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ヤングジャンプで連載中の最高峰ギャンブル漫画「ジャンケットバンク」
「ジャンケットバンク」はヤングジャンプ本誌で大人気連載中の漫画だ。主人公の天才ギャンブラー真経津 晨(まふつ しん)が、彼の狂信者になった銀行員の御手洗 暉(みたらい あきら)と共に、「最高の相手と最高に楽しいゲームをする!」という目標に向かって走る熱血ギャンブルストーリーである。
作品についての詳しい解説は下記リンク先でまとめてあるわ
ジャンケットバンク 相関図
2023年の「アニメ化してほしいマンガランキング」でも8位入賞し、コラボカフェも整理券が配られ、グッズの完売が続出したところからも人気の程が窺える。
ちなみにジャンププラスでも1週遅れで連載してるのよ
今回はその魅力的なキャラの中から、教育熱心な熱血教師・眞鍋瑚太郎先生を紹介したい
眞鍋瑚太郎(まなべ こたろう)はコミックス12巻の表紙を飾った、双葉なアホ毛がキュートな小学校教諭だ。 彼はコミックス12巻109話で初登場し、カラス銀行主催の最高ランクのゲームで真経津さんと戦った。カラス銀行は日本No.3の都市銀なのだけど、裏で違法な賭場を経営してるのよ
この世界の大手銀行はみんな裏で賭博場を営んでるって設定なの
これが眞鍋瑚太郎先生だ!
徹底的に教育熱心で、起きている間どころか寝ている間も教育について考えているであろう人物だ。子どもたちの幸せな未来のためならば、腐った大人には決して容赦しない煉獄のような教師である。項目 | 詳細 |
---|---|
氏名 | 眞鍋 瑚太郎(まなべ こたろう) |
年齢 | 35歳 |
職業 | 小学校教員 |
誕生日 | 4月19日(牡羊座) |
血液型 | A型 |
身長 | 180cm |
体重 | 68kg |
常に教育に全力な教師なのよね
悪い大人には厳しいけれど、ウサギのサスペンダーに子どもを愛する気持ちが見えるわ
下の表がカラス銀行の賭場において真経津さんが繰り広げてきた勝負の一覧で、眞鍋湖太郎先生との対決は最高ランク1ヘッドの初戦!
賭場レベル | 対戦相手 | ゲーム名 | 掛け金 | ゲーム開始回 | ゲーム決着回 |
---|---|---|---|---|---|
5スロット | 関谷 仁 | ウラギリスズメ | 100万~4,999万円 |
1巻第1話 | 1巻第2話 |
4リンク | 獅子神 敬一 | 気分屋ルーシー | 8,000万円 |
1巻第4話 | 2巻第8話 |
4リンク | 村雨 礼二 | (サウンド・オブ・サイレンス) | 1億6,000万円 |
2巻第13話 | 3巻第21話 |
1/2ライフ | 雛形 春人 | ジャックポット・ジニー | 3億円 | 3巻第25話 | 4巻第35話 |
1/2ライフ | 叶 黎明 | アンハッピー・ホーリーグレイル | 6億円 | 5巻第47話 | 6巻第57話 |
1/2ライフ | 天堂 弓彦 | ブルー・テンパランス | 12億円 | 8巻第70話 | 9巻第82話 |
1ヘッド | 眞鍋 瑚太郎 | シヴァリング・ファイア | ヘックスメダル1枚 | 12巻第110話 | 第125話(13巻収録予定) |
各レベルの詳しい説明はカラス銀行の賭場ランクをご参照いただきたいが、
基本は「5スロット」が最低ランク、「1ヘッド」が最高ランクと覚えておけば問題ない。
今回は7試合目の眞鍋瑚太郎戦を解説するが、1~6までの各戦い詳細は下記リンク先をご参照いただきたい。 【ジャンケットバンク ゲームルール】村雨と獅子神の強さは?第三ゲームまで徹底解説!
【ジャンケットバンク 雛形 春人】ジャックポット・ジニーのゲーム解説
【叶黎明】ジャンケットバンクのアンハッピー・ホーリーグレイル徹底解説!
【ジャンケットバンク】天堂弓彦神父の魅力とブルー・テンパランス
眞鍋先生との対決は最高ランク1ヘッドの初戦よ!
