【地獄楽】山田浅ェ門衛善が弱い?そんな事ない理由を熱く語る会
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更新: by イラレブック

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この記事でわかること

  • 山田浅ェ門衛善は弱い?
  • 他の浅ェ門との関係は?

この記事を読めば山田浅ェ門衛善の基本プロフィールや強さが分かります

山田浅ェ門衛善

山田浅ェ門衛善(えいぜん)は試一刀流一位。みんなの頼れるリーダー

弱さと強さで紹介された衛善
TVアニメ「地獄楽」エピソード3_弱さと強さで紹介された衛善

衛善はTVアニメ一期エピソード2話から出ていて、死罪人の1人である陸郎太(ろくろうた)の担当として神仙郷に渡っていた。はじめはヒロインの佐切に辛辣なことばかり言うので性格悪い人かな?という印象があったが、実は少し不器用なだけのいい人だ。それが分かるエピソードなどを伝えていく。これを読んで衛善の強さを正しく知り、そして衛善をもっと、もっと好きになってもらいたい。

プロフィール

これが山田浅ェ門衛善(やまだあさえもんえいぜん)のプロフィールだ!

名前 山田浅ェ門衛善
ふりがな やまだあさえもんえいぜん
階級 試一刀流一位
担当死罪人 陸郎太
誕生日 3月9日
年齢 28歳
身長 180cm
氣(タオ)
声優 古川慎

試一刀流一位ということで、現当主に次ぐ権力の持ち主だ。この階級は剣の実力だけではなく統率力や知力など、人の上に立ち一族をまとめる能力も加味して決められている。腕が立ち、仲間想いで、時に厳しいことも言えるし礼節もわきまえている衛善は、たしかに当主の座にふさわしい人物だ。

※山田家の次期当主候補としての順位。全十二位まであり、数多いる門下生の中で序列に入れるだけでもすごい。

衛善の実力

十禾や朱現には劣るが、首斬りの腕や胆力は確か

天才的で稀有な才能を持つ殊現(序列二位)や十禾(序列三位)には敵わないが、神仙郷に渡る前の選別の儀で、立ち去ろうとした死罪人に音もなく近寄り迅速かつ静かに首を落としたり、殊現を含む門下生に稽古を付けている様子を見るに、一門の中でもかなり高い腕前を持っていることは確かだろう。

※神仙郷の住民が使いこなす、陰陽五行という思想を元に考えられた生命エネルギーのこと。「木・火・土・金・水」の5種類がある。

衛善は弱い?

衛善は決して弱くない。陸郎太は我牙丸と佐切2人がかりでも正攻法で勝てなかった相手

衛善は神仙郷上陸直後に早くも陸郎太の一撃でやられてしまった。それに「試一刀の序列は純粋な強さの順位ではない」と作中何度も言われるし、二位と三位に殊現、十禾という規格外の奇才、四位には皆の先生で気を読める士遠がいるため、彼らと比べて弱いよね……という印象を持たれがちだ。

しかし、衛善を倒した陸郎太には源嗣も一撃でやられたし、約1トンの力で引かれる牛裂きの刑すら効かない我牙丸すら「あの手は防御不可…触れれば即死だ」と評し、自分の持つ全ての忍術が通用しない相手だと認識していた。また、その我牙丸に「強い」と言わしめた佐切でも、しっかりと首斬りポーズをお膳立てされて集中しないと斬ることができなかった。

なにより、戦闘能力が低ければさすがに「序列一位」には選ばれない。当主が闇討ちにでも遭って倒されてしまえば家門の名折れだからだ。
ゆえに、衛善は「強い」というのが正しい事実だ。

衛善の性格

衛善は不器用だが面倒見がよく責任感が強い。そして年齢に見合わぬ枯れ具合がある

両親を殺されて入門してきた殊現の心に寄り添い、「お前の刀は何度でも私が研ぐ」と微笑みかけてマンツーマンで稽古をつけたり、不仲に悩む士遠と典坐の師弟仲を取り持つために陰でそっと助言をしたり、入門したての桐馬に丁寧(しかし話がくどくて長い)な説明をしたりと、門下生たちの世話を分け隔てなく焼いてきた衛善。

キツい口調で萎縮されたり、話のくどさで辟易されたりと、少々不器用な面も見られるが、山田家みんなの兄のような存在だ。

なお士遠と共に庭に佇んで「いい日和ですなぁ」、「そうだなぁ」などと老人のような会話をしあうなど、妙に枯れた落ち着きがある。まだ二十代なのに。

衛善の過去

衛善の過去は他の門下生の入門時に少しずつ見えてくる

衛善自体の入門時のエピソードはない。しかし殊現や典坐、桐馬の入門時エピソードなどに登場しているため、10代の頃の様子を少しだけ垣間見ることができる。
入門してからずっと、弟子や後輩たちの様子を見守り、世話してきたのだ。

衛善の隻眼

衛善の隻眼は本編で理由が語られないが幼少期の病気によるもの

「解体新書(公式設定資料集)」によれば、衛善の片目は乳児期の病気が原因の失明とのことだ。語られない隻眼の所為で「事件や事故で敵にやられたのかな…、だとしたら弱いんだな」など邪推されがちだが、物心つく前から隻眼だったのだ。
それでも常人よりも剣の腕を磨き、家門一位まで昇りつめたのだからすごい。

