我牙丸吟は第1話の表紙からずっといる和歌山の野生児

我牙丸は記念すべき「ブルーロック」連載第1回のカラーページからずっと登場し続けている、基本無表情な野生児だ。髪は伸ばしっぱなしでご飯は箸を使わず素手で食べ、サッカーボールへも積極的に頭突きしていく。
全ての行動に獣みがあるところが我牙丸の魅力なのだ。
そんな彼は「世界一のストライカーになる才能の原石」として選ばれたにも関わらず、もはや「世界一のゴールキーパーになる才能」を開花させつつある。
▲ 目次に戻るこれが我牙丸吟(ががまる ぎん)のプロフィールだ!

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 我牙丸 吟(ががまる ぎん) |
アニメ声優 | 仲村宗悟 |
出身地 | 和歌山 |
誕生日 | 1月2日 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 191cm |
血液型 | O型 |
一次セレクション結果 | 突破(269位) |
二次セレクション結果 | 突破(88位) |
三次セレクション結果 | 青い監獄11傑入り |
新英雄大戦 | ドイツチーム |
我牙丸は入寮テストの頃から主人公の潔世一と同室だったため、第1話からずっと出番があり、試合での活躍も多く描かれている。
我牙丸の詳しいプロフィールは「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE」で見ることができるので、我牙丸が気になる方はキャラクターブックを購入しよう。
プロフィールからは自然と漫画が大好きなことが窺える。街での生活や文明的なアイテムは苦手だが、漫画は例外のようだ。
ちなみに我牙丸はチームZメンバーの中で唯一190cm超えの高身長なのだが「デカい」とは誰にも言われていない。猫背なせいだろうか。
▲ 目次に戻る我牙丸は入寮テストを296位で開始!
「強化指定選手」として全国から集められた300人のストライカーを12人×25チームに分け、各チームから1人の脱落者を決めるのが「入寮テスト」だ。
我牙丸の初期順位は296位。同じチーム内では下から5番目。やや低めのスタートだった。
我牙丸は2試合目で1ゴールを決め、チーム内順位上昇でクリア!

一次セレクションの第一試合での我牙丸は正直空気だった。大きな声で強く主張するタイプではないので、我が強くて声も大きなメンバーに埋もれてしまったのだ。
つづく2戦目。各々が10分間の攻めタイムを得られるという「次俺9(ナイン)作戦」により10分のチャンスを得た我牙丸が、潔がふかしたシュートを強引にねじ込み1点奪取!我牙丸がストライカーとして輝いた最高の瞬間はここだ。
その後は点を取れなかったが、最後まで頭突きでゴールへ挑む姿は立派なストライカーだった。
▲ 目次に戻る我牙丸は二次セレクションを6thクリアチームで通過

雷市、鰐間のお兄、田中、志熊とともに、全7チーム中6番目に二次セレクションを通過した。
雷市と共に鰐間のお兄に誘われてチームを結成したあと、かなり順調に勝ち進んできたようだ。このメンバーならきっと、我牙丸も一次セレクション以上にゴールを決められたのではないだろうか。
▲ 目次に戻る三次セレクション適性試験(トライアウト)ではCチームに参加
12巻第97話から始まった、三次セレクション最終課題である「適性試験(トライアウト)」。これは3週間後に迫った「ブルーロックvsU-20日本代表壮行試合」のレギュラー11人&ベンチ入りメンバー12人を決める戦いだ。
この適性試験で我牙丸はCチームに参加。
二次セレクション2ndステージで、「凪とか潔なら組んでみたいよなぁ」と言っていたので、凪のいるチームを選んだのかもしれない。
この試合で我牙丸は、抜群の身体のバネとボールへの超反応を見せ、士道に「かっけ(=恰好いい)」と称賛されている。
しかしこの我牙丸の能力が、我牙丸を守護神の道へと進ませることになるのだ。
U-20日本代表との壮行試合で我牙丸はついに守護神へ!
適性試験で見せたボールへの超反応と身体のバネは、なんとGK適正数値として断トツTOPな能力だった!…ということでここから我牙丸はゴールキーパーへの転向を果たす。
本人まったく遺憾な様子はなく嬉しそうだったので、生き残ってサッカーさえできれば満足なのかもしれない。そしてもちろん、本番でスーパーセーブを連発した。
新英雄大戦での我牙丸はドイツチームを選択!ノエル・ノアにもGK適性を見出される
新英雄大戦での我牙丸はドイツチームを選択。
このチームは主人公・潔世一を始めとする「元チームZ」メンバーが5人も所属している上、U-20日本代表との壮行試合でベンチ入りしたメンバーが3人も所属しているという非常に層の厚い構成だ。
そんな中で我牙丸は、2試合目からゴールキーパーに大抜擢!「身体能力データが示すGK適性が尋常じゃなく高い」とノエル・ノアに指摘され、ついに国際的に認められる「日本の守護神」への道を完全に歩み出した。
ストライカー戦線は離脱してしまったが、もはや新生U-20日本代表としての生き残りは確実だ。
▲ 目次に戻る「エピソード凪」での我牙丸は3巻第9話から登場

