このサイトのイラストは、全て
イラストレーターで制作されていて
写真などの画像は一切、使用していない。
そもそもイラストレーターとは、何なのか?
簡単にいうと、「お絵かきする道具」である。
これを使えば、美しい図形や文字、
イラストなどが、凄いスピードで描く事ができる。
もし人生を通して、千枚の絵を描くことができるなら
このイラストレーターを使えば
その人生で、10万枚の絵が描けるだろう。
イラストレーターは、WindowsやMacといった
コンピューターで使うことができるソフトの名前で
コンピューターが得意とする計算能力を生かし
人間の持つ感性を最大限に表現し
それを最も効率良くアウトプットする事ができる道具である。
しかし、ほとんどの場合
プロが使う事が多く、あまり一般的に使われてはいない。
イラストを描く人でも、
クリップスタジオやペインター
Photoshopなど、イラストレーターでは無いものが
よく使われていたりする。
その理由は、前述した通り
イラストレーターが、コンピューターの得意とする
計算を生かして描く所にある。
イラストレーターの長所の一つとして
曲線が特に美しく描けるのだが
その特徴的なものとして、ベジェ曲線がある。
今回は、このイラストレーターに関することを紹介したい。
イラストレーターのベジェ曲線は
ペンやマウスで、タッチやクリックすると
点が作られるので、もう一点を作ると、
その間をコンピューターが勝手に計算して
キレイな曲線を描いてくれるもの。
点からは、ハンドルというのが出ており
そのハンドルを動かして、
曲線の向きを自由に調整することもできる。
コツを知るまでは、上手くいかないかもしれないが
わかると、とても直感的に利用できる。
このイラレブックで、三歳児でも簡単に把握する
プロの業界でも伝わってきた
恐るべき簡単テクニックを
イラレブックの記事内にある
新ミニコーナー「イラレッスン」
(初回は、折り畳み定規の記事内から)を通して、
どんどん紹介していく予定なので
イラレブックの色んな記事を見ながら
自然にイラレもマスターして欲しい。
ちなみに「ベジェ」とは、
この曲線の描き方を考えて、
先に世に広めた人の名前である。
イラストレーターで描いた絵は
コンピューター上で描くので、
ベクタという形式でデータが作られる。
ベクタ形式とは、計算して表現する形式で
点と点がどのような状態なのかを記録し
ファイルを開いたときに、記録されたデータを見て
コンピューターが
画面にイラストを描画する。
イラストレーターは、このような特徴から
形について考える数学の一つである
幾何学について、一切考えずに
幾何学的な正確な図形などを、
自由自在に作る事ができる。