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【ゼルダ姫】外伝なの?面白い?ゼルダの伝説 知恵のかりもの

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【ゼルダ姫】外伝なの?面白い?ゼルダの伝説 知恵のかりもの
【ゼルダ姫】外伝なの?面白い?ゼルダの伝説 知恵のかりものの画像
この記事でわかること

・「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は面白い?

・「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は買うべき?

この記事を読むと、新システムの理解、ゼルダ姫が主役の新しい体験、購入に関するお得情報がわかります。

目次目次
  1. どんなゲーム?
  2. 本作の特徴
  3. お姫様が主人公になったゲーム
  4. カイ
  5. ピーチ姫
  6. 本編を超える可能性
  7. かりものとは?
  8. かりもの使い方
  9. シンク
  10. うま
  11. まとめ
  12. 作品情報
  13. おすすめ記事
  14. 関連記事一覧
  15. ゲームブンセキとは


どんなゲーム?

ゼルダ姫の新作ゲームが2024年9月26日に発売される!それが「ゼルダの伝説シリーズ」最新作となるスイッチ版「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」だ。

導入部分
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」導入部分のまとめ
まずは物語の導入を簡単に説明:もはやゼルダの伝説シリーズではお馴染みだが、ゼルダ姫が囚われの身になっている場面から始まる。(上図の左上)
そこへ剣士であるリンクが現れ、いつものように敵を倒しゼルダ姫を救うのだが(上図の左下)、リンクは謎の裂け目に飲み込まれてしまうことに‥。(上図の右上中央)
リンクのおかげでゼルダ姫だけがなんとか一命を取り止め、脱出に成功!(上図の右上)
そして、残されたゼルダ姫が一人で冒険へ出ることになるのだった。(上図の右下)

公式動画はこちら


そう、本作はこれまでリンクに助けられてきたお姫様であるゼルダ姫が主人公の「ゼルダの伝説」なのだ。
ゲームに詳しい人なら、この部分が面白いところでもあり、逆に外伝のような見え方に対して不安を感じる部分でもあるだろう。
この点について詳しく見ていきたい。


本作の特徴

「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は、ゼルダ姫を主役にした「ゼルダの伝説 夢をみる島」と同じアクションアドベンチャーゲーム。

夢をみる島と知恵のかりもの
左図が「ゼルダの伝説 夢をみる島」右図が「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」
従来のゼルダシリーズと異なるのは、ゼルダ姫の視点でゲームが進行すること。
そして、これまでは「力」を中心に攻略してきたリンクとは違い、「知恵」を中心に攻略するゼルダであるところがこれまでの「ゼルダの伝説」と大きく異なる。

かりもの

「知恵」の遊びの中心となるのが、一度借りたものは何度でも作り出せる「かりもの」システム。
これによって、モノやモンスターなどの特性を活かした自由な攻略や遊びを実現している。
いわゆる従来のリンクのような剣士の状態でも遊べるが、本作では時間制限があり、特別な状態(切り札的な要素)として活用することになるようだ。


お姫様が主人公になったゲーム

ゲーム史上において、このようなお姫様(救われる側)が主人公になる展開は斬新でありながらも、実は従来でもいくつかあったやり方だ。

カイとピーチ姫
「ドルアーガの塔」のカイと「スーパーマリオ」のピーチ姫

ゲーム史における不安

これまでのゲームの歴史の中で、こういう展開はゲーマーにとっては若干不安な部分がある。
それは、いわゆる勇者とお姫様の立場が逆転するゲームには、これまで宿命のような、どうしても超えられない壁があったからだ。

代表的な2大タイトル

上の図の2つの例は、ゲーム史におけるこのような展開を行なった代表的なタイトルなので、越えられなかった壁について、次で紹介する。


カイ

ドルアーガの塔のカイが主役になったゲーム

イシターの復活とカイの冒険
アーケード版『The Return of ISHTAR(イシターの復活)』とファミコン版『THE QUEST OF KI(カイの冒険)』

