更新: 漫画やキャラ特集リンク追加
【目次】 ↑タイトルへ | |
---|---|
はじめに ┗ブルーロック基本情報 | |
11話.1stステージにサッカーボールが現れた理由 | |
12話・イガグリが1stステージを突破できたのは何故? | |
12話・急に靴を履く2ndステージの面々… | |
12話・アニメでの元チームVはみんな優秀 | |
16話・先に4thステージへ進んでいた3組の謎 | |
BLではみんな横並びでご飯を食べる | |
元チームZの生存率の高さ | |
まとめ | |
今日のいい言葉 |
はじめに↑
アニメでブルーロック二次セレクションの行方を見守った中で「これ何で?」と疑問が生じるシーンはなかっただろうか。
実はアニメでは原作漫画のセリフが省略されており、若干状況が分かりにくくなっているシーンがある。また、アニメと原作で背景に描かれるキャラが違ったり、ちょっとした作画ミスで状況がおかしい場面も点在する。この記事ではそれらの疑問を1つずつ解説していきたい。なお二次セレクションの結果や参加キャラ一覧については「【ブルーロックのキャラ画像一覧】アニメの二次セレクション編125名完全網羅!」の方にまとめてある。
確かに時々わかんねーとこはあったな
そういう部分の考察って一緒にやると楽しいですよね
11話.1stステージにサッカーボールが現れた理由↑
ウォーミングアップを自由にさせるため。
二次セレクション開始時、「準備ができたものから1人でそのゲートを進め」という絵心のセリフと共に床からサッカーボールの入ったかごがせり上がってきた。…しかし、誰もサッカーボールを持たずにゲートを進んでいく。このボールはゲートの飾り?予算がないといいながら無駄に演出が豪華だな?とちょっと気になる演出だった。そういやそうだな。凛が急にパフォーマンスしたのも謎だしよ
ここ、アニメでは原作のセリフが削られて分かりにくくなってたんです
「ウォームアップは自由にしろ」
そう、アニメではこのセリフが削られていたのだ。肉体強化のトレーニングばかりで10日間全くボールに触れられない毎日を過ごしていた選手たちへの、絵心甚八からの配慮だったのである。
だというのに、糸師凛以外は皆ボールに見向きもせずに先へ進んでしまった。親の心子知らずみたいな悲しいエピソードである。このたくさんのボールたちのこと、そして絵心さんの心配り…忘れずにいたい。
絵心さんて選手への配慮が本当に行き届いてますよね
「才能の原石ども」って呼び方も何気に敬意を感じるしな
ヤーコン先パイも野球部で一番輝く才能の原石ですね!
ま、まあな
12話・イガグリが1stステージを突破できたのは何故?↑
1stステージの質や課題が各選手によって調整されていたから&物語の都合上。
全国から選ばれた精鋭ストライカーの筈なのに永遠にパッとしないイガグリ。元チームZメンバーからも「イガグリは、なんで”青い監獄(ブルーロック)”に選ばれたのかわからんくらい、全能力が低いと思う!」と言われるほど、試合での活躍もほぼ見られず、努力の方向は「故意にファウルをもらう『ずる賢さ(マリーシア)』を磨くこと」という、絶対に世界一のストライカーにはなれないタイプの人間だ。彼が1stステージでレベルMAXのブルーロックマンから大量ゴールを奪えるわけなくない?と多くの人が思う事だろう。しかし、1stステージの難易度は個別に調整されていたのだ。 アニメではこの辺の事情が省略されて語られていたので分かりにくかったかもしれないが、選手それぞれに違う課題を与えられていたのである。それで参加者125人中、最低でも111人はクリアできたという訳だ。1stステージは各自のステップアップレッスン的な位置づけだったのだろう。
ん?111人以上クリアできたって何で分かるんだ?
