役にした成長物語

生まれたてのライリー
映画「インサイド・ヘッド」の生まれたてのライリーを両親が見下ろすシーン-
この生まれたばかりの女の子の脳内が物語の舞台だ。
彼女の中に芽生えた感情たちが擬人化されて、脳内会議や精神世界での冒険を繰り広げる。

この物語はライリーが生まれてから11歳で初めての引っ越しと転校を経験するまでの、心の成長物語なのだ。


あらすじ

健全かつ幸福に育った少女・ライリーが、突然の転勤によって心にダメージを受け、精神世界が崩壊の危機に陥る……

ライリーの精神世界
映画「インサイド・ヘッド」で精神体たちがライリーの精神世界を見下ろすシーン
ライリーの脳内には感情をつかさどる5人の精神体が存在しており、日々様々な思い出を集めて保管しながら、人格の形成を手伝っている。

5人のメンバーの正体は「ヨロコビ(喜び)」、「カナシミ(悲しみ)」、「ビビリ(恐れ)」、「ムカムカ(嫌悪)」、「イカリ(怒り)」だ。
ライリーは幸せで満ち足りた生活を送り、精神世界はヨロコビを中心に運営されていた。

しかし……

サンフランシスコへ引っ越し
映画「インサイド・ヘッド」でライリーの家族がサンフランシスコへ引っ越してきたシーン
11歳を迎えたある日、父の仕事の都合で都会へ引っ越すことになったライリーは、親友とも別れ、慣れない土地で暮らすことを余儀なくされる。
はじめは明るく両親を元気づけ、笑顔を保っていたライリーだが、新しい学校での転入初日の挨拶をきっかけに、脳内でカナシミが暴走し始める

カナシミが暴走
映画「インサイド・ヘッド」でカナシミが暴走を始めたシーン
暴走したカナシミは、楽しく特別な思い出を次々に悲しい思い出へと変質させ、脳内環境を急速にネガティブへと塗り替えていくのだ

涙が止まらなくなったライリー
映画「インサイド・ヘッド」でカナシミの暴走で涙が止まらなくなったライリー
カナシミの暴走が原因となり、現実世界のライリーは教室で涙が止まらなくなり、転校初日が最悪の思い出として深く心に刻まれてしまう

精神世界を疾走するヨロコビ
映画「インサイド・ヘッド」でカナシミが崩壊させた精神世界を疾走するヨロコビ
これ以上の被害を防ごうと奮闘するヨロコビだったが、その努力も虚しくカナシミの暴走は止まらず、精神世界は次々に崩壊していく。

果たしてヨロコビは再び精神の主導権を取り戻し、ライリーの心に明りを灯すことができるのだろうか。


主な登場キャラ

インサイド・ヘッドに登場する主要キャラは下記の10人

他にも「記憶消し係」や「夢の製作スタジオスタッフ」など、精神世界には様々な役割を持つ住人が多数登場する
キャラクター吹き替え声優概要
ライリー
ライリー
伊集院茉衣
(幼少期は鎌田英怜奈)
物語の主軸となる人物。
家族に愛され、友だちにも恵まれて、明るく前向きに育ってきた少女。大好きなのはアイスホッケーという活動的な子どもだ。
しかし、突然の遠方への引っ越しで、彼女の人生には初めての暗雲が立ち込め始める
ヨロコビ
ヨロコビ
竹内結子英語だと「joy」。「楽しい」や「嬉しい」など前向きな感情をつかさどる精神体。
前向きな性格はこの1人しか存在しないのと、理性が強いことから感情たちのまとめ役を買って出ている。カナシミには手を焼いており、基本的に馬が合わない
カナシミ
カナシミ
大竹しのぶ英語だと「Sadness」。「つらい」、「しんどい」などマイナス感情をつかさどる精神体。
理性が弱く、ダメだと言われても勝手に行動したり、逆に肝心な時にうずくまって動かなくなったりするし、感情の言語化も基本できない
ビビリ
ビビリ
落合弘治英語だと「 Fear」。「恐れ」や「不安」をつかさどる精神体。
本能が強く、無意識に危機を察知したり怪しいものから距離をとるはたらきをする
ムカムカ
ムカムカ
小松由佳英語だと「Disgust」。「嫌悪」をつかさどる精神体。
日本語版だと「ムカムカ」と訳されているので「怒りの感情と同じでは?」と感じてしまうが「嫌悪」なら納得だ。
もしかしたら「イヤイヤ」と命名された方が分かりやすかったかもしれない
イカリ
イカリ
浦山迅英語だと「Anger」。「怒り」や「イライラ」をつかさどる精神体。
怒りの感情が頂点に達すると頭頂部から炎を噴出する。突発的に爆発しがちだが、その感情はあまり長引かない。
ビンボン
ビンボン
佐藤二朗ライリーが幼い頃に落書きで生み出した空想上の友だち。メルヘンやファンタジーなど、頭の中で想像した非現実的な楽しい夢を象徴している。
ライリーが成長していくに従って、だんだんと出番が減り、記憶の端へと追いやられていく
ビル
ビル
花輪英司ライリーの父親。明るく優しく家族思いだが、仕事上の都合で引っ越しを余儀なくされ、その後もトラブル続きで徐々に心に余裕をなくしていく
ジル
ジル
田中敦子ライリーの母親。夫と同じく家族思いで優しい性格。
トラブル続きの夫とふさぎ込みがちな娘をなんとか支えようと気丈に振舞っている
メグ
メグ
菊池心寧
(幼少期は大滝りお)
小さい頃からライリーと共に過ごした親友で、同じホッケーチームに所属していた。
ライリーが引っ越してからもビデオ通話で会話をするなど交流があったが……


