鴨肉栄養とカロリーにレシピ!スーパーで買う料理や食べ方と英語 duck

鴨肉
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鴨肉とは

鴨肉
縄文時代から食べられてきた、ネギと密接なお肉

日本でよく食べるお肉と言えば
豚肉、牛肉、鶏肉だろう。

しかし他にも意外と身近なのが
今回紹介する鴨肉である。

お蕎麦屋さんのメニューに
必ずといっていいほどある鴨南蛮(かもなんばん)。
それに鴨せいろ。

お酒を飲みに行くとよくメニューにある
合鴨のスモーク。

それに冬だと鴨鍋が置いてあるお店も
けっこうたくさんある。

スーパーマーケットでも
精肉コーナーやお惣菜(そうざい)コーナーに
割とよく置いてあったりする。

さっぱりしていて少し甘味があり、
そして野性味というか、独特の風味がある。

そしてなんと鴨肉は、
ビューティーミートと呼ばれるほどに
美容と健康に良い肉なのだ。

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栄養

日本でよく食べられているのは
合鴨という種の鴨だ。

低カロリーかつ低コレステロール
それでいて高タンパク質。

鉄分は鶏肉の5倍以上で、
ビタミンB群が豊富。

これだけでも十分すごさが分かるだろう。

カロリーは100gで128kcal。

真空パックで売っている合鴨ロースは
180gや200gが多い。

あれで3～4人は満足に食べられる。
1人50g、4～5枚食べたとして、
60kcalちょっと、という感じだ。

鴨肉の栄養

栄養	イメージ	効果
タンパク質		血液や筋肉の材料になる。
ビタミンB1		ブドウ糖をエネルギーに変えてくれる。
ビタミンB2		肌、粘膜を丈夫にする。
ビタミンB6		筋肉や血液の材料になる。皮膚や粘膜を健康に保つ。
ビタミンB12		血液の材料になる。
ビタミンD		カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にする。
ビタミンK		骨や血管の材料になる。
ナイアシン		皮膚や粘膜を健康に保つ。
カリウム		余分な塩分を体外に出す。
鉄分		血の材料になり、酸素を体中に運ぶ。
マグネシウム		血をサラサラにする。
銅		貧血などから守ってくれる。
亜鉛		新陳代謝を高める。
パントテン酸		肌や粘膜を健康に保つ。