「ドルアーガの塔」

古くは「ドルアーガの塔」が有名だろうか、主人公ギルではなく、そのギルに助けられる対象だったカイを主役にしたゲームがある。
ゲームセンターで1986年7月から稼働していた『The Return of ISHTAR(イシターの復活)』上図で言うと、左側にあるゲーム。
そして1988年7月22日に発売されたファミコン版『THE QUEST OF KI(カイの冒険)』(上図の右側)がそれだ。

ドルアーガの塔ではどんどん上へ登っていくゲームだったのに対して、イシターの復活ではどんどん下へ降りて元に戻っていくようなゲームになっているのが繋がりがあって当時は面白かったのだ。
しかし、本編とも言える前作「ドルアーガの塔」の面白さを超えることはなかった。


ピーチ姫

スーパーマリオのピーチ姫が主役になったゲーム

ピーチ姫のゲーム
Nintendo DS版「スーパープリンセスピーチ」とSwitch版の「プリンセスピーチ Showtime!」

「スーパーマリオブラザーズ」

最も有名なのはやはりこれ、「マリオ」に助けられる対象だったピーチ姫を主役にした2005年10月20日に発売されたNintendo DS版「スーパープリンセスピーチ」(上図の左側)や最近だと2024年3月22日に発売されたSwitch版の「プリンセスピーチ Showtime!」(上図の右側)のアクションゲームが記憶に新しいだろう。
これらゲームは、感情豊かなピーチ姫の特性を活かした感情や演じる役柄によって劇的に変わるアクションが面白いところだった。

しかしどれも、どうしても外伝的な見え方が拭えず、実際のゲームも本編を超えられるようなタイトルになったものは、これまでは無かったように思える。
これらを踏まえて考えると「ドルアーガの塔」や「スーパーマリオ」ほどの名作シリーズでも、お姫様(救われる側)を主役にした立場を逆転させたゲームで本編を超えるような面白いゲームにすることはとても難しいことなのだろう。
そのため、これまでは本編とは少し味を変えたような外伝的な面白さに落ち着かせることがこれまでの在り方であり、ゲーム界における常識だったのだ。

「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」の面白さ

しかし「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」はこれまでとは少し違うように筆者は思うのだ。


本編を超える可能性

ゼルダ姫の新作ゲームである「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」が面白いか?どうかは遊んでみないとわからないが「ゼルダの伝説 夢をみる島」よりも遊びの幅が広がっていて自由度が高くなっていることがわかる。

寝るゼルダ姫
ボスとの対戦中にベッドで寝るゼルダ姫

自由度の高い面白さ

公開された動画内では、なんとゼルダ姫がボス戦中に何を考えたかベッドを置いて、眠り出しているではないか!
ボス戦中にベッドを置いて、寝たのはゲーム史上初かもしれない。
(いや、マイクラでやった人がいるかもしれないが‥)

体力が回復するのか?ただのボスに対する煽りなのか、このゼルダを操作しているプレイヤーの真意は定かではないが、プレイヤーの工夫によって自由な遊びが満載なのが想像できるだろう。
こんな自由な遊びを実現したコアとなる要素が、タイトル名にもある「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」ならではの「かりもの」という仕組みだ。
これによって「力」から「知恵」に変わり、これまでには無いプレイ体験を実現し、本編を超えるほどの本作ならではのゼルダ姫にしかできない新たな冒険を楽しませてくれるようになる期待が高まるのだ。

公式動画はこちら



かりものとは?

面白い要素「かりもの」

「かりもの」の面白さ

動画を観ると「かりもの」とは、ふしぎな妖精「トリィ」からもらえる「トリィロッド」を世界でキラキラしているモノに使うと、そのモノをお借りすることができるシステムのようだ。
かりもの
トリィロッドでモノを借りる流れの図
一度お借りしたものは何回でも作ることができて、これを使って冒険を進めていく。


