新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)の年俸入札0円脱落組……

年俸入札0円脱落組
新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)の年俸入札0円脱落組

【0円フィニッシュ】

新英雄大戦に参加した才能の原石共で、入札0件メンバーは46人中9人

新生青い監獄・46 二次選考生き残り35 敗者復活勝者1 U20日本代表10

新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグには青い監獄ブルーロックの生き残りメンバー36人+元U-20日本代表のレギュラーメンバー10人が参加していたが、最終的に約20%の9名が1度も試合に出られないままプロサッカー人生を終えることとなった。
この記事ではその悲しみの9名の過去の活躍シーンや思い出を1人ずつ紹介していく。

【まずはリスト】

これが新英雄大戦0円フィニッシュメンバーだ…

所属チーム キャラ名
音留徹平 バスタード・ミュンヘン 音留 徹平ねる てっぺい
皿斑海琉 マンシャイン・C 皿斑海琉さらまだら かいる
劈大河 マンシャイン・C 劈大河つんざき たいが
曽倉哲 FCバルチャ 曽倉 哲そくら てつ
石狩幸雄 ユーヴァース 石狩 幸雄いしかり ゆきお
田中信玄 ユーヴァース 田中 信玄たなか しんげん
志熊恭平 ユーヴァース 志熊 恭平しぐま きょうへい
柚春彦 P.X.G. 柚 春彦ゆず はるひこ
猿堂寺暁 P.X.G. 猿堂寺 暁えんどうじ あきら

【各自の思い出】

新英雄大戦で散る彼らの過去の活躍や思い出はこちら…

No.1

音留徹平

バスタード・ミュンヘン

音留 徹平

もはや屍…

バスタード・ミュンヘンは潔が皆の潜在能力を引き出した影響で、異例の突破率を誇っている。……その結果、脱落したのはイガグリと音留だけだ。さらに言うとイガグリには年俸入札が入っている。
つまり音留は指導者マスターノエル・ノアから「イガグリ以下」、「選手として価値なし」の烙印を押されてしまったことになる。ついでに言うと、元U-20日本代表メンバーの中で入札0件だったのは音留のみだ。
数か月前まではU-20日本代表のレギュラーメンバーとしてブイブイ言わせていたというのに……。悪夢の転落人生すぎる。

No.2

サーファーとして波に乗ってここまで来たというのに、まさか新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグでは海に入るフィールドに立つことも許されず、ベンチという名の陸でスタンバイしたまま終わりを迎えることになるなんて……。
3次選考の適性試験では自信に満ち溢れた発言をしていた皿斑……。「湘南のプレデター」の異名を持つ有名選手でもあった皿斑……。そんな彼の、あまりにもあっけない幕切れだ。
これからはサーフィン一筋で、真のサーファーとして生きていくのだろうか。

No.3

劈大河

マンシャイン・C

劈大河

筋肉はあったのに…

マンシャイン・Cは筋肉と機能的肉体美に究極までこだわる指導者マスター、クリス・プリンスが率いるチームだ。そのため、屈強な体躯を持つ劈は評価してもらえるのでは…と思ったのだがダメだった。
初登場に見た、あの「恐れるものなど何もない!!!」という様子の表情も、試合が消化されるにつれて徐々に曇っていったのだろうか。自らガンガンアピールしていきそうな雰囲気のキャラだったのに、それでも使ってもらえなかったのかな……と切ない気持ちになる。

No.4

曽倉哲

FCバルチャ

曽倉 哲

活躍はエピ凪で…

影も色素も薄いソクラテス……曽倉哲くんのサッカー人生は新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグで終わりを迎えてしまった。バルチャで唯一のノーチャンス終了だ。漫画内に彼のサッカーシーンは1シーンもなく……と思いきや、実はエピ凪の方では彼が喋って動いて試合に出ているシーンがある。その様子は「ブルーロック-EPISODE 凪-」最終8巻に収録されているので、曽倉くんの喋り方が知りたい、活躍が見たい!という方はエピ凪を読もう。
しかしもう少しエピ凪での活躍が早ければ、1試合くらいは出場できて、入札を1件もらえていたかもしれない。