士道龍聖のクリア順位が111位だったんです
つまり最低でも111人は1stステージを突破したってことです
ついでにイガグリには原作者から「イガグリは読み手を普通の人間に引き戻してくれる存在として超重要」と位置づけられている。
全員が超人なブルーロック内で、平凡に驚き、愚痴をいい、緊張したり調子に乗ったりする存在は物語を進めるうえで大切なのだろう。
今後もブルーロックの命運を左右する大一番の試合で謎にベンチ入りしたり、必ず潔と同じチームに所属したりと、物語の中心のすぐ傍に居続ける。…もしブルーロックのサッカーレベルが上がりすぎてイガグリが試合に出られるチャンスがなくなったときは、潔の専属マネージャーになる未来もあるかもしれない。
物語に欠かせないキャラだってことか
いつでも使いやすいマスコット的な存在なのかもですね
しかしイガグリはブルーロックマン相手でもファウルを取れたのかが気になるな
12話・急に靴を履く2ndステージの面々…↑
これはただの作画ミスの可能性が大
潔が1stステージをクリアして2ndステージへ辿り着いたとき、何故かみんな裸足で待機していた…が、次のカットに移った瞬間、全員が靴を履いていたのだ。
突然靴を履く面々。
足がむれるから裸足でくつろいでいたところ、新しいメンバーが入室してきたので慌てて履き直したのだろうか…などと深読みしたくなるが、恐らく作画ミスだろう。漫画では始めから履いていた。
それに1stステージはシュートが課題だったのだ。スパイクを履いているのが自然というものだろう。アニメならではのちょっと面白い瞬間だ。
原作漫画だとここに黒名や石狩がいますね
それにゲートの脇に立ってるのは凪と玲王だな
漫画の方が背景のキャラもちゃんとストーリーが繋がってるんですよね
12話・アニメでの元チームVはみんな優秀↑
潔の1stステージクリアより早く、元チームVメンバーが6人も2ndステージに到着していた。アニメオリジナル設定だ
左から練馬烈、温芽真澄、鳥飼漢二、根本蒼太。潔の1stステージクリア順位が15位だったので、彼らはそれより上の順位ということになる。TOP14位以内に元チームVメンバーが6人もランクインするとは、さすが伍号棟トップチームなだけはある。とはいえこの描写はアニメだけのもので、原作漫画ではこの部屋に彼らの姿はない。
原作でこの部屋にいるのは4位の黒名蘭世、5位の田中信玄ぽい男(この時だけドレッドヘアで後から爆発アフロになる)、7位の凪誠士郎、10位の御影玲王、13位の石狩幸雄の5人と、名称未公開選手6人だ。
1~3位の糸師凛、蟻生十兵衛、時光青志は既に3rdステージへ進んでいるので、これで4~15位までの選手は潔を含めて全員だ。元チームVメンバーの入る余地はない。
ふーん。あれはアニオリ設定だったってことか
はい。本来の彼らはもっと下の順位だったんでしょうね
玲王と凪が潔&蜂楽と話をしているシーンでも、背後で根本がこちらを見ている…。元チームメイトに戦力外認識され置いて行かれる彼の心中は如何ほどのものだろうか
50位の國神が辿り着いた時もまだ居る根本。すでにこの部屋には元チームVメンバーが勢ぞろいしている。早くチームを作るために動き出さないと!ゲート前で恰好付けてる場合じゃないぞ!
ようやく鳥飼を誘うことにしたらしい根本。マッチングできるといいね!
アニメだけの設定も探してみると面白いですね
元チームV、ずいぶんイジられてたんだな
16話・先に4thステージへ進んでいた3組の謎↑
誰ともマッチングせず寝て過ごしていたか、どこかに清羅刃や柚春彦などが潜んでいた可能性
潔がまだ3rdステージで凪や馬狼とお風呂に入っていたとき、既に4thステージには4チーム以上が辿り着いていた。「糸師凛、蟻生十兵衛、時光青志、蜂楽廻」のチームと、その他3チームである。おっ!メガネのヤツと片目隠したヤツは2ndステージにも居たな!
ですね、ちゃんと繋がってます
にしても、この3チームは何でこいつら同士でマッチングしなかったんだ?
潔が凛に負けて2ndステージに負け戻ったり、その後で馬狼&成早と戦って勝ったりしている間に、ストレート勝ちで4thステージに上がっていただろうチームはこんなに居たのだ。
だというのに5thステージへ一番先に到達したのは潔を含めた凛のチームで、残りの3チームは全員脱落している。潔が4thステージに来るにはまだ何日もかかるというのに、この3チームは一体何をしていたのだろう。
もしどこかのチームと対戦していたのだとしたら、4人のうち1人は勝ちチームに拾い上げられて5thステージへ進めていた筈なのに、全員が脱落しているのである。…ということは、彼らは誰ともマッチングせずに二次セレクション終了日まで寝たり自主トレしたりして漫然と過ごしていたという可能性しかない。
二次の最終ステージまで最速で行ったのにもったいねーな
はい。ここは本当に謎ですよねー
状況から推測すると彼らは「今の段階で4thステージに来れている奴らは全員強い筈だ。ここは数日待って、後から来た弱そうな奴らと対戦しようぜ」なんて考えて後発チームが来るまで数日ずっと待ち続けていたものの、後からきたチームからはマッチングを断られ、あっけなく脱落してしまったのだろう。
ただ、下図の2チームについては他にも可能性がある。
4人チームの筈なので彼らのチームにはそれぞれ、画面に出てきていない2人の別メンバーが存在している。そのメンバーが清羅刃や柚春彦だった可能性だ。
それならば、後からきた千切豹馬や烏旅人のチームと対戦して敗れ、清羅や柚を奪われて3rdに負け戻りした…という流れが成り立つ。
こいつらも世界一のエゴイストを目指してたんじゃねーのかよ
ここまで勝ち上がった割にはエゴさの足りない人たちでしたね
BLではみんな横並びでご飯を食べる↑
一般的に2人でご飯を食べる時は向かい側に座るものだ。が、ブルーロックは並び合う文化
いつでもみんな横並びで食事をしている。だが、ここで自分の普段の行動を思い出してみてほしい。このような席で誰かと2人で食事をする場合、通常ならば相手の正面に座り、向かい合って食事をすることが多くはないだろうか。
そういやそうだな。ファミレスやカフェとかでは向き合うよな
カウンター席じゃない限りはそうですねえ
「隣、いい?」と声をかけて馬狼の横に座る潔。前に座るよりも横に座る方が距離が近いし、何となく親密度も増す。
隣同士の方が2人同時に表情を映し出せるので絵的に効果が高いからだろうが、ブルーロックの面々がみんな仲良しに見えて微笑ましくなる演出だ。
原作でももちろんみんな隣同士。
特に潔は空間の使い方がいつでも贅沢である。8人掛けの中央2席を使い、悠々と食事をしている。しかも相手の右手の動きを邪魔しない左側に座る気の遣いっぷり。さすが人たらしだ。
距離を縮める心理テクニックか。さすが潔だな
今度オレたちも隣同士で食事してみましょうよ!
