映画エピソード凪の特典とパンフレット!あでぃしょなる・たいむの全話あらすじ

「EPISODE 凪（以下・エピ凪）」は、原作である「ブルーロック」の物語を、ライバルキャラの1人である凪 誠士郎(なぎ せいしろう)の目線で描き直したスピンオフ作品だ。
このエピ凪を公開初日に観に行ってきたので、今回はその内容や感想をお伝えしていく。

4DXで観てきたぜ！

エピ凪のコミックスは2024年4月19日（金）に最新刊が出たばかり。そこまででまだ二次セレクションの中盤あたり。4試合目である凪・馬狼・千切vs斬鉄・二子・柊のマッチングが成立したところだ。
だというのに映画では二次セレクション終了どころか三次セレクション終了のさらに先まで進行する。なんとTVアニメのブルーロックより先を見せてくれるのだ。

正直ビビったぜ

91分という短時間にめいいっぱい詰まってましたね

「原作者描き下ろし漫画ANOTHERブルーロック-EPISODE原宿-」と、凪＆玲王のキービジュアルを使用したステッカーをもらえた。なお二週目からは別の特典になる予定とのことだ。
それに映画本編の最後にオリジナルミニアニメ「あでぃしょなる・たいむ！」の一週目も観ることができた。

「原作描き下ろし漫画ANOTHERブルーロック-EPISODE表参道-」が貰えた。こちらは凪と玲王ではなく糸師凛（いとし りん）が主役の物語で、特典第一弾の「EPISODE表参道」と時系列がつながっている。
なお第一弾の作画はエピ凪の三宮宏太さん、第二弾の作画はブルーロックのノ村優介さんだ。

エピ凪の作画を担当している三宮宏太さんの描き下ろしミニ色紙が3週目の特典だ。凪と玲王の2種類のうち、ランダムでいずれか1枚をもらえる。
その他、描き下ろしの風呂上りイラスト付き試供品シャンプーがもらえたが、劇場の在庫によってはゲームアプリ「ブルーロック Project: World Champion」の特典コードがもらえたようだ。

1. 4月19日(金)～4月25日(木) - 凪のともだち
2. 4月26日(金)～5月2日(木) - 玲王の帝王学
3. 5月3日(金)～5月9日(木) - 斬鉄のメガネ
4. 5月10日(金)～ - 光の射す方へ

特典映像はエンドロールの後です

全64ページの冊子の中で漫画は全20ページだ。読み応えあったぜ！

序盤の凪＆玲王の出会い部分～入寮テストまではそこそこじっくり進行するが、一次セレクションがはじまるやいなや物語は超加速！全ての試合がダイジェストで飛ぶように消化されていく。
そのため凪と玲王以外の心情や、交流がほとんど描かれない。なのでTVアニメを観ていなかったり原作漫画を読んでいない人が映画だけ観た場合「なんでこのキャラ突然アップなの？」とか「なんであのキャラこんなことしたの？」など、不可解に唐突な部分が多々あるだろうな…という印象だった。
逆にエピ凪の原作漫画を読み込んでいる人にとっては「ここの心情も省いちゃったのか…」、「あのエピソードは入れてほしかったなー」など物足りない部分も出てくるかもしれない。

斬鉄と玲王も、原作と違って超速で仲良くなったしな

TVアニメ二期直前の復習って感じでした

二次セレクション2ndステージで凪と玲王の間に大きな事件が起こるのだが、そのときの玲王の心象風景がとても丁寧に描かれている。映画を観終わってシアターを出てきたファンたちも口々に「あそこ泣いちゃったー」「分かる！私も！」など言い合っていた。そしてそれを経てのエンドロール後のエピローグは思わず胸が熱くなる展開だった。映画館の照明が点灯する最後の最後まで、ぜひとも席を立たずに観続けていただきたい。

オレもうるっときちまったぜ

意外で豪華なエピローグでしたよね

一次セレクションチームVvsチームZの戦いでは、チームメンバーを鼓舞し、玲王にプレッシャーをかける雷市の活躍が光っていた。迫力のアップシーンも多数！雷市が好きなのにグッズが少ない…もっと注目されるべき…と常々思っている人にも、ぜひとも劇場版を観に行っていただきたい。

雷市は本家ブルーロックの新英雄対戦でも熱いです！

4DXとは映画のストーリーに合わせて座席が揺れたり傾いたり、風や水しぶきが発生する特殊な映画設備のことだ。その演出によって、作品への没頭感をさらに高めるのが狙いである。が！正直大きく揺らされ過ぎて逆に集中できなかった。試合中の凪ではなく、蹴られているサッカーボールと同期している気持ちになる。
特に凪と玲王の出会いのシーンでは「あ、いま私スマホになってる」と実感した。これは4DXでしか味わえない貴重な体験と言える。

他にもブルーロックへの扉が開くシーンやお風呂の湯気など、スモーク演出が巧みなシーンは見ごたえがあるので、もし特典目当てなどで2回目、3回目の視聴を考えている方は1度4DXも体験することをおすすめしたい。

パンフレットは定価1,000円。形も内容もとてもオーソドックスな「映画のパンフレットと言えばこれ！」という感じのパンフレットだ。主要キャラ紹介と主要な関係者のインタビュー記事、それに劇場版グッズ一覧も載っている。
キービジュアルのイラストを綺麗な印刷で保存しておきたいなら買って損はないだろう。
ちなみにエピ凪原作に忠実な相関図はこちら。

原作のストーリーを二次セレクション2ndステージ開始まで知っておかないと不明点や疑問点が複数湧きそうなので、可能であれば予習として漫画かTVアニメを視聴していく方が映画を楽しめると思う。
逆にTVアニメ一期を全て視聴済みの場合は二期に向けての良い復習になるだろう。

おまけの「あでぃしょなる・たいむ！」だけではなく、エピローグ映像も用意されている。スタッフロールがオーソドックスな黒背景に白文字タイプなので「もういいか…」と席を立ちたくなる方もいるかもしれないが、むしろここからが本番か！とまで思わせる豪華映像が待ち構えているので最後まで観ていただきたい。

特典冊子には描き下ろし漫画以外にも、複数の有名漫画家さんたちによる寄稿イラストや原作者インタビューなども掲載されている。読み応えたっぷりで装丁もしっかりしており、永久保存な一冊だ。

初日に観に行って良かったです！

ああ、大満足だったぜ！

チームVメンバー | 御影コーポレーション | 青い監獄で出会うライバルたち | 青い監獄運営者 | エピ凪サブキャラ |

チームVメンバー ↑ ↓
凪 誠士郎	御影 玲王
舐岡 了	剣城 斬鉄
鳥飼 漢二	海老名 修平
温芽 真澄	緑川 平和
保灰 力也	根本 蒼太
練馬 烈	土方 喜三郎

御影コーポレーション ↑ ↓
ばあや	玲王の父

青い監獄で出会うライバルたち ↑ ↓
潔 世一	蜂楽 廻
國神 錬介	千切 豹馬
馬狼 照英	二子 一輝
鰐間 計助	鰐間 淳壱
糸師 凛

青い監獄運営者 ↑ ↓
絵心 甚八	帝襟 アンリ