No.5

石狩幸雄

ユーヴァース

石狩 幸雄

U-20戦でベンチ入りしたのに

「高校No.1高身長!」と、青い監獄ブルーロック入寮初日から持て囃され、3次選考の適性試験でもそこそこ活躍し、vsU20日本代表戦でもベンチメンバーに選ばれたというのに、新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグでは何1つ出番がないまま入札0件で終了してしまった。あまりにも「上げて下げて」が酷すぎる石狩。今後はバスケの世界で輝いてほしい。
しかし、入寮時に高3だった石狩は、退寮時にはもう卒業していることになる。受験や就活に費やす時間はなかったわけだが、果たして……

No.6

田中信玄

ユーヴァース

田中 信玄

おまけ漫画では…

12巻のおまけ漫画で取り上げられ、なんとなくの性格が判明した田中信玄。彼の2次セレクションの通過順位は5位だった。125人中5位というのはとても高い順位だ。よりもよりも高い。……にも関わらず、彼は試合での活躍ゼロで散った。
一応3次セレクションのトライアウトで試合描写はあったものの、ボールに触るチャンスはなかった。そして新英雄大戦ではまったく何の見せ場もないまま終わった。
なんというか、期待感だけ煽るだけ煽っておいてただのモブだったという、どうにもやりきれないキャラだ。さよなら……

No.7

志熊恭平

ユーヴァース

志熊 恭平

3次選考の出番が最後…

12巻のおまけ漫画で千切と会話し、その流れで3次セレクションの適性試験に出場した志熊恭平は、エピ凪では入寮時に玲王から「鹿児島の巨神兵志熊もいる!」と注目されていた。つまり全国的に有名なストライカーだったのだ。……が、フタを開ければ0円フィニッシュ。
12巻では「怪しい人とは喋っちゃダメ」などと千切を拒否していたが、少なくとも青い監獄ブルーロック内の生き残りの中には怪しい人などいないのだから、もっと積極的にアピールすべきだったのかもしれない。

No.8

柚春彦

P.X.G.

柚 春彦

努力は見られたのに…

柚春彦は2次セレクションを烏旅人と同じ3rd CLEAR TEAMでクリアして初登場した。烏に選ばれたからには「非凡」な何かを持っていたのだろう。だというのに登場以来1度も何も目立つことなく、ひっそりと消えることになった。
3次セレクション適性試験では2次で一緒だった烏&乙夜のチームを選んで連携を有利にしようとしていたし、新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグの最終試合では指導者マスターロキの真横に座るという静かなアピールもしていたのに……。切ない。

No.9

猿堂寺暁

P.X.G.

猿堂寺 暁

適性試験が花…

3次セレクションの適性試験最終試合に出場し、試合後に士道龍聖が「対暴動用電気ショック」を使われたことに怯えていたのが猿堂寺の最初で最後のセリフとなった。そして新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグの最終試合では、控えベンチで柚春彦の隣に座って燃え尽きていた。
初登場時の表情は傲慢そうに見えるくらい自信に満ち溢れ、瞳が爛々と輝いていたのに。その後の登場シーンはどちらも意気消沈した姿だったというのは、彼の外見と中身のギャップを感じさせる良いシーンだったのではないか。もっと深掘りされれば大きな魅力があったのではないか。……などと考えても、もう遅いのだ。

【まとめ】

新英雄大戦を入札0件で終えた彼らに、プロサッカー選手としての人生はもうない。しかし…

彼らの人生はこれからだ!
彼らの人生はこれからだ!

新英雄大戦ネオ・エゴイストリーグはBLTV(ブルーロック・ティービー)という世界的な動画配信コンテンツで入札年俸が世界公開されていた。そして入札していたのは全世界のサッカーチームオーナーだ。
……と、いうことは。ここで試合に出られず誰からも入札されなかった時点で、プロサッカー選手になる道は99.99%閉ざされたことになる。残酷な結果だ。

とはいえ、大学でサッカーを続けてJリーグチームへの入団を目指したり、社会人サッカーチームに所属したりを禁止されたわけではないので、青い監獄ブルーロック退寮後のサッカー人生を完全に閉ざされた訳ではないかもしれない。日本代表として世界で活躍するチャンスは、もうないけれど……。彼らの人生はこれからだ!