iPadがMacの液晶ペンタブレットに変身!
Adobe IllustratorやPhotoshopをApple Pencilで直接操作できる革新的機能を徹底解説
最終更新: 2025年9月28日
Sidecarは、macOS Catalina(10.15)から搭載された革新的な機能です。iPadをMacの外部ディスプレイとして活用でき、Apple Pencilによる直接入力も可能になります。
これまで高価な液晶ペンタブレットが必要だった作業が、手持ちのiPadとApple Pencilで実現できるようになりました。プロのクリエイターから趣味のイラスト制作まで、幅広いユーザーに革命をもたらした機能です。
MacとiPadを同じApple IDでサインイン
Macのコントロールセンターから「ディスプレイ」を選択
接続したいiPadを選んで「接続」をタップ
USB-CまたはLightningケーブルで接続すると自動認識されます。グラフィック作業では有線接続を強く推奨します。
アイコン | 機能 | 補足 |
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メニューバー表示 | フルスクリーン時の表示/非表示切り替え |
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Dock表示 | iPadのDockを表示/非表示 |
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⌘ Command | コピー、ペースト、保存など最頻出キー |
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⌥ Option | 複製、変形、選択など |
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⌃ Control | 右クリックメニューなど |
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⇧ Shift | 比率固定、直線移動など |
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取り消し | 直前の操作を取り消し(⌘+Z相当) |
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キーボード | オンスクリーンキーボードの表示 |
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Sidecar終了 | 接続を解除してSidecarを終了 |
よく使うキーの横にシールなどの突起物を貼っておくと、画面を見なくてもブラインドタップできるようになります。
イラストレーターのブラシツールを使ってデッサンのようなラフが描けて、そのままフィニッシュまで作れるのは、イラストレーターユーザーには物凄く新鮮な体験になるでしょう。