50音順ソフト一覧
スイッチで遊べるファミコンディスクシステムのソフトを全て紹介。
アイスホッケー
発売日:1988年1月21日 / スイッチ配信日:2018年9月19日/ジャンル:スポーツ

デブ、ガリ、ふつう。最強編成は?
友人や家族とのパーティーゲームを求める全ての人に最適な、時代を超えた対戦ツールの決定版。3つの体型から4人のチームを編成するシンプルなシステムが、スピード重視かパワー重視かという戦略的深みを生み出し、試合前から駆け引きが始まる面白さがある。乱闘でパックを奪い合うカオスな要素も相まって、初心者でもすぐ楽しめる一方、デブ3ガリ1やデブ2ガリ2といった編成論は今も議論が尽きない奥深さを持つ。
目次に戻るスーパーマリオブラザーズ2
発売日:1986年6月3日 / スイッチ配信日:2019年4月10日 / ジャンル:アクション

前作マスターした?では、地獄へようこそ
アクションゲームの求道者や改造マリオファンにこそ体験してほしい、任天堂が公式に作り上げた「鬼畜ステージ」の数々。毒キノコや逆ワープ土管など、前作で培った常識を逆手に取る意地悪な仕掛けが、プレイヤーの習熟度を徹底的に試す面白さの核心となっている。Nintendo Switch Onlineの「どこでもセーブ」機能により、かつて多くのプレイヤーを挫折させた理不尽な難易度が緩和され、純粋にステージ構成の巧妙さを楽しめる今こそプレイする価値がある。
目次に戻るスマッシュピンポン
発売日:1987年5月30日 / スイッチ配信日:2020年12月18日 / ジャンル:スポーツ

移動は自動、集中すべきはリズムだけ
リズムゲーム愛好家や10分の空き時間を有意義に使いたいプレイヤーに贈る、8ビット卓球の始祖にして完成形。位置取りを自動化してタイミングに全てを集約したデザインが、長く続くラリーを音楽的なトランス体験へと昇華させる面白さの核心。5段階のCPUレベルは初心者から上級者まで幅広く対応し、ミニマルな手とラケットだけの表現が悔しさや喜びを巧みに描写する、Nintendo Switch Onlineで今すぐ遊べるアーケードの純粋結晶。
目次に戻るゼルダの伝説
発売日:1986年2月21日 / スイッチ配信日:2018年9月19日 / ジャンル:アクションアドベンチャー

箱庭に放り出される、究極の主体性
ゲーム史研究者から純粋主義者まで、あらゆるプレイヤーが一度は体験すべきアクションアドベンチャーの原典。プレイヤーを最小限の説明で広大なハイラルに置き去りにし、壁を爆破したり木を燃やして発見する秘密を友人と共有する設計が、一人用ゲームを共同体験へと昇華させる面白さの核心。インターネット以前の時代にコミュニティを育むために意図された不親切さは今も健在だが、その非線形的な探索の自由こそが、現代のオープンワールドゲームの直接的な祖先としての価値を証明している。
目次に戻るゼルダの伝説 お金持ちバージョン
発売日:2018年10月10日 / スイッチ配信日:2018年10月10日 / ジャンル:アクションアドベンチャー

制約なき探索で味わう、純粋なワールドデザイン
現代プレイヤーや学術的鑑賞を求める人のための理想的な入門編。255ルピーとホワイトソード、マジカルシールド、ブルーリング等の強力アイテムを最初から所持し、ルピー稼ぎという経済的制約を完全に取り払うことで、卓越したワールドデザインと謎解きに集中できる価値がある。かつて難しすぎて断念した人々にとって救いの手となるだけでなく、原作の容赦ない難易度に苦しむことなくゲームの歴史的な設計革新性を評価したい現代のプレイヤーに最適な学術的鑑賞モード。
目次に戻る謎の村雨城
発売日:1986年4月14日 / スイッチ配信日:2023年10月31日 / ジャンル:アクション

