【地獄楽】 ゴリラは誉め言葉! 山田浅ェ門威鈴は源嗣の妹

山田浅ェ門威鈴
ゴリラは誉め言葉!山田浅ェ門威鈴は源嗣の妹

この記事でわかること

  • ・威鈴はいつ出てくるの?
  • ・威鈴はどんなキャラ?

この記事で山田浅ェ門威鈴の登場タイミングと性格・実力などがわかります

ショートカットメニュー 衛善 殊現 十禾 士遠 仙汰 蘿藦 努々 付知 源嗣 典坐 期聖 佐切 桐馬 清丸 威鈴 相関図 最新 キャラ組み合わせ キャラ一覧 アニメあらすじ 漫画あらすじ タオ アニメガイド

目次

【山田浅ェ門威鈴】

山田浅ェ門威鈴(いすず)は「増員組」として追加で神仙郷に渡った浅ェ門

殊現をひたむきに信じる威鈴
地獄楽11巻第100話で殊現をひたむきに信じる威鈴

威鈴は物語の中盤から登場するキャラクターで、神仙郷で不老不死の仙薬を探す任務に「増員組」として参加が決定し、そのタイミングで登場した。
それゆえTVアニメ一期には出番がなく、二期から登場予定となっている。ちなみに第一陣のメンバだった源嗣の実の妹だ。どんなキャラなのだろうか。

【プロフィール】

これが山田浅ェ門威鈴(やまだあさえもんいすず)のプロフィールだ!

名前
山田浅ェ門威鈴
ふりがな
やまだあさえもんいすず
階級
裏許し
誕生日
5月9日
年齢
17歳
身長
215cm
氣(タオ)

威鈴は試一刀流(※)の段位を持っていない序列外の存在だ。しかし「裏許し」という特別な称号を得ている。これは「免許皆伝の条件を満たさないが、実力は免許皆伝と同様」という人物に与えられる称号だ。威鈴は女性ゆえに段位を得ることができないのである。
ちなみに同じく女性である佐切は試一刀流十二位(現状の最下位)の段位を持っているのだが、これには殊現の推薦という原因もあったが、「現当主の娘」という背景も影響したのではないだろうか。

※山田家の次期当主候補としての順位。全十二位まであり、数多いる門下生の中で序列に入れるだけでもすごい。

【威鈴の実力】

威鈴の戦闘能力は殊現の折り紙付き。山田家内でトップクラスの実力者でパワーファイター

「増員組」というのは画眉丸たちより3日遅く神仙郷へ渡ったグループのことだが、この「増員組」の浅ェ門の人選を引き受けたのは殊現だ。
殊現は山田家No.1の実力を持つ、他の追随を許さないほどの強者(十禾を除く)で、その彼が実力に太鼓判を押した威鈴の強さはまさにお墨付きである。
実際、神仙郷に上陸するなり巨大な化物(門神)を苦も無く何匹も切り伏せた。実は威鈴は兄よりも身長が高く(2m15cm!)、ゴリラに例えられるほどの筋力の持ち主なのだ。

なお、幼い頃は「ゴリラ」と呼ばれて傷ついていたが、兄や殊現の称賛や優しさによってそれを誇りに思うようになった。

【威鈴の性格】

威鈴はかわいいものが好きで傷つきやすいが、気配りができるし芯の強い性格

威鈴は山田家の道場入門初日に佐切を見て「きゃーお肌綺麗可愛い!」と感激し、成長した今でも根が変わっていないという。入門時は花柄の着物を着ていたり、佐切のことを「佐切ちゃん」と呼んで女同士の交流を深めてきた。かわいいもの、華やかなものが好きなのだ。
だけど幼い頃から屋外で陽に当たる生活を続けていたために肌が黒く、かつ男性の平均値を優に超える身長で筋肉もつきやすいという体躯のために女性扱いされず、周囲から「大猩猩(ゴリラ)」と嘲笑されては傷ついて泣いていた。