エピ凪での我牙丸は序盤のシーンには出てこない。登場するのは一次セレクション最終戦「チームVvsチームZ」の決戦前夜からだ。漫画でも映画でも同じ場所から登場していて、特に我牙丸に関するエピ凪ならではのオリジナルシーンはない。ちょっと寂しい。
▲ 目次に戻るTVアニメ「ブルーロック」の一期でもエピソード1からしっかり登場

TVアニメ一期でも、原作漫画と同様にエピソード1から登場する。いきなり何となく不気味な雰囲気を漂わせ、大きな黒目でじっとこちらを見据えてくる。
未知の相手を警戒する野生の獣のようだ。
一次セレクションで同じチームの成早と友情を結んだが、その後は特別な相手はいない

一次セレクションで同じチームになった成早朝日とは特別な親近感を感じていたらしく、いつか狩りたてのイノシシシチューを作る約束までしていた。
だが、成早は二次セレクションで敗退してしまう。その後は生き残りメンバーたちと仲良く馴染んでいるようだが、特定の相棒などは作っていない様子だ。
我牙丸のスーパーセーブ
絵心甚八から「突発的なボール反応と全身のバネ 身体能力のGK適性数値でトップを叩き出した お前がこのチームの守護神だ」と言われ、ノエル・ノアからは「身体能力データが示すGK適性が尋常じゃなく高い」と言われてドイツのNo.1チーム「バスタード・ミュンヘン」の正ゴールキーパー、バッハマンから無自覚にポジションを奪い取った男、それが我牙丸だ。
以降、彼は出る試合全てでスーパーセーブを見せている。
試合 | セーブ数 | 詳細 |
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一次セレクションvsチームV | 1セーブ | 凪のシュートをギリギリ阻止! |
vsU-20壮行試合 | 5セーブ | 前半に閃堂と超、後半に士道の攻撃×3を防いでいる。完全に守護神だ |
新英雄大戦vsイングランド | 1セーブ+1 | 前半に玲王のシュートをばっちり止め、その後は潔の指示により、2人がかりでクリス・プリンスのナックルシュートを防ぎ切った |
新英雄大戦vsイタリア | 2セーブ | 馬狼のスーパーショットを我牙丸がスーパーキャッチ!さらに國神が止めた馬狼のシュートのこぼれ球を逃さずキャッチ! |
我牙丸吟はゴールキーパーとして才能の花を咲かせる野生のフットボーラー

我牙丸吟は入寮テストから登場し、三次セレクション終了後はどんどんゴールキーパーとしての才能を開花させていく特殊なキャラクターだ。
「世界一のストライカーを決める戦い」からは強制的に離脱させられてしまったものの、絵心&ノアという世界的な才能を持った大人たちから見出された「ゴール前の守護神」という唯一無二のポジションで、これからも活躍が約束されている。今後も安心して見守っていきたい。
しかし、元々ストライカー適性を買って招集した選手たちのなかに、これほどまでにゴールキーパー適正を持った存在が混じってきたのは、絵心甚八にとっても嬉しい誤算だったのではないだろうか。
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