2025年6月5日に発売される【Nintendo Switch 2】。2025年4月2日の発表映像からついにそのスペックが公開された。
前回は発表前に予想の記事を作ったので、今回は公開されたスペックを元にこれまでのスイッチシリーズとの比較を交えながら、まとめてみた。
1. スイッチ各モデルの基本スペック比較
まずは、現行の各モデルのデータと、判明したスイッチ2の情報を一覧でざっと見てみよう。

スイッチのモデルは、Nintendo Switch Lite、Nintendo Switch、Nintendo Switch有機ELモデルの3つが既に発売されていた。
次にスイッチ2とこの現行モデルも含めて一つ一つを見ていこう。
現行モデル(初期) | |
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Nintendo Switch | |
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画面サイズ | 6.2インチ液晶(解像度:1280×720) |
希望小売価格 | 32,978円(税込) |
サイズ | 約102mm × 239mm × 13.9mm(Joy-Con取り付け時) |
質量 | 約398g |
発売日 | 2017年3月3日 |
現行モデル(小型) | |
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Nintendo Switch Lite | |
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画面サイズ | 5.5インチ液晶(解像度:1280×720) |
希望小売価格 | 21,978円(税込) |
サイズ | 約91.1mm × 208mm × 13.9mm |
質量 | 約275g |
発売日 | 2019年9月20日 |
現行モデル(有機EL) | |
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Nintendo Switch 有機ELモデル | |
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画面サイズ | 7.0インチ有機EL(解像度:1280×720) |
希望小売価格 | 37,980円(税込) |
サイズ | 約102mm × 242mm × 13.9mm(Joy-Con取り付け時) |
質量 | 約420g |
発売日 | 2021年10月8日 |
Nintendo Switch 2 | |
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Nintendo Switch 2 | |
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画面サイズ | 7.9インチ液晶 |
希望小売価格 | 日本語・国内専用:49,980円(税込) マリオカート ワールド セット(日本語・国内専用):53,980円(税込) 多言語対応:69,980円(税込) |
サイズ | 縦116mm × 横272mm × 13.9mm(Joy-Con取り付け時) アナログスティック先端からZL/ZR突起部分までの最大の厚さは30.7mm |
質量 | 約534g(Joy-Con 2 取り外し時:約401g) |
発売日 | 2025年6月5日 |
2. スイッチ2の本体サイズと画面サイズの特徴
本体サイズの進化
公式映像に映し出されたスイッチ2は、従来のSwitchシリーズと比較して明らかに大型化しているのがわかるだろう。

サイズの詳細比較
- 横幅と高さの拡大:従来モデルが約102mm × 239mmに対し、スイッチ2は縦116mm × 横272mmと、縦・横ともに大きくなっている。
- 面白いのは、厚みは同じということだ。すべてのモデルで共通の厚さ約13.9mmを維持しており、持ちやすさや軽さに関係していそうだ。
画面サイズと解像度が大幅拡大
画面サイズも大きくなったが解像度も2倍以上のピクセル数になっていて、ゲームグラフィックの進化が大きい。
1280x720 (HD): 1280 × 720 = 921,600 ピクセル
1920x1080 (Full HD): 1920 × 1080 = 2,073,600 ピクセル
両者を比較すると、2,073,600 ÷ 921,600 = 2.25となる。

各モデルの画面サイズ比較
- 従来モデル:
- 初代Switchは6.2インチ
- Liteは5.5インチ
- 有機ELモデルは7.0インチ
- Switch 2:7.9インチへアップグレードされ、これにより携帯モードでの映像の迫力がパワーアップしている。
フレームレート(滑らかさ)の向上
フレームレートは、1秒間に何枚の画像が描画されるかを示した値だ。
スイッチの場合は、1秒間に60枚の画像が表示されていたが、スイッチ2ではさらに倍の120枚の画像が表示される。
そのため、スイッチ2ではスイッチよりさらに滑らかなアニメーションが楽しめるわけだ。

各モデルのフレームレート比較
- 従来モデル:
- 初代Switch、Lite、有機ELモデルはいずれも60fps
- Switch 2は、携帯モードでもTVモードでも120fpsとなっており、画面の滑らかさは2倍に向上している。3Dアニメーションもヌルヌルに動くだろう。
(但し、TVモードの4K(3940x2160ピクセル)のみ60fpsになる)
3. 従来のスイッチとの比較で見る解像度の進化ポイント
従来のスイッチでは、携帯モードでは最大720p(1280x720ピクセル)で、TVに映すと最大1080p(1920x1080ピクセル)で表示ができた。

しかし、スイッチ2は携帯モードでもスイッチのTVモードと同じ最大1080p(1920x1080ピクセル)で表示ができて、TVに映すとなんと、4K(3840x2160ピクセル)まで表示ができるようになったのだ。

これは、スイッチ2単体で遊んでもスイッチのテレビで遊んだ時と同じ美しさが手元で遊べるということなので、格段にグラフィックがパワーアップしているということだ。
さらに、テレビで見ると4Kで表示ができるので、さらに美しい画面でも楽しめる。4K対応のテレビが家にある人は、ぜひテレビに映して遊ぼう。
5. まとめ:画面サイズと解像度アップでピクセル数が2倍以上!美しい画面が楽しめる

スイッチでのTVモードの画面の美しさがそのままギュッとスイッチ2では濃縮されて表示されるので、画面の美しさはかなり期待できるのではないだろうか。
サイズアップ
約縦116mm × 横272mmの本体と、7.9インチのディスプレイは、現行モデルよりも存在感と視認性の向上を実現。
ユーザー体験の向上
ハードの進化もさることながら、やっぱりそのハードのスペックを最大に活かしたでろう「マリオカートワールド」、「ドンキーコングバナンザ」、「NINTENDO SWITCH 2 のひみつ展」、「Drag x Drive」が何より楽しみだ。