この記事を読めばイガグリの生き残りの謎が解けるかもしれません
更新: / 初版作成:2025年8月1日

・イガグリのプロフィールは?
・イガグリは1stステージをどうクリアした?
五十嵐栗夢は第1話の表紙からずっといる、マリーシア(ずる賢さ)が武器の諦めない坊主
第1話から生き残り続ける坊主頭のストライカー

五十嵐栗夢、通称イガグリは記念すべき「ブルーロック」連載第1回のカラーページからずっと登場し続けている坊主頭の寺の跡継ぎだ。
最初から最新話までずっと「なぜ青い監獄にいるのか分からないほど能力の低い最下位の小者」として扱われてきたイガグリが、どのように生き残ってきたかを見ていきたい。
▲ 目次に戻るこれが五十嵐栗夢(いがらし ぐりむ)のプロフィールだ!
五十嵐栗夢の基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 五十嵐 栗夢(いがらし ぐりむ) |
アニメ声優 | 市川蒼 |
出身地 | 愛知 |
誕生日 | 7月6日 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 172cm |
血液型 | B型 |
一次セレクション結果 | 突破(275位) |
二次セレクション結果 | 突破(108位) |
三次セレクション結果 | 青い監獄選抜ベンチ入り |
新英雄大戦 | イングランドチーム |
イガグリは入寮テストの頃から主人公の潔世一と同室だったため、第1話からずっと出番があり、特に一次セレクションで活躍している。
イガグリの詳しいプロフィールは「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE Vol.1」で見ることができるので、イガグリの人となりが気になる方はキャラクターブックを購入しよう。
プロフィールからはかなり強めの自己肯定感と本田翼への熱量、そしてとにかく寺を継ぎたくないという固い意志が伝わってくる。
それにしても、絶対に150cm~160cm台に見えているイガグリも、実は170cmを越えている。青い監獄のメンバーは、大体見た目の印象より10cmくらい背が高いのだ。さすが全国から集められた精鋭だけあって体格が良い。
▲ 目次に戻る五十嵐栗夢は入寮テストを300位で開始!
入寮テストでの卑怯な戦術
「強化指定選手」として全国から集められた300人のストライカーを12人×25チームに分け、各チームから1人の脱落者を決めるのが「入寮テスト」だ。
300位…ということは最下位である。
なお入寮テストでのイガグリは、蜂楽を諭している最中だった國神の顔面を狙ってボールを当てたり、潔を羽交い絞めにして囮にしたりと卑怯な行動ばかりを繰り返していた。
このなりふり構わず生き残ろうとするハングリーさが、青い監獄に召集される決め手になったのかもしれない。
▲ 目次に戻るイガグリの一次セレクション突破順位は275位!
顔面ブロックで見せた根性
一次セレクション第一試合は5チーム総当たりで各チーム4試合戦うことになるのだが、入寮テスト終了時に各棟5人✕全5棟=25人が脱落しているので、275位はまたしても最下位の順位だ。
そして一度も得点に絡むことなく一次セレクションを終えた。最大の見せ場は最終試合であるvsチームVでの顔面ブロック。身体を張って根性を見せたファインプレーだ。
▲ 目次に戻るイガグリは士道と組んで最終チームとしてクリア
二次セレクションの謎のクリア
二次セレクションの1stステージに挑んだのは125名。その中でイガグリは108位。士道は111位でクリアしている。…ということは1stステージはほぼ全員がクリアできたのだろう。
しかし人間相手ではなく左右にスライドする人工物が相手の1stステージではイガグリのマリーシア(相手のミスを誘う能力)は全く活かせない。シュート技術のないイガグリがどうやってブルーロックマンから100ゴールも決められたのかは「ブルーロック」界の最大の謎と言っても過言ではない。
しかし、だからこそその謎を解くべく考察してみた。
▲ 目次に戻るイガグリが1stステージで、カメラの死角を研究していた可能性!
マリーシアの本質を活かした戦略
入寮テスト時から既に狡賢い行動をしていたイガグリだが、初マリーシアを発動するのは二次セレクションの2on2だ。そして彼のマリーシアは「青い監獄のフィールドカメラの死角を狙ってファウルをとる」というものである。
……ということは、イガグリは1stステージでカメラの位置や角度を研究していた可能性が高いのではないだろうか。
自分以外誰もいない空間で90分。検証の時間は充分だ。
カメラの死角からならば、ボールを手で投げることも2、3個貯めておいたボールを同時に蹴ってAIを惑わせることも何でもできる。
そしてきっと、絵心甚八だけが「イガグリがゴールを決める時の映像の不自然さ」に気付くだろう。そしてこう思うのだ「これはこれで独創的かつ再現性の高いクリア方法だ」…と。
そうすると後々イガグリがU-20日本代表との戦いでベンチ入りできたのかも説明がついてくる。あまりの独自性の高さゆえのダークホースだったのだ!
▲ 目次に戻る三次セレクション世界選抜戦では士道が1点決めたが1-5で敗北
世界との圧倒的な差
三次セレクション「世界選抜戦」は、既に各国代表として世界で活躍中の超有名プロサッカー選手たちと5vs5で戦う「負け確定ゲーム」だ。世界を知らない高校生な青い監獄メンバーたちはまだ、既に大人として世界で戦うトッププロ集団には到底届くレベルではない。