ついに1ヘッド!どちらかが必ず死ぬランクね……
絶対に頭1つしか残らない戦い……。つまり生き残るのは勝者1人という戦いなのだ。負けたら何があろうと100%死が待っている。
カラス銀行賭博口座の残高上位50名が強制昇格させられる、賭場の最高ランク
カラス銀行の賭博場で5,000万円以上稼ぐと4リンクに昇格し、カラス銀行のギャンブルで稼いだお金だけが入金される特別な口座が自動で開設される。開設後はリアルタイム残高によって、5スロット~1/2ライフまでのランクでアップ/ダウンを繰り返す。入金されているお金は自由に使えるので生活費に当ててもいいし、地下オークションで人間を買うこともできる。
そしてこの口座の残高上位50名にまで上りつめると強制的に昇格させられるのが、最高ランクの1ヘッドだ。
「ラダー」って何かしら
英語で「ladder」。立場の上下を現わすビジネス用語よ
だが1ヘッドで万が一負ければ死、あるのみ。そんなランクに居たくなければ一応逃げ道が存在する。口座のお金をたくさん使って残高を減らせば良いのだ。
1ゲームにつき毎回1人死ぬんじゃ、優秀なギャンブラーがいずれ枯渇しそうね
全ギャンブラーに勝つ最強の人が現れたら、残り全員死ぬから賭場が潰れるわね
カラス銀行の賭場には素敵な人たちがたくさん居るので、どうかその人には彼らを1ヘッドにひきずり上げないでいただきたいものだ。
凍死or焼死!シヴァリング・ファイア
賭場レベル | 1ヘッド |
---|---|
対戦相手 | 眞鍋瑚太郎(まなべ こたろう) |
ゲーム | シヴァリング・ファイア |
掛け金 | ヘックスメダル1枚 |
終了までの話数 | 16話 |
もはや賭けるのはお金ではない。お金よりももっと価値があるもの、それは情報だ…とカラス銀行は考えている。そこで登場するのが「ヘックスメダル」だ。
ヘックスメダルは願いを叶える金貨
ヘックスメダルはカラス銀行の購買部でしか使えない特別な金貨で、このメダルと引き換えに様々な特権を買うことができるという。国を作れるほどの特権とはどんなものなのだろうか。そしてそんな特権を商品として用意できてしまう銀行が恐ろしい。
ひとまず「治外法権」とか売ってそうよね
日本第3位の銀行がコレって、第1位の銀行はもっと危険そうよね
①ゲームの構成と目的
6戦を1ラウンドとして4ラウンド戦うじゃんけんカードゲームだ。司会の人が新キャラね
彼は特4白金班の白金円(しろがね まどか)主任よ
プレイヤーはそれぞれ「オーダーディッシュ」と呼ばれるガラスの部屋に入り、「温かいもの」をオーダーしていくことになる。
この「温かいもの」というのは…
「室温」である。
オーダーディッシュ内の初期温度は30℃。それをじゃんけんゲームで上げ下げするのだ。
グー・チョキ・パーの指の数で変動させる温度を指定し合い、互いの室温を変化させるのが基本の構成である。
ゲームの目的は相手を殺す事「死、あるのみ」が1ヘッドのゲームの鉄則だ。 もちろん勝利条件は「相手の死」。そして禁止事項は下記の通りだ。
禁止事項 |
---|
暴行を加えること |
通信機器の使用 |
ゲーム中の選択を1分以内に終えないこと |
プレイヤー、審査役、特0行員以外のダイナーへの進入 |
もはや「相手を殺す」しか目的がないから説明がシンプルね
観客の目的も「目の前の死」だから、素早くシンプルに結果を出さないとなのね
HOTのグー | このカードで勝っても室温変化なし |
---|---|
HOTのチョキ | このカードで勝った側の室温+5℃ |
HOTのパー | このカードで勝った側の室温+2℃ |
ICEのグー | このカードで勝っても室温変化なし |
ICEのチョキ | このカードで勝った側の室温-5℃ |
ICEのパー | このカードで勝った側の室温-2℃ |
勝った側の部屋しか室温は変化しないのね
暖めるだけじゃなく冷やすこともできるのね
1ラウンドで6戦するので、最後の1枚まで使い切ったらラウンド終了だ。
使い捨てじゃんけんか…。残す札によっては後半苦戦するヤツね
オンボロダイナーという設定ゆえに、勝っても負けても部屋は冷やされるのだ。
30℃スタートだから4ラウンド終わる頃には強制的に室温が-10℃になるのね
たしかに暖めないと凍えちゃうわね
これは中の人間を確実に殺すためのルールである。
室温変化は超急速冷房または超急速暖房で行われる。そのため、室温反映時に強烈な冷風または温風が身体に吹きかけられるのだ。
一応これらの被害から身を守る手段として、各プレイヤーにはゲーム開始前にペットボトルの水が24本ずつ配られている。どう使うかはプレイヤーの自由だ。
ゲームとしては単純で分かりやすかったけど……
あらゆる仕様に殺意を感じるわね……
上記の手順を4ラウンド繰り返すとゲーム終了となるのだが、この時点でプレイヤーが2人とも生きていた場合ペナルティが発動する。 両プレイヤーの室温を強制的に100℃まで上昇させるというのだ。さらに……
100℃にした状態で1時間放置された挙句、それでもどちらも死ななかった場合は「ゲーム中の温度変化の総ストック数が少なかったプレイヤー」は銀行員に直接処刑される。
敗者に逃げる術がないどころか、下手をすると2人とも死ぬことになる恐ろしいペナルティだ。
絶対殺すマン…!
