ジェイク・サリー
Jake Sully
サム・ワーシントン / SAM WORTHINGTON
本作の主人公で元海兵隊員で階級は伍長
脚を負傷して退役軍人病院で過ごしていた元海兵隊員。不幸な事件で亡くなった兄で科学者のトミーとDNA情報が一致しているという理由で、兄の研究成果を強制的に継がされて惑星パンドラへ行く事になる。
なお、怪我で歩けなくなってからは生きる目的を見出せず、暗い日々を送っていたようだ。
映画「アバター」は全5部作が予定されているシリーズ映画だ。2025年12月の時点で3作品が公開されている。この記事ではこのアバターシリーズ1~3作品に登場する主要な人物34人をネタバレなしで一覧にした
◆作品一覧
ジェイク・サリー
Jake Sully
サム・ワーシントン / SAM WORTHINGTON
本作の主人公で元海兵隊員で階級は伍長
脚を負傷して退役軍人病院で過ごしていた元海兵隊員。不幸な事件で亡くなった兄で科学者のトミーとDNA情報が一致しているという理由で、兄の研究成果を強制的に継がされて惑星パンドラへ行く事になる。
なお、怪我で歩けなくなってからは生きる目的を見出せず、暗い日々を送っていたようだ。
ジェイク・サリー(アバター)
Jake Sully(AVATAR)
サム・ワーシントン / SAM WORTHINGTON
アバター状態のジェイク
アバターは1体1体に操縦者のDNA情報が記録されており、情報が一致する人間しか操ることができない。これはジェイク専用のアバターだ。
この姿になったジェイクは、森の奥にあるナヴィの集落への潜入捜査を命じられ、スパイのような活動を行うことになる。
トミー
Tommy
サム・ワーシントン / SAM WORTHINGTON
ジェイクの双子の兄で科学者
パンドラへと旅立つ一週間前に、財布の金を奪おうとした犯罪者に銃で撃たれて死亡した。
ジェイクとは一卵性双生児のため、顔がそっくりでDNAも同じ。それゆえにジェイクは、兄のアバターと適合することができたのだ。
グレイス・オーガスティン
Grace Augustine
シガニー・ウィーバー / SIGOURNEY WEAVER
アバタープログラムのボスでパイオニア
パンドラに早くから移住し、自らアバターを操縦してナヴィたちとの交流を図ろうとしている科学者。
しかし、学校を作って地球の言語を教えるなどして深い友好関係を築こうと努めているものの、論理主義でインドア派な地球の学者と、感情や精神を重んじるアウトドア派なナヴィたちでは価値観の溝は大きく、思うように距離を縮められないでいる。
グレイス・オーガスティン(アバター)
Grace Augustine
シガニー・ウィーバー / SIGOURNEY WEAVER
アバター状態のグレイス
ナヴィたちと熱心に交流し、互いの言語を教え合うなどしているグレイスは、ナヴィと交流するときは基本的にこのアバターを操縦している。だが、姿だけ似せても心はナヴィに寄り添いきれずに苦悩している。
マイルズ・クオリッチ大佐
Colonel Miles Quaritch
スティーヴン・ラング / STEPHEN LANG
パンドラの警備隊トップで元海兵隊員で元海兵隊員。階級は大佐
惑星パンドラで警備のトップを務める生粋の武闘派。
ナヴィやパンドラの原生生物に対しては敵対する邪魔者という認識でおり、常に好戦的な態度をとる。そしてアバタープログラムは「時間と金を無駄に使う人形遊び」だと思っており、同じRDA社内でありながら科学者たちとも対立関係にある。
マイルズ・クオリッチ大佐(リコン)
Colonel Miles Quaritch
スティーヴン・ラング / STEPHEN LANG
クオリッチの記憶を移植されたバイオ義体
クオリッチ大佐の記憶と人格情報をコピーした記録媒体を、人工的に作ったナヴィの義体にインストールした人造生命体。それが「イコン」と呼ばれる第二のアバターだ。