かりもの使い方

一見、役に立ちそうにないテーブルも‥

かいものでの問題解決法
かりもので問題を解決できる例

工夫できる面白さ

例えば、冒険の途中で高すぎて登れない崖があっても、お借りした「テーブル」を図のように階段状に作って登っていけば、高い崖も簡単に登ることができたりするわけだ。

「上品」という面白さ

ここでもう一つ、注目したい点がある。かりものを借りるときにわざわざナレーションでも「お」借りすると丁寧語を徹底的に使っている部分だ。
これはとにかくこのゲームが上品であるということではないだろうか?
今回の主役がゼルダ姫であることからも、どうやらこのゲーム、品格漂う、とってもお上品なゲームかもしれないのだ。
ドタバタする下品な戦いではなく、伝統的な王家のように凛とした立ち振る舞いで知恵を使ったゲーム進行になる、そういう意味でもどんな展開になるのか今から楽しみにしている部分でもある。
(しかし早速テーブルの上に立つのは、お上品ではないかもしれないが‥これはプレイヤーの選択によって下品なプレイも可能であるということかもしれない。
上品なプレイだけの縛りプレイで最後までプレイする品格漂う猛者が現れるかも?ゲーム内のパラメータにエレガント力みたいなのがあると最高なのだが。)


シンク

それ以外にもゼルダと動きが同期する「シンク」という機能がある。

シンク
動きが同期するシンクを発動中のゼルダ姫

遊びの深さにも期待

AAAゲームクラスのタイトルであるブレス・オブ・ザ・ワイルドやティアーズ・オブ・キングダムの遊びの要素から継承されたような遊びとなっており、プレイヤーが工夫できる人気の要素も活かされている。

シンクについて詳しい記事はこちら


うま

さらに乗り物で快適に豪快に遊べる!

うま
うまに乗って段差も豪快に乗り越えていくゼルダ姫

快適で豪快な要素もありサービス満点

広大なハイラルの世界を快適に遊べる乗り物としての「うま」が登場する。

馬について詳しい記事はこちら

その他にも、素材を掛け合わせると様々な効果が作れる「スムージー」、見た目や能力が変わる「服」や「アクセサリー」、切り札的要素の「剣士の力」、寄り道しつつ本編も迷わせないチャレンジを管理する「冒険手帳」、機能も異なる「カラクリ」などはこれらの遊びをさらに膨らませてくれそうだ。
「カラクリ」を作るキャラクターは、「ゼルダの伝説 夢をみる島」にも登場したお馴染みのキャラクターで、任天堂のレジェンドゲームデザイナーであるゲームボーイなどを生み出した横井軍平さんをモチーフにしたようなダンペイというキャラクターが登場するユーモアさもあったりする。

まだまだ遊んでからのお楽しみである応用的な新しい仕掛けや、肝となる「かりもの」の種類・全貌については明かされておらず、遊んでからのお楽しみ状態だ。
任天堂のことなので、大サービス満載でとんでもないボリュームが用意されているに違いないと思う。


まとめ

結論、「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は、買った方が良いのか?

ニンテンドーダイレクト6月まとめ
2024年6月のニンテンドーダイレクトで魅力的だったタイトルたち

今年のスイッチタイトルで最も期待できるゲーム

筆者は、2024年6月のニンテンドーダイレクトで発表されたタイトルの中で最も新しい遊びが目立っていたので、一番期待できるタイトルだと感じたのが「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」だ。
ここまで読んできて、面白そう!遊びたい!と思った人は買った方が良いし、そうでもない人はもう少し様子をみた方が良いだろう。

スイッチでは最後のゼルダの伝説シリーズになるかもしれない「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」が今から非常に楽しみだ。
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は、2024年9月26日発売。
もし買うなら、ソフト2本でお得に9,980円で購入できる「ニンテンドーカタログチケット」で購入するのがお得だと筆者は思う。
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」の場合は定価7,600円が1本あたり4,990円になるので、欲しい任天堂ソフトが2つある人にはおすすめだ。

カタログチケット対象タイトル一覧


作品情報

「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」情報まとめ

タイトル名ゼルダの伝説 知恵のかりもの
ジャンルアクションアドベンチャー
発売日2024年9月26日
発売元任天堂
対象年齢全年齢対象
価格パッケージ版:7,678円
ダウンロード版:7,600円
対応機種Nintendo Switch™
シリーズゼルダの伝説
プレイ人数1人用
対応言語日本語
公式サイトゼルダの伝説 知恵のかりもの
公式X(旧twitter)任天堂公式


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