凶作
発生条件
日照りが続いたり、台風の被害を受けると発生する。
被害内容
- 収穫量が大幅に減少
- 7月の年貢収入が激減
対策
- 年貢率を下げて民の負担を軽減する
- 治水度を上げて台風被害を軽減しておく
災害・一揆・謀叛の対策方法を徹底解説
更新: by イラレブック
台風、地震、疫病など、突然の災害が国力を大きく削ぐことも珍しくない。災害の特徴を理解し、事前に対策を講じることが、賢明な大名への第一歩となる。
| 災害 | 発生時期 | 主な被害 | 対策 |
|---|---|---|---|
| 凶作 | 日照り・台風後 | 収穫量が大幅減少 | 年貢率を下げる |
| 豊作 | 治水・開墾充実時 | 収穫量が大幅増加 | 治水・開墾を継続 |
| 台風 | 夏(8〜9月) | 治水度・石高・商業価値低下 | 夏前に治水度を上げる |
| 大雪 | 冬 | 戦争不可 | 冬前に戦争を終える |
| 疫病 | 随時 | 民忠・兵士数減少、町が荒れる | 薬売りの妙薬で防止 |
| 地震 | 随時(海の近く) | 城防御度・商業価値低下、兵士死亡 | 予防不可、復興を迅速に |
日照りが続いたり、台風の被害を受けると発生する。
治水や開墾に力を入れていると発生することがある。
夏(8月〜9月)
補足: 石高が低いほど治水度は上がりやすいという特徴がある。開墾で石高を上げた後は、治水にも気を配ろう。
冬
補足: 大雪は田畑への被害こそないものの、軍事行動が制限される。進攻を計画している場合は、冬前に決着をつけるか、春まで待つのが賢明だ。
季節を問わず発生する可能性がある。
海の近くの国で発生しやすい。
戦国の世には、さまざまな旅人が国を訪れる。彼らは貴重な情報や技術、商品を持っているが、中には詐欺師や敵国のスパイも紛れ込んでいる。旅人の見極めが、国の発展を左右することもあるのだ。
| 旅人 | 効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 薬売り | 疫病を防ぐ妙薬を販売。政治力UP薬(萬金丹)も | 効果は一度限り |
| 金山商 | 金山を換金してくれる | 安く買い叩く者もいる |
| 山師 | 金山を発見、残り採掘回数を教えてくれる | ニセ山師に注意(金だけ取って逃げる) |
| 鉄砲鍛冶 | 鉄砲製造技術を教えてくれる | 敵のスパイの可能性あり(技術力が下がる) |
| 鉄甲船造り | 鉄甲船建造技術を教えてくれる | 敵のスパイの可能性あり |
| 闇商人 | 定価の3〜4割引きで鉄砲を販売 | 不良品が混じることがある |
朝倉・織田らの戦国大名たちを苦しめてきたのが、この一向一揆だ。本願寺率いる一向宗徒たちは「死ねば、極楽浄土に行ける」という教えを信じて捨て身で戦う。その死を恐れない、怖い者知らずな戦いぶりが、武将たちを恐れさせた。
一向一揆は季節に関わらず、突発的に発生する。つまり、一向宗徒の多い国は、いつも一向一揆が起こる危険に直面しているのである。
以下の国は一向一揆が発生しやすい地域となる。
| 地方 | 国名 |
|---|---|
| 北陸 | 越後、能登、越中、加賀、越前 |
| 東海 | 三河、尾張 |
| 近畿 | 伊勢、伊賀、紀伊、摂津 |
特に加賀は本願寺光佐の本拠地であり、一向宗の勢力が最も強い地域だ。
一向一揆が発生すると、以下の被害を受ける。
| 項目 | 被害内容 |
|---|---|
| 民忠 | 減少する |
| 石高 | 減少する |
| 商業価値 | 減少する |
| 兵士数 | 減少する |
| 城防御度 | 城が焼けて下がることがある |
| 兵糧 | 米蔵が焼け、減少することがある |
一揆の被害は甚大である。内政で積み上げた成果が一瞬で失われることもある。
一向一揆を防ぐ方法は一つある。
本願寺光佐との友好度を常に50以上に保つこと
友好度が50以上あれば、一向一揆は発生しない。一向宗徒が多い国を支配する場合は、本願寺との外交を最優先で行おう。
| 方法 | 友好度の変化 | 備考 |
|---|---|---|
| 貢物(金) | +10 | 文化の値以上の額が必要 |
| 貢物(茶器) | +10 | 文化の値以上の値段の茶器が必要 |
| 同盟を結ぶ | +10 | — |
| 婚姻を結ぶ | +20 | — |
※もとの友好度が50より大きい場合は、変化量は表の数値の半分になる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支配国 | 加賀 |
| 政治力 | 97(全大名2位) |
| 鉄砲数 | 80(全国3位) |
| 民忠 | 88(非常に高い) |
本願寺光佐(法名:顕如)は、多数の信者による経済力と死を恐れぬ一揆による武力で、大名以上の大勢力を有していた。上洛後、キリシタンを奨励する信長打倒に立ち上がり、信長包囲網を形成。石山本願寺に拠り、11年にも及ぶしぶとい抵抗を続けたのである。
ルイス=フロイスはキリスト教を布教しながら日本全国をまわっている。布教を許すとメリットもあるが、デメリットもある。状況に応じた判断が求められる。
