この記事を読むとモヒートの飲み方とマメ知識が分かります
モヒートの飲み方、作り方、歴史、カクテル言葉をすべてイラスト付きで簡潔に説明しているので、モヒートについての悩みや疑問が1分で解決します。
・ストローが2本刺さっている意味と飲み方
・モヒートのライムやミントの食べ方、使い方
・モヒートの歴史とカクテル言葉
この記事を読むとモヒートの飲み方とマメ知識が分かります
モヒートの飲み方、作り方、歴史、カクテル言葉をすべてイラスト付きで簡潔に説明しているので、モヒートについての悩みや疑問が1分で解決します。
更新: イラスト追加とリライト by イラレブック
キサマのせいで店に迷惑がかかっただろう!
すみません…。相方になれたのが嬉しくて、つい。
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彼らは最近、お笑いコンビとして成立したばかりの仲なのだ。
※コンビ結成のストーリーが読みたい方はクリアポーチの記事へ!
で、モヒートのストローが2本の理由ってなんですか?
……仕方ない。キサマにモヒートのなんたるかを叩き込んでやる。
ただし静かにな。マスター、すまないがこいつにもモヒートを1つ。
かしこまりました。
ストローが2本刺さっている場合、1本はミントの葉やライムが詰まった時の予備なのだ。なので詰まらない限りは1本だけ使って飲めばOKだ。
マドラーとストロー1本ずつさすつもりが間違っちゃった!ってワケじゃないんですね
違うわ!まあ最近はストローなしの店も割とあるがな
ストローが刺さっていないときはグラスから直接飲めば問題ない。ミントの葉やライムが邪魔で飲みづらい時はマドラーで押さえておくといい。
ていうかミントの葉っぱ美味しそうですね。食べてもいいんですか?
山盛りミントがグラスの上にも盛られていたり、2~3枚の葉っぱがアクセント的に飾られている場合がある。そんなときはカクテルを飲む合間に、葉っぱを1枚ずつちぎって噛んで食べよう。
噛むとスウッとミントの香りが鼻を通り、そのあとカクテルを口に含むとさらに美味しい。
お酒に浸かった葉っぱはつぶす。
お酒の上に出ている葉っぱは食べる。
直接葉っぱを噛むのは苦いし苦手という人は、全部グラスの底でつぶすのもアリだ。
グラスに大量のミントが入っている場合はお店の方に「ミントの葉っぱを食べたいのでフォークお借りできますか」と訪ねてみるといい。
私は食べる派だ。噛んだときの清涼感がたまらないからな
じゃあオレのもあげます。はい、あーんしてください
やらんわ!キサマは独りでし・ず・か・に飲みたまえ
ミントの旬は夏。それにミントのスーッとした清涼感は暑い夏にこそ欲しくなるものだ。というわけでモヒートは6月~8月にかけてが旬の夏のカクテルなのだ。
ミントの葉が手に入りづらい季節でもミントリキュールやミントシロップを使って作ってくれるお店も多い。
素材名 | 説明 |
---|---|
ラム | 特にバカルディ |
ミントの葉 | スペアミントでもペパーミントでも可 |
ライム | 輪切りか8分の1カットをいくつか |
砂糖 | 特に黒糖 |
ソーダ | 炭酸水 |
氷 | 細かく砕いたもの |
全体的に夏って感じの材料ですね。…ん?バカルディ?
キサマにしては良い目のつけどころだな。バカルディはキューバ生まれのラムだ
スペインからのキューバ移民であるドン・ファクンド・バカルディさんが、キューバで暮らす人々のためにワンランク上のお酒を…と考え、蒸留所を買い取って作り上げたのがこのラム酒「バカルディ」だ。
品質にこだわりぬいて研究と試行錯誤を繰り返し、ついに完成した透明でスマートなラムは大変な評判になり、これを手にしたバーテンダーたちによって「モヒート」や「キューバリブレ」など世界的に有名になるカクテルレシピが次々に生み出されていった。
今やバカルディ社は世界最大規模の蒸留酒製造所として君臨している。
うちの近所の小さいスーパーにもこの瓶置いてありますよ
それだけ世界に浸透しているということだ
元はキューバ内の小さな蒸留所から始まったバカルディ社だが、規模を拡大した現在ではプエルトリコに大工場を構えて大量生産を行っている。しかも太陽とカリブ海の恵である豊かな自然を傷つけないよう、CO2排出削減や廃棄物の最小化など様々な取り組みも行っているのだ。
尊敬すべき会社だなあ。で、今さらですけどラムってどんな酒ですか?
今さら過ぎるわ!
サトウキビのしぼり汁、それとサトウキビから砂糖を作ったときに出てくる「廃糖蜜」という液体(糖分以外の成分の凝縮液のようなもの)を蒸留してつくるお酒だ。
じょうりゅう…?
中学生のとき理科の授業でやっただろう。詳しくはこれを読め
ブランデーの記事で蒸留について読む
もはやアルコール消毒に使えるレベルだ。「蒸留」はアルコールとそれ以外の物質(水や不純物など)を分離させる行為なので、蒸留酒というのは基本的にアルコール度数が高い。飲み過ぎには気を付けよう。
カクテルなら度数が抑えられますね。しかしストローの話からずいぶん脱線したなあ
キサマの所為だろが!!もういい!話をまとめるぞ
カクテルに2本のストローが刺さっている場合、1本はもう1本が詰まってしまったときの予備用だ。モヒートはミントの葉やライムなど具材がたくさん入っているので、それらがストローに詰まる場合があるのだ。
詰まらなければ使う必要はないので最後まで1本で飲み切って問題ない。
カリブ海に浮かぶ熱帯の島・キューバ。そこで「上質な酒」として生み出されたのがバカルディだ。そしてバカルディを使ったカクテルとして生み出されたのがモヒート。
なので今でもモヒートといえばバカルディを使うレシピが定番となっている。
勉強になりました。せっかくだから自分でも作ってみたいなあ
それはまた今度な。今夜はバーの味を楽しみたまえ
え?作るの付き合ってくれるんですか?ありがとうございます
キサマがモヒートを冒涜しないか監視するためだ!
太陽が似合う上、オトナ感あるフレーズですね…
で、「カクテル言葉」ってなんですか?
そのカクテルに込められた、秘めたるメッセージだ。
静寂が良しとされるバーで、ただカクテルを頼むだけで相手に気持ちを伝える手段でもある。
しかしキューバが発祥という説が現在もっとも有力だ。
大英帝国の女王エリザベス一世が従えていた海賊「フランシス・ドレイク」とその部下が、このカクテルのレシピをキューバに伝えたことから、それをベースにモヒートが生まれたというまことしやかな伝説が残っていたりする。
彼が海上でのビタミンC欠乏症を防ぐ目的で生み出したのが、サトウキビの蒸留酒にライムとミントを入れたお酒だった。
モヒートという名前の由来は、ブードゥー教の呪術用語Mojo(モジョ)からきていると言われている。
ミント、ライム、そして黒糖はどれも栄養たっぷりで、薬草酒のような位置づけで飲まれていたからだ。ブードゥー教は薬草もよく使う宗教なのである。
海賊から伝わったカクテルか。大海原の香りがしますね…
by ツェーザル・フライシュレン
モヒートで、オレの心にもすっかり太陽が宿っちゃいました。
キサマはこれ以上パッションを持たなくてよろしい!
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