ところで亜鉛について補足だが、
亜鉛は男性の機能の低下を防いだり、
男性ホルモンを維持する働きがある。

ビューティーミートというと
見た目の美しさを保ちたい人向け
という印象を持ちそうだが、

内部機能的な若さを保つのにも
積極的に摂っていきたい栄養なのだ。

なお鴨肉以外に亜鉛が豊富な食材は以下だ。

牡蠣
牛の肩肉
かぼちゃの種

カシューナッツ
松の実

アーモンド

プロポリス

特に牡蠣とかぼちゃの種は優秀だ。
鴨肉と一緒に美味しくいただきたい。

鴨も牡蠣もナッツ類も
ワインによく合う食材なので、
おしゃれにディナーも楽しめそうだ。

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合鴨ロースとは

一番よく入りやすい鴨肉である
「合鴨ロース」は、鴨の胸の部分だ。

しかし鶏（ニワトリ）の場合、
ロース＝胸肉ではない。

ついでにいうと牛と豚の場合、
ロースは背中のお肉のことだ。

合鴨ロース部位

ロースの意味は
「ローストすると美味しい部分」
なのである。

その動物の、焼くと一番美味しい部位。
それがロースというわけだ。

鶏はどこがロース肉か特定されていない。
昔から丸焼きが普及していたせいだろうか。
丸焼きが美味しい＝全身ロースだ。

ただ、近年は鳥の丸焼きよりも、
焼いた鶏もも肉のことを
「ローストチキン」と言うことが多いので、
鶏肉のロース＝もも肉と言っても良いかもしれない。

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どこで買えるの？

鴨肉はマルエツやライフ、
サミットやまいばすけっとなどなど、
一般的なスーパーマーケットで
365日いつでもよく置いてある。

鴨の買い方

お総菜コーナーには合鴨スモーク、
お肉のコーナーには真空パックの
合鴨スモークが置かれているのだ。

他に地域によってはローソンでも
真空パックの合鴨スモークは
よく置かれている商品の1つだ。

大きめの店舗のスーパーやジャスコでは
生の国産鴨肉が売っていることも多い。

鶏肉のコーナー近くを探してみよう。
鴨肉は色が濃いのが特徴なので探しやすいと思う。

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食べ方やレシピ

◆合鴨スモーク
市販の合鴨スモークは調理は必要ない。
開封したそのままを5mmほどの厚さに切って
あとは何もせずにそのまま食べられる。

合鴨スモーク

しっかり味と燻製の香りが付いているので、
タレを用意する必要もない。

もっとも簡単に鴨肉を摂れるアイテムだ。

◆鴨鍋
生の鴨肉を買ったらお鍋に入れよう。
もちろん具材は、鴨肉とネギだ。

大抵の鴨肉は2～3mmの厚さにスライスされている。
これとネギを、好きな鍋の素で煮るだけだ。

スライス以外に、たまに鴨肉団子も売っている。
ダブルで入れるとより美味しい。

なお昔からある一般的な鴨鍋は醤油ベースだ。

他に春菊、白菜、えのきを入れるとよく合うし、
出汁をしっかり味わいたいなら大きなお麩か
高野豆腐を入れるのがおススメだ。

ちなみに高野豆腐は出汁が沸騰してから入れよう。

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鴨とネギの関係

鴨が葱を背負って来る

鴨ネギとも略される有名なことわざだ。

ポケットモンスターにも
カモネギというモンスターが登場するほど
子供にも大人にも知られている。

鴨は集団で池にやってきて、
大きくでそれほど素早くもなく、
とても捕まえやすい鳥なので、
昔から「いいカモが来たぜ」のように、
都合よく陥れやすい存在の例えに使われていた。

そして鴨はネギと食べると美味しい。
鴨南蛮や鴨鍋でも、鴨とネギは抱き合わせだ。

カモの独特の野生の匂いを
食べやすい風味に変えるために、
ネギはぴったりの食材なのだ。

江戸時代に喜田川守貞(きたがわもりさだ)が書いた
守貞謾稿(もりさだまんこう)という雑事の百科事典にも
「鴨肉と葱を加ふ。冬を専とす」
という一節が書かれている。

そんなわけで、捕まえやすい鴨が、
わざわざ自分を食べやすくする食材、
つまりネギをを背負ってやってくる…
よーし食ってやろうぜ！
そんな悲しい例えに使われるようになったのだ。

鴨にとっては切ない話である。

だがそれほどに、
鴨とネギの相性は抜群なのだ。

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歴史

鶏と共に、
縄文時代から食べられていたという。
ずっと昔から、鴨は身近な鳥だったのだ。

古事記(こじき)や万葉集(まんようしゅう)にも
鴨は数多く登場している。

それに昔話で鴨とり権兵衛(かもとりごんべえ)という話がある。

鴨を一度にたくさん獲ろうとした男が、
縄にいっぺんにつないだ鴨によって
空に飛ばされてしまう話だ。

鴨肉の歴史

そういえば小さい頃に読んでもらったなと、
先日鴨を食べながら懐かしく思い出した。

なお、鴨南蛮が登場したのは
江戸時代になってからだ。

江戸の馬喰町(ばくろちょう)というところにあった
笹屋という蕎麦屋にいた
笹屋治兵衛(ささやじへえ)さんという人が
長崎で食べた南蛮煮という料理から
アイデアを得て考案したそうだ。

南蛮煮というのはネギと一緒に食材を煮たり、
食材を油で炒めたり揚げたものを煮た料理だ。

長崎といえば江戸時代は出島があって、
オランダやポルトガルと貿易をしていた。

その国の人々から伝わった調理法なので
南蛮煮という名称が付いたというわけだ。

話を鴨南蛮に戻すと、
そのあまりの美味しさに評判が広まり、
2代目である伊勢屋藤七(いせやとうしち)さんの時代に
「蕎麦道中記(そばどうちゅうき)」という本で
江戸の蕎麦の名店11選にも選ばれた。

そして今では鴨南蛮は、
全国の蕎麦やの定番メニューになっている。

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フリーアイコンダウンロード

Windowsアイコンの変え方

イラストレーターで描いた
鴨肉のイラストを
PC用デスクトップアイコンとして使えるようにしてみた。

MacOSとWindows用に対応!

鴨肉関連のファイルなどを
整理したりするのにとても便利。

以下からダウンロードができるので、
ダウンロードして使ってみてほしい。

これまでのイラストなども
どんどんアイコン化していくのでお楽しみに!

(無断で複製・転載・加工等はご遠慮下さい。)

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