SIDE-Bとは
JFU会長の不乱蔦宏俊が考案した、U-20日本代表メンバー2枠を決める選別イベント
ブルーロック34巻で終了した新英雄大戦は、U-20W杯(ワールドカップ)参戦メンバー23名を決める戦いだった。しかし、実はこのメンバー枠は26名分あり、その内の3名分をJFU(日本フットボール連合)会長の不乱蔦が握っていたのだ。
3枠中1枠は新世代世界11傑の糸師冴に決定しており、残り2枠を300名の参加者が奪い合う…というのが「SIDE-B」である。
参戦メンバー
ブルーロックSIDE-B参戦メンバーで名前が判明しているのは10名
確実に見たことあるメンバーが2人と、どこかで聞いたような名前のメンバーが8人……。まずはリベンジ登場の2人から見ていこう
リベンジメンバー
過去に脱落した吉良涼介と凪誠士郎が青い監獄復帰を狙ってリベンジ参戦!


この2人に見覚えがある人は多いだろう。青い監獄の入寮テストで真っ先に脱落した「日本サッカー界の宝」吉良涼介と、新英雄大戦で惜しくも脱落した「御影玲王の宝物」凪誠士郎だ。
青い監獄には「青い監獄で負けた奴は一生日本代表にはなれない」という掟があり、それが絶対に守られるからこその人生を賭けたサバイバルだったわけだが、果たして……
初登場メンバー
ブルーロックSIDE-Bで初登場する8人。しかし名前はどこかで聞いたような…?
SIDE-Bでは本家「青い監獄」と同じく、300人の選手を集めて選考を行うとのことで、彼らは皆、日本のどこかでサッカーをしていたであろう10代のサッカー選手たちだ。既に本家メンバーは1学年進級しているため、SIDE-Bにはその後高校に進学した1年生も含まれているかもしれない。
というわけで、まったく新しいメンバーが多数参戦しているSIDE-Bだが、初参加の名前判明メンバー8人の様子がおかしい。全員あからさまにモブ顔で、どこかで聞いたことがある名前をしている。

元ネタ
ブルーロックSIDE-Bで初登場する8人の名前の元ネタを一覧にした
顔 | 名前 | 元ネタ |
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中島渚 | 大島渚(映画監督) |
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三池祟留 | 三池崇史(映画監督) |
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白澤明 | 黒澤明(映画監督) |
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小津安二 | 小津安二郎(映画監督) |
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多味音色太 | ターミネーター(映画作品名) |
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家独ケビン | ホームアローン(映画作品名と主役名) |
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以似野浅男 | 浅野いにお(漫画家) |
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水木しげお | 水木しげる(漫画家) |
SIDE-B初参戦メンバーは映画監督、映画作品、漫画家のパロディで構成されている。水木しげおに至っては顔すら元ネタである水木しげるキャラに似ている。一度見たら忘れられない顔だ。
彼が潔たちの前に姿を現すシチュエーションを見てみたい気がするが、実現する日は来ないだろう。

気になるQ&A
日本とイギリスとニュージーランドの3国で合作したというちょっと珍しい映画。坂本龍一さんが音楽を担当し、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞している。
三池崇史監督はオリジナル作品の他に「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」や「サラリーマン金太郎」、「殺し屋1」、「神様のいうとおり」など様々な漫画原作の実写映画、「龍が如く」や「逆転裁判」などゲームの実写映画化を多数手がけている。
黒澤明監督の名前は知らない人の方が少ないだろう。日本を代表する映画監督の筆頭とも言える存在で、「羅生門」ではアカデミー賞の名誉賞、「天国と地獄」ではゴールデングローブ賞の外国語英語賞、「影武者」ではカンヌ国際映画祭のパルム・ドール(最高賞)など、その他世界各国の映画賞を数多く受賞している。
小津安二郎監督は1903年(明治36年)生まれで、現在の日本映画界の礎(いしずえ)を作った偉人の1人だ。戦前に作られた作品のフィルムはほぼ失われてしまったが、戦後に作成した「東京物語」では英国の映画賞であるサザーランド杯で初代監督賞を受賞している。
まとめ
ブルーロックSIDE-Bには、リベンジ参戦2名と初参戦のネタ選手8名の参加が決定している
JFUの不乱蔦会長主導で開催される、U-20日本代表選手枠ラスト2枠を奪い合う戦い「SIDE-B」。参戦者数は300人だが、35巻の時点でそのうち10名の選手の名前が判明している。
かつて脱落したリベンジ参戦者、吉良涼介&凪誠士郎の2名。完全ネタ枠のパロディ選手8名。彼らが戦う選抜の様子が描かれるかはまだ不明だが、強制介入してきた不乱蔦のプロジェクトが絵心ジャパンにどう影響するのか、今後の展開を楽しみにしていきたい。