この記事を読めば新英雄大戦までの凪の成績とミッフィー凪について分かります

凪誠士郎のプロフィールは?
ミッフィーな凪とは?
凪誠士郎の目次
凪誠士郎は一次セレクションから登場する、やる気がないのに何でもできる超天才男子

凪誠士郎は「ブルーロック」の主人公潔世一と同じ伍号棟にいた、一次セレクションラスボストリオの一角を担った強敵だ。
「ブルーロック」のスピンオフ作品「ブルーロック -EPISODE 凪-」で主役に抜擢され、それが劇場版アニメ化もされたために、漫画でもアニメでも、潔と並ぶ2大主人公として大活躍することとなった。
これが凪誠士郎(なぎ せいしろう)のプロフィールだ!
一次セレクション最終かつ最大の壁として主人公・潔の前に立ち塞がったチームV。そこのポイントゲッターとして玲王、斬鉄と共に君臨していたのが凪だ。
凪の詳しいプロフィールは「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE」で見ることができるので、凪が気になる方はキャラクターブックを購入しよう。また、「小説 ブルーロック 戦いの前、僕らは。 潔・凪・蜂楽」では、玲王と出会うよりさらに前のエピソードを知ることができる。
高校受験すら天才的能力で楽にクリアするチートっぷりで、天才要素てんこもりだ。
凪は漫画「ブルーロック」の3巻第22話「この熱が尽きるまで」で初登場する
凪は1巻のストライカー300人召集シーンには出てこない。初めて姿を現すのはチームZとの最終戦前夜だ。それ以前の凪が見たい場合は「エピソード凪」を読もう。

ただしTVアニメ「ブルーロック」では、漫画で既に凪が大活躍して人気が出ていた頃に開始されたため、300人召集シーンに追加されている。周囲を観察する玲王の隣で、無関心な様子でスマホゲームに興じていた。
凪は初期から活躍しているキャラクターだ。彼の活躍や成績を各フェーズ毎にまとめた。
時期 | 出来事 |
---|---|
高校1年時 | 部活勧誘地獄に遭う 身長が190cmもある凪は、その高さゆえにバレー部、バスケ部を筆頭に様々な勧誘を受けるが全てスルー。ついでに同級生のエリートマウント合戦やカースト査定もスルーした |
高校2年時 | チョキと玲王に出会う 他人と会話をしなさ過ぎる自分に危機感を覚え、会話相手としてサボテンを購入。チョキと名付ける。その後、玲王に目を付けられて強制的にサッカー部に所属する |
入寮テスト | 251位で通過(VチームTOP) 玲王が何とかしてくれるだろうと丸投げしたが、ラスト間際で玲王が脱落しそうになったためやむを得ず参戦。玲王を助けつつ自分もクリアした |
一次セレクションvsY | 8-0で勝利(3得点)221位 チームYは二子がいるチームだ。最初は全てを玲王に任せてゴールネットで寝ていた凪だが、3点取ればスマホを返却してもらえると知り、それを目当てにやる気を出した |
一次セレクションvsW | 5-1で勝利(1得点)221位 チームWに居たのは鰐間兄弟だ。ここでの凪は、玲王と斬鉄を協力させることに注力していたので、自分から得点のために走ることはなかった |
一次セレクションvsX | 5-2で勝利(3得点)222位 キング馬狼のいるチームXとの戦いで、凪は馬狼から「奴隷」と言われたり玲王が押し負かされたことに苛立ち、馬狼への当てつけのようにゴールを奪う闘争心(対抗心)を見せた |
一次セレクションvsZ | 4-5で敗北(3得点)222位 チームZは潔をはじめとして半数以上が精鋭かつ全員が必死!この試合で潔に触発されて初めて勝負の楽しさを知った凪はハットトリックを決めたが、それでも敗北を喫し、悔しさまで初体験した |
二次セレクション1st | 7位で通過 さすがに天才はクリアが早い。このあと10位でクリアした玲王とすぐに合流した |
二次セレクション2nd | 潔&蜂楽と通過 一次セレクションで潔のプレーに魅せられた凪は、一次的に玲王と別れてでも潔とサッカーがしたいと望んだのだが、その選択によって玲王に恨まれ、長く決別することになる |
二次セレクション3rd | 5-2で敗北(1得点) 糸師凛、蟻生十兵衛(オシャ)、時光青志の戦いを挑んだが、凛にはまったく歯が立たずボロ負けした |
二次セレクション2vs2 | 5-4で勝利(4得点) メッシ西岡を取られて落ちてきた馬狼&成早に挑み、なんと4ゴールも決めて勝利した。終盤までずっと不調だった潔を信じ続け、馬狼と競うように4ゴールずつ決めたのだ |
二次セレクション3rd_2 | 5-4で勝利(2得点) 連携を拒否した馬狼を見限った潔と共に2点ずつ取って4点獲得したあと、立ち直ったニューキング馬狼が1点決めてフィニッシュした |
二次セレクション4th | 4-5で敗北(1得点) 凛のチームにリベンジマッチを挑み、チーム4人で1点ずつ取って勝利に迫るも、ラストプレーで運が凛の味方をして敗北。潔を取られて3度目の3rdステージへ…… |
二次セレクション3rd_3 | 5-3で勝利(1得点) 3点先制されてピンチに陥るも、千切と馬狼が弱点克服に成功して逆転。凪だけは弱点克服を諦め、才能ゴリ押しで最後の1点をもぎ取った |
二次セレクション4th | 清羅を奪ってゴール この試合は現在エピ凪で進行中だが、結果としては勝利して二次セレクションを突破している |
二次セレクション結果 | 2番目のクリア かなり長い道のりだったものの、フタを開ければ7チーム中2番目という早さでフィニッシュを迎えていた |
三次セレクション世界選抜戦 | エピ凪で語られるかも 本家「ブルーロック」ではこの試合の様子は描かれていない。しかし1点も取れずに敗けたのは確かだ |
三次セレクション適性試験 | Cチームを率いる U-20日本代表との戦いのレギュラーを決める試験で、凪は青い監獄No.6に選ばれ、No.5の雪宮と共にCチームを任された |
vsU-20日本代表壮行試合 | スタメンフル出場 青い監獄11傑入りしてスタメンに選ばれた凪のポジションはOMF。ストライカーとしてゴールを狙えるポジションだ。そしてチーム内初ゴールを決めた |
オフの日の遊び | 潔に誘われて渋谷へ 一時的に青い監獄から解き放たれた選手たちが渋谷に集まって遊ぶエピソード。潔に誘われて渋谷に集まることにした凪だが、寝坊した上ゲームセンターに寄り道するという悪びれない大遅刻を披露した |
新英雄大戦 | イングランドで活躍中 以前動画で見た、トラップの上手い選手がいる国…という理由でイングランドを選択。ここで玲王と同じチームになったことが今後大きく影響していく |
努力ゼロで何でもできる天才性と、脱力性を活かした超絶トラップ&190cmの長身
何の努力もしなくても何でもできるようになるためか、全てに無関心で「めんどくさい」を口癖に生きてきた凪。常に無気力ゆえにいつでも脱力して生きており、そこから生まれた誰にも真似できない「力の抜き加減」が超絶トラップ技術を生み出した。
ボールの勢いを吸収して、自由自在に操るのだ。
そして地味に、身長190cmの恵まれた体躯も生き残りに一役買っていると思う。
考えずに何でもできてきたが故の主体性のなさ
深く考えずに何でもできる人生だったところに、さらに玲王から「お前はそのままでいい。ゴールの狙える所で俺のパスだけ待ってろ」と言わて始めたサッカーだったため、自分で深く戦略を練ることができないし、考えることに苦手意識を抱いてしまう。
さすがにそのままで世界一のストライカーになるのは難しそうだ。克服できるだろうか。
はじめは面倒事に巻き込まれて面倒に感じていたが、次第に「めんどくさいくない相手」に変化

