【地獄楽】兄が全て!山田浅ェ門桐馬は序列外の天才ルーキー

更新: by イラレブック
この記事でわかること
- ・桐馬はいつ裏切るの?
- ・桐馬は試一刀流の何位?
この記事を読めば山田浅ェ門桐馬の裏切りのタイミングと実力が分かります!
【山田浅ェ門桐馬】
山田浅ェ門桐馬(とうま)は試一刀流の入門したての山田家ルーキー

期聖はTVアニメ一期エピソード2話から出ていて、死罪人の1人である「亜左弔兵衛(あざちょうべい)」の担当として神仙郷に渡った渡島組の1人だ。
しかし気付けば山田家を裏切り、罪人である兄と結託していた。桐馬はいつ山田家に入門して、どうやって渡島組に入れたのかを追ってみた。
【プロフィール】
これが山田浅ェ門期聖(やまだあさえもんきしょう)のプロフィールだ!
年齢的には高校1年生。土のタオを持つ人は「いじわるで謎を秘めたタイプが多い」とヌルガイが分析していたが、桐馬もなかなかあてはまっている。そして担当死罪人の亜左弔兵衛は桐馬の実の兄である。
山田浅ェ門としての試一刀流の段位はないが、それは実力が低いワケではなく入門して1ヶ月しか経っていないからで、もしそのまま山田家で過ごしていたら段位を得ていただろう。
【桐馬の実力】
桐馬は山田家入門わずか1ヶ月で御様御用の代行免許を得た剣の天才
桐馬は奉行所に囚われた兄(盗賊の頭領)を助けるために山田家の門を叩き、入門からわずか1ヶ月で御様御用(おためしごよう)の代行免許を取得した。
これは実際に幕府の役人たちの前で独りで処刑を行うことができる、いわゆる免許皆伝のようなもので、一ヶ月で取得したのは山田道場開設以来最速だという。大変な天才だ。
桐馬自身が要領と地頭が良く、さらにカリスマ性がある兄の背中を見続けて育ったため、技を覚えるのも早いし道場の門下生たちとも容易く馴染んだ。
ただ実戦経験はほぼなく、単独で死線に飛び込むといったような覚悟はまだない。
【桐馬の性格】
桐馬は兄以外には本心を明かさず、常に他人を軽くあしらってきた
桐馬は信じるのも尊敬するのも兄のみ。他の人間全てを見下し、本心を明かさず、常に微笑みをたたえている。ある意味一途な性格と言えるだろう。そして兄が生きるために嘘・卑怯・暴力など全てを駆使して行動しているのを見てきたため、桐馬の価値観や行動もそれに基づくものになっていった。
なお本来は弟らしい甘えや、反論されるとムキになる子供らしい一面も持っており、神仙郷での試練で様々な人に深く関わり成長していく中で、そんな面も出し始める。特に民谷巌鉄斎(たみやがんてつさい)との掛け合いは必見だ。
【冬馬の過去】
桐馬の過去は単行本2、4、5、11、12巻に解体新書、小説と情報多数!
桐馬と兄の弔兵衛はメインキャラのため、過去エピソードがとても多い。単行本のメインストーリーは下の表を参照してほしいが、他にも4巻と5巻の単行本おまけ漫画、公式設定資料集の「解体親書」、それに小説版地獄楽「うたかたの夢」に収録された「連星、輝く」でも盗賊時代のエピソードを読むことができる。
◆本編内の収録話
【冬馬の裏切り】
桐馬が山田家を欺いていたと分かるのは神仙郷への入島1日目
単行本だと2巻第9話。アニメだとエピソード4で、桐馬が兄を助けるためだけに山田家へ入門し、最初の任務でさっさと兄の元へ駆けつけている。それが分かるのが神仙郷に上陸した初日の回想シーンだ
重要ポイント
- 桐馬が山田家を裏切ったのは入門した最初から
- アニメ版ではエピソード4で明らかになる
- 兄を助けるためだけに浅ェ門になったという事実
【門下生との関係】
桐馬は山田家に侵入した裏切り者のため、誰にも心を許していない

生真面目で話の長い、兄より器の小さい人間だと見下している。衛善は桐馬を信じ、優秀な弟子だと思っているというのに
衛善特集ページへ
十禾と仲の悪い、腕の立つヤツだと思っている
殊現特集ページへ
遊郭仲間たちの元締めだと思っている
十禾特集ページへ
士遠は最初から桐馬に邪な心があるのを感じ取り警戒していて、桐馬もそれに気付いている
士遠特集ページへ
取るに足りない陰キャで、付知と佐切のお茶友だと思っている
仙汰特集ページへ
作中に絡みなし。おそらく観察して見下していただろう
蘿藦特集ページへ
作中に絡みなし。おそらく観察して見下していただろう
努々特集ページへ
遊郭好きで期聖と仲の良いヤツだと思っている
源嗣特集ページへ
解剖好きのヤバい変態だと思っている
付知特集ページへ
センセイ(士遠)に懐いている生真面目なヤツだと思っている
典坐特集ページへ
遊郭に誘ってくるバカだと思っている。期聖は桐馬で遊女が釣れ鵜rのではと画策している
期聖特集ページへ
当主の娘で俳句が下手、など心の中で見下している
佐切特集ページへ
神仙郷で最終的に共闘するも、互いに子供なため仲が悪かった
清丸特集ページへ
神仙郷で最終的に共闘した間柄。桐馬と清丸の喧嘩を止めようとしていた
兄救出のために山田家に侵入した桐馬なので、やっているのは全てうわべの付き合いと情報収集、稽古に参加しての技の吸収だけだ。それに交流期間もわずか1ヶ月。誰とも特別親しくなることはなかっただろう。
【アニメの桐馬】
TVアニメでの桐馬はエピソード2で登場し4~11で活躍する
TVアニメ一期のエピソード2で登場した桐馬は、エピソード4から兄と共にメインで活躍するようになる。過去回が見られるのはエピソード4と11だ。
その後も他のキャラクターたちとは完全別行動のため、画眉丸や佐切たちのエピソードに挟まるように弔兵衛と桐馬の行動が時々流れていく。
エピソード12以降はしばらく姿を見せなくなるが、TVアニメ二期でもさらなる活躍が期待できるので楽しみにしていよう。
【まとめ】
山田浅ェ門桐馬は「兄が全て」の山田家の裏切者

桐馬は奉行所に捕まった兄を助ける事を目的に、罪人に接近できる立場になるため山田浅ェ門へと入門した。元々裏切り前提で門下生となったのだ。そして浅ェ門歴代最速となる入門1ヶ月で処刑の代行免許を取得し、兄の元へと走っていった。
兄に一途で兄のためだけに生きる桐馬は、神仙郷での任務を通じて人としてどんどん成長を遂げていく事になるので、TVアニメ二期ではぜひ桐馬にも注目していただきたい。