アバターは操縦者が専用装置内でスリープ状態になって義体を遠隔操作するが、イコンはインストールされたデータによって直接動作する。
パーカー・セルフリッジ
Parker Selfridge
ジョヴァンニ・リビシ / GIOVANNI RIBISI
鉱物資源開発の責任者で、悲しい中間管理職
惑星パンドラでの開発総責任者という立場だが、実際は地球にいる出資者やRDA社上層部の人間に「利益を上げろ。赤字決算にするな」と頭を抑えつけられ、パンドラの基地内では警備隊と研究者の対立を上手く収められず常に下から突き上げられている。
会社のイメージを損なわず、かつ数字さえ出せれば手段は問わないスタンス。
トゥルーディ・チャコン
Trudy Chacon
ミシェル・ロドリゲス / MICHELLE RODRIGUEZ
軍用ヘリのパイロットで階級は大尉
パンドラで警備隊に所属している凄腕の操縦士。
ナヴィたちへの敵対意識が強い隊内において珍しい穏健派で、ジェイクや科学者たちとも友好な関係を築いている。
ノーム・スペルマン
Norm Spellman
ジョエル・デヴィッド・ムーア / JOEL DAVID MOORE
トミーの同僚の科学者
トミーと共にアバターの訓練を行っていた。
トミーとは仲が良く、同じ顔のジェイクに対してもはじめは友好的だったのだが、ジェイクの方が成果を先に成果を上げ始めたことに嫉妬して嫌味を言うようになる。根はいい人間だし研究熱心で情にも厚い。
ノーム・スペルマン(アバター)
Norm Spellman
ジョエル・デヴィッド・ムーア / JOEL DAVID MOORE
ノームのアバタースタイル
ノーム専用アバターは、ナヴィがモデルでありながらもどことなくインドア派で内向的な雰囲気を醸し出している。素体に用いたノームのDNA情報の顕れだろうか。
マックス・パテル博士
Dr. Max Patel
ディリープ・ラオ / DILEEP RAO
アバター開発者の1人で優秀な科学者
グレイスの忠実な部下で穏健派。警備隊の過激な思想や、アバタープログラムを軽視する態度には不信を抱いている。
彼自身がアバターを操縦しないのは、体型的に装置の中に入れないからかもしれない。
ライル・ウェインフリート伍長
Corporal Lyle Wainfleet
マット・ジェラルド / MATT GERALD
警備隊員でクオリッチの従順な部下
上官の命令が絶対の、典型的な軍人気質。トゥルーディの部下でもあり、機関銃手としてヘリに同乗する他、AMPスーツという大型の歩行機体に乗って地上の一部隊を率いることもある。
ライル・ウェインフリート伍長(リコン)
Corporal Lyle Wainfleet
マット・ジェラルド / MATT GERALD
伍長の記憶を移植されたバイオ義体
ライルの記憶と人格情報をコピーした記録媒体を、人工的に作ったナヴィの義体にインストールした人造生命体。義体のクオリッチ大佐率いる「リコン部隊」で活躍している。
ファイク二等兵
Private Fike
ショーン・アンソニー・モラン / SEAN ANTHONY MORAN
警備隊員でクオリッチの従順な部下
ウェインフリート伍長と同じく典型的な軍人気質。ジェイクが初めてパンドラの地を踏んだ日、車椅子で現れたジェイクに対して、ウェインフリート伍長と共にあざけりの視線を送っていたのが彼だ。
ファイク二等兵(リコン)
Private Fike
ショーン・アンソニー・モラン / SEAN ANTHONY MORAN
ファイクの記憶を移植されたバイオ義体
ファイクの記憶と人格情報をコピーした記録媒体を、人工的に作ったナヴィの義体にインストールした人造生命体。義体のクオリッチ大佐率いる「リコン部隊」で活躍している。
ネイティリ
Neytiri
