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| 「マチネとソワレ」目次 ↑ ↓ | |
|---|---|
 | はじめに |
 | マチネとソワレとは |
 | あらすじ |
 | 登場人物一覧 |
 | マチネ？ソワレ？ |
| 2巻以降の展開は？ |
| まとめ |
| 作品基本情報 |
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演劇がテーマのレジェンド漫画といえば「ガラスの仮面」だが…
少女、少年、青年漫画……。演劇をテーマにした漫画は昔から読み手の世代を問わず数多く存在する。それらの作品は主軸となるストーリーもさることながら、作中でキャラたちが役を演じる「作中劇（劇中劇）」もまた熱く、読み手を飽くなき空想の世界へと誘ってくれる。
今回はそんな演劇漫画の中から、現在連載中のおすすめ漫画「マチネとソワレ」を紹介していく。
たまり！マチネとソワレを読んでくれ！
お前はいつも唐突すぎんだよ。…ん？漫画か？
そうだ！1巻だけでも読んでほしいからプレゼンさせてくれ！
ド根性の弟が天才兄貴に挑む、世界線を超えた演劇バトル漫画！
連載開始はゲッサン（月刊少年サンデー）の2016年12月号からで、2023年11月10日（金）発売の2023年12月号で連載7周年を迎える。
連載7年目か。人気の長期連載ってことだな
その通りだ！
天才過ぎる兄を持ったがゆえに誰にも認められずに過ごしてきた弟が、それでも諦めないで世界一の役者を目指し、数多の役者と舞台上で競い合うドラマチック演劇バトルストーリー。それが「マチネとソワレ」だ。
熱いんだ！
熱そうなのは分かった。しかし「世界線を超えた」って何だよ
そこは今からあらすじで語らせてくれ！
偉大な兄への特大コンプレックスと承認欲求は次元を超えて……
どこに居ても優秀な兄と比べられ、実の両親からも関心を向けられずに育った青年・三ツ谷誠（みつや まこと）は、ある日度重なる屈辱に我を忘れ、発作的にタクシーを拾って飛び乗った。
車中でも気持ちの整理がつかず、とめどなく溢れる涙を止められない誠……。しかしそんな傷心の誠を乗せたタクシーは、思いもよらぬ場所へと彼を運んでしまったのだ。
そこは元居た日本とそっくり同じ世界ながらも、「誠自身が幼い頃に事故で死亡した世界」だった。
始めこそ動揺し、さらには不幸なトラブルからヤクザに拉致され死を覚悟した誠だったが、リアルな死を目前にしてあることに気付いた。「この世界なら、俺は兄貴と比較されることなく本当の実力で戦えるんじゃないか…？」
誠の第二の役者人生はそうして幕を開けた。全ては兄に勝ち、己の存在を世界に認めさせるために。
ふーん、平行世界って感じか。たしかに面白そうだな
ああ！そしてキャラもいいんだ！ひとまず1巻分のキャラを見てくれ！
コミックス1巻の主要人物は5人のみ！？
なんと1巻で活躍するのはたった5人。だがそれでストーリーの主軸と目的が全て分かり、ここから始まる怒涛のドラマティック役者バトルへの予感も感じさせてくれる。
| 登場人物一覧 |
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三ツ谷 誠(みつや まこと)
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| 三ツ谷 御幸(みつや みゆき)
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| 柁原 勝(かじわら まさる)
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| 世良 丞(せら さとる)
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| 世良 碧(せら あおい)
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三ツ谷 誠(みつや まこと)
初登場：第1話天才の弟に生まれた悲劇
本作の主人公で実力派の若手俳優。天才過ぎる兄に重すぎるコンプレックスを抱いており、何とか自分自身を認めてもらおうともがき続けている。
常に優秀な兄にしか愛情を示さない両親…。口を揃えて兄と比較する質問ばかり投げかけてくる記者たち…。悪びれもせず「2号」と呼んでくる役者仲間……。
誠の周りには、兄のフィルターを通さずに彼自身を見てくれる人間など存在しないのだ。
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三ツ谷 御幸三ツ谷 御幸(みつや みゆき)
初登場：第1話鬼才が過ぎる天性の役者
誠の兄で、役者になるためだけに生まれてきたような人間。演技以外のことには一切興味がなく、演技のためにしか行動しない。もちろん実の弟とて例外ではなく興味の範疇外である。自分の才能に絶対的な自信を持っているがゆえに、傲慢かつ傍若無人な言動で他者を振り回すこともしばしばだ。