忘れられた和風アクションの疾走感
制限時間内に敵を斬り捨てながらゴールを目指す純粋なスピード感は、反射神経とパターン攻略を求めるアーケードアクション愛好家やスピードランナーを魅了してやまない。近藤浩治氏による軽快な和風BGMと、手裏剣の雨をかいくぐり一瞬の隙を突く戦闘リズムの習得こそが、このゲームの面白さの真髄だ。長年『スマッシュブラザーズ』シリーズで謎の存在だった鷹丸の原作を、バーチャルコンソールやNSOで手軽に体験できる今、任天堂の歴史に散りばめられた引用の文脈を理解する鍵となる一作。
目次に戻るバレーボール
発売日:1986年7月21日 / スイッチ配信日:2019年6月12日 / ジャンル:スポーツ

シンプル操作が生む無限の心理戦
ローカルマルチプレイのファンやゲームデザイン探求者が学ぶべき、限られた操作から戦略的深みを生み出す完璧なケーススタディ。ジャンプサーブ、クイック、時間差攻撃、決定的なブロックという多彩な戦術が、タイミングとポジショニングの習得過程で生まれる面白さとなり、特に2人対戦での心理戦とフェイントの応酬は驚くほど現代に通用する。ファミコン初のバレーボールゲームとして爆発的人気を記録し、任天堂のローカルマルチプレイ戦略の礎を築いた歴史的重要作。
目次に戻る光神話 パルテナの鏡
発売日:1986年12月19日 / スイッチ配信日:2019年3月13日 / ジャンル:アクション

天空への過酷な昇天試練
レトロゲームの考古学者や忍耐強い「死にゲー」愛好家が求める、8ビット時代の奇妙で実験的な傑作。縦スクロール、横スクロール、迷宮探索という3つのゲーム性を野心的に融合させ、ナスビ使いやクレジットカードといった奇抜なユーモアが織り込まれた世界観が強烈な印象を残す面白さの源泉。極めて高い難易度と「ヤラレチャッタ」の脱力メッセージは多くを挫折させたが、少しずつピットが強くなるRPG的成長要素が困難を乗り越えるモチベーションとなり、今なお色褪せない唯一無二の体験を提供する。
目次に戻る光神話 パルテナの鏡 三種の神器バージョン
発売日:2019年4月10日 / スイッチ配信日:2019年4月10日 / ジャンル:アクション

最強装備で味わう、天空の爽快飛翔
新規プレイヤーや3DS版ファンに贈る、本作の最も魅力的な部分への完璧な入門編。最初から三種の神器(鏡の盾、光の矢、ペガサスの翼)と999ハートを所持し、原作の過酷な道のりをスキップして最終ステージ「天空の神殿」の爽快な飛行シューティングとメデューサ戦をすぐ体験できる価値がある。このクライマックスの楽しさを知ることで原作への興味が喚起される、現代的キュレーションの成功例として、かつて難易度で断念した人にも救いの手を差し伸べる特別版。
目次に戻るVS.エキサイトバイク
発売日:1988年12月9日 / スイッチ配信日:2019年5月15日 / ジャンル:レース

画面分割対戦とコース保存で完成した決定版
創造的なプレイヤーやレトロレースゲームファンが待ち望んだ、オリジナル版のあるべき姿。孤独なタイムトライアルから画面分割の白熱対戦へ、消えてしまうコースから永続保存可能な作品へという進化が、ユーザー生成コンテンツの黎明期を体現する価値を持つ。キャッチーなBGMの追加も没入感を高め、後のマリオメーカーへと続くクリエイトツールの原点として、ゲーム史研究家にとっても必見の一作。
目次に戻るプロレス
発売日:1986年10月21日 / スイッチ配信日:2018年9月19日 / ジャンル:格闘/スポーツ

必殺技を持つ個性派レスラーたちの激突
格闘ゲーム史の原典を求める歴史家から、優れた2人対戦ゲームを探すプレイヤーまで幅広く訴求する記念碑的タイトル。スターマンのアクロバティックキックやアマゾンの噛みつきなど、各キャラクター固有の必殺技という概念を導入し、後の対戦格闘ゲームの礎となるキャラクター選択の戦略性を生み出した面白さがある。組み技、走り込み、場外乱闘といったプロレスの本質を巧みに翻訳し、ファミコン通信でシルバー殿堂入りを果たした今なお堅牢なゲームプレイは、現代でも十分楽しめる。
目次に戻るメトロイド
発売日:1986年8月6日 / スイッチ配信日:2018年11月14日 / ジャンル:アクションアドベンチャー

