【アバター3】前作見てない・忘れた人へ!
観る前に知るべきあらすじと基礎知識
この記事の効果
- 前作未視聴でもアバター3が初見で楽しめるようになる
- 前作までの内容を思い出し、ストレスなく3を観に行けるようになる
アバターとは
「アバター」は全世界の歴代映画興行収入ランキングで16年間No.1に君臨し続ける超大ヒット映画
映画「アバター」は全5部作が予定されているシリーズ映画だ。その記念すべき1作目は2009年に公開され、2作目の「アバター :ウェイ・オブ・ウォーター」は2022年に公開された。
どちらも全世界歴代興行収入ランキングTOP3に君臨しており、その続編である3作目「アバター :ファイヤー・アンド・アッシュ」も2025年冬映画の最大の話題作として注目を集めている。
1が歴代1位、2が3位だったね。3も楽しみにしてたんだ
オレもだよ。3年ぶりの続編だし、公開前に前作を振り返っとこうか
アバターの世界観
アバターは架空の惑星「パンドラ」で巻き起こる、人類vs原住民の侵略戦争物語
時は西暦2100年代後半(1作目では2154年)。地球は資源を掘り尽くされ、環境破壊も極まって、もはや滅びの一途を辿っていた。そこで人類が起死回生の一手として思いついたのが、別の惑星への移住および資源の採取だ。
そのターゲットとして目をつけられたのが惑星パンドラなんだね
惑星パンドラは地球から超高速船で片道6年かかる別星系の衛星だ。そこには「ナヴィ」と呼ばれる肌の青い先住民が住んでおり、自然を慈しみ、石器時代のような生活を送っていた。
未開発の自然は資源が豊かで、しかも地球上には存在しない貴重な素材も満ち溢れており、人類から見ればまさに宝の山であった。
けど大量の資源を採取するのはイコール自然破壊。ナヴィは黙っていなかった
大規模な森林伐採に生物の乱獲……。強大な文明兵器でパンドラ侵略を推し進める人類を相手に、パンドラの住民たちの必至の抵抗が始まるのだった。
アバター1のあらすじ
アバター1では元海兵隊員の主人公が、ナヴィたちの生活に魅せられてナヴィ側へ傾倒していく
主人公のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)は元海兵隊員。彼は上官命令により「アバター」という擬態化技術を使ってナヴィたちの住む森の集落へと侵入し、スパイのような役割を担うことになる。
しかし、長らくナヴィたちと行動を共にすることで次第に彼らの生活や思想に魅せられていき、パンドラの自然とナヴィの平和を守りたいと思うようになるのだった。
もっと詳しく知りたい場合は相関図を参照してほしい
アバター2のあらすじ
アバター2は1から約10年後の世界。舞台は森から海へと移り、人類との戦争は激化
主人公は1に引き続きジェイク・サリーだ。彼は結局パンドラへの永住を決め、ナヴィたちと人生を共にしていた。既に妻と4人の子どももでき、パンドラに骨を埋める覚悟だ。しかし、この十数年の間に人類のパンドラ侵攻は激しさを増していた。
新たに地球から送り出された軍隊と最新兵器が森を焼き、海洋生物たちの大乱獲も開始された。ジェイクとその家族は、海に住むナヴィたちの元へ身を寄せ、協力して人類から海を取り戻そうと奮闘する。
1では森、2では海が舞台だったんだ。3は山が舞台らしいね
アバター3のあらすじ
アバター3の舞台は山。火山の炎と灰は滅びの象徴となるのか……
1が森、2が海ときて、3は山が舞台だ。火山の噴火で故郷を追われたナヴィである「アッシュ族」が登場する。なんと彼らはナヴィでありながら人類と手を組み、他の部族を滅ぼしてパンドラを支配しようと目論んでいる。
今までの人類vsナヴィの構図が覆り、人類と手を組み破壊を促進させるナヴィが現れるというのが3の最大の特徴だ。
パンドラ基礎知識
これだけ押さえれば前作未視聴でもアバター3を楽しめる!世界観と基礎用語
下記の用語と情報をなんとなくでも頭に入れておけば、1と2を観ていなくても、もしくは内容を忘れてしまっていても3を問題なく楽しめるだろう。
◆大事な用語集
パンドラ
