ステージ9「テラ・チューブ」はバトルトード最長ステージ。水中では「Aボタン連打の小ジャンプ」で速度を確保し、巨大歯車Krazy Kogはルート暗記で回避、黄色いアヒルSteel Beakはパンチでダウン中に通過が必須。Nintendo Switch Online「巻き戻し」「どこでもセーブ」活用で学習効率が大幅に上がる。
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ステージ概要
ステージ9「テラ・チューブ(Terra Tubes)」は、複雑に絡み合うパイプの中をトードが水中と地上を行き来しながら進む難関ステージだ。即死判定を持つ巨大な歯車、水中での機動力低下、そして電気トラップへの対応がプレイヤーに求められる。
2025年11月26日より「ファミリーコンピュータ Nintendo Classics」で配信が開始され、Nintendo Switch Onlineの「巻き戻し」「どこでもセーブ」機能を活用できるようになった。本記事では、これらの機能を前提にした効率的な攻略法を解説する。
ステージ構成の全体像
テラ・チューブは以下のセクションで構成される。
| セクション | 内容 | 主な脅威 |
|---|---|---|
| 1. 地上パート | Mechno Droidとの戦闘 | 電撃、接触即死 |
| 2. プロペラ降下(1回目) | ヘリックスで垂直降下 | 壁のスパイク |
| 3. 水中パート(1回目) | 浅い水中を移動 | 移動速度低下 |
| 4. 歯車セクション(1回目) | Krazy Kogから逃走×4回 | 接触即死 |
| 5. 水中パート(2回目) | 敵とスパイクが多い | Electra Eel、Hammerfish、Jawz |
| 6. 歯車セクション(2回目) | 水中でKrazy Kogから逃走 | 接触即死 |
| 7. Steel Beakエリア | 即死アヒルが浮遊 | 接触即死 |
| 8. プロペラ降下(最終) | 狭い通路を降下 | スパイク |
水中で速く動く方法は?「ジャンプ泳ぎ」の基本
このステージを攻略する鍵は、水中での移動速度を最適化する特殊なテクニックにある。
なぜ水中で遅くなるのか
通常の歩行やダッシュは、水中に入ると極端に速度が落ちる。敵の攻撃や強制スクロールの脅威から逃れる際、この速度低下は致命的な障害となる。
「ジャンプ泳ぎ」で速度を回復する
水中での速度を回復するには、Aボタンを小刻みに連打して「小ジャンプ(泳ぐ動作)」を繰り返すことが必須となる。このテクニックにより通常よりも速く移動でき、敵の回避において欠かせない技術となっている。
攻略のコツ
Aボタンは押しっぱなしではなく、リズミカルに連打することで最大速度を維持できる。
即死トラップ一覧と回避のコツ
ステージ9の難しさの大部分は、接触即死判定を持つギミックを、低速な水中環境や高速な強制スクロールの中で回避しなければならない点にある。
プロペラ降下エリア:Aボタン連打で速度制御
脅威の内容
プロペラ付きのケーブルに掴まって狭い通路を降下するエリアでは、壁に配置されたトゲ(スパイク)に触れると即死する。
攻略法
降下速度を制御し、スパイクを確実に避けなければならない。降下中にAボタンを連打することで、プロペラによる「逆噴射」のような効果が得られ、落下速度を抑制できる。スパイクの配置を読みながら慎重に進むことが重要だ。
攻略のポイント
難所の手前で「どこでもセーブ」を作成しておくと、やり直しの負担が軽減される。
Krazy Kog(巨大歯車):完全なルート暗記が必要
脅威の内容
映画『インディ・ジョーンズ』のワンシーンのように、巨大な歯車(Krazy Kog)がプレイヤーを後方から追いかけてくる強制スクロール地帯が存在する。これに接触すると即死となる。
