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ヤングジャンプで連載中の面白過ぎるギャンブル漫画「ジャンケットバンク」
「ジャンケットバンク」はヤングジャンプで連載3周年を経過した、2023年大注目のギャンブル漫画だ。主人公の天才ギャンブラー真経津 晨(まふつ しん)が、 彼の崇拝者になった銀行員の御手洗 暉(みたらい あきら)と共に、「最高の相手と最高に楽しいゲームがしたい」という夢を叶えるべく戦い続ける物語だ。
作品についての詳しい解説は下記リンク先を見てね
ジャンケットバンク 相関図
2023年の「アニメ化してほしいマンガランキング」でも8位入賞し、コラボカフェも整理券が配られ、グッズの完売が続出する大盛況ぶりという、大ブレイク中の作品である。
絵が美しくてデザインもステキだからグッズが欲しくなるのよね
今回はその魅力的なキャラの中から、キレやすい神系男子・天堂弓彦(28)をご紹介したい
天堂弓彦はコミックス8巻の表紙を飾った、巻き髪とジグザグ分け目がかわいい神父様だ。これが天堂弓彦のプロフィールだ!
氏名 | 天堂 弓彦(てんどう ゆみひこ) |
---|---|
年齢 | 28歳 |
職業 | 神父(兼ギャンブラー) |
誕生日 | 12月24日(山羊座) |
血液型 | AB型 |
身長 | 180cm |
体重 | 66kg |
天堂さんは美意識が高いのよね。爪のお手入れもばっちりなの
信仰心が厚い神父様よ
カラス銀行は日本No.3の都市銀で、裏で違法な賭場を経営してるのよ
この世界の大手銀行はみんな裏で賭博場を営んでるって設定なの
下の表がカラス銀行の賭場において真経津さんが繰り広げてきた勝負の一覧だ
賭場レベル | 対戦相手 | ゲーム名 | 掛け金 | ゲーム開始回 | ゲーム決着回 |
---|---|---|---|---|---|
5スロット | 関谷 仁 | ウラギリスズメ | 100万~4,999万円 | 1巻第1話 | 1巻第2話 |
4リンク | 獅子神 敬一 | 気分屋ルーシー | 8,000万円 | 1巻第4話 | 2巻第8話 |
4リンク | 村雨 礼二 | S.O.S(サウンド・オブ・サイレンス) | 1億6,000万円 | 2巻第13話 | 3巻第21話 |
1/2ライフ | 雛形 春人 | ジャックポット・ジニー | 3億円 | 3巻第25話 | 4巻第35話 |
1/2ライフ | 叶 黎明 | アンハッピー・ホーリーグレイル | 6億円 | 5巻第47話 | 6巻第57話 |
1/2ライフ | 天堂 弓彦 | ブルー・テンパランス | 12億円 | 8巻第70話 | 9巻第82話 |
1ヘッド | 眞鍋 瑚太郎 | シヴァリング・ファイア | ヘックスメダル1枚 | 12巻第110話 | 第125話(13巻収録予定) |
各レベルの詳しい説明はカラス銀行の賭場ランクをご参照いただきたいが、
基本は「5スロット」が最低ランク、「1ヘッド」が最高ランクと覚えておけば問題ない。
天堂さんとの戦いは6戦目。もはや強敵しかでないタイミングよね
それより前の戦いの詳細は下記リンク先に載せているわ
【ジャンケットバンク 雛形 春人】ジャックポット・ジニーのゲーム解説
【叶黎明】ジャンケットバンクのアンハッピー・ホーリーグレイル徹底解説!
