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ワンダースワンとは | |
GunPey(グンペイ) | |
GunPeyの仕組み | |
GunPeyの操作方法とテクニック | |
GunPeyのスコア | |
ワンダースワン同時発売ソフト | |
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ワンダースワンの仕様 | |
携帯ゲーム機画面サイズ比較 | |
今日のいい言葉 |
ワンダースワンとは
スマホは、縦にも横にも遊べて
便利なのは、もはや珍 しくないが
これを1999年の時点で、
操作ボタンのついている携帯ゲーム機で
すでに実現していたのがワンダースワンである。
画面はモノクロだが、単三電池たった1本で約30時間も使える。
そして、重さは約93gでソフトと電池を入れても 約133gと、とっても軽い。これはA4ノートと同じくらいだ。ゲーム&ウォッチやゲームボーイを枯れた技術の水平思考で生み出した横井軍平 さんが深く関わった携帯ゲーム機である。
横井軍平さんと言えば、0から1を作る人ではなく、1から10や100を生み出した人。「枯れた技術の水平思考」と言う考え方で、枯れてしまった古い技術を捉え直して、全く新しいものを生み出し続けた偉人なのだ。
ワンダースワンは、操作するボタンも特徴的だ。
横でも縦でも操作しやすいように工夫されているのだ。今回はそんなワンダースワンのおすすめソフトについて紹介したい。
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GunPey(グンペイ)
ワンダースワンで何を遊べば良いのか?と言う問いがあれば、それは「GunPey」である。
他のゲームも楽しく遊べるものの、他のゲーム機でも楽しめるものが多く ワンダースワンならではの体験は「GunPey」に全て詰め込まれている。ゲームボーイで言う「テトリス」的な存在が、ワンダースワンでは「GunPey」なのである。 ゲームボーイにテトリスが入っていれば、ずっと遊べるように、ワンダースワンにGunPeyが入っていればずっと遊べるパズルゲームだ。
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GunPeyの仕組み
テトリスのようなパズルゲームであるものの、ブロックが落ちてくるタイプではなく、逆にパネルが下から迫り上がってくるスタイルのパズルゲームである。
まさに枯れた技術の水平思考の軍平イズムを感じるパズルゲームの傑作である。画面に表示される主な要素は、横5マスx縦9マスのパネルで構成されたフィールドと、そのパネルを操作するためのカーソル、そして消す対象となるラインだ。
これら要素がコアとなり、要素自体はシンプルなのに、組み合わさることで無数の自由度を生み出している。ラインの種類はシンプルに4種類。
遊んでいるともっとあるように感じるが、ラインの種類は4種類で、いずれかがランダムに登場する。たった4種類だが、これがランダムに登場してくると4種類とは思えないくらい複雑になり、工夫次第で無数のラインパターンを生み出せる事ができる。
下から迫り上がってくるパネルに描かれたラインを横一列に繋げるとパネルを消す事ができる。
このゲームは、何が面白いのか?と言えば、ラインを横一列につなげられた時が面白い。さらに上手くなって高度なテクニックで消せるようになると、もっともっと面白くなってくる。 そうやって、どんどん引き込まれてしまう中毒性のある楽しさを、様々な工夫によって体感できるのがGunPeyの魅力だ。
ゲームオーバーの条件は、ラインが一番上を超えた場合だ。
よく見ると画面上部にトゲのようなものがある。このトゲによって、そこが危険であることが見た目だけでもわかるようになっている。
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GunPeyの操作方法とテクニック
操作方法も紹介しよう。
図に示したボタン以外は使用しない。基本は、カーソルを上下左右に動かして、ラインを上下に入れ替えてつなげて消す操作だ。
縦2マスのパネルを選んで、上下のパネルを入れ替えて操作する。基本的にはこれだけの簡単操作なのに、プレイヤーの工夫次第で無数のラインの消し方が生まれるのも魅力の一つだ。 また、慣れてくると、迫り上がってくるラインの速度を上げたり、ラインが消える時の数秒の演出もスキップできるようになる。 これらの工夫によって、プレイヤー好みのテンポでスピーディにも遊ぶことができるようになっている。
GunPeyでは、いくつか消し方のテクニックがあるので紹介しよう。
基本の消し方は、5つのパネルを横一列に繋げた場合だ。途中で枝分かれさせて5つ以上のラインを繋げて消すと、分岐と言うテクニックになる。比較的、序盤に使えるようになるテクニックだ。 上下にわたって、5つ以上のラインを繋げて消すと、ジグザグという高度なテクニックになる。 また、ラインが消えている間に後から繋げて消すテクニックを後付けとよび。 ラインを繋げて消して、その間に別のラインを消すと離れ技と言うこれも高度なテクニックとなる。 これらを組み合わせながら、高得点を狙おう。
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GunPeyのスコア
GunPeyでは、パネルを一度に沢山消せるほど、高得点を狙える。
基本で5つのラインを消した場合は100点x5ラインで500点となるが、後付けなどで6ライン消すと、倍増して200点x6ラインで1200点となる。図に示したようなスコア計算式となるので、一度に消したライン数が多いほど、得点は倍増するので、対戦などでは、テクニックを使っていかに一度に沢山のラインを消すかが重要になる。