攻略の要点
このセクションは、ルートの完全な暗記が求められる純粋な「覚えゲー」である。一瞬の迷いや立ち止まりが、そのまま圧死へとつながる。
注意
歯車は上り坂・下り坂・水中でも同じ速度で追ってくる。油断は禁物だ。
Steel Beak(スチール・ビーク):倒せない黄色いアヒル
脅威の内容
黄色いアヒル型の敵「スチール・ビーク」は、接触すると即死判定を持っている。
攻略法
この敵を倒すことはできず、攻撃(パンチ)を当てても一時的にノックダウン(気絶)させることしかできない。ノックダウン中に即座にその場を通り抜ける必要がある。攻撃モーションに入っている間はダメージを与えられないため、隙を狙う忍耐が求められる。
敵キャラ別の対処法
水中に生息する敵も、低速な移動を強いられるトードにとって大きな脅威だ。
地上パートの入り口をパトロールするロボットで、接触すると一撃死(爆発)となる。停止時にスパークを発射する特性がある。
倒し方:通常攻撃(パンチまたは頭突き)を当てて撃破するが、接触する前に攻撃を当てることが絶対条件だ。
水中を不規則に動き、近づくと感電させてくる厄介な敵だ。放電中は無敵かつダメージ判定がある。
倒し方:放電周期を見極め、電気が止まった一瞬に通過するか、攻撃(パンチ2発)を加えて撃破することが可能だ。
口を膨らませて突進し、プレイヤーをトゲに押し付けようとしてくる。
倒し方:パンチ1発で倒せるものの、群れで出現するため迅速な対処が求められる。
耐久力が高く、水中を高速で移動してプレイヤーを執拗に追いかけてくる。
倒し方:倒すよりも回避する方が容易であり、回避を優先すべきだ。特定のパイプ通路で遅れると、画面外から現れる即死攻撃(Shark)もあるため注意が必要となる。
Nintendo Switch Onlineの機能をフル活用しよう
ステージ9は非常に長く、途中の即死トラップが多い(プロペラ、クレイジー・コグ、スチール・ビークなど)ため、試行錯誤のコストが極めて高い。
巻き戻し機能の使いどころ
巨大な歯車に追いかけられるセクションは、パターン暗記に特化した練習が必要だ。失敗するたびに、激突した数秒前まで「巻き戻し機能」を使用し、正しい回避ルートを繰り返し体に覚え込ませるとよい。
どこでもセーブの推奨ポイント
クレイジー・コグ地帯およびプロペラ降下エリアの直前など、難所の手前で「どこでもセーブ」を作成しておこう。長いステージを最初からやり直す疲労を防ぐことができる。
セーブ推奨箇所
- 歯車セクション直前 ─ 4回連続の逃走パートは失敗しやすい
- 水中パート(2回目)の入口 ─ 敵が多く、ここからのやり直しは効率が悪い
- Steel Beakエリア直前 ─ 即死アヒルの練習に専念できる
- 最終プロペラ降下前 ─ クリア目前で失敗するとダメージが大きい
ステージ10「ラットレース」への準備
ステージ9を突破すると、次はネズミのライバルと爆弾を巡って競争するステージ10「ラットレース」が待ち受けている。
テラ・チューブで培った「パターン暗記」と「ニンテンドースイッチオンラインの巻き戻し活用」は、ラットレース以降でも有効なスキルとなる。
よくある質問(FAQ)
Aボタンを小刻みに連打して「小ジャンプ(泳ぐ動作)」を繰り返すことで、通常より速く移動できる。
完全なルート暗記が必要。一瞬でも立ち止まると圧死するため、事前に巻き戻し機能で繰り返し練習しよう。
倒すことはできない。パンチを当てると一時的に気絶するので、その間に通り抜ける。
難所の手前で「どこでもセーブ」を作成し、歯車セクションでは「巻き戻し機能」で正しいルートを体に覚え込ませよう。
放電が止まった瞬間にパンチ2発で撃破できる。放電中は無敵なので近づかないこと。