山田浅ェ門十禾の正体と佐切との因縁を徹底解明|地獄楽二期考察
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この記事でわかること
この記事を読めば山田浅ェ門十禾の基本プロフィールや山田家での立ち位置が2分で分かります
山田浅ェ門十禾
山田浅ェ門十禾(じっか)は試一刀流三位。TVアニメ一期の2話から出ていたが……
TVアニメ「地獄楽」エピソード2「選別と選択」で出てくる山田浅ェ門十禾
十禾はTVアニメ一期エピソード2話から出ていて、死罪人の1人である法流坊(ほうるぼう)の担当として神仙郷に渡っていた。……と言われても「あれ?そうだっけ?」となる人も多いかもしれない。実は2話から出ていた割にその後セリフは一切なく、次に登場するのは一期最終話(エピソード13)なのだ。
どんな人物なのだろうか。
山田浅ェ門衛善(やまだあさえもんえいぜん)、殊現に次ぐ試一刀流※三位でありながら、序盤はとにかく影が薄い。アニメ派はもちろん、原作漫画を読んでいる人も序盤は全く印象にないどころか意識もしないだろう。
だが実は、その「影の薄さ」こそが十禾の最大の特徴なのだ。
ちなみに江戸時代の日本人にしては背が高いが、殊現とまったく同じ身長である。
実は十禾が浅ェ門最強!竹光で首が斬れるし、全てが見通せる超天才
十禾は「全ての物の道理が見える」というチートすぎる能力を持っている。「道理」というのは「どこを斬れば相手が死ぬか」、「どこに動けば自分が死なないか」、「散る花弁がどこに落ちるか」などなど、あらゆる事物の動きのことで、ほぼ未来予知や透視のような力だ。
それは氣(タオ)※に対しても例外ではなく、全ての力を視認して避けられるがゆえに、神仙郷の化物など最初から相手にもならない。
※神仙郷の住民が使いこなす、陰陽五行という思想を元に考えられた生命エネルギーのこと。「木・火・土・金・水」の5種類がある。詳しくはこちら
佐切は十禾に対して悪感情を抱いていないが、後に跡目争いで戦う間柄
十禾は佐切が13歳の頃に入門してきたと、単行本11巻のおまけ漫画で語られている。しかし十禾は意図的に自分の印象を薄くしており、佐切の記憶には「入門してきた」という事実しか残っていない。
だが佐切は現当主の一人娘ゆえに、自分が次期当主になれなかった場合は当主になった人間と結婚しなければならない。そして十禾は次期当主の座を狙っている。
というわけで佐切と十禾は必然的に深い関わりを持たねばならぬ運命なのだ。そのことは「解体新書」でも触れられている。
TVアニメ一期での十禾はセリフなしで登場は2シーンのみ。声優の公表もまだ!
TVアニメ一期は、神仙郷への渡島第一陣が江戸を発ってから、第二陣が出航命令を出されるところまで放映された。その中で十禾は、エピソード2で渡島第一陣のメンバーを決める場に出席していた以外は最終話のエピローグまで出番がない。
だが実は十禾は二期の超重要人物なのだ。それゆえ意図的に存在をぼかされているのである。二期からの大活躍を期待しつつ、まずは声優発表を待ちたい。
山田浅ェ門十禾はTVアニメ二期で大活躍予定の「陰の実力者」
TVアニメ「地獄楽」エピソード13「夢と現(うつつ)」で再登場する山田浅ェ門十禾
TVアニメ一期でセリフなしで2シーンだけチラ出しされていた十禾。だがそれは意図的な印象操作によるもので、実は影の実力者であり物語の根幹を担う重要人物である。その実力は序列第三位でありながら浅ェ門最強と言っても過言ではないほどだ。
2026年1月開始予定の二期では恐らく初回からボイス付きで活躍し始める筈なので、十禾のファンは楽しみに二期を待とう。
「アニメ二期が待てない…、早くストーリーの続きを読みたい…」という方は単行本1巻から出ているので探してみると良いだろう。そして彼の過去を詳しく知りたい方は「解体新書」をぜひとも読んでいただきたい。