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真空パックに入ったぬるぬるしたきのこ、なめこ。
「このぬるぬるは洗った方がいいのかな?」「やわらかいし、パックから出したら生のまま食べてOK?」「凍らせたらぬるぬるがなくなっちゃうかな…」など、初めて自分で食べようとすると意外と分からないことが多かったりする。

他のきのこと違って、真空パック詰めだから分かりにくいよね。
今日はボクが、なめこの食べ方をぜんぶ解説するよ。

え、ボク?ボクは森に住むなめこだよ。
そう、彼の名はなめこ。
きのこの森で暮らす優しくておだやかな青年だ。彼の他にも、この森にはたくさんのきのこたちが平和に暮らしている。
※きのこたちの前回のストーリーを読みたいかたは「Nintendo Tokyo」の記事へ!

野生のなめこに人工なめこ。
それに乾燥なめこ、株付きなめこ…。今回は色々な姿のなめこと、それぞれの扱い方を知って、今よりもっとなめこを美味しく食べられる知識を伝えていきたい。

さあ、ボクと一緒にさんぽに行こうよ。
散歩が終わる頃には食べ方も長期保存方法もみんな分かって、なめこ博士になってると思うよ。

真空パックの他に、石付きの株なめこや乾燥なめこの食べ方も教えるね。
せっかくだから名前の由来も知ってほしいな。
これらの疑問を、なめこくんと一緒に解決していこう。
読み終わる頃にはなめこの扱い方がすっかり分かって、何の不安もなくなめこを買って食べられるようになる筈だ。
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なめことは ↑目次へ戻る

なめこ ↑戻る

表面がヌルっとした成分でコーティングされた小さなきのこ
なめこ1本1本をじっくり見ると、 カサの部分が透明コーティングされ、 トゥルットゥルに輝いている。学名はPholiota microspora。

ぬるぬる ↑戻る

他のキノコたちと違って 全身がぬめりでぬるぬるしているので ビニールパックに密封して売られることが多い。
しかし実は乾燥なめこや株付きなめこなど、 様々な形態が存在するのだ。あの「ぬるぬる」したぬめりの栄養や効果、 それに各形態のなめこの特徴を解説していく。

市販のなめこはみんな人工栽培されたものなんだ。
それに、みんな子どもの状態のなめこなんだよ。

野生のなめこ ↑戻る

野生のなめこはブナや桜など、 広葉樹の倒木に生えることが多い。

野生のなめこはブナの木に生えたりするけど、すごく大きく育つんだ。
山の深いところに生えることが多いから、採りにいくのは大変かもしれないね。

…あと、1つ秘密を話すと、なめことオオワライタケは同じハラタケ目モエギタケ科なんだ。
生え方は違うけど色は似てるから、森で見かけたら注意だよ。

人工のなめこ ↑戻る

人工栽培だと伐 ってきた原木の他、オガクズと米ぬかを固めたブロックに種菌を植え付けたり、瓶の中で栽培したりする。
温度や湿度をしっかり管理すれば、
2ヶ月前後で収穫できる。
寒さに弱い ↑戻る

なめこは他のキノコよりも、寒さに弱く、乾燥にも弱いのだ
そんな自分を守るために、ぬるぬるの ぬめり成分でバリアを形成している。外の気温が低くて乾燥していても、 自らが分泌するぬるぬるによって ボディをコーティングしておけば 元気に成長できるというワケである。 ついでに虫に

そうなんだ。なめこはすごく寒がりなんだよ。

生産量 ↑戻る

日本では年間で25,000トンものなめこが毎年栽培されているのだ。
海外ではぬるぬるが受け入れられず、 ほとんど食用にはされていないようだ。
なめこはヨーロッパにはほとんど生息していない。
だから日本食の食材として紹介されることが多いんだ。

いつか海外でもなめこが愛される日が来るといいな。

旬 ↑戻る

1年中採れるが、旬は秋だ。
舞茸に松茸、マッシュルーム…なめこに限らず、キノコの旬は秋が多い。それはキノコが冬の寒さに備えるのが原因だ。 キノコの菌糸は、 寒いと凍結してしまうのだ。 運が悪いとそのまま死んでしまう。 なので一族を絶やさないために、 秋に必死で大きく伸びて、 たくさんの胞子を飛ばそうとするのだ。 この大きく伸びた状態がキノコというわけである。 そんなわけで人工栽培のときも、 種菌を巻いたあと。 はじめは低温にしてキノコの危機を

ただ、きくらげみたいに春が旬のキノコもあるんだ。
ちなみにきくらげは全体がゼラチン質って言われるゼリー状の成分でできてるけど、ナメコのぬめぬめもゼラチン質なんだ。
なめこの歴史 ↑目次へ戻る

名前の由来 ↑戻る