ストーリーへの感想

インサイド・ヘッドは「子育て経験がある、または幼少期の自分に寛容な人」と、それ以外とで評価が分かれそう

カナシミにヨロコビがうんざり
映画「インサイド・ヘッド」で床に寝そべって動くことを放棄したカナシミにヨロコビがうんざりするシーン
何も考えずに観ると、カナシミの態度や行動の全てが精神を逆なでして苛立たせてくる。
遠慮がちなふうを装いながらも禁止されたことを次々に行い、自分の考えを言語化する努力もせず、愚鈍な動きで精神世界を崩壊させ、挙句「もうダメ。疲れた。歩けない」と弱音を吐き、進むべきタイミングで地面に横たわって動かなくなる。

まだまだ精神が未成熟な幼い子どもなのだから、そうなってしまうのは仕方がないことではあるのだが、精神体がライリー本体よりも年上に見える容姿に設定されているため、世間知らずでわがままな大人(カナシミ)が子ども(ライリー)の脚をひっぱっているような構図に見えてしまうのだ。

カナシミの態度に嫌気がさすヨロコビ
映画「インサイド・ヘッド」でカナシミの態度に嫌気がさすヨロコビ
カナシミの存在を受け入れられず、スルーするか否定するしかできないヨロコビにも問題があるのだが、カナシミの描写があまりに身勝手が過ぎる様子に描かれているので、正直、あまりよい視聴感ではなかった。

とはいえファミリー向けのディズニー映画なので、当然ラストはハッピーエンドだ。ライリーという1人の女の子の精神が、0歳から11歳までの経験を経て徐々に形成され、成長し、初めての試練でさらなる進化を遂げる……。
それを我が子の姿や幼かった頃の自分と照らし合わせて暖かく見守るスタンスで視聴すれば、最終的には「まあまあだった…かな」となる気がする。


世界観の感想

各精神体の性格づけが曖昧な印象があるものの、精神や記憶の構造が面白い

ライリーのパパの精神世界
映画「インサイド・ヘッド」に登場する、ライリーのパパの精神世界
擬人化された精神体は、ライリー以外の全ての人間の脳内にも存在しているのだが、例えはライリーのパパの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカの全員がプロサッカーを観戦して大喜びで歓声を上げていた。
「なんでカナシミもイカリも全員ご機嫌で喜び風味なんだ…?」と不可解な気持ちになる描写だ。

ライリーのママの精神世界
映画「インサイド・ヘッド」に登場する、ライリーのママの精神世界
ママの頭の中では「ビビリ(一番左の紫色)」が落ち着いてコーヒーを飲んでいるし、ヨロコビ(黄色)とムカムカ(黄緑)は無感情に状況の解析を行っている。

「いくら成熟に近づいた大人の精神でも、感情が全て同一になることはないだろ…」と心の中でツッコミを入れてしまった。

普段は一致団結して落ち着いていて、感情が昂ったときだけいずれかの性質が活性化する…という設定なのかもしれないが、それでは「感情をつかさどる精神体」としての設定が弱くいまいち分かりづらい。

とはいえ精神世界を遊園地のような構造でビジュアル化した様子はとても面白かった。

記憶消し係と記憶の棚
映画「インサイド・ヘッド」に登場する、記憶消し係と記憶の棚
膨大な記憶の塊が詰まった棚の中から、不要になった記憶を吸い取って消去したり……

イマジネーションランド
映画「インサイド・ヘッド」に登場する、イマジネーションランド
幼い頃につくった空想の世界が「イマジネーションランド」として想像力を育むエンタメ施設になっていたりと、脳内地図を立体にして色をつけた世界が、とても鮮やかでわくわくさせてくれる。


まとめ

「インサイド・ヘッド」は主要キャラ(精神体)全員が未熟な子どもであることを意識して暖かく見守る映画

夢の製作工場を歩き回る
映画「インサイド・ヘッド」で夢の製作工場を歩き回るヨロコビ、カナシミ、ビンボン
インサイドヘッドの主役となるライリーは、0歳から11歳までの、情緒も理性もまだまだ育っていない子どもだ。なので彼女の脳内にいる精神体も同じく未発達で己の制御ができない、感情のままに流されてしまう子どもだ。
ゆえに、時に大人をも苛立たせて理性を奪ってくる理不尽な感情の爆発をしょっちゅう引き起こす。それが観ている側の精神にも多大なストレスのイライラを与えてくるのだ。

「自分も小さい頃はそうだったな…」とか「あの頃の我が子もこんな感じだったな…」などと、暖かく見守る気持ちで視聴すれば、最終的にはほっこりした気持ちになるかもしれない。

だけどやっぱりカナシミの描き方はもう少し共感できる様子にしてほしかった!

ライリーの精神世界
映画「インサイド・ヘッド」に登場する、ライリーの精神世界
とはいえ具体化された脳内世界の幻想的なビジュアルは必見だ


作品詳細

「インサイド・ヘッド」情報まとめ

英語タイトルInside Out
日本語タイトルインサイド・ヘッド
全米公開日2015年6月19日(金)
日本公開日2015年7月18日(土)
企画・監修ピート・ドクター(Pete Docter)
ロニー・デル・カルメン(Ronnie del Carmen)
脚本ピート・ドクター(Pete Docter)
メグ・レフォーヴ(Meg Lefauve)
ジョシュ・クーリー(Josh Cooley)
制作会社ピクサー・アニメーション・スタジオ
公式サイトこちら
配信サイトDisney+(月額会員登録で見放題)
Amazonプライム・ビデオ(48時間レンタル199円)
Apple TV(レンタル204円)
TELASA(3日間レンタル330円)
You Tube(48時間レンタル400円)


Netflixやhuruでは配信されていない


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