野菜の日(831の日)にスイカを考える。スイカは野菜か果物か

スイカは野菜か果物か
スイカは野菜か果物か?スイカ一玉、スイカ8分の1切れ、スイカ4分の1切れ、スイカ半切れ

スイカの4コマ漫画「真夏のホラー」

スイカの4コマ漫画
①暗闇の中、手を振り上げて迫りくるシルエット「や…やめろ」と静止しようとしている自分の手も、闇で黒く染まっている。...③遂に棒が振り下ろされ、視界が赤く染まる。ブンッ!ゴッ!ブシャア!!!ぎゃあーーーーー!!!!断末魔の悲鳴を上げる自分④これはスイカたちが楽しむ真夏のホラーVR「恐怖!スイカ割り体験VR」だった

各キャラの特徴

目が横長 スイカ (性格:素直なお人好し スイ太 目がまん丸 (性格:能天気な楽天家 きち スイ吉 目が縦長 (性格:冷静な知性派 きち スイ吉 目が縦長 (性格:冷静な知性派
イラレブックのオリジナルキャラクタースイカが話している画像 スイカ
頭カチ割られるのは、スイカの原初の恐怖だな……
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ太が話している画像 スイ太
体感温度の急降下がクセになるぜ

スイカ

スイカは夏の風物詩的な果物。だが……

スイカは「ザ・夏!」というイメージの食べ物だ。「夏と聞いてイメージする果物は?」と聞かれた場合、日本では高確率でスイカがTOPを獲るだろう。しかし、実はスイカは農林水産省の分類上は野菜である。

イラレブックのオリジナルキャラクタースイ吉が話している画像 スイ吉
オレらフルーツ界隈での立ち位置はビミョーだよな

野菜と果物の基準

果物の定義は農林水産省では「樹木になる実」、植物学的には「種子のある実」

「野菜」か「果物」かの振りわけはけっこう難しい。日本では農林水産省が決めた定義に従って「木になる実」=「果物」という区別が一般的だ。なのでスイカやイチゴは野菜に分類され、梅や栗は果物に分類される。

一方、植物学的には「種のある実は果物」と分類されるため、スイカやイチゴ、さらにはトマトやきゅうりも果物に分類される。

紛らわしい植物たち

野菜と果物の定義に迷う植物たち

「野菜?果物?どっち?」と迷われることの多い植物を一覧にしてみた。植物学的には「種子」……いわゆるタネを含むものは「果実」に分類される。タネのある実なら「果実」、葉っぱや根など、タネのない部分を食べるものは「野菜」という感じだ。
一方、農林水産省の定義では「樹木になる実」が「果物」、木じゃなくて草……つまり地に這う植物から獲れるものは「野菜」に位置づけられる。そうなるとスイカやイチゴ、メロンなどは野菜、梅やアボカドは果物になるわけだ。

植物名 農林水産省 植物学
スイカ 野菜 果物
メロン 野菜 果物
イチゴ 野菜 果物
果物 果物
果物 果物
アボカド 果物 果物
トマト 野菜 果物
きゅうり 野菜 果物
ピーマン 野菜 果物
ナス 野菜 果物
カボチャ 野菜 果物
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ太が話している画像 スイ太
メロンやきゅうり、カボチャはオレらと同じ瓜の仲間だぜ!
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ吉が話している画像 スイ吉
『果物』か『野菜』かなんて、結局人間側から見た都合のいい分類なんだよな

甘ければ果物

フルーツショップや生鮮食品売り場では「甘ければ果物」!!

植物はただひたすらに繁殖しているだけだ。「果物」か「野菜」か…なんて、所詮は人間が勝手に定義しているだけである。ついでに言うと一般人的には植物学も省庁の基準も普段は意識しないものだ。
なので生鮮食品売り場では「甘くてジューシーならフルーツ!」、「甘くなければ野菜!」という分類が一般的である。まあトマトやカボチャは甘い場合もあるが、酸味が強かったり甘味が少ない場合もあるので野菜にカテゴライズされる。

イラレブックのオリジナルキャラクタースイ吉が話している画像 スイ吉
他には『そのままかじれたら果物』、『調理が必要なら野菜』って分類もあるな
イラレブックのオリジナルキャラクタースイカが話している画像 スイカ
それだとニンジンやキャベツもある意味果物になっちまうな

野菜の日

8月31日は野菜(831)の日!

記念日はけっこうゴロ合わせで作られる。…というわけで8月31日は8(ヤ)3(サ)1(イ)。「野菜の日」だ。そしてスイカは農林水産省の定義的に野菜である。
夏の終わりの野菜の日に、ぜひスイカを食べて夏の名残を惜しんでみては如何だろうか。

イラレブックのオリジナルキャラクタースイカが話している画像 スイカ
最近はハウス栽培の『冬スイカ』もあるけどな
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ吉が話している画像 スイ吉
ついでに言うと、実は『スイカ』は俳句では秋の季語なんだよな
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ太が話している画像 スイ太
直感的にはバリバリの夏フルーツなのに意外とハッキリしねーのな

Q&A

Q1:結局スイカは野菜なの?
A1:どちらとも言える!
スイカは農林水産省基準では野菜、植物学的には果実だ。そして多くの人々にはフルーツとして印象付けられている。
Q2:「スイカの日」ってある?
A2:ある。7月27日だ
7月27日は7(ナ)2(ツ)であり2(ツ)7(ナ)である。スイカは夏の風物詩であり、綱(ツナ)のような模様を持っているので、7月27日は「スイカの日」としてスイカ愛好家たちにより制定された。
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ太が話している画像 スイ太
『スイカ愛好家』ってなんだよ
イラレブックのオリジナルキャラクタースイカが話している画像 スイカ
まあ愛してくれるなら嬉しいよな
Q3:「果物の日」ってある?
A3:ある意味ある。毎月8日
「8(ヤ)つ」=「おやつ」、おやつの時間にフルーツを食べてもらいたい……そんな願いを込めて、毎月8日は「フルーツの日」に認定されている。全国柑橘宣伝協議会と落葉果実宣伝協議会によって制定された記念日だ。年に1度ではなく毎月というところに「常日頃からフルーツを食え。」という押しの強さを感じる。
Q4:なんでスイカが秋の季語なの?
A4:旧暦と立秋が理由
旧暦、いわゆる太陰暦では8月は秋に位置づけられる。そして「立秋」は8月7日。これは「暑さがピークを迎え、ここから先は少しずつ涼しくなりますよ」という、季節の折り返しを表す日だ。
今でこそ地球の温暖化などで9月になっても「まだ猛暑では…?」なんて日が続くが、昔は8月半ばが季節の折り返しだったのだ。
というわけでその頃に旬を迎えるスイカは「夏の終わりに出回る果物」、「秋の始まりを告げる果物」として秋の季語に認定されたのだ。これは「歳時記(俳句の季語辞典のような書物)」に記録されている。
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ吉が話している画像 スイ吉
ファッションと同じで、俳句は季節先取りが定番なんだ
イラレブックのオリジナルキャラクタースイ太が話している画像 スイ太
今となっちゃ先取りしすぎ感あるよな。時代に合わせて変えた方がよくね?

関連動画

スイカ一玉 スイカ一玉

スイカに関する詳しい解説動画です