門下生との関係

衛善と他の浅ェ門たちの関係は兄と弟、または上司と部下

殊現(しゅげん)
殊現
殊現にとっての衛善は入門時から恩人であり恩師。衛善も忠実かつ実力もつけてきた真面目な殊現を可愛がっている
殊現特集ページへ
十禾(じっか)
十禾
作中で深く関わることはなかったが、同い年の腕の立つ同門として認めていたのではないだろうか。不真面目な素行には苦言を呈しつつ……
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士遠(しおん)
士遠
若かりし頃の士遠が、弟子への関心を持たずドライに生きてきた頃から見守ってきた。今では2人で季節の移り変わりを愛でる仲。枯れた茶飲み友だちのような関係だ
士遠特集ページへ

仙汰(せんた)
仙汰
作中で深く関わることはなかったが、博学で生真面目な仙汰は信頼されていただろう
蘿藦(ががいも)
蘿藦
蘿藦は殊現を尊敬しているので、殊現が敬愛している衛善のことも蘿藦は当然尊敬しているだろう
努々(つむつむ)
努々
努々は殊現を尊敬しているので、殊現が敬愛している衛善のことも努々は当然尊敬しているだろう
源嗣(げんじ)
源嗣
見どころのある門下生。神仙郷への任務を命じたのだから実力を認めていただろう
付知(ふち)
付知
付知は死体から薬をつくって山田家の家計を大いに助けている存在だ。衛善も感謝していると思われれる。
典坐(てんざ)
典坐
師である士遠に反抗し、山田家を出て行こうとした典坐を諭したのは衛善だ。それからもずっと士遠と典坐を見守っているし、典坐に感謝されている
期聖(きしょう)
期聖
作中でほぼ絡みなし。素行は不真面目とはいえ神仙郷への任務を命じたのだから実力を認めていただろう
佐切(さぎり)
佐切
人を殺すことに葛藤しつつ、女性でありながら剣を握りつづける佐切を案じ、時に厳しすぎる物言いをしながらも気にかけている
桐馬(とうま)
桐馬
腕の立つ期待の新人として目をかけていた
清丸(きよまる)
清丸
清丸は殊現を尊敬しているので、殊現が敬愛している衛善のことも清丸は当然尊敬しているだろう
威鈴(いすず)
威鈴
威鈴は殊現を尊敬しているので、殊現が敬愛している衛善のことも威鈴は当然尊敬しているだろう

衛善にとって同門の人間は世話を焼くべき部下であり弟子だ。家門のナンバー2として皆を引っ張り、規律を守らせるべく務めている衛善は、誰もが認める序列一位である。

佐切との関係

衛善は佐切の幼い頃からの苦悩を見てきたため心配しているが、首斬りを続けるなら厳しく接せざるを得ない

衛善は佐切が優しさゆえに人斬りに迷っているのを知っている。

「太刀筋に恐怖があるぞ佐切… 迷いと恐怖が。それでは罪人が苦しんで死ぬ」「そもそも御様御用(このしごと)はお前に向いてないよ。女がなぜわざわざ刀を振る」「武家の娘なら屋敷で静かに暮らせばいい。"首切り役人"の業とは無縁に……」などのセリフは、女性蔑視や実力軽視の発言にも思えるが、衛善は佐切が迷い悩んでいるのに気付くと、常に言葉をかけてきていた。

辛辣な事を言ってでも佐切に穏やかな日常を送ってもらいたいし、剣の道に身を置くのであれば厳しい指導をせざるをえない。佐切にとっての衛善は容赦ない厳しさを持つ兄弟子で、衛善にとっての佐切は守りたいのに逆らおうとする反抗期の妹のような存在に見える。

アニメの衛善

TVアニメの衛善は2エピソードで卒業。だけどみんなの記憶の中に……

TVアニメ一期のエピソード2で登場した衛善は、その次のエピソード3で早くも「卒業」となる。しかしエピソード8では典坐の過去に、エピソード13では佐切の回想の中に登場する。二期でもきっと殊現が回想する過去エピソードで声と姿が確認できることだろう。

登場エピソード:2、3、8、13

みんなの心の中で衛善は生きているのだ。

まとめ

山田浅ェ門衛善は実力を見せる前に卒業してしまったが強い。弟子想いのリーダー

「夢と現(うつつ)」に登場する衛善
TVアニメ「地獄楽」エピソード13「夢と現(うつつ)」に登場する衛善

試一刀流一位の次期当主筆頭でありながら、TVアニメ一期ではわずか2エピソードで退場してしまった衛善。衛善自身がメインとなる過去エピソードも存在しないので、彼の心の内が語られることは一度もなかった。


しかし、佐切に殊現、士遠、典坐、桐馬と、多くの同門たちの過去回に登場し、言葉と行動でその責任感や仲間への想いを見せてくれた。それに門下生みんなに稽古をつけ、死罪人の中で最も危険な存在である陸郎太を担当するほど実力を信じられていた強者だ。

一歩引いたところで弟子たちを見守り導く、まさに兄弟子の鑑だ。もっと活躍してほしかった。

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