ゾーイ・サルダナ / ZOЁ SALDANA
オマティカヤの戦士で次期ツァヒク(呪い師)
族長エイトゥカンと、ツァヒクであるモアトの間に生まれた娘。戦闘能力が高い優秀な戦士で、地球人がオマティカヤ族に銃を向けたのをきっかけに地球人(スカイ・ピープル)を敵視するようになった。
元々はグレイスが開いていた学校にも通っていたようで、一族の中では一番英語が達者である。
モアト
Moat
キャロル・クリスティン・ヒラリア・パウンダー / CCH POUNDER
ネイティリの母親で優秀なツァヒク(呪い師)
オマティカヤ族の祭事や呪(まじな)いによる治療行為を取り仕切るシャーマンのような存在。パンドラの唯一神である「エイワ」と深く交信する術を持ち、その力で一族を支えている。
エイトゥカン
Eytukan
ウェス・ステュディ / WES STUDI
ネイティリの父親でオマティカヤの族長
思慮深くて冷静で、かつ威厳もある立派な族長。地球人(スカイ・ピープル)に対しても、むやみに徹底抗戦するのは避け、状況を静観している。
しかし彼もまた剛弓を持つ屈強な戦士の1人でもある。
ツーテイ
Tsu'tey
ラズ・アロンソ / LAZ ALONSO
次期部族長でネイティリの婚約者
やや好戦的なところのある若者で、地球人に対しても強い敵愾心を抱いている。
しかしそれは、オマティカヤ族を外敵から守ろうとする固い信念の表れでもあり、一度仲間と認めた者に対してはゆるぎない信頼を寄せる。
ネテヤム
NETEYAM
ジェイミー・フラッターズ / JAMIE FLATTERS
サリー家の長男。家族思いの優等生
素直で真面目で少しワイルド。戦士としても優秀だし家族思いで責任感もある完璧な長男。
だが、絶賛反抗期中の1歳下の弟には手を焼いており、彼の引き起こすトラブルにしばしば巻き込まれては父に叱られている。
キリ
KIRI
シガニー・ウィーバー / SIGOURNEY WEAVER
サリー家の長女。エイワと交流できる
サリー家の長女。ジェイクと縁のある人が遺した子で、その縁でサリー家の養女になった。
愛情いっぱいに育てられた彼女だが、エイワと交信できる不思議な力があり、その力ゆえに「他の皆と私は違う」という小さな疎外感を抱えている。
ロアク
LO'AK
ブリテン・ダルトン / BRITAIN DALTON
サリー家の次男。コンプレックスの塊で反抗期中
優秀な長男に対してコンプレックスを抱いている彼は、何かと父の言いつけに逆らって暴走しては失敗する毎日を繰り返している。
思春期と反抗期がいっぺんにやってきて制御できない状態のようだ。
トゥクティレイ
TUKTIREY
トリニティ・ジョリー・ブリス / TRINITY JO-LI BLISS
サリー家の次女。明るく天真爛漫
次男のロアクとは7歳の歳の差がある末っ子で、愛称はトゥーク。無邪気で純真な好奇心のかたまりな彼女は、小さな身体で兄姉たちの後を常に追いかけている。
スパイダー
SPIDER
ジャック・チャンピオン / JACK CHAMPION
人類vsナヴィの戦いで戦災孤児になった少年
一作目の戦いで戦災孤児となってしまった人間の子供だ。本名はマイルズ・ソコロ。人間よりもナヴィが好きになり、ナヴィの集落で毎日を過ごしている。特にサリー家の兄妹たちとは大の仲良し。
フランセス・アードモア大将
GENERAL FRANCES ARDMORE
イーディ・ファルコ / EDIE FALCO
機械の如く冷血な司令官
一作目から10数年後にパンドラに到着した増員部隊の1人で、警備主任の座についた派遣軍人。
まるで感情を持たないかのように冷静沈着で無表情。何やら底知れぬ恐怖を感じさせる存在である。ナヴィたちへの友好度は完全にゼロ。
ミック・スコアスビー船長
CAPTAIN MICK SCORESBY
ブレンダン・カウエル / BRENDAN COWELL