このタイトルは、後に「たれぱんだのぐんぺい」と言う人気キャラとのコラボバージョンや「GunPey EX」というカラー版、DS版、プレステ版、PSP版などでも発売され それぞれに良さや、対戦機能、グラフィックの強化など遊びやすくなる工夫がされているが どのタイトルより、ワンダースワンの魅力を最大限生かしたゲームである、この元祖「GunPey」が最高傑作と筆者は感じている。 何より、この元祖には遊ぶ人の自由にできるように、遊び尽くせるモードがふんだんに用意されている。 また、このGunPeyでしか楽しめない、ほぼセリフなしで進行する「STORY」モードも魅力の一つだ。 次回は、このモードの真の魅力などについても詳しく紹介したい。
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同時発売ソフト
タイトル名 | 画面の向き |
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チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン | |
電車でGO! | |
新日本プロレス闘魂列伝 |
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タイトル一覧
ワンダースワンソフト一覧
発売 | 名称 | 概要 |
---|---|---|
1999年 | ||
GunPey | ワンダースワンの特徴を活かして、ワンダースワンを縦にして遊ぶパズルゲーム。横井軍平さんが考案したゲーム。パネル上にある線を画面の端から端までつなげると消す事ができる。だんだん下から新しいパネルが迫り上がって来るので、線のパネルが上までぶつからないように、動かしたいパネルを選んで、上下を入れ替えながら線をつなげていく。 | |
チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン | チョコボが主人公の不思議のダンジョンシリーズ。ローグ系ダンジョンロールプレイングゲームだが、バトルはリアルタイムゲージで進行する。 | |
電車でGO! | 電車を運転して駅の停車位置でぴったり止めるシミュレーションゲーム。山陰本線、京浜東北線、東海道本線、山手線が楽しめる。 | |
新日本プロレス闘魂列伝 | 6人のレスラーから選んで遊ぶプロレスゲーム。携帯でも見やすくレスラーが大きく表示される。 | |
信長の野望 for ワンダースワン | - | |
麻雀登竜門 | - | |
ぷよぷよ通 | 同じ色を4つ以上つなげれば消せる対戦型パズルゲーム。 | |
ワンダースタジアム | 野球ゲーム。 | |
デジタルモンスター Ver. ワンダースワン | - | |
海釣りに行こう! | - | |
三国志 for ワンダースワン | - | |
上海ポケット | - | |
魔界村 for ワンダースワン | 鎧を着た中年騎士が姫を救うため魔界から来たてきと闘うアクションゲーム。魔界村シリーズとしては、宙に浮く棺桶などワンダースワンオリジナル要素が多い。 |
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本体カラー
オリジナルカラー7種 |
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シルバーメタリック |
ブルーメタリック |
パールホワイト |
スケルトンピンク |
スケルトンブルー |
スケルトングリーン |
スケルトンブラック |
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仕様
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 1999年3月4日 |
本体重量 | 93グラム |
画面サイズ | 2.49インチ |
価格 | 4,800円 |
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ワンダースワン 画面サイズ比較
名称 | サイズ | 解像度 |
---|---|---|
ワンダースワン | 2.49インチ | 224 x144 |
ワンダースワンカラー | 2.8インチ | 224 x144 |
ゲームボーイ | 2.45インチ | 160x144 |
ゲームボーイカラー | 2.3インチ | 160x144 |
ゲームボーイポケット | 2.51インチ | 160x144 |
ゲームボーイアドバンスSP | 2.9インチ | 240x160 |
ゲームボーイアドバンス | 2.9インチ | 240x160 |
ゲームボーイ ミクロ | 2インチ | 240x160 |
ニンテンドースイッチライト | 5.5インチ | 1280x720 |
ニンテンドースイッチ | 6.2インチ | 1280x720 |
ニンテンドー2DS | 上3.53/下3.02インチ | 上400x240/下320x240 |
new ニンテンドー3DS LL | 上4.88/下4.18インチ | 上800x240/下320x240 |
new ニンテンドー3DS | 上3.88/下3.33インチ | 上800x240/下320x240 |
ニンテンドーDS lite | 3インチ | 256×192 |
ゲームギア | 3.2インチ | 160 × 144 |
PSP-3000 | 4.3インチ | 480×272 |
PlayStation®Vita | 5インチ | 960x544 |
ネオジオポケット カラー | 2.6インチ | 160x152 |
Atari Lynx | 3.4インチ | 160x102 |
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この世に生を受けたことそれが最大のチャンスじゃないか。
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