ゲームボーイ非任天堂ソフト一覧：レトロゲームの魅力を再発見

2024年1月22日(月) タイトル修正

非任天堂GBソフト

イントロダクション

当時、ゲームボーイが大人気だったのは、色々な遊び方ができるゲームがたくさんあったからだ。

もちろん任天堂の作ったゲームは完成度が高く、すごく楽しかったが、他の会社が作ったゲームもとても面白かった。

それらのゲームがたくさんあったからこそゲームボーイは色んな人に楽しんでもらえて、たくさんの人がゲームボーイを持つようになったのだ。だから任天堂のゲームだけでなく、他の会社が作ったゲームもゲームボーイが大成功した大きな理由となる。ゲームボーイの任天堂ソフトウェアの全てについての記事はこちらから確認できるが、今回の記事は任天堂以外のソフトを紹介していく。

上海

発売日：1989年7月28日　/ ジャンル：パズル　/ 発売元：HAL研究所

まず紹介するのが「上海」。

名曲がドラマチックで暇つぶしに最適な二角取りパズル。

タイトル画面に登場する女性。

(画面イメージは、見やすいように、実際の画面とは違う色に変えています。)

時々瞬きするのがなかなか色っぽい。そして音楽も良い。

タイトル画面の音楽が名曲。

中華風な雰囲気がありつつ、経験を積み上げていくようなドラマチックかつ壮大なメロディーが心癒される。

二角パズルがシンプルで面白く、暇つぶしに良い。

同じ絵柄を選んで消していく単純さ。どんどん減って最後まで消せた時の達成感。

セレクトボタンを押してメニューを表示して、BGMを3曲ある中から選べる。

残念ながら、名曲であるタイトル画面の音楽は選べない。

セレクトボタンからヒントも選べる。

どこに消すことができる牌があるか何度でも示してくれる。

しかし、つむ‥。

どこに何があって、何が見えていないのか？予測もしながら牌を良く見ながら考えて、消していかないと、後で消せなくなり、いわゆるつむ事になる。全て綺麗に消すのは、実はかなり難しい。間違えたら、プレイバックで戻ってまたそこからやり直して‥を繰り返す事になるが、どこで間違えたかはわからない。暇な時間を潰すには最適だが、クリアしようと思うと難易度は高い。やりごたえはある。

倉庫番

発売日：1989年9月1日　/ ジャンル：パズル　/ 発売元：ポニーキャニオン

次に紹介するのが「倉庫番」。

整理整頓系パズルの代名詞的なゲーム。主人公の恋の行方が気になる要素もあったりして最後まで楽しめる。飛行機なんかの移動時間で暇な時に遊ぶのに最適なパズルゲームだ。

倉庫番とは元々アルバイトゲーム。

すれ違った女の子に一目惚れして、プレゼントしよう！と思い立って、プレゼント代を稼ぐためにバイトする設定だ。こういう笑える設定が機械的な要素を、人間的でイメージのしやすい温かいものにしてくれている。

ちなみにそのアルバイトというのが、倉庫にある荷物を指定の場所に移動する仕事。

現代でイメージするなら、まるでAmazonなどの仕事のようなイメージだろうか‥現実の世界では、どんどん自動化されていっているようだが。

荷物の置ける場所は決まっている。

基本的に一通りしかなく、荷物をどのような手順で押しながら、決まった場所に置くかに頭を使う。少しでも間違えれば、最初からやり直しだ。

ステージ制なので、お手軽に楽しめる。

クリアできると「そうこのかぎ」という4桁のパスワードを教えてくれる。この4桁のパスワードさえ覚えていれば、いつでも途中からスタートできる仕組みだ。主人公の無邪気な笑顔がまた頑張ろうと思わせてくれる。果たして、この倉庫番の全てをクリアした時、彼の恋は実るのだろうか‥

ステージクリアにかかる時間は様々。

最初は左側のように1ブロックあたりの大きさが大きいサイズなので短時間で終わるが、後半はサイズが半分ぐらいになり、大きなステージでプレイすることになり、考える部分が多くなり、より時間を要するステージになってくる。

ステージメイキングもできる。

このゲームでは、ステージを自分の好きなように作ることもできる。消去法的な思考で解くこのパズルのコツがわかってくると自分で面白いステージが思いつくかもしれない。

ハイパーロードランナー

発売日：1989年9月21日　/ ジャンル：アクションパズル　/ 発売元：バンダイ

ルールが楽しい「ハイパーロードランナー」。

迫り来る追手から逃れ、時には道に穴をあけて追手を落としたり、道を通り抜けたりしながら財宝を全て集めるゲーム。

ルール的には単純でそこまで頭を使わなくても手軽に楽しめそうな内容であるが、実際は意外と頭を使う。

穴をあけるスキル。

ロードランナー最大の特徴はこのスキル。レンガならどこでも穴をあけたり、戻したりできる。現代技術をもってしても再現できない不思議なテクノロジーだ。

敵を引きつけて落とす。

追手は単純なので、穴をあけて待っていれば、勝手に落ちてくれる。

レンガは一定時間で回復するので、回復するタイミングで埋めれば敵を倒せる。

しかし、倒してもすぐ上から落ちてくるので、一時しのぎではある。

謝って自分が落ちて。埋まるとゲームオーバーになるので注意しよう。

このロードランナーは、序盤から難易度が高く、穴を掘って追手から逃げながら財宝を集める遊びよりも、どのように財宝をとっていくかをよく考える要素が強くなっている。

シーサイドバレー

発売日：1989年10月31日　/ ジャンル：スポーツ　/ 発売元：トンキンハウス

「シーサイドバレー」。

頭も使わず、ゆるい反射神経でもノリで楽しめるやさしいスポーツゲーム。

本当に気軽に誰かと海辺でワイワイビーチバレーを楽しむかのような遊び方ができる。

動きもキビキビしていて、操作も簡単。

一人プレイはもちろん、二人プレイや協力プレイもできる。

チームもアメリカ、ブラジル、イタリア、日本から選べる。

ジャンプしてアタックが決まるとうれしい。

ボールから多少離れていても、ボタンを押せば飛び込んでくれたりして何とか返せたりする。

AボタンはトスでBボタンはジャンプ。

ジャンプしてアタックすると、タイミングを外してミスするリスクはあるが、決まる確率も上がるので、リスクアンドリターンがしっかりしているのも面白い。ボールの動きは比較的ゆっくりなので、ボールの影を見てプレイしておけば、大体のボールは返せる。シンプル操作でボールに対して多少のずれは補正して対応してくれるので遊びやすい。ちょっとした時の気分転換にもってこいのゲームだ。

まとめ

今回紹介したのは、ほんの一部だが、他にも今遊んでも驚きや面白いゲームは沢山ある。

これらゲームは、2023年現在では、ゲームボーイを持っていないと遊ぶことが難しいが、現在はNintendo Switch Onlineがあり、ゲームボーイにも対応している。スイッチ対応ゲームボーイについては、全てこちらの記事でまとめてあるので見てほしい。
今回紹介したゲームは、まだスイッチで対応されていないが、将来的には対応される可能性もあるので、その際にはまた紹介していきたい。