漫画を実践に取り入れるってワケだな、いいぜ。これもスターへの一歩だ
元チームZの生存率の高さ↑
元チームZの二次セレクション突破者は11人中6人!生存率54%以上!
潔の所属していた元チームZ。そこから二次セレクションを通過したのは潔、蜂楽、千切、雷市、我牙丸、五十嵐(イガグリ)の6人。なんと過半数が二次セレクション突破を果たしている。ブルーロック全体で見ると一次から二次の生存率は12.7%なのでこの数字は驚異的だ。さらに……
※この下にはアニメでは語られていない原作94話のネタバレがあります。
アニメを待ちたい方は、こちらの「まとめ」の項目までスキップしてください。脱落者が向かう先、それはブルーロックの外へと通じる出口「EXIT」。ここを通った者はU20日本代表選手になる資格を永久に奪われる。まさに夢の終わりの出口だ。
―しかし
失意の國神が視線の先に見たものは、EXITとは別のもう1つの入口「WILD CARD(敗者復活)」。二次セレクション敗者の道には、裏ルートが隠されていたのである。
これ熱かったよな!國神はここで消える奴じゃねぇ!
オレも嬉しかったです!
二次セレクション通過者に敗者復活の國神を入れると、元チームVの生存率はさらに跳ね上がって63%。ブルーロック全体の生存率の約5倍だ。
この驚異的な数字の原因は恐らく潔世一。今後の原作ストーリーでも、潔と共にプレイした選手は急成長して重要なポジションに就きやすくなっていた。これも主人公のもう1つの能力なのだろう。
キャラ立ちして人気が出た選手が消えないのも本作の魅力です
サッカーデスゲームとはいえ本当の死人は出ないしな
ハラハラしつつも安心してワクワクできる作品ですね!
まとめ↑
意外とアニメオリジナル設定も多い。原作も読むと楽しさ倍増!
アニメにはアニメの、原作には原作の面白さがある。そしてアニメで語られなかった部分が原作でより詳しく描かれていたりする。どちらか片方しか見ていない人は、是非もう一方も手に取ってみてほしい。アニメはNetflixやAmazon Prime Video、Huluなど多数の媒体で見放題配信されている。
◆見放題配信サイト一覧はこちら(外部サイトが開きます)
https://bluelock-pr.com/onair/
漫画は「マガポケ」で一部無料配信されている他、シーモアやピッコマなどの電子書籍サイトでも配信されているので好きなアプリを覘いてみよう。
また、2023年7月14日に発売予定の最新25巻は「潔・蜂楽サイン入り公式応援セット付き特装版」も出るので、紙で買っても良いかもしれない。
特装版は今後も別キャラのが出そうだな
好きなキャラのが欲しくなりますね!
TVアニメ全話あらすじリンク一覧
漫画全巻あらすじリンク一覧
今日のいい言葉↑
You have to fight to reach your dream. You have to sacrifice and work hard for it.
(夢を叶えるには戦わなければならない。犠牲を払って、全力を尽くさねばならない。)Lionel Messi(リオネル・メッシ)
メッシはフランスのサッカー専門誌でバロンドールに7回選ばれた名選手です
バロンドールは世界年間最優秀選手に与えらえる賞なんですよ
ドリブルテクニックがすげぇんだってな!
ブルーロック作品基本情報はこちら
キャラ特集ページリンク一覧
関連記事↑
おすすめ記事↑
【ブルーロック】アニメ第1話~12話のあらすじ&あでぃしょ