牛肉栄養や人気レシピなど部位やその効果!牛の肩肉と薄切り食べ方 beefshoulder

今日の項目	No.
	まずは牛の肩肉を知ろう!	1
	牛肉の世界史	2
	牛肉の日本史	3
	牛肉の部位	4
	牛の肩肉の栄養	5
	牛の肩肉の食べ方	6
	今日のいい言葉	7
	30分イラレッスン Vol.24	8
	フリーアイコンダウンロード	9
	4コマ漫画「鴨ネギたちの修行その4」	10
	マンガ関連リンク ┗牛の肩肉関連リンク	11

まずは牛の肩肉を知ろう!

なんとなく特別な気持ちになるお肉、牛肉。
ステーキ、焼肉、ローストビーフ。

ガツンとお肉を食べたいとき、
よく思い出されるのが牛肉だ。

「肉食べに行きたいね！」
そう言われる場合、高い確率で
牛肉がイメージされているように思われる。

牛肉の世界史

紀元前2万年前の、後期旧石器時代。
その頃には既にフランスのラスコーの壁画に、
野生の牛を狩っている様子が描かれている。

そして今から1万年ほど前、
紀元前8千年頃には中東やアフリカ周辺で
酪農(らくのう)も開始されている。

この牛はオーロックスという種類で、
全ての家畜牛の祖先になっているという。

ここから他の国、そして大陸にも伝わっていった。

アメリカ大陸には
11世紀にノース人が移住してきた時、
それに15世紀以降にヨーロッパ人が移住してきた時、
牛も連れてやってきたと言われている。

そして今ではアメリカの牛は1億頭近く、
ブラジルでは2億頭以上もの牛が生息している。

オージービーフで有名なオーストラリア牛も、
元は南アフリカから1788年に買われた牛だ。
牡牛が2頭と牝牛が6頭。

オーストラリアの牛たちは、この8頭から始まったのだ。
この8頭の牛たちは、時にお肉として食べられつつも

順調に子孫を増やしていき、2018年には26,396,000頭。
つまり2千6百頭以上の大家族になっているのだ。

牛肉の日本史

後期旧石器時代には日本でも既に、
野生の牛を狩って食べ、
さらに骨で武器を作っていた痕跡がある。

今から3万年～2万年前のことだ。

まだ日本列島がユーラシア大陸と繋がっていた頃で、
牛たちはインドからやってきたという。

この頃は飼育や酪農はされておらず、
とにかく野生動物を狩る暮らしだった。

家畜として飼うようになったのは
縄文時代から弥生時代に移り変わる頃。

つまり狩猟中心のその日暮らしから、
食べ物を計画的に作って保存して
危機に備える生活に移行するタイミングだ。

この頃に牛を生け捕りにしてきて育て、
ミルクを搾って乳製品も作り始めた。

牛はずっと人間と共にいたのだ。

しかし仏教が伝来した飛鳥時代以降、
動物のお肉を食べてはいけない！と、
食肉禁止令が出され、
牛は食べるものから飼って乗り物にしたり、
農耕を手伝ってもらう存在に変化していった。

平安時代といえば乗り物は牛車だし、
農具を引かせるのも牛。

牛は食べる生き物ではなく、
力持ちのパートナーになっていったのだ。

だがそんな折も牛乳は搾られ、
飲んだり加工されて食べられていた。

飛鳥時代の推古天皇も、
醍醐(だいご)というミルクもちみたいなお菓子を
高級お菓子として食べていたそうだ。

しかし江戸時代後半、
ペリーがやってきたのを皮切りに、
欧米文化がどんどん流れ込んできて、
牛は再び食べられるようになっていった。

もちろん今では牛肉も牛乳も、
日本全国でありがたくも美味しく食べられている。

牛肉の部位

細かく分けると20種類以上。
内臓も含めると40種類以上に分けられて、
それぞれに名前が付いている。

中でも主要なお肉は以下の11種類だ。

タン：牛の舌部分
ネック：牛の首周りのお肉
肩：牛の肩のお肉
リブ：牛の肋骨辺りのお肉
サーロイン：牛の腰周りのお肉
ヒレ：牛の腰辺りの、内臓に近いお肉
ばら：牛のお腹のお肉
もも：牛の太もものお肉
ランプ：牛のお尻に近いお肉
すね：牛のすねのお肉
テール：牛のシッポのお肉

細かく分けると内もも、外ももだったり、
中ばら、外ばらだったり、
お肉の質でどんどん分類されていく。

それぞれに筋肉質な部分や、
脂肪が付きやすい部分など特徴が違う。

中でも今回注目したいのは、
牛の肩部分のお肉だ。

牛の肩肉の栄養

牛の肩肉は他の部位と比べて、
亜鉛が多く含まれている。

牛肉は肉類の中でも、
亜鉛が多く含まれているのだが、
肩肉には特に多く含まれているのだ。

この亜鉛には新陳代謝を高める他、
男性の生殖機能の低下を防いだり、
女性ホルモンの分泌を促したりもする。

ホルモンバランスが安定すると、
気持ちが落ち着いたり
体の機能が正常になって元気になる。

なんだかちょっと調子が悪いなあ…
なんていう時は是非とりたい栄養だ。

ちなみに鴨肉にも多く含まれている。

肩肉のカロリーは100gで200kcal。
肩ロースだと270kcalだ。

牛の肩肉の栄養

栄養	イメージ	効果
タンパク質		血液や筋肉の材料になる。
ビタミンE		抗酸化作用で体を若く保つ。
ナイアシン		皮膚や粘膜を健康に保つ。
カリウム		余分な塩分を体外に出す。
リン		骨や歯の材料になる。筋肉や脳の栄養になる。
鉄分		血の材料になり、酸素を体中に運ぶ。
亜鉛		新陳代謝を高める。
パントテン酸		肌や粘膜を健康に保つ。

鉄分も豊富なので貧血にも良い。
カロリーを抑えたい人は、
買う時に脂身が少ないものを選ぼう。

牛の肩肉の食べ方

焼肉以外に、ステーキ、
それにローストビーフにもよく利用される。

肩ロースはすき焼きや肉じゃがにも合う。

つまり非常に使いやすい肉なのだ。
ス―パーにもとてもよく売っていて
手に入りやすいのも利点なので、
見かけたら買ってみよう。

ただ焼いて岩塩をかけるだけ、

お鍋の具にするだけ。

それだけでも充分美味しい。

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Windowsアイコンの変え方

イラストレーターで描いた
牛の肩肉のイラストを
PC用デスクトップアイコンとして使えるようにしてみた。

MacOSとWindows用に対応!

牛の肩肉関連のファイルなどを
整理したりするのにとても便利。

以下からダウンロードができるので、
ダウンロードして使ってみてほしい。

これまでのイラストなども
どんどんアイコン化していくのでお楽しみに!

(無断で複製・転載・加工等はご遠慮下さい。)

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