しかし、イガグリと同じチームにいた士道は1点取ることに成功している。
▲ 目次に戻る三次セレクション適性試験(トライアウト)での士道のいるAチームに参加
士道との長い付き合い
12巻第97話から始まった、三次セレクション最終課題である「適性試験(トライアウト)」。これは3週間後に迫った「ブルーロックvsU-20日本代表壮行試合」のレギュラー11人&ベンチ入りメンバー12人を決める戦いだ。
この適性試験でイガグリは士道のいるAチームを選択した。
二次セレクションで最初から最後まで何日も士道と行動を共にしていたからだろう。散々暴力や奇行に苦労してきたとは思うが、そのまま強者に付き従うことにしたようだ。
そして第2試合に参加し、凛からパスを貰ってボールに触れている。…しかし、凛ならイガグリを使わずとも田中信玄や玲王を抜くくらい簡単だった気がするので、ここで素直にパスを出したのはちょっと謎だ。おまけにイガグリは玲王に阻まれて立ち止まった上、凛ではなく士道にボールを渡してしまった。
▲ 目次に戻るU-20日本代表との壮行試合でイガグリまさかのベンチ入り
唯一無二のマリーシアが評価された?
明らかに生き残り35人の中で最も能力が低そうなイガグリがベンチ入りメンバーに選ばれている。その理由の考察としては、「1stステージ考察」で書いた、唯一無二のマリーシアという「もしものときの飛び道具」としての備え。
そしてもう1つは二次セレクションで最も長く士道と行動を共にしていたイガグリなら、士道攻略のための何らかの情報が手に入るかも…という情報屋としての価値を絵心さんに見出されたから……かもしれない。
▲ 目次に戻る壮行試合のあと、久々に外界へ出たイガグリは蜂楽に遊びに誘われるも寺の手伝いで外出NG
実家の呪縛
壮行試合が終わったあと、入寮以来初めて青い監獄から解放された才能の原石たち。何人かで誘い合って渋谷で集まることになったのだが、イガグリはせっかく蜂楽に誘ってもらえたというのに実家の寺の手伝いを拒否しきれず、遊びに来ることはできなかった。
▲ 目次に戻る新英雄大戦ではドイツチームに参加。またしても潔と同チーム
完全数値主義のノエル・ノア
「日本人向きな気がするし!」という理由でドイツを選んだイガグリ。今回も潔と同じチームだ。しかしドイツの指導者ノエル・ノアは完全数値主義。「身体能力の数値のみでレギュラーを決める」というのを絶対の掟としていた。
ドイツでも身体能力最下位のイガグリは今度こそ出番がないまま脱落せざるを得ない……筈だったのだが、第3試合辺りからその主義が揺らぎ始めたと思ったら、最終試合でまさかのマリーシア大爆発が起こっている。
イガグリにはどんな奇跡も起こせる神が付いているのだ。
▲ 目次に戻るイガグリの神は「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE Vol.1」で知れる
作品に必要な存在
「ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE Vol.1」の「金城先生&ノ村先生インタビュー」にて、「イガグリは読み手を普通の人間に引き戻してくれる存在なんですよ。」「イガグリは超重要なキャラですよね。」という内容がある。
イガグリは作品として必要な存在なので、これまで絶対に脱落しなかったのだ。
▲ 目次に戻る新英雄大戦の生き残りギリギリラインには現在8人がひしめき合って残り4席を奪い合っている
脱落か生き残りか
最終戦前の順位 | 名前 | 入札額 |
---|---|---|
19 | 不角源 ※確定枠! | 2,800万円 |
20 | 時光青志 | 2,300万円 |
20 | 剣斬鉄 | 2,300万円 |
22 | 氷織羊 | 2,000万円 |
23 | 雷市陣吾 | 1,800万円 |
24 | 七星虹郎 | 1,600万円 |
35 | 西岡初 | 300万 |
- | 清羅刃 | 0円 |
- | 五十嵐栗夢(イガグリ) | 0円 |
不角源は元U-20日本代表の正ゴールキーパーだった選手だ。今後の新生U-20日本代表では我牙丸吟が守護神になりそうだが、不角はキーパーの交代枠として必要な存在であり、現状は生き残り確定枠だ。
そして、不角の下に並んでいる8人のメンバーのうち、生き残れるのは4人だけ!
今のところ生き残り圏外だが、奇跡の大ジャンプアップを起こす可能性のあるメッシ西岡と清羅刃。
人気的にもスキル的にも落ちてほしくない氷織、雷市、斬鉄、七星、時光……。それだけでも既に7人なのに、その中からさらに1人を蹴落としてイガグリが超ジャンプアップする可能性はまだある。
もしかしたらゴールキーパー枠の不角がまさかの脱落をして、時光が第2ゴールキーパーとして生き残る道もあるかもしれないが、それでも枠が足りない。
新英雄大戦の最終結果は2024年の年末までには決まりそうだが、ドキドキしながら続きを待つしかない。
▲ 目次に戻る五十嵐栗夢は二次セレクションでマリーシアを極め、「諦めない心」を武器に生き残る坊主
まとめ

入寮テストからずる賢さ全開で生き残り続け、新英雄大戦でもまさかのマリーシアで年俸入札をゲットしようとしている坊主、イガグリ。
「再現性」と「独自性」があるという意味ではマリーシアも立派な武器だ。新生U-20日本代表23人の枠に入れるかはまだ結果が出ていないが、入札さえ獲得すればプロサッカー選手として生きる道が開かれる。少なくとも高校卒業と同時に寺を継ぐ道は回避できそうだ。
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