孤独な惑星で紡ぐ、力の解放物語
全てのメトロイドヴァニアファンが体験すべきジャンル創生の原典であり、ゲームデザイナー志望者にとっての必修科目。マップもガイドもない地下迷宮での迷走こそが、新たな能力獲得時の達成感を深める核心的メカニズムとなり、弱く無力な状態から惑星を支配する力を手に入れる成長物語を体感させる面白さがある。現代基準では不親切なマップ欠如も、時代を超えて通用する探索と成長のループの前では些細な問題となり、今なお没入感を求めるプレイヤーを荒涼とした惑星ゼーベスへと誘う。
目次に戻るメトロイド サムス・アラン最終形態
発売日:2019年2月13日 / スイッチ配信日:2019年2月13日 / ジャンル:アクションアドベンチャー

最強サムスで学ぶ、探索の道しるべ
メトロイドヴァニア初心者や時間のない現代ゲーマーに最適な、インタラクティブな攻略図鑑。全パワーアップアイテムを入手した状態でマザーブレイン決戦直前から開始でき、最強状態のサムスの能力を最初に体験することで通常プレイ時の探索目標が明確になる価値がある。原作の膨大な迷走時間をスキップしてゲームの全体像を把握できるため、後にオリジナル版に挑戦する際の優れた導入となり、ジャンルの歴史的意義を効率的に理解したい人にも推奨される。
目次に戻るメトロイド 決戦! リドリーバージョン
発売日:2018年12月12日 / スイッチ配信日:2018年12月12日 / ジャンル:アクションアドベンチャー

宿敵との一騎打ちが、今ここに凝縮される
オリジナル版で数時間の探索の果てに待ち受ける宿敵リドリーとの死闘を、即座に体験できる練習モード。何度でも挑戦できる環境で攻撃パターンを学び、完璧な立ち回りを追求する純粋なアクションの興奮がここにある。オリジナル版で苦戦中のプレイヤーには絶好の訓練場として、未経験者には本作の象徴的なボス戦を手軽に味わえる入口として、今遊ぶ価値は計り知れない。歯ごたえのあるボス戦こそを求めるアクションファンに捧げる、濃縮された戦いの記録。
目次に戻るリンクの冒険
発売日:1987年1月14日 / スイッチ配信日:2019年1月16日 / ジャンル:アクションRPG

剣技を極める、異端の続編
忍者龍剣伝や悪魔城ドラキュラを愛する高難易度アクションファンが熱狂する、技術的な剣戟の傑作。上段・下段の突きと盾の使い分け、アイアンナックとの緊張感あふれる決闘など、タイミングと位置取りが重要な戦闘システムの習得過程こそが面白さの真髄。前作の探索重視から一転したサイドスクロール視点とRPG要素の融合は賛否両論を呼んだが、現代のソウルライクゲームのデザイン思想を予見させる容赦ない難易度は、今なお挑戦を求めるプレイヤーを魅了する。
目次に戻るリンクの冒険 力持ちバージョン
発売日:2019年3月19日 / スイッチ配信日:2019年3月13日 / ジャンル:アクションRPG

純粋アクションへと昇華された、もう一つのゼルダ
本作の評価の高い戦闘システムを煩雑なRPG要素なしで楽しみたい現代プレイヤーへの決定版。全ステータス最大レベル8から開始することでレベル上げを完全に排除し、成功が純粋にプレイヤーの戦闘スキルのみで決まる純粋なアクションプラットフォーマーへと変貌する価値がある。原作では困難を乗り越えるために必要だった作業的な成長要素を取り除くことで、奥深い剣技システムの習得に集中でき、時代遅れなセーブシステムに悩まされることなく異端の続編の真価を体験できる。
目次に戻るふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前後編
発売日:前編1987年9月4日/後編1987年9月30日 / スイッチ配信日:2024年7月4日 / ジャンル:アドベンチャー

昔話が紡ぐ、感動と理不尽の二重奏
NSO版のどこでもセーブ機能により、かつて多くを挫折させた即死トラップや難解な謎という欠点が取り除かれ、時代を超越した物語と近藤浩治氏の伝説的サウンドトラックという本質的な輝きだけを享受できる今こそが最高のプレイ時期。日本の民話に興味があるプレイヤーや物語重視のアドベンチャーファンにとって、桃太郎や浦島太郎を巧みに織り交ぜた独創的ストーリーは必見。二人の主人公を切り替える「ひとかえる」システムが、同じ出来事を異なる視点から見せることでキャラクターの深みを生み出す革新性も光る。
目次に戻るディスクシステムとは