だがその天才性で人を惹きつけ、両親からは盲目的な愛を、演劇関係者からは畏怖と羨望の眼差しを一身に受けている。
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柁原 勝柁原 勝(かじわら まさる)
初登場：第1話世界最高峰レベルの巨星
4年ぶりに新作の制作を発表した演劇界の巨匠で「巨星・柁原勝」と呼ばれるレジェンド舞台監督。いまは自らが脚本・演出を務めるビッグタイトル「バニラフィクション」の制作を発表したばかりだ。この「バニラフィクション」の主役こそが、三ツ谷誠・御幸のみならず、役者を志す者なら誰もが掴みたいと切望する役であり、この物語の最終目標である。
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世良 丞世良 丞(せら さとる)
初登場：第2話夢破れたヤクザ
一見半グレのように見えるが正真正銘のヤクザで「小学会系一ツ橋会」の若頭。妹の碧（あおい）を溺愛しており、妹に近付く男には文字通り死の制裁を与えている。完全に話の通じない輩（やから）だが、かつては映画監督を目指したこともある真っ直ぐな夢追い青年だった。しかし夢を諦めたその日から、青年の目は光を映さなくなり、心身ともに闇の中へと沈んでいったのだ。
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世良 碧世良 碧(せら あおい)
初登場：第2話守備範囲の広い夢女子
ヤクザ者の兄を持つオタクな妹。アニメにマンガ、舞台…。2次元から2.5次元、3次元まで網羅して貪欲にグッズや情報を収集しつつ、趣味の夢小説を創作サイトにUPする日々を送っている。
兄の過干渉っぷりには鬱陶しさを感じてはいるものの、基本的に兄弟仲は良い。むしろ兄に甘やかされ過ぎて多少ワガママに育ってしまった部分もある。三ツ谷御幸の大ファン。
兄と弟の対比がえぐいな……
諦めない誠のがむしゃらさに胸が震えるんだ！
ところで今さらだが「マチネ」と「ソワレ」って何だ？
2つとも舞台用語でフランス語が由来。その意味は……
「マチネ」はMatineeと書く。舞台の昼公演のことだ。そして「ソワレ」はsoiree。舞台の夜公演のことだ。フランスと言えばパリのオペラ座が有名な歌劇の街である。それで日本でも、フランス語を語源とした用語が使われているのだ。
マチネとソワレ。つまり昼の部と夜の部だ！
昼夜問わず、明けても暮れても演劇ってことか
もしくは昼が兄、夜が弟を指しているかもしれないな！
役者生命を賭けた劇中劇バトルが次々に開幕‼‼
2巻からはいよいよ白熱の舞台が幕を開ける。劇中劇に次ぐ劇中劇、そして深まる兄弟の業と絆……。多くの役者や演出家たちとの先の読めない演技対決……。気付けば最新話まで読みふけってしまうのだ。
マチネとソワレ1巻は、天才の弟に生まれた主人公の苦悩をこれでもかと教えてくれる。そして承認欲求が起こす奇跡も……
劇中劇と役者兄弟を中心とした人間模様が見どころの漫画「マチネとソワレ」。コミックス1巻には第1話～第4話までが収録されており、物語の軸となる三ツ谷兄弟の因縁と世界観、ストーリーの最終目標を余すことなく伝えてくれる。
1巻に4話って、少なくないか？
連載してるのが月刊誌だからな。1話分のページ数が多いんだ
2023年11月時点での既刊は13巻。アニメ化もあり得る？
正直言って劇中劇のある作品はアニメ化やドラマ化が難しい。元の作品のキャラを演じている中で、さらにそのキャラが演じる役柄を何種類も演じ分けなくてはいけないからだ。現在のところ「マチネとソワレ」にアニメ化のニュースはない。だが、いつかぜひ喋って動く三ツ谷兄弟たちを見たい！とっても見たい！
アニメ化してもしなくても語り合おう！
お前と語り合うのはイヤだが、興味出たから漫画は読むよ
| タイトル | マチネとソワレ |
|---|---|
| ジャンル | 異次元演劇バトル |
| カテゴリー | 少年漫画 |
| 原作 | 大須賀めぐみ |
| 出版社 | 小学館 |
| 連載開始日 | 2016年11月10日（木） |
| 初掲載媒体 | ゲッサン2016年12月号 |
| 連載期間 | 連載中 |
| 巻数 | 13巻 |
| 漫画公式サイト | マチネとソワレ |
| 漫画公式X（旧twitter） | マチネとソワレ公式X |
ゲッサン公式サイトから無料で試し読みができるぞ！
どちらもアプリだからスマホで開くか検索してくれ
◆電子書籍取り扱いサイト一覧こちら
色がキレイだしカバー裏にもおまけ漫画があるから紙でも買いたくなるな
紙で買って、好きなページに付箋を貼り合おう！
ヤダよ！1人で集中して読ませてくれ
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著作者情報
イラレブック/1977年生まれ、大阪府出身。2019年8月から自作のAdobe Illustrator製の画像で野菜から最新ゲームまで様々な情報の発信を開始。
野菜や果物から映画やゲームまで、さまざまなトピックをカバーしています。