物語の舞台となる惑星の名前。地球からは片道6年
ナヴィ
パンドラに暮らす先住民。文明レベルは地球の石器時代程度
アバター
人類が開発した、遠隔操作可能な人工義体。操縦者は専用のスリープ装置の中に横たわり、思念を通してこの義体を操る。義体の容姿はナヴィに似せてある
オマティカヤ族
森で暮らすナヴィの部族
メトケイナ族
海で暮らすナヴィの部族
アッシュ族
山で暮らすナヴィの部族
エイワ
ナヴィたちが信仰する女神の名前。架空の存在ではなく実在しており、その正体は惑星全土を巡る巨大な生命ネットワークである
◆パンドラの基本情報
①パンドラの大気は二酸化炭素の濃度が高く、人間は特殊なマスクを装着しないと生存できない
②パンドラには恐竜のような巨大で獰猛な生物が多数生息している
③パンドラに暮らす複数の部族たちは基本的に仲が悪く、互いに不可侵で生きている
④パンドラと地球は片道6年かかる距離にあり、コールドスリープで移動する
◆主要人物
ジェイク・サリー
本作の主人公で元海兵隊員。アバターの姿のままパンドラで暮らしている
ネイティリ
ジェイクの妻で森の民であるオマティカヤ族の族長の娘
マイルズ・クオリッチ大佐
1~3を通してずっとジェイクと敵対しているラスボス的存在
キリ
ジェイクとネイティリの娘(養女)で、エイワの巫女的な存在。植物や動物と心を通わせる不思議な力を持つ
スパイダー
パンドラでの人類vsナヴィ戦争で戦災孤児になってしまった人間の子ども。ナヴィと生活を共にしている
作品基本情報
映画「アバター」シリーズ基本情報
| 監督・製作・脚本 | ジェームズ・キャメロン |
|---|---|
| 1作目公開日(日本) | 2009年12月23日(金) |
| 2作目公開日(日本) | 2022年12月16日(金) |
| 3作目公開日(日本) | 2025年12月19日(金) |
| 映画公式サイト | https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar3 |
| 配給元公式X | https://x.com/20thcenturyjp |
よくある質問
Q1.アバターは何で話題になってるの?
A1.歴代興行収入第1位の超大作だから
アバターはなんと、1作目が歴代1位で約30億ドル、2作目が歴代3位で約23.4億ドルという驚異的な興行収入を誇っている。ちなみに4位が「タイタニック」で約22.6億ドル、ハリーポッターシリーズの最大のヒット作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」が20位で約13.4億ドルなので、それと比較しても凄さが分かるだろう。アバターは世界No.1のヒットシリーズなのだ。
Q2.アバターは何が凄いの?
A2.現時点で最高の3D映像が凄い!
アバターには最新の映像技術と撮影技術が惜しげなく使われている。架空の惑星と架空の生物だらけの世界にも関わらず、もはやCGではなく実写映像を見ているかのような感覚に陥るほどのリアリティを感じるのだ。
「Lokiソルバー」という流体解析技術、「MANUKA」という光の波長を計算して物体の透け感や光の反射を描写する技術、精密なキャプチャー技術などなど。あらゆる技術が総動員された美麗でリアルな架空世界は、ぜひとも劇場で観るべき完成度だ。
メイキング動画も多く配信されていて面白いんだ
Q3.アバター1と2はどこで観れる?
A3.各種配信サイトで配信中。ただし有料
主な配信サイトは下記のとおり
Q4.前作を観なくても3は楽しめる?
A4.恐らく問題ない
アバターは世界観は壮大だが、主要な登場人物数がかなり絞られていて、ストーリーも明快だ。そのため続編から観ても「話についていけない…」ということにはならないと思われる。
そして3を観たあと、きっと1と2が観たくなるだろう。
4コマ漫画
私はアバターの話題すべてに加わりたいのだ
あんたほんとアバター好きなんですね。まあ泣き止んでくださいよ
まだ時間はありますから。これからたくさん話しましょう