布教の成功率は以下の計算式で決まる。
成功率 = 文化度 + 20%
文化度が高い国ほど、布教が成功しやすくなる。
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 技術力が上がる | 西洋の技術を紹介してもらえる |
| 茶器がもらえることがある | フロイスが持っている茶器を譲ってくれることも |
技術力の向上は、鉄砲製造(技術力250以上)や鉄甲船建造(技術力500以上)への近道となる。
| デメリット | 説明 |
|---|---|
| 本願寺光佐との友好度が下がる | 仏教勢力との関係が悪化する |
| 一向一揆の発生確率が高くなる | 一向宗徒が多い国では特に危険 |
キリスト教と仏教(一向宗)は相容れない関係にある。どちらの勢力と手を結ぶかは、戦略上の重要な選択となる。
配下武将の忠誠度にはいつも注意しておこう。忠誠度が低いと、寝返り、謀叛、乱心、城主独立を起こされる危険がある。一人の武将の裏切りが、国の存亡を左右することもあるのだ。
内容: 隣国に、大名・城主が所持している茶器、鉄砲、兵士のどれかを手土産に寝返る。
補足: 手土産のうち、茶器がもっとも高価なものだが、謀叛発生国の大名(城主)が持っている最も安い茶器しか持ち出さない。そのため、受ける痛手は比較的小さいだろう。
内容: 謀叛武将と大名との戦いになる。この戦いはコンピュータ処理で行われ、プレイヤーは操作できない。
補足: 史実で謀叛を起こした武将は、ゲームでも謀叛を起こす可能性が高い。要注意である。
内容: 忠誠度が非常に低い武将がコマンド実行時に「拙者にお申しつけ下さい」と願い出ても、気を許してはいけない。コマンドを実行させた時に、いきなり大名(城主)に斬りかかってくることがある。
対策: コマンドを実行する前に、配下武将の忠誠度を必ずチェックしておこう。忠誠度が低い武将には、たとえ願い出てきても任せてはならない。
内容: 城主が大名から独立する。
対策: 城主の忠誠度は、他の武将たちよりもこまめにチェックしておく必要がある。
謀叛が発生しやすくなる条件は以下の通りだ。
| 条件 | 説明 |
|---|---|
| 忠誠度が低い | 最も重要な要因 |
| 野望が高い | 野望の高い家臣は謀叛を起こしやすい |
| 義理が低い(隠しパラメータ) | 義理G〜Fの武将は要注意 |
| 史実で謀叛を起こした武将 | ゲームでも起こしやすい |
| 俸禄不足 | 1月・7月に俸禄が不足すると忠誠度が下がる |
| 原因 | 説明 |
|---|---|
| 俸禄不足 | 1月・7月に金・兵糧の俸禄が足りない |
| 褒美を与えない | 長期間放置すると忠誠度が低下 |
| 相性が悪い(隠しパラメータ) | 大名との相性が悪いと忠誠度が上がりにくい |
| 方法 | 効果 |
|---|---|
| 金を褒美として与える | 忠誠度が上がる |
| 茶器を褒美として与える | 忠誠度が大きく上がる |
| コマンドを任せる | 願い出た武将に任せると忠誠度が上がる |
| 俸禄をきちんと支払う | 忠誠度の低下を防ぐ |
以下は野望が高く、義理が低い武将の例である。謀叛の危険が高いので注意が必要だ。
| 武将名 | 所属国 | 野望 | 義理 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 大和 | 93 | H(最低) | 史実でも将軍暗殺などを行った | |
| 美濃 | 95 | F | 息子に謀叛を起こされた側でもある | |
| 甲斐 | 54 | G | 武田家滅亡時に裏切り | |
| 甲斐 | 65 | G | 武田家を裏切り徳川に寝返った | |
| 周防 | 72 | H | 主君大内義隆を討った | |
| 越後 | 79 | G | 何度も謀叛を起こした |
忠誠度は謀叛のリスクだけでなく、内政の効果にも関わってくる。忠誠度が高い武将にコマンドを任せると、より効率よく内政を進めることができる。
また、自ら「拙者にお申しつけ下さい」と願い出た武将に任せると、主君の信頼を得た喜びでその武将の忠誠度が上がる。ただし、忠誠度が低い武将の場合は乱心の危険があるため、必ず忠誠度を確認してから任せよう。
本願寺光佐との友好度を常に50以上に保つことで、一向一揆の発生を完全に防げます。友好度は貢物(金・茶器)で+10、同盟で+10、婚姻で+20上昇します。
疫病です。民忠・兵士数の減少、町の荒廃、収穫減少に加え、大名を恨む者が出て一揆リスクも増加します。薬売りの妙薬で防止できます(効果は一度限り)。
野望が高く、義理が低い(G〜F)武将です。代表例は松永久秀(野望93・義理H)、斎藤道三(野望95・義理F)、陶晴賢(野望72・義理H)などです。
布教の成功率は「文化度 + 20%」で計算されます。文化度が高い国ほど布教が成功しやすくなります。
残念ながら事前に見分ける方法はありません。鉄砲鍛冶と鉄甲船造りには敵国スパイが紛れている可能性があり、その場合は技術力が下がります。