トゥルクン(海洋大型生物)狩りの船長
パンドラの海でトゥルクンというクジラに似た生物を狩るミッションを続けている雇われ船長。
トゥルクンの脳から抽出される「アムリタ」という物質が、地球で8,000万(円かドルかは不明)の価値があり、RDA社の貴重な資金源になっているため、彼の任務は重大だ。
イアン・ガーヴィン博士
DR.IAN GARVIN
ジェマイン・クレメント / JEMAINE CLEMENT
パンドラに派遣された海洋生物学者。気が弱い
パンドラの海で海洋生物の研究をすることを命じられた彼だが、海の知的生命体を殺すことには大きな抵抗を感じている。
とはいえ船長に直接逆らうことはできず、せいぜいボソッと嫌味を呟くくらいの反抗しかできずにいる。
トノワリ
TONOWARI
クリフ・カーティス / CLIFF CURTIS
思慮深い性格の海の族長
彼は海のナヴィであるメトケイナ族の族長。屈強な戦士ではあるものの積極的な争いは好まず、人間による強引な侵攻を認識してはいるが静観を決め込んでいる。
ロナル
RONAL
ケイト・ウィンスレット / KATE WINSLET
海のナヴィであるメトケイナ族のツァヒク。激情型
トノワリの妻で、現在第三子を妊娠中。
ネイティリと似た気性と一族愛を持っており、よそ者に対する警戒心がひと一倍強い。
そしてこのロナルを演じているのは、なんとあの「タイタニック」のヒロインを演じたケイト・ウィンスレットである。 それを考えると、今作のヒロインでもあるネイティリとのシーンは面白い。
ツレイヤ
TSIREYA
ベイリー・バス / BAILEY BASS
トノワリとロナルの娘。心優しい少女
トノワリとロナルの間に生まれた長女で、心優しく穏やかな性格。基本的によそ者に厳しいメトケイナの民でありながら、他の部族のナヴィたちにも偏見の目を持たずに接する。
アオヌング
AO'NUNG
フィリップ・ゲリオ / FILIP GELJO
トノワリとロナルの息子。排他主義な保守派
トノワリとロナルの間に生まれた長男で、ガキ大将のように一族の少年たちを率いている。よそ者への感情は母であるロナルと同じで、決して良いものではない。
ヴァラン
VARANG
ウーナ・カスティーヤ・チャップリン / OONA CASTLLA CHAPLIN
破壊主義な炎と灰の族長
アッシュ族の族長。火山の噴火から一族を守ってくれなかったという理由でエイワに深い恨みを持ち、ほぼ逆恨みな感情で株族を滅ぼそうと襲い掛かってくる凶暴な女性。
ペイラック
PEYLAK
デヴィッド・シューリス / DAVIT THEWLIS
空を旅する族長
トラリム族の族長。トラリム族は空を渡り交易を行う商人集団で、その族長であるペイラックは商売上手な社交性の塊だ。
ジェイク・サリーの家族たち
サリー家はジェイク・サリーの家族たちの総称だ。サリー家の生活は2作目の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」でたっぷり見ることができる
1と2は有料配信中。3は劇場公開中
2025年12月現在、1と2は各種配信サイトで有料配信されている。
1と2で登場した人々がほぼ続投しているため
アバターシリーズはストーリーを分かりやすくするためか、主要人物がかなり絞られている。そして1作目からずっと出ている人物も多いため、シリーズを重ねる毎に新しい登場人物が少なくなっていく。
とはいえ、サブキャラ的な人物や群衆などのモブは毎回新キャラも多数登場する。
YES。どちらもシガニー・ウィーバー
キリはまだ10代の少女で、シガニー・ウィーバーは76歳(2025年現在)、ほぼ60歳差の役どころだ。しかし画面に映るキリは全身が完全CGなのもあるが、その演技は完全に純真な若い少女にしか見えない。さすがゴールデングローブ主演女優賞も受賞したことがあるベテラン名俳優である。