そして次の項目からいよいよ真経津晨vs天堂弓彦の勝負を解説していく訳だが、実はこの勝負ではもう1人の主人公御手洗暉は真経津さんの敵に回っている。 何故なら彼は1つ前の黎明さんとの戦いで賭けに負け、銀行員としての立場をはく奪されて地下オークション送りになっていたのだ。
すべてを失った御手洗くんの地下オークション生活
1つ前のゲームで御手洗くんは、キャリア50年を一気に得るためにライバルの伊藤班と賭けを行うことにした。そして結果は惨敗。 職どころか日本国民としての基本的人権すらも奪われ、地下オークションに落とされてしまった。
地下オークションは人身売買で収入を得る施設なの
買い手がつかないと最終的にバラ売りされるのよ…
紆余曲折の末なんとか脱出に成功し、再び銀行へ戻ることができた。
……が、 御手洗くんが配属されることになったのは元居た宇佐美班ではなく別の班だったのだ。
そして仕組まれたように対戦相手に真経津さんが選ばれ、初めて2人が敵同士として対峙するゲームが開始されるのだった……。
御手洗くんの紆余曲折はコミックス7巻に全て載ってるわ
7巻で御手洗くんが戻ってきて、8巻の天堂戦に繋がるのね
エベレストから深海まで?ブルー・テンパランス
賭場レベル | 1/2ライフ |
---|---|
対戦相手 | 天堂 弓彦(てんどう ゆみひこ) |
ゲーム | ブルー・テンパランス |
掛け金 | 12億円 |
終了までの話数 | 13話 |
そしてついに掛け金が10億円を突破!
前回の山と比べても確実に高くなっている。が、やはり置き方はぞんざいである。もはや誰も大金に興味はないようだ。
野太い感じの歓声が入っている分ダイナミックさが伝わるわ!
いいマンションに住んで一生楽して暮らせる額よねえ
……ゴクリ
▷▷山里さんの紹介はこちら
ブルー・テンパランス①ゲームの構成と目的
ラウンド数は初の無制限!5種類のカードで遊ぶカードゲームだ。キャラクターカードが真経津さんと天堂さん専用の絵柄になっているのが凝っている。この絵柄のトランプが販売されたら絶対買うわ!
御手洗くんがJ、天堂さんがQ、真経津さんがKのイメージよね
しかもペナルティ実演者はお骨になってしまったし…
気になる勝利条件とペナルティ内容を見ていきましょうか
違反行為は「ゲーム終了までに『ブルーボックス』から退室すること」だ。 左右それぞれの皿の真下に設置されているのがブルーボックスである。何やら意味ありげな太いチューブが壁から伸びているのが見えるし、天秤の真下にあるというのが気になるところだが、それこそに大きな意味がある。それは……
自分のボックスの真上にある天秤の高さに同期して、ボックス内の気圧が増減するというのだ。
気圧の変化が身体に与える影響
気圧は山などの高所では下がり、高山病などを引き起こす。それに普段の生活でも低気圧の影響で頭痛に悩まされる人もいるだろう。逆に水の中では10メートル潜る毎に1気圧ずつ上がっていくし、地上よりも地下のほうが若干だが気圧が高い。気圧が低い=空気が薄くなるということなので、生きるために必要な酸素が充分に吸えなくなり死に直結する。
高気圧の場合、水中にいるのでなければ水圧はかからないため、すぐに死ぬほどの危険はない。だが酸素カプセルに入ったときに気圧の変化で耳が痛くなることがあるように、普段生活している環境から急激に気圧が変わるということは何かしら身体に悪影響をおよぼすことは否めない。
お骨になってしまった山里さんは、一気に最高値まで減圧されてこうなってしまったとのこと。
地上からエベレストにワープさせられたようなものだろう。絶対死ぬ。
それなのにラウンド無制限て、殺しにかかってきてるじゃない
しかも何時間も攻防が続いたらお客さん帰っちゃうんじゃない?
