イラレブック

イラストレーターで描いたアイコン集

Sidecarアイコン

iPadでイラストレーター

更新
利用ガイドと描き方など追加
(初版2019.10.9 7:20)


Sidecar
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Sidecarによる大事件


突然の大事件を、ここに残しておきたい。

あなたは、イラストレーターをご存知だろうか?

イラストレーター

これは、主に駅などにある広告やパンフレットの印刷など
0.01mm単位でレイアウトやグラフィックデザインを行う
DTPと呼ばれるプロの業界で
広く利用されているグラフィックツールである。

この業界では、常識的に考える制作時間よりも
圧倒的に短期間で制作しており
想像を超えるスピードで制作が行われている。
その秘密は、このイラストレーター
あると言って過言では無い。

あなたが、PCで画像を作った事があるなら
一度は触れた事があるだろう、フォトショップの次に
有名なPC用のグラフィックアプリケーションソフトだ。

イラストレーターについての詳しい説明は
第24回目のイラレブックで紹介しているので、
そちらを参照して欲しいが、簡単に魅力を伝えるなら
フォトショップではできない
計算して描くグラフィックが最速で描ける道具。

加えるなら、イラストレーター
描けないビジュアルは存在せず
人間が得意とする「感性」と、
コンピュータが得意とする「計算」を
地球上にある道具の中で、最も生かしながら
高品質なプロダクトをリアルタイムに制作できるのが
このイラストレーター最大の魅力だ。

前置きが長くなってしまったので
簡潔に伝えると、このイラストレーター
突然、iPad Proに完全対応してしまったのだ。

それの何が大事件なのか?

この偉大なイラストレーターを作ったのは
Adobe社である。
しかし、Adobe社の最近の発表では、
イラストレーターiPad完全版の対応は
2020年以降としており、2019年12月現在
当然、リリースもされていない。

先行しているフォトショップのiPad版は
2019年後半にリリースされたが
機能は限定的であり、iPadへの完全対応は
2020年以降も難しいのでは無いかという状況である。

「それなのに」である、誰も予想もしなかった方向から
このイラストレーター
突然、iPad ProとApple Pencil2に
完全対応してしまったのだ。

繰り返すが、Macでイラストレーターを使っている人なら
iPad ProとApple Pencil2さえあれば
今すぐ完全版が使えるという事である。

(上記内容は、2019年10月9日の記事に
 筆者が同年の12月6日に追記したものである。
筆者が驚きと共に、当時の興奮を綴った
以下記事の内容へと続く。)

Sidecarとは


イラストレーター((りゃく)して「イラレ」)完全版が
iPadで使えるのは、2020年以降のはずだった。


2019年10月8日に、Macのデスクトップや
ノートPC向けのOSであるmacOSが、
Catalina(カタリナ) バージョン10.15へと大型アップデートされた。

このアップデートでmacOSに、
いくつか新機能が追加されたのだが、
その中でもイラストレーター
よく使う筆者が驚いた新機能が、Sidecar(サイドカー)だ。

Sidecar

Sidecarという新機能は、
iPadをMacの画面(ディスプレイ)として使えるようにするものだ。

これによってiPadが、ノートPCの
もう一つの画面として使えるようになったので

macOSでは、これまで無理だったことである
iPadのように画面をタッチで操作することや
Apple Pencilで手描きすることができるようになったのだ。

ということは

iPad ProとApple Pencil2があれば
液晶(えきしょう)ペンタブレットのように、
Adobe(アドビ) Photoshop(フォトショップ) ((りゃく)して「フォトショ」)と
イラレが、iPad Pro上で、なんとそのまま動くのだ!