ファミコンディスクシステムとは、1986年に任天堂が発売した、ファミリーコンピュータ(ファミコン)の周辺機器。
ファミコンに接続すると、ディスクカードという特殊な磁気ディスクに入ったゲームを遊ぶことができた。
ディスクカードはカートリッジよりも大容量で、ゲームの途中のデータやハイスコアを保存したり、音楽や効果音を豊かにしたりすることができた。また、専用の機械でディスクカードの中身を別のゲームに書き換えることもできた。
ディスクシステムの内容

ファミコンディスクシステムは、図の2つの部品からなる。
「ディスクドライブ」は、ディスクカードを読み込んだり書き込んだりする装置。電源はACアダプタか単2電池6本で動く。「RAMアダプタ」は、ファミコン本体とディスクドライブをつなぐ機器。メモリや音源などが内蔵されている。これらをファミコンに接続して、電源を入れるとマリオとルイージが登場する起動画面が表示される。そこからディスクカードに入っているゲームを選んで遊ぶことができる。
目次に戻るディスクシステムの魅力

ゲームの種類が豊富で内容が充実。さらに書き換え可能
ディスクカードはカートリッジよりも安く作れたので、多くのメーカーがゲームを作った。任天堂の名作「ゼルダの伝説」や「メトロイド」「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」などは、最初はディスクシステムで発売された。また、ディスクカードはカートリッジよりも容量が大きかったので、ゲームのグラフィックや音楽、ストーリーなどが豊かになった。さらに、セーブ機能があったので、長い時間かけてゲームを進めたり、自分の記録を残したりすることもできた。専用の機械「ディスクライター」を使うと、ディスクカードに入っているゲームを別のゲームに書き換えることができた。
目次に戻るなぜ今ディスクシステムなのか

ファミコンディスクシステムは、1986年から1992年までに約200本のゲームが発売された。
その後はカートリッジの技術が進んだことや、ディスクカードの耐久性や信頼性の問題などで、次第に衰退。1992年には最後のゲーム「じゃんけんディスク城」が発売され、2003年にはディスクカードの書き換えサービスが終了。2007年にはディスクシステム本体の修理も終了した。
しかし、ファミコンディスクシステムには、今でも多くのファンがいる。ファミコンディスクシステムには、今では見られないような独特のグラフィックや音楽、雰囲気やゲーム開始前のワクワク感などがある。例えば、ディスクカードを差し替えたり、セーブしたりするときの音や画面も楽しい。これらは、レトロゲームのファンにとっては大きな魅力。ファミコンディスクシステムには、カートリッジでは発売されなかったり、内容が異なったりするゲームもある。例えば「ゼルダの伝説」は、カートリッジ版と比べて音楽が違っている。また「夢工場ドキドキパニック」などは、ディスクシステムでしか遊べない。これらのゲームは、ディスクシステムのファンにとっては貴重な存在。ファミコンディスクシステムを遊ぶためには、本体やディスクカードを入手する必要があるが、それらは現在では入手困難で高価。しかしSwitchなら「ニンテンドースイッチオンライン」のサービスで「ゼルダの伝説」や「メトロイド」などのディスクシステム版を遊ぶことができる。
ディスクシステム よくある質問
スイッチでディスクシステムのゲームは何本遊べますか?
2025年現在、ニンテンドースイッチオンラインではファミコンディスクシステムのソフトを全17本遊ぶことができます。「ゼルダの伝説」「メトロイド」「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 前後編」などの名作が含まれています。
ディスクシステムとファミコンの違いは何ですか?
ディスクシステムはファミコンの周辺機器で、ロムカートリッジの代わりに「ディスクカード」という磁気ディスクを使用します。カートリッジよりも大容量で、ゲームデータのセーブが可能になり、音源も強化されている点が大きな違いです。
スイッチでディスクシステムを遊ぶのに追加料金は必要ですか?
ニンテンドースイッチオンラインの基本プランに加入していれば、ディスクシステムのソフトは追加料金なしで遊ぶことができます。他のファミコンやスーパーファミコンのゲームと同様に楽しめます。