この数字は「月の石」の数を示すもので、選ばれたカードの種類で天秤に載せられる石の数が決まる。正位置の場合は石を増やし、逆位置の場合は石を減らすのだ。
なおカードは裏返しにして置くのだが、すべてのカードを同じ向きで置く事は禁止されている。少なくともどれか一枚は逆位置にしなければならない。
ひとまずここまでで「配置側」の作業は終わり。続いて「選択側」のターンに移る。
選択側が最初に行うのは、下の2枚のカードからどちらかを選ぶことだ。
ここで選ばれたカード側の天秤に、月の石の数変動が反映されることになる。
そして変動対象が決まったら次にやるのは変動数の決定だ。
先ほど裏返しに並べられた3枚のカードの中から、選択側のプレイヤーが1枚だけ選ぶのだ。
例として真経津さんのカードと10の逆位置の組み合わせが選ばれた場合、真経津さんの頭上の皿から月の石が10個減らされる。
石が減ると天秤が上がり、ボックス内が減圧されていく。
気圧が一定以上に下がると生存可能な酸素濃度を下回り、意識を失うor死亡する……。
何度見ても怖いわ…
相手の部屋の気圧を下げて意識を失わせるゲームってことなのね…
ゲームとしては前回より分かりやすかったけど、怖いわ……
ま、まあ気を取り直して対戦相手の天堂さんをもっと詳しく紹介しましょ
→開催ゲーム一覧 > ブルー・テンパランスの概要へ
天堂弓彦さんはとても信心深い神父さま
トレードマークはカソック。ちなみにカソックとは聖職者が切る黒いロングコートのような服で、イエス・キリストが地上にいた日数にちなんで33個のボタンが付いているのが特徴だ。英語でCassockと書くのでキャソックと言う人もいる。
天堂さんはこれを着て、教会の懺悔室を訪れる人々の悩みを聞いているのだが……
天堂さんの裏の顔
強すぎる信仰心ゆえに神に甘えて堕落した罪人どもを許すことができず、神に代わって裁きを与えている。て…天堂さーーーん!!!
さてここで、御手洗くんから見た天堂さんの姿を見てみよう 序盤こそ純白の清廉な神父様に神々しさを感じ、真経津さんから宗旨替えして信者になりそうな勢いで崇めかけていたが……
どんどん妖怪を見る目に変わってきている。天堂さんはギャンブラーとしても強いうえ言動の異常性もバツグンなので、常人には理解不能な生き物に見えるのだろう。
しかしもちろん真経津さんは彼と会話ができる。
榊さんは付いていけていないし、御手洗くんに至っては理性すら吹き飛ばされている。やはり天才同士のやりとりは別次元なのだ。
とにかくキレやすいがキレ顔も魅力の1つ
感情の沸点が低く、しかも急速加熱する。登場する度にバラエティ豊かなキレ顔が見られることだろう。だが冷えるのも早いのでスッと機嫌が直る。尾を引かないところがステキな神父様である。
天堂さんの特技は精密な観察眼
観察眼なら今までの対戦相手と同じでは?と思ってしまうが、天堂さんの観察眼はとにかく「事実」に基づいている。相手の心理を読み取るのではなく、物理的な事実や科学的に測れる現象で全てを判断しているのだ。
真経津さんが2回目に対戦した雛形春人さんは人の感情を読むことを得意としていたので、その真逆のタイプだろう。
天堂さんにとっての真経津さんは神を信じない不届き者
対戦中に神いじりを繰り返す真経津さんに、天堂さんは何度も何度もキレていた。自力で地獄に堕とさないと気が済まない勢いだ。ほどほどにしてあげて欲しくなる。真経津さんにとっての天堂さんは強い陰キャ
常人離れした観察眼とギャンブルの強さは認めており、勝つにしても無傷では勝てない相手だと認識しているが、それと同時に彼の負のオーラを早い段階から感じ取り、挑発しては怒らせていた。もし出会いが賭場でなかったとしても、速攻でキレさせて反応を楽しんでいただろう。
真経津晨(まふつ しん)vs天堂弓彦(てんどう ゆみひこ)のブルー・テンパランス対決はコミックス8巻第70話~9巻第83話だ。
ゲームの決着がつくのはコミックス9巻の82話よ
勝者を称えるまとめの回は次の83話ね