とにかくこのSidecar、無線でも使えるが、
グラフィック系アプリを使う場合は、遅延(ちえん)がほぼない
USB-Cなどの有線(ゆうせん)での利用を強くおすすめする。

今回は、そんなSidecarの使い方を紹介したい。

Sidecarのショートカット


イラストレーターを高速で使える理由の一つは
「ショートカットを駆使できる」にある。

もちろん、このSidecarでも同じ事が言える。

最初は慣れず、使いにくいかもしれないが、
慣れると、人間業を超える速度が体感できるはずだ。

Sidecarを使うと、画面左にショートカットボタンが表示される
ガイドするので、これを見ながら使って
目で見なくても、指が場所を覚えるぐらい
ブラインドタップできるまで、使ってみて欲しい。

Sidecar

アイコン機能補足
SidecarIconメニューバー表示(ひょうじ)iPadでウィンドウをフルスクリーンにしている場合、
タップでメニューバーの表示/非表示ができる
SidecarIconDock表示(ドックひょうじ)iPadのDockを表示/非表示ができる
(Macのシステム環境設定>Sidecarで
「Touch Barを表示」にチェックを外すと
この機能が有効になります)
SidecarIconCommand(コマンド)キー長押しで「Command」キーになる。
イラレでは、Command+Cでコピーなど、最もよく使うキーになる。
(ダブルタップしてキーをロックできます。)
SidecarIconOption(オプション)キー長押しで「Option」キーになる。
イラレでは、Command+Optionでドラックして複製など、三番目によく使うショートカットキーになる。
(ダブルタップしてキーをロックできます。)
SidecarIconControl(コントロール)キー長押しで「Control」キーになる。
イラレでは、あまり使わないキー。
(ダブルタップしてキーをロックできます。)
SidecarIconShift(シフト)キー長押しで「Shift」キーになる。
イラレでは、Shift+ドラッグで位置を固定して移動など、二番目によく使うショートカットキーになる。
(ダブルタップしてキーをロックできます。)
SidecarIcon一つ(もど)最後のアクションを取り消せます。
SidecarIconキーボード表示(ひょうじ)オンスクリーンキーボードの表示/非表示ができる。
(残念ながら、現状ではこのキーボードからイラレのショートカットは使えません。)
SidecarIconSidecar終了(サイドカーしゅうりょう)iPadとの接続を解除して、Sidecarを終了します。

Sidecar イラレ利用ガイド


Sidecarイラストレーターを使う場合の
おすすめポジションは、以下の図の通りだ。

左手は、iPadに表示される
ショートカットキーの横にそえ
右手でApple Pencil2を使う。
ワイヤレスキーボードがある人は
下に置いておくとさらに便利だ。

(左利きの人は、ショートカットの表示を
設定で移動できるので、左にペン
右でショートカットとしてもらえると良いだろう。)

Sidecarご利用ガイド

基本はペンで操作、メニューも全てペンで直接操作しよう。

指1本だけだと、ショートカットキー以外は
全く反応しないので、触っても大丈夫。

画面を動かしたい場合、2本指で画面をスライドしよう。
イラストレーターで「スペースキー」を押して
手のひらツールにしてから、
マウスでドラッグする操作と同じ操作ができる。
PC版より断然、直感的に操作ができる。

指を広げるようにピンチ操作をすると
画面を自由に拡大縮小ができる。
こちらもPCの虫眼鏡ツールより
とても自然に利用できるので気持ち良い。

上で紹介したショートカットキーで
よく使う「⌘キー」や「1つ戻るキー」の横には
シールなどの突起物を貼っておくと
いちいち見なくても直感的に使えるので、おすすめだ。

イラストレーターのブラシツールを使って
デッサンのようなラフが描けて、
そのままフィニッシュまで作れるのは
イラストレーターを使う人には
物凄く新鮮に感じるのではないだろうか。

機会があれば、ぜひ利用してみて欲しい。

筆者が使っていて便利な機能を見つけたら
また、このイラレブックで紹介していきたいと思う。

Catalina 新機能ベスト3

新機能
iPadをディスプレイにできる
壁紙にかっこいい島の写真などが追加
写真一覧のデザインが美しくなり見やすくなった

Catalina対応Mac

対応Mac
2015年以降に発売されたMacBook
2012年以降に発売されたiMac
2012年以降に発売されたMacBookAir
2017年以降に発売されたiMac Pro
2012年以降に発売されたMacBook Pro
2013年以降に発売されたMac Pro
2012年以降に発売されたMac mini

Sidecarの描き方


今回描いたSidecar
イラストの描き方を紹介

Sidecar


Sidecar

今日のいい言葉


どれだけ自分の意思をコントロールできるかで
生活のクオリティが決まります。

ミハイ・チクセントミハイ

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