そんな妹に「泣くな威鈴 大猩猩(ゴリラ)は強く賢く優しい獣」と諭し、慰めたのが兄の源嗣。健康的に焼けた肌を「極上の伽羅(艶の茶色の樹脂が特徴の、最高級の香木のこと)」と称して称えたのが殊現だ。威鈴はこの言葉を胸に、前を向いて生きることを決めた。

それに自分が周囲の心無い言葉で傷ついた経験があるために、仲間が誰かを嘲ったり言い争いをしていると、率先してそれをいさめる行動に出る。他人の心を思いやれて、間違ったことを正すために行動に移せる威鈴は、本当に強く美しい人物なのだ。

【威鈴の登場回】

威鈴の初登場は単行本4巻第36話

威鈴の初登場は意外と早く、単行本4巻の第36話だ。……といってもここではほぼシルエットのみの登場でセリフはなし。しっかり姿を出してセリフ付きで登場するのは5巻の第46話となる。
石隠れ衆の忍たちを無駄に挑発して得意になる清丸を強く叱り、忍のリーダー雲霧に謝罪していた。常識的で礼儀正しい。

【仲の良い浅ェ門】

威鈴と絡みがあるのは本編終盤に活躍する浅ェ門のみ

威鈴はメインメンバーよりあとに神仙郷に行くのと、神仙郷任務への増員が決まったのが初回メンバーの出発後だったため、関わりのある浅ェ門が少ない。
初回渡島組は上陸3日以内に任務を卒業したり散り散りになってしまったからだ……

殊現
殊現(しゅげん)

威鈴のことを決して嘲笑しないどころか美しいと称え、剣の腕前も称賛して敬意を払ってくれる殊現に、威鈴は密かな恋心を抱いている

殊現特集ページへ
十禾
十禾(じっか)

威鈴は十禾の実力をよく知らないが、殊現が十禾の腕を認めているために強いのだという認識はしているだろう。それに上位の段位持ちなので敬意も払っている。逆に十禾にとって威鈴はとりに足りない存在だが見た目で蔑視もしないため「でかい別嬪さん」と軽く褒める

十禾特集ページへ
士遠
士遠(しおん)

作中で大きな絡みはなかったが、兄と共に士遠に剣を習った筈なので威鈴も士遠の生徒の1人だ

士遠特集ページへ
源嗣
源嗣(げんじ)

源嗣と威鈴の兄弟仲はとても良い。一緒に山田家に入門してきてからも、兄は妹を励まし、威鈴も兄に尊敬の念を抱いている

源嗣特集ページへ
期聖
期聖(きしょう)

源嗣&威鈴兄妹と期聖はほぼ同期だ。源嗣と期聖が悪友でしょっちゅうつるんでいることもあり、威鈴と期聖も積極回数は少なくなかっただろう

期聖特集ページへ
佐切
佐切(さぎり)

作中に登場する山田一門の中ではたった2人きりの女性同士。圧倒的に男性優位な世界の中で、2人は同じ境遇を理解しあえる仲の良い友人同士だ。

佐切特集ページへ
桐馬
桐馬(とうま)

桐馬と清丸の言い争いを威鈴が止めに入っていた。威鈴と桐馬に直接的な会話はないが、同門として仲間意識は持っているようだ

桐馬特集ページへ
清丸
清丸(きよまる)

同じ「裏許し」かつ「増員組」なので、威鈴と清丸はコンビのような関係で共に行動している。子供らしい傲慢さで他者を嘲る清丸を叱る役割なのが威鈴だ

清丸特集ページへ

【まとめ】

山田浅ェ門威鈴は殊現に実力を認められた屈強で優しい女剣士

背が高く屈強で、小麦色の肌をした容姿を大猩猩(ゴリラ)と馬鹿にされ、傷つきながらも前を向いてきた威鈴。兄よりも背が高い2m超えの体躯を活かした力強い剣技を磨き、免許皆伝に匹敵する実力を身に着けてきた。そしてその一方で、心無い言葉に傷つけられた過去から、他人の気持ちを思いやれる優しさも育んできたのだ。
パワー溢れるフィジカルと慈愛溢れるメンタルを持つ威鈴は、まさに極上の伽羅である。