玲王は無気力にダラダラと生きていきたかった凪の前に、突然現れてサッカーを強要した。やりたくもない努力を強いられた凪は当然のようにそれを避けようとしたのだが……。
強く拒否するのすら面倒くさがった凪は、全てをお膳立てして何でもしてくれる玲王に次第にほだされていく。
「サッカーはやりたくないけどレオといるのはめんどくさくないから良い」。そう感じ始めた凪は、「玲王>サッカー」という価値観でブルーロックに付き合うことにしたのだ。
潔は凪に熱くなる楽しさ教えてくれた存在で、越えるべき目標

潔は凪に初めて「敗北の悔しさ」と味わわせた人間であり、全てを賭けて全力でぶつかり合う「本気の楽しさ」を教えてくれた存在だ。
凪にとって大事なのは「サッカー」ではなく「本気になれる事」だったように思えるが、ブルーロックは世界一のストライカーを生み出す場所だったため、その熱はサッカーへと向かうことになる。
……と、思ったら潜在的には「潔に勝利 > サッカー」という価値観になっていたようで、これが後々落とし穴になってしまう。
潔から奪った一度の勝利が、凪の熱を奪ってしまった

イングランドの指導者(マスター)クリス・プリンスに「理想のフットボール」を聞かれたとき、「潔に勝ちたい」と答えていた凪。完全に「サッカー」ではなく「潔との勝負」だけに固執している。
その執着の甲斐あってか新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)でのドイツvsイングランドの試合中、潔とのゴール前での攻防を制すことができた。
だが試合結果としては3-2でイングランドは敗北する。
だというのに、凪は「潔をゴール前で負かした」というその1点で満足してサッカーへの情熱を失ってしまうのだ。
凪は度々ミッフィーの口(・×・)になるが、初ミッフィーは二次セレクション3rdステージから。TVだともっと早い

ミッフィーはオランダ生まれのうさぎのキャラクターだ。グラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんが生み出したキャラで、日本語に翻訳された絵本では「うさこちゃん」としても紹介されている。
口がバッテン(✕)になった無表情が特徴で、世界中で愛されているキャラだ。凪が作中でデフォルメされる際、度々このバッテン口になる。
初めて彼がミッフィー顔になったのは、単行本6巻第43話「3人1組」。
玲王と別れて潔&蜂楽とトリオを組んで、3rdステージへと続く通路を歩いているときだ。
しかし後続して始まったTVアニメでは、既に漫画でのミッフィー凪がメジャーになっていたため、一次セレクション中のエピソード8「成功(ゴール)の方程式」のおまけアニメ「あでぃしょなる・たいむ!#8 押しかけ女房玲王」で初ミッフィーを披露する。
この映像はYoutubeで、株式会社バンダイナムコフィルムワークスが運営する「EMOTION Label Channel」にて無料公開中だ。
凪はまだ「サッカー」自体に対して情熱を抱いていない天才

努力知らずで何でもできる天才だったゆえに、何一つ深く考えてこなかった凪。だからこそ、自分自身の感情を深く分析することもなかったのだろう。
凪が感じた「サッカーへの楽しさ」は、実は「本気の相手と本気でやりあう楽しさ」であり、「ゴールへの執着」は「潔を負かすことへの執着」だった。
ゆえに凪は、たった一度潔との勝負に勝った(試合には負けたが…)だけで燃え尽きてしまったのだ。
凪が本当にサッカーへ情熱を燃やせる日が来たら、その時はきっと真の覚醒体になることだろう。