この記事を読めば新英雄大戦までの玲王のすべてが2分で分かります

・御影玲王のプロフィールは?
・ブルロとエピ凪で違いはある?
みかげれお
御影玲王は入寮テスト前から出ている、凪大好き御曹司

御影玲王は強化指定選手として選出された300人のストライカーが集結するシーンから存在していて、一次セレクションから潔世一と同じ伍号棟にいた、一次セレクションラスボストリオの一角を担った強敵だ。
「ブルーロック」のスピンオフ作品「ブルーロック -EPISODE 凪-」が連載開始されてから、さらに玲王の過去や内面が深掘りされることとなった。
しかし、それによって序盤の玲王には本家「ブルーロック」とスピンオフ「エピ凪」で違いが生まれている。
プロフィール
これが御影玲王(みかげれお)のプロフィールだ!
一次セレクション最終かつ最大の壁として主人公・潔の前に立ち塞がったチームV。そこのポイントゲッターとして凪、斬鉄と共に君臨していたのが玲王だ。
玲王の詳しいプロフィールは「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE」で見ることができるので、玲王が気になる方はキャラクターブックを購入しよう。また、「小説 ブルーロック 戦いの前、僕らは。 千切・玲王・凛」でも、凪と出会うよりさらに前のエピソードを知ることができる。
何でも持っている御曹司っぷりと、凪への執着の強さが玲王のほぼ全てだ。
御影玲王の軌跡
玲王は初期から活躍しているキャラクターだ。彼の活躍や成績を各フェーズ毎にまとめた。
時期 | 出来事 |
---|---|
高校1年時 | W杯優勝カップを欲しがる 「この世のすべてはおまえのためにあると思え」と父に言われて育った玲王は、父から初めて「あきらめなさい」と言われたことで闘志を燃やし、ワールドカップに執着するようになる |
高校2年時 | 凪誠士郎に出会う 1人での活動に限界を感じていた玲王は仲間探しを開始。その過程で凪に出会い、宝物認定する |
入寮テスト | 250位で通過(VチームTOP) 運悪く脱落候補になった凪を救うために奮闘し、最後は凪に助けられてフィニッシュした |
一次セレクションvsY | 8-0で勝利(3得点)222位 チームYは二子がいるチームだ。斬鉄が初ゴールを決めたが、その後玲王と斬鉄で競うように点を取り合い、最後は玲王が凪を諭して3点取らせて終了した |
一次セレクションvsW | 5-1で勝利(2得点)222位 チームWに居たのは鰐間兄弟だ。この試合の途中まで玲王は斬鉄と仲違いしていたが、凪のとりなしで和解した |
一次セレクションvsX | 5-2で勝利(1得点)222位 キング馬狼のいるチームXとの戦いでは玲王が初得点を決め、そのあとは凪にポイント報酬の「高級安眠ベッド」を獲得させるために凪にボールを集めた |
一次セレクションvsZ | 4-5で敗北(0得点)222位 チームZは潔をはじめとして半数以上が精鋭かつ全員が必死!玲王は雷市にマンマークされて身動きとれず、初の無得点となった |
二次セレクション1st | 10位で通過 1dtステージを10位で通過した玲王は、7位で通過していた凪とすぐに再会した |
二次セレクション2nd | 千切&國神と通過 凪に見捨てられたと勘違いした玲王は生まれて初めての挫折を味わい、号泣。絶望の淵にいたところを千切と國神に救われた。そしてメンヘラ化する |
二次セレクション3rd | 潔に落とされ敗北(0得点) 凪・千切・馬狼の3人に戦いを挑んだ3rdステージ。玲王はほぼサポートに徹して無得点。そして敗け、引き抜き候補に挙がるも潔のひと言で落とされてしまった。再び挫折 |
二次セレクション2vs2 | 士道と当たって敗北 國神と共に落ちてきた2vs2ルームで士道&イガグリに出会い、勝負を挑んでボロ負け。國神への恩を仇で返す結果に…… |
二次セレクション結果 | 士道のおかげで生存 2vs2以降のストーリーは語られていないが、士道のおかげで玲王が生存できたのは確かだ |
三次セレクション世界選抜戦 | 詳細は不明だが敗北 士道だけがここで1点取ったものの、他の4人は目立った活躍もなく敗けたらしいことが、その後の評価で分かる |
三次セレクション適性試験 | 5-3で敗北(1得点) U-20日本代表との戦いのレギュラーを決める試験で、玲王は凪のいる「チームC」を選択。雪宮の無揚力蹴弾(ジャイロシュート)をコピーして1ゴールを決めた |
vsU-20日本代表壮行試合 | ベンチ入りから途中出場 この壮行試合でベンチ入りを果たした玲王は最初の交代枠で選ばれ、試合後半からCBで投入された。この先、玲王は比較的ディフェンス寄りのポジショニングをされるようになる |
オフの日の遊び | 凪を誘わなかった玲王 一時的に青い監獄から解き放たれた選手たちが渋谷に集まって遊ぶエピソードで、烏や乙夜といった、今まで絡むことがなかったメンバーと約束をしている。かつて戦友として戦った凪や千切には声をかけなかったようだ。とはいえ途中で偶然にも合流する |
新英雄大戦 | イングランドで活躍中 「カネの匂いがする」という理由でイングランドを選んだ玲王は、はじめは「1人で世界一になれる力を持った、ゴールを奪うストライカー」を目指したいと豪語したのだが、久々に凪に頼られた途端に掌を返し、凪依存の玲王に戻ってしまった |
玲王の武
オールマイティーな器用さ
「これ!」といった尖った武器がない代わりに、どんな技でもある程度の精度で再現できるという並外れた器用さを持っている。その精度は99%、ほぼ完コピだ。ただ、世界レベルの戦いでは1%の違いが大きいため、今後メインで活躍するにはやや弱い武器といえる。
だけど全パラメーターが平均以上のハイスペックなのは確かなのだ。今後の覚醒に期待したい。
玲王の弱点
玲王の弱点は尖った武器がない点と凪に執着しすぎるところ
ストライカーとして生きるには、ゴールに直結するオリジナルの技術がないのが痛い。ディフェンダーとして生きるにも同様で、どうしても「誰かの代わりを務めるコピーロボット的控え選手」というポジションになりがちな雰囲気がある。
それ以上に、意識的にも無意識的にも凪にこだわりすぎな点もウィークポイントだ。その執着が判断を曇らせたりメンタルを荒れさせたり、行動を読まれやすくなったりと悪影響を及ぼしている。
玲王は脱落しそう?
新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)の玲王は最終試合を残してギリギリ生き残り圏内