眞鍋瑚太郎先生は教育熱心すぎる熱血教師だ
眞鍋瑚太郎(まなべ こたろう)35歳。トレードマークは双葉のようなアホ毛とうさぎのサスペンダー。普段は小学校で教師として働いている。一人称は「僕」だ。
実は30代の主要ギャンブラーって眞鍋先生と時雨さんだけなのよね
真経津さんは22歳だから、一回り以上年上の人生の先輩なのね
きっと小学校では人気の先生に違いない。
しかし……
眞鍋先生の裏の顔
眞鍋先生は銀行の購買部から「第3種閲覧権」を買っている。 これは見たい人物を指定して、その人物がネット上に上げたメール・SNS・会話記録の全データを自由に閲覧できる権利だという。この権利を使って先生は「立派な大人になれなかった人間」を粛清しているのだ。
悪い大人を排除し、子どもたちをより良く教育して幸せな未来に導く。眞鍋先生はそのために生きている。
しかし、生徒を救うために正しい大人として教育をほどこすと言うのなら、眞鍋先生はなぜ違法な賭博場でギャンブルをし、人を殺し続けているのだろうか。
眞鍋先生は賭場で「立派な大人」を探している
本当は大人を罰するのが目的なのではなく、立派な大人を探すために色々な大人たちに接触していたのだ。その結果として悪い大人にしか出会えなかったからそれらの人々を罰していたし、立派な大人がどこを探しても居なかったから、ついには裏社会まで足を運んでしまったのである。違法賭博場なんてむしろ悪い大人しかいなそうだけど…
全国のお寺とか教育施設を回ったりもしたのかしらね
熱すぎて怖い情熱
眞鍋先生は情熱的で激情家な教育者なので、普段は陰気な顔をしていても若者の輝きを目の当たりにすると秒で感涙する。感情のジェットコースターぶりが半端ではない。そんな先生の様子を見た面々の反応はこちらだ。
このジェットコースターメンタルが数分おきに発動するのだから接している側はたまったものではない。だがそれもこれも全て、眞鍋先生の教育にかける本気度の顕れなのだ。
眞鍋先生の特技は先回りによる教育的指導
常に生徒のことを見てきた眞鍋先生は、若者の気持ちや行動を知り尽くしているので先回りして思考や行動を読み、相手に教育を施すことができる。御手洗くんは完全に見透かされてすっかり怯え切っていた。気持ちは分かる。大人は子どもの浅慮が手に取るように分かるものだし、自分のことを全て見透かしている相手の前に立っているのは、本当に居心地が悪いものだ。
眞鍋先生の異名は「教育災害」と「瞼無し(リッドレス)」
災害と呼ばれるのは不本意らしいが、教育という名の粛清を繰り返しているのだから災害と呼ばれて当然だろう。もう1つの「瞼無し」というのは彼の生き方からきている。
目の前の堕落や悪を絶対に見逃さないよう、瞬きもせず目を見開いているから「瞼無し」。この目からはどれほど微細な悪も逃れられない。
真の教育者なのね
悪による減点法っていうのがちょっと怖いけれどね
眞鍋先生にとっての真経津さんは見どころある優等生
さわやかな挨拶から始まり、試合中も度々真経津さんのことを優秀で立派だと誉めてくれた先生は、その優秀な生徒のために遂には教育強度を上げてくれた。教育強度とは一体……
笑顔が怖いわあ
優秀な生徒を殺す気満々ね
真経津さんにとっての眞鍋先生は強くて楽しい先生
ゲーム中の先生との問答を楽しみ、常にワクワクした様子でゲームを楽しんでいた。真経津さんの唯一の願いは「最高の相手と最高に楽しく遊ぶこと」なので、その願い通りの相手だったのだろう。真経津晨(まふつ しん)vs眞鍋瑚太郎(まなべ こたろう)のシヴァリング・ファイア対決はコミックス12巻第110話から始まり、第125話で決着する。
最新12巻には117話までしか収録されていないので、13巻の発売を楽しみに待とう。
コミックスにはおまけ満載だから本誌派も買うことをおすすめするわ!
何度でも読み返したくなるのよね
これが今回のシヴァリング・ファイアを含めたこれまでのゲームルールと対戦相手の一覧だ
【雛形 春人】ジャンケットバンクのジャックポット・ジニーのゲーム解説 |
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