この記事を読めば烏旅人が初めて登場してから新英雄対戦までの活躍と、「凡」いじりの理由が分かります
更新: by イラレブック
烏旅人【ブルーロック】

烏旅人のプロフィールは?
烏旅人の口癖「凡」はなんで?
烏旅人の目次
烏旅人は三次セレクション適性試験から大活躍する「凡」が口癖なストライカー

二次セレクションが終了するまで一切姿を見せなかったが、登場した途端に青い監獄内TOP3の実力者として評価され、めきめきと頭角を現していった。
常に凡凡言っているイメージがあるが、どんな過去があるキャラで、成績はどうなっているのだろうか。
これが烏旅人(からす たびと)のプロフィールだ!

項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 烏旅人(からす たびと) |
アニメ声優 | 古川慎 |
出身地 | 大阪 |
誕生日 | 8月15日(盆) |
年齢 | 18歳 |
血液型 | A型 |
一次セレクション結果 | 突破(順位不明) |
二次セレクション結果 | 突破(69位) |
三次セレクション結果 | 青い監獄11傑入り |
新英雄対戦 | フランスチーム |
二次セレクション通過者の初顔合わせ(単行本11巻第93話)が烏の初登場だ。それまで彼の姿はどこにもなかった。しかし、登場した途端に青い監獄No.3だと発表され、その後すぐにメインメンバー入りした。
なおスピンオフ作品である「ブルーロック -EPISODE 凪-(略して「エピ凪」)」が開始する頃にはすっかり人気が出ていたため、エピ凪では最初のストライカー300人召集シーンに登場している。
烏の詳しいプロフィールは「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE」で見ることができるので、烏が気になる方はキャラクターブックを購入しよう。
烏旅人は二次セレクションを3rdクリアチームで通過

乙夜影汰、雪宮剣優、日不見愛基、柚春彦とともに、全7チーム中3番目に二次セレクションを通過した。
4thステージで凪誠士郎に負けて清羅刃を取られたあと、雪宮と柚を勝ち取って再浮上してきたのだ。この試合の様子はぜひ「エピ凪」で読もう。
なおエピ凪での登場時は本家よりも性格悪め(当たり強め)に描かれている。しかし、彼の性格が悪そうなのには理由があるのだ。
三次セレクション適性試験(トライアウト)でBチームのリーダーを務める
12巻第97話から始まった、三次セレクション最終課題である「適性試験(トライアウト)」。これは3週間後に迫った「ブルーロックvsU-20日本代表壮行試合」のレギュラー11人&ベンチ入りメンバー12人を決める戦いだ。この適性試験でBチームのリーダーとなったのが烏だ。
乙夜と共にBチームを率いて、第1試合から潔世一を苦しめた。ここから彼の「凡」いじりがフル加速しだす。烏は平凡な人間に激しい嫌悪感を抱く人間で、潔を「才能もないのに分不相応な場所にいる凡」と認定して潰しにくるのだ。
それとこの第1試合でのもう1つの重要ポイントとして、氷織羊と烏の過去のつながりが明らかになる。彼らは同じ関西ユースチームの出身だったという。
U-20日本代表との壮行試合での烏は青い監獄11傑入りしてスタメンでフル出場!

U-20日本代表vs青い監獄特別選抜壮行試合選手一覧ブルーロック
二次セレクション通過時点で青い監獄No.3だったのだから、そのまま11傑入りするのは当然だろう。彼のポジションはDMF(ディフェンシブミッドフィルダー)。圧倒的なボールキープ力と冷静な分析力を判断されてフィールドの中核を担う役割を任された。
とはいえこの采配以降、烏はストライカーとしての役割をほぼ引退することになってしまう。「ストライカー烏旅人」としての役割は三次セレクションまで…ということだ。
新英雄大戦での烏旅人は糸師凛と士道龍聖のいるフランスチームに参戦

