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このステージの最大の敵は「氷の床」
ステージ4「Arctic Caverns」は、氷と雪に覆われた極寒の洞窟だ。ステージ3「ターボトンネル」を自力で突破するか、ワープゾーンを逃した場合に到達する。このステージ最大の敵は、摩擦係数が極端に低い「氷の床」である。滑り続ける慣性が、あらゆる操作を制御不能へと変えてしまう。ワープせずにここで残機を減らしてしまうと、後半の難関ステージで行き詰まる。
注意
氷の床では、移動入力を止めてもすべるのが極めて長い。慣性が働き続け、そのまま即死トラップやスパイクへ滑り込む事故がおきやすい。
氷で滑らないための「パンチブレーキ」とは?
この制御不能な慣性を即座に打ち消し、その場に強制停止させる唯一のテクニックが「パンチブレーキ」だ。
パンチブレーキとは
《本稿独自命名のテクニック》攻撃ボタン(Bボタン)を押すと、攻撃モーション中は座標が固定され、慣性が即座にゼロになる。滑る床での唯一の即停止手段。
原理
ゲームのプログラム上、トードが「移動ステート」にある間は氷の物理演算(滑り)が適用される。しかし「攻撃ステート」に入った瞬間、キャラクター座標はその場に固定され、慣性が即座にゼロへリセットされる。
実践的運用
- 滑っている最中に停止したい位置を確認する
- 停止したい瞬間にBボタン(攻撃)を入力する
- パンチを繰り出しながら、その場にピタリと静止できる
ポイント
逆キーで減速を試みるのではなく、停止したい瞬間にBボタン(攻撃)を入力する。逆キー入力による減速は予測困難になるため非推奨。
着地制御
狭い足場やスパイクが点在するエリアにジャンプで着地する際は、着地と同時にBボタンを連打する。着地後のスライドを最小限に抑え、落下を防ぐことが可能となる。
ジャンプ弾道の制御
氷上でのジャンプは、助走速度によって飛距離が大きく変動する。短い距離の足場を渡る場合、まずパンチブレーキで完全に静止してから、垂直に近いジャンプを行う「静的アプローチ」を徹底すべきだ。中途半端な慣性は、着地点の予測を困難にする最大の要因となる。
スノーマンの雪玉攻撃パターンと反撃方法
雪だるま型の敵・スノーマン(Mr. Frosty)は、ランダムではなく明確なリズムと高低差のパターンで雪玉を投げてくる。
| 攻撃パターン | 回避方法 | 備考と攻略法 |
|---|---|---|
| 高めの雪玉 | しゃがむ(下キー) | 氷上ではしゃがみ動作中も滑るため、必ずパンチブレーキで静止してからしゃがむ |
| 低めの雪玉 | ジャンプ | ジャンプで飛び越える |
反撃:雪玉を投げ返す
スノーマンは投げた雪玉を拾って投げ返すことで一撃撃破できる。ライフが貴重なワープ失敗後のルートでは、雪玉を利用した遠距離戦が最も生存率の高い戦術となる。
遠距離戦のコツ
スノーマンを倒すと雪玉の山が残る。この雪玉を拾って投げ返すと一撃撃破が可能。ライフ節約に有効。
氷柱(Icicles)の落下トリガーを逆手に取る方法
天井から垂れ下がる氷柱は、プレイヤーがその真下を通過しようとした瞬間に落下フラグが立つ「接近トリガー」方式を採用している。
誘発と後退戦略
氷柱の配置場所は固定されている。怪しい地形に差し掛かったら、一歩踏み出してすぐにパンチブレーキまたは急後退を行う。氷柱の落下だけを誘発(トリガー)させ、安全に進むことができる。
- 氷柱の配置場所は固定されていることを把握する
- 怪しい地形に差し掛かったら、一歩踏み出す
- すぐにパンチブレーキまたは急後退を行う
- 氷柱の落下だけを誘発させ、落下後に安全に進む
ステージ4の敵とトラップ一覧表
| 敵・トラップ名 | 特徴 | 対処法 |
|---|---|---|
| スノーマン(Mr. Frosty) | 雪玉を高低差のパターンで投げる | しゃがみ/ジャンプで回避、雪玉投げ返しで一撃 |
| 氷柱(Icicles) | 接近トリガーで落下 | 一歩踏み出して誘発→後退 |
| スパイクバック(Spikeback) | 放物線を描いて跳ね返る | 左右の壁の中間地点が安全地帯 |
| 氷の床 | 摩擦係数が極端に低い | パンチブレーキで即停止 |
ワープゾーン「Warp 3」の場所と発動条件
ステージ4には「Warp 3」が存在し、難関ステージ6「カーナスの巣」をスキップしてステージ8へ進める。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ワープ元ステージ | Stage 4(Arctic Caverns) |
| ワープ先ステージ | Stage 6(Karnath's Lair) |
| 場所 | 終盤の下降する浮遊プラットフォーム地帯 |
| 発動条件 | 上下に動くオレンジ色のプラットフォームに乗り、ジャンプを繰り返して上昇し、天井付近の隠しエリア(光の輪)に触れる |
| 戦略的評価 | 低 ステージ3のワープ(S3→S5)に失敗した場合の保険。ワープ先のステージ6も極めて難しいため、クリア優先ならS3ワープを推奨 |
ワープ失敗後のリカバリー(地獄の底)
ワープに失敗し、下降するリフトからステージ最下層へ落下した場合、即死スパイクと跳ねるスパイク付きの敵「Spikeback」が複合したエリアを進むことになる。
スパイクの回避
Spikebackは壁の間を放物線を描いて跳ね返る。左右の壁のちょうど中間地点を維持することが、スパイクの軌道の下を潜り抜ける際の安全地帯となる。このエリアの操作には、パンチブレーキによる精密な位置調整が欠かせない。
攻略のまとめ
ステージ4では、「滑る」というゲームの物理法則そのものが最大の敵となる。この難関を突破する鍵は、反射神経ではなく「パンチブレーキ」による論理的な操作にある。雪玉を避け、氷柱を誘発させ、常に停止位置を制御する。それができれば、極寒の洞窟を安全に踏破できるだろう。
攻略の4つのポイント
- 停止したい位置でBボタン(攻撃)を押して慣性をキャンセル
- スノーマンの雪玉パターンを覚えて回避
- 氷柱は一歩踏み出して誘発させてから進む
- Switch版なら巻き戻し機能で何度でも練習可能
よくある質問(FAQ)
攻撃ボタン(Bボタン)を押すと、攻撃モーション中は座標が固定され、慣性が即座にゼロになります。これを「パンチブレーキ」と呼び、滑る床での唯一の即停止手段です。
ステージ終盤の下降する浮遊プラットフォーム地帯で、上下に動くオレンジ色のプラットフォームに乗り、ジャンプを繰り返して上昇すると天井付近に光の輪が出現します。触れるとステージ6へワープします。
高い雪玉はしゃがみ、低い雪玉はジャンプで回避します。倒した後に落ちる雪玉を拾って投げ返すと一撃で撃破できます。