【地獄楽】秒で退場。人喰い花魁あか絹の担当浅ェ門と行方まとめ

更新: by イラレブック
この記事でわかること
- あか絹はどこに出てるの?
- あか絹はどうなった?
この記事を読めばあか絹のすべてが分かります。
【あかぎぬ】
あか絹は活躍しそうに見えてたのに気付いたら消えていた花魁

地獄楽は10名の死罪人が、監視役であり処刑人である山田浅ェ門とペアを組んで神仙郷に渡り、不老不死の妙薬を探しにいく物語だ。ここに死罪人の1人として登場するのがあか絹である。しかし、彼女は気付けば消えていた。
華やかな見た目で物語をかき回してくれそうな期待感があったのだが……、いつどこに行ったのだろうか?
【プロフィール】

これがあか絹のプロフィールだ!
まさかの17歳!現代でいったらまだ未成年である。
通り名の「人喰い」は、文字通り人間を食べていたことからついた名称だ。自分に夢中になった男を操り、殺して食べ続けていたというのだから怖い。短い生涯のうちに、一体どれほどの人数を食べてきたのだろうか。
【あか絹の罪】
あか絹の罪状は殺人(男性のみ)など多数
男性のみを殺していたのは、あか絹の恋愛対象が男性オンリーだったからで、「~など多数」の部分は詐欺や死体損壊、それに殺した相手の金銭を着服していたものと思われる。一般的な倫理観はゼロに等しそうだ。
なお「あか絹が遺体を食べてしまうゆえに被害者数は不明」とのことなので、人体の大部分を胃に入れてしまったと思われる。しかしJames Coleさんという学者の論文によれば成人男性1人分の人体の総カロリーは約14万4000kcalだという。
それだと1日2,000kcal分ずつ食べても72日持つし、その間に腐ってしまうと思うので、血はそんなに飲まずに流したり、骨は砕いて飼料にしたりなど、食べる以外の処理もしていたかもしれない。
【担当浅ェ門】
あか絹の担当は士遠。しかし会話ゼロで上陸直後にバイバイ
士遠の担当浅ェ門は、序列4位でみんなのセンセイ士遠だ。だが本編内では一切会話シーンがない。……というかあか絹にはセリフもない。しかしキスシーンはある。言葉を要しないコミュニケーションだ。
なおペアを組んだ理由は、担当者不在だった浅ェ門4人による狐拳(じゃんけんと同じルールの3すくみゲーム)で、自分以外の3人は全員が女好きであか絹に篭絡されそうだと危惧した士遠が、チート能力(誰がどんな手を出すかが気の流れで先読みできる)を使ってそれを回避したからだ。このエピソードは単行本5巻の巻末おまけ漫画に収録されている。
【あか絹の能力】
あか絹は優れた人心掌握術と類まれな色気と優れたプロポーションが武器
あか絹は人心掌握術を駆使してターゲットの懐に入り込み、相手を意のままに操ることができる。この能力は対象を殺して食べる以外のときにも役に立っている。どんなにピンチな状況でも、自分を守ってくれそうな人間を瞬時に選別し、その人間に言い寄って自分を守らせることができるのだ。
それも士遠には通用しなかったわけだが……
【どこいった?】
あか絹は上陸直後に士遠に色仕掛けを実践し、罰として処刑された
あか絹は神仙郷に上陸した直後に士遠に背後から迫り、強引にキスをしながら押し倒した…までは良かったのだが、まったくなびかなかった士遠にすぐさま首を斬られてリタイアした。
迫るにあたって勝手に手縄を外していたし(規則違反)、監視役を体で買収しようとするのもNG行為だ。ゆえに処されたというわけである。
ちなみに、あか絹が神仙郷行きの船に乗ってから、上陸して士遠に襲い掛かる直前までのエピソードは、公式設定資料集である「地獄楽 解体新書」に詳しく載っている。本編ではひと言もセリフがなかったあか絹がめいっぱい喋って動いているので、あか絹が気になっている方は「解体新書」で大満足できる筈だ。ぜひ買って読んでいただきたい。
【登場シーン】
あか絹の登場シーンを一覧にした
あか絹は登場した途端にリタイアしたため本当に出番が少ないしセリフもない。意識して探さなければ見落としてしまうだろう。そして「…あれ?そういえばあか絹って上陸してたっけ?」となる。
あか絹を見逃していた方は下記の表を元に見返してみていただきたい。
1巻第2話 | 神仙郷行き候補の死罪人が一堂に集められた砂浜に座っている。あか絹の登場シーンだ |
1巻第2話 | 上陸組として生き残った死罪人の1人として紹介されている |
1巻第4話 | 士遠を襲うシーンが4コマ、返り討ちに遭ったシーンが1コマある。あか絹最大にして最後の見せ場だ。もう出ない |
5巻番外編 | 担当死罪人を決める狐拳エピソードに、死罪人の中ではあか絹が唯一、その中の回想シーンに登場している |
TVアニメ第2話 | 上陸組として生き残った死罪人の1人になって名を呼ばれている |
TVアニメ第3話 | 士遠を襲うシーンと返り討ちに遭うシーン。どちらもほぼ一瞬で終わった |
【まとめ】
あか絹は死罪人の中で2番目に出番が少ないカニバリズム花魁

華やかな見た目+「花魁」という妖しい職業で、読者を魅了する要素満載だったあか絹だが、フタを開ければセリフなし早期退場という予想外の結末を迎えてしまった。おそらくTVアニメ二期には一切出番がない。万が一、二期におまけアニメなどつけば話は別だが、可能性はゼロに近いだろう。
とはいえ士遠の唇を奪ったという罪深いインパクトを与えたあか絹のこと、忘れずにいたい。