パラサイト半地下の家族アカデミー賞受賞の映画!面白さや楽しみ方

初版：2020.02.14 8:05

パラサイトの目次一覧	No.
パラサイト半地下の家族とは	1
アカデミー賞とは	2
パラサイトの楽しみ方	3
パラサイトの面白さ	4
パラサイトの詳細	5
パラサイトという言葉の意味	6
今日のいい言葉	7
4コマ漫画「パラサイト」	10

パラサイト

パラサイト半地下の家族とは

2020年2月9日に第92回アカデミー賞が開催され、パラサイト半地下の家族が作品賞の他、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の 4つの賞を獲得した。

英語以外の作品が作品賞に選ばれるのは、初めてのことだったので、日本でもとても話題になって、その日からパラサイトの鑑賞券は売切れ続出中だ。

2月14日の金曜日からは、元々1シアター上映だったのを 2シアターに増やしたり、 2シアターで上映していたのを 4シアターに増やす劇場もある。そして会社帰りに丁度良い時間は、木曜日の朝の時点で売り切れもあった。アカデミー賞の力は強いなと改めて実感している。なお主演男優賞は映画ジョーカーでジョーカー役を演じたホアキン・フェニックスが受賞した。

アカデミー賞とは

1929年から授与が始まった賞。

アメリカ映画を良くしていこう！そんな思いで始まった賞だが、今やアメリカ国内で上映されるなら、どこの国の作品にもチャンスのある、ワールドワイドな賞になっている。

なおオスカー賞というのもあるが、これはアカデミー賞の別称だ。受賞すると貰える人型の像がオスカーと呼ばれているので、オスカー賞という別名ができた。

パラサイトの楽しみ方

2人以上で観ると、より楽しめる。

筆者の事前の情報で、 2人で観に行くといいよと言われていたが、仕事帰りに1人で観てきた。

―その結果。たしかに、過去これほどまでに「ああー誰かと観れば良かったー」と後悔した映画もなかった。なお1人で観てももちろん面白い。そして余談だが、ネットフリックスなどで動画配信が開始されたら Oculus Goで周囲の情報をシャットダウンして観ると、より楽しめるかもしれない。

パラサイトの面白さ

先が見えない、どういう話になるのかが、いつまで経っても分からない。

それなのになぜか退屈しない。

そこが面白い。何となく予測がつくタイミングもあるものの、ほんの一瞬で裏切られる。 1人で観ていたのに、つい時折「えっ」「ええ？」など小さな声を上げてしまった。周りにもそんな観客は多かった。 生活感ややる事がリアル ああー。やりそうー。これは分かる…。分かりすぎて直視できない…。など様々な段階の共感や、身につまされる気持ちに襲われる。出てくる人たちの行動が妙にリアルで感情を引っ張られてしまうのだ。

パラサイトの詳細

日本での公開日	2019年12月27日
監督	ポン・ジュノ
主演	ソン・ガンホ

主演は、キービジュアルで後列の左はしに立っている、霜降りスウェットのお父さん役の人だ。

パラサイトという言葉の意味

英語で書くとparasite。

寄生(きせい)という意味だ。

生物が別の生物にすり寄ったり、または内部に入り込んで栄養やサービスを吸い取ることを意味する。 【半地下とは】 地面よりすこし低い位置に作られた、窓から外を見ると、地面の足元が見えるような部屋だ。 1960年代には建物を建てるとき、防空壕(ぼうくうごう)のような意味合いで半地下の設置が義務(ぎむ)付けられていた。もしミサイル攻撃などあったとき、避難場所として利用するためのシェルタースペースだ。でも人口が増えてきたため、その避難場所として作られた半地下を、住宅として利用する建物が増えてきた。しかしそもそも避難場所だったため、長く住めるようには作られていない。そのため住みづらい反面、家賃が安いという、低所得者向けの住居になったのだ。