新英雄大戦で、試合に連続出場しているのに年俸が下がっていっている玲王。年俸の下降が起こっているのは全チーム中でも玲王と凪だけだ。
彼らがそれぞれ単体では使えなさそうなのを見て、入札を取り下げるチームが複数あったということだろうか。
3試合消化後の玲王の年俸3,400万円。生き残りボーダーラインは2,800万円。最終試合で700万円以上下げられなければセーフなので、恐らくはこのまま生き残るだろう。
エピ凪と本家の違い
300人のストライカーの召集時。本家ブルーロックの玲王はなめた顔をしていて、しかも学ラン

ブルーロック第1話の、高校生ストライカー300人が集められた場面にて、玲王は学ランを着ており、舌を出して舐めきった態度をとっている。
しかし「ブルーロック -EPISODE 凪-」では白宝高校の白ブレザーをしっかり着こみ、凪を必死に説得して真剣な顔でゲートをくぐっていた。
「ブルーロック」第一話のこのシーンでは、鰐間兄弟がワニ型の剃り込みや眉毛を作っていなかったり、後に斬鉄や蟻生、二子として活躍する筈のキャラの髪型が違っていたりするので、これはまだキャラが固まる前の玲王なのだろう。
キャラがある程度確立したタイミングの「エピ凪」で改めて描き起こされたことにより、これらのキャラが本来あるべきだった姿と性格を取得することとなったのだ。
メンヘラ玲王
二次セレクション中ほとんどと、新英雄大戦の後半、玲王はかなりメンヘラ化する
凪に捨てられたと思い込んで、人生で初めて「欲しいものが手に入らなかった」という経験をした御影玲王は、初の挫折からなかなか立ち直れず、精神がかなり荒んでしまった。さらにその後は凪への執着がより深まって若干歪んでしまったようだ。
「凪を蹴落として俺と同じ気持ちを味わわせてやる ってのもアリかもな」、「裏切り者に死を」、「凪倒ス」など数々のメンヘラ発言を繰り返す玲王の様子は、セリフもさることながら目が完全に狂気で濁っていた。
新英雄大戦でも、一度は独り立ちを決意したというのに凪に頼られ高速で陥落!「共倒れになる前にセイシローから手を放せレオ」と、まっとうな助言をくれたアギに「うっせぇよ小姑が」という独占欲むき出しな返しをしてしまった。
TVアニメの玲王
TVアニメ一期でも玲王のメンヘラ具合が誇張され、「あでぃしょなる・たいむ!」では歯ブラシを…

TVアニメのおまけ「あでぃしょなる・たいむ!」#15「恋する乙女?玲王」にて、歯ブラシをむしりながら「凪は戻ってくる…凪は戻ってこない…」「凪に冷たくする…凪に冷たくしない…」と、花占いの真似事をしながら独りつぶやくエピソードが放映された。
この映像はYoutubeで、株式会社バンダイナムコフィルムワークスが運営する「EMOTION Label Channel」にて無料公開されている。
まとめ
玲王は新英雄大戦で生き残り圏内だが、凪への依存が影響で絶不調中

最初期から登場していて、人気もあり、スピンオフ作品である「エピソード凪」でさらに露出度と人気が増したキャラ、御影玲王。
二次セレクションで凪と決別してメンヘラ化した彼は、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)で再び凪に頼られた嬉しさから再び執着心に火をつけ、共倒れのように絶不調に陥ってしまった。
普通の人々に囲まれて過ごす環境ならば超ハイスペックな王で居られる玲王も、天才だらけでどんどんレベルが上がり続ける青い監獄(ブルーロック)の中では自分が凡人のように感じられるのだろう。
生き残りはほぼ確定しているとはいえ、このまま控え選手として埋もれてしまうのか、はたまた覚醒して返り咲くのか、ハラハラしながら見守っていきたい。