新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)選手一覧【ブルーロック】
糸師凛は青い監獄No.1、士道龍聖はNo.2、そして烏はNo.3。三次セレクションでの実力TOP3がまさかの同チームに集結!フランス「P・X・G」はすっかり最強チームになってしまった。
そんなわけでもちろん現在までの3試合は全戦全勝だ。2024年9月現在は、28巻から開始した最終ドイツ戦が3巻またいでも終わらず白熱している。
ドイツは主人公・潔世一と、潔の同志(バディ)であり烏の大阪ユースでのチームメイト氷織羊のいるチームだ。……なおこの試合は31巻でも終わらない。なんなら32巻もまるまる1冊使って、33巻まで突入するかもしれない。長期戦である。
さて、フランスでの烏の立ち位置は…というと、U-20日本代表との壮行試合と同じくMFとして配置され、士道龍聖をサポートする役割を任されている。他の国を選択していればそうはならなかったかもしれないが、TOP1、2と同じチームになってしまっては、この采配は仕方のないことかもしれない。
烏の過去エピソードはスピンオフ作品「エピソード凪」の6巻に収録
「エピソード凪」の第25話「利害関係」の前編・後編で、烏が「凡(平凡な人間)」を嫌いな理由と「非凡(才能がある人間)」に憧れ、敬意を払う理由、それに乙夜との出会いのエピソードも描かれている。烏は自分自身を平凡だと思っており、そんな自分を嫌っているのだ。
このエピソードを読むと、今まで「烏旅人って嫌味っぽくていまいち好きになれないな」と思っていた人も、少しだけ見る目が変わってくるかもしれない。
ちなみに「ブルーロック」24巻第206話「期待」でも、氷織羊の過去回に烏と氷織の出会いが描かれているので、そちらも併せて読むと烏の輪郭がより見えてくる。
「エピソード凪」での烏は第2話から登場し、映画では「あでぃしょなる・たいむ!」の4話目にも登場!

漫画でも映画でも、強化指定選手として選出された300人のストライカーが集結する場面に烏と氷織が登場する。それに劇場版では、おまけ映像「あでぃしょなる・たいむ!」の4話目「光の射す方へ」にも登場して凪に話しかけてくる。
この特典映像はDVDを購入するか、映画館に映画を観に行くしか観る術はない。
しかし上記画像が出てくる本編映像なら、下記の「大ヒット御礼!!『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』本編映像一部特別公開」という映像から見ることができるし、AmazonPrime会員なら無料でAmazonPrimeVideoにて劇場版を観ることができる。

TVアニメ「ブルーロック」の一期では最終話にしか登場しない

TVアニメ一期の出番は最終24話「時は来たり」だけ。だが既に二期での活躍が約束されているためか、漫画にはない「フン!挨拶なんか要らんやろ、「凡」が」というセリフが追加されている。
旅人が「非凡」と認めたブルーロックメンバーは現在7人
キャラ名 | 概要 |
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氷織 羊 | バンビ大阪ユースで出会った氷織を、天性の身体能力と磨き抜かれたボールタッチ技術を持った天才と認定 |
乙夜 影汰 | まったく裏表がなく、サッカー技術も卓越している乙夜を「非凡」と認定 |
千切 豹馬 | 俊足と、姉弟揃って美形という点を「非凡な美人姉弟」と認定 |
糸師 凛 | 三次セレクション「適性試験」にて、凛とは「勝てる勝負はできない」と非凡認定 |
士道 龍聖 | 三次セレクション「適性試験」にて、士道とは「勝てる勝負はできない」と非凡認定。新英雄大戦でも士道のサポートに回っている |
馬狼 照英 | U-20との壮行試合にて、潔への度を越した執着と突然の脱衣に「狂っとんなぁ」、「想像以上にブッとんでんなぁ」と非凡認定。もちろん技術も認めていると思われる |
潔 世一 | 三次セレクション「適性試験」では凡扱いされていたが、新英雄大戦でようやく「非凡シューター」と認定された。なお、U-20日本代表との壮行試合から当たりが弱くなっているので、じわじわ認めてはいたようだ |
烏旅人は「凡」が嫌いな自称「凡」。三次セレクション「適性試験」以降大活躍する

烏旅人は二次セレクション通過者の顔合わせまで一切登場しなかったキャラクターで、登場するなり青い監獄TOP3となって大活躍した。その後もvsU-20日本代表壮行試合、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)と続けざまに活躍し、もはや生き残りはほぼ確実だ。
だが烏の役割はストライカーではなく、MF(ミッドフィールダー)に変わりつつある。凛や士道を自分より格上の「非凡」だと認めてしまった以上、青い監獄における「ただ1人生き残る世界一のストライカー」になる道はほぼ閉ざされてしまったのだ。
とはいえ既にU-20日本代表という器を奪った青い監獄なので、これからも烏は「新生U-20日本代表11傑」として、ブルーロックのメンバーたちと活躍し続けるだろう。