【地獄楽】いつ消えた?法琉坊の担当浅ェ門とその行方を探る。

更新: by イラレブック
この記事でわかること
- 法流坊はどこに出てるの?
- 法流坊はどうなった?
この記事を読めば法流坊のすべてが分かります。
【ほうるぼう】
法流坊は気付いたら居なかった殺人坊主

地獄楽は10名の死罪人が、監視役であり処刑人である山田浅ェ門とペアを組んで神仙郷に渡り、不老不死の妙薬を探しにいく物語だ。ここに死罪人の1人として登場するのが法流坊である。しかし、彼は気付けば消えていた。
何をして、どこに行ったのだろうか?
【プロフィール】
これが法流坊のプロフィールだ!
影は薄いがちゃんとプロフィールがある。とはいえ年齢は公式資料でも「不明」となっている。老人に見えるが年齢不詳だ。
そして通り名の「殺し念仏」という名称どおり、どうやら多くの人間を殺めているらしい。そんな彼の罪状を見てみよう。
【法流坊の罪】
法流坊の罪状は多くの強盗、強姦、殺人
法流坊は見た目は僧侶なのだが、実際には人を救うどころか真逆の行いをしていたようだ。強盗に殺人……。そしてまさかの強姦まで犯している。正直「えっ!?この老体で!?」と思ってしまうが、もっと活躍していたらそういうギラギラした部分が見えてきていたのだろうか。
なお他の9人の死罪人は、罪を犯した理由や背景が明確になっている。罪状に対して理由が語られていないのは実は法流坊だけなのだ。謎深い坊主である。
【担当浅ェ門】
法流坊の担当は十禾。しかし会話ゼロで上陸前にバイバイ
法流坊の担当浅ェ門は、序列3位かつ山田家の影の最強剣士である十禾だ。だが会話をしているシーンは一切ないし、TVアニメにいたっては同じシーン内に一緒に映ることすらなかった。ペアを組んだ理由は担当者不在だった浅ェ門4人による狐拳(じゃんけんと同じルールの3すくみゲーム)で負けて押し付けられたからだ。このエピソードは単行本5巻の巻末おまけ漫画に収録されている。
【法流坊の能力】
法流坊は手足が伸びる!長い手足で人を絞め殺すぞ!
法流坊の武器は自在に伸びて軟体動物のように動く手足だ。関節を外しているにしても長すぎる腕と脚を、振り回したり巻きつけたりして、敵をなぎ倒したり絞め殺したりする。
おそらく普段は小さいおじいちゃんと見せかけて相手を油断させ、突然の長いリーチで不意打ちを仕掛けていたのではないだろうか。旅の老僧侶と見せかけて罪なき人を襲うとは、悪い坊主である。
【どこいった?】
法流坊は上陸前に亜左弔兵衛を襲い、返り討ちにあってリタイア
法流坊は随分と好戦的な坊主だったらしく、神仙郷への上陸組が送迎用の大船から小舟に乗り換えた直後に、死罪人の1人である亜左弔兵衛に背後から奇襲をかけている。
そして返り討ちに遭って殺され、さっさと十禾に首を持ち帰られて出番を終えた。原作漫画では早くも1巻で、TVアニメではエピソード2で登場し3で退場というハイスピードリタイアだ。
とはいえ、単行本4巻の第36話に退場時の回想シーンが少し出てくるので、もしかしたらTVアニメ二期にも少しだけ姿を現すかもしれない。既にこと切れた状態ではあるが……
【登場シーン】
法流坊の登場シーンを一覧にした
法流坊は登場した途端にリタイアしたため本当に出番が少ないしセリフもない。意識して探さなければ見落としてしまうだろう。というか、存在すら気付かないまま物語が流れていってしまう。
法流坊を見逃していた方は下記の表を元に見返してみていただきたい。
【まとめ】
法流坊は死罪人の中で最も影が薄い謎の殺人坊主

おとなしそうな見た目ながら、殺人、強盗、強姦と、悪い事なら何でもやる!といった感じの好戦的な坊主、法流坊。手足が伸びるという謎の能力を駆使してライバルたちを殺そうと目論んでいたようだが、1人目のターゲットに亜左弔兵衛を選んだ結果、早々に返り討ちされてさよならしてしまった。原作漫画でもTVアニメでも、わずかに2話だけ登場して去るという出番の少なさだ。
だが、彼の担当浅ェ門だった十禾はTVアニメ二期の重要人物なので、もしかしたら二期でも回想シーンに法流坊が登場する可能性がある。法流坊との再会?に期待しよう。
【おまけ】
法流坊の活躍をもっと見たければ「解体新書」を読もう!

実は法流坊は本編よりも公式設定資料集である「解体新書」の方が出番が多い。
十禾の描いた法流坊調書(法流坊解剖図)や法流坊のプロフィール、出張読み切り漫画など、本編では見られなかった法流坊の魅力がたくさん詰まっているので